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人工透析を回避する保存療法!椎貝クリニックの治療体験記!

   

腎臓病は最後は人工透析になると諦めている医師が多い中で、人工透析を極力回避する保存療法に力を入れいている医師がいます。

私の主治医もそんな医師の一人で、椎貝達夫先生です。

 

椎貝先生の病院、椎貝クリニックではどのような治療を行っているのか、その治療内容と実際の治療体験記をご紹介しましょう。

保存療法で頑張っている方々の参考になれば幸いです。

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椎貝クリニックとの出会い

私は2000年9月の会社の人間ドックでクレアチニンの値が高いことを初めて知り、腎臓内科の受診をすすめられました。

2000年10月に東京医科歯科大学病院の腎臓内科、泌尿器科を受診して、左右の腎臓に1cm程の嚢胞が複数みつかり、CT検査も受けました。

結局は、しばらく様子を見るしかないとのことで、その後はかかりつけ医で治療を続けました。

 

そのとき以来、いろんな腎臓病の本を読んでみたりしましたが、一番印象的だったのが、椎貝先生の本でした。

今はもう絶版になっているようですが、中古なら手に入るかもしれません。

この本には腎臓病の全てが書いてありました。

その後にこちらの本も出版されました。

 

これも椎貝先生によるものですが、より患者には読みやすくなっているような感じで、内容的には、前回の本に、新たな研究成果を織り込んだものです。

 

この2冊は、今でも私にとって、腎臓病の保存療法のバイブルとなっています。

なにかわからないことがあれば、大体この2冊に書いてあります。

 

私の腎臓は、高血圧の薬や尿酸値を抑える薬や自分なりの食事療法も続けてきましたが、初めは1.5ぐらいのクレアチニンも徐々に上がり続け、2006年には2を超えました。

そして、2013年には3を超えるようになってきました。

そのころに、かかりつけ医もそろそろ腎臓専門病院で再度精密検査を受けて治療の方向性を確認した方がいいのでは?という進言を受けました。

 

そこで、2015年1月に、以前受診した東京医科歯科大学病院の腎臓内科を紹介してもらい、精密検査を受けました。

その結果、原疾患としては、高血圧既往から腎硬化症が疑われるというものでした。

ただ、治療の内容は、今までの治療と大きく変わるような感じではありませんでした。

 

食事療法についてのカウンセリングも受けましたが、上の2冊を読んでいた私には、特に新しい情報を得ることはできませんでした。

このまま、かかりつけ医のもとで治療を続けながら、2ヶ月に1度東京医科歯科大学病院に行っても、その治療効果は、あまり期待できない気がしました。

 

そのとき、ふと、思ったんです。

そうだ、この本を書いた椎貝先生の病院に行ってみようと。

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それまでは、本を書くぐらいの先生ですし、なにか遠くの存在のような気がしていたのですが、今、やらずしてこのまま人工透析になってしまっていいのか?と真剣に考えたときに、はじめて身近な存在に感じられたのです。

それまでは、不思議なぐらいに考えもしないことでした。

 

そこが、今、治療をしている椎貝クリニックです。

場所は、茨城県取手市ということで、幸いにも家からでも通える距離だったことも幸いしました。

早速、メールと電話で問い合わせをして、2015年3月に予約がとれました。

 

それから、椎貝クリニックで治療を続けていて、今も継続中です。

 

椎貝クリニックの治療内容

椎貝クリニックの保存療法は、4つの柱で治療しています。

それは、血圧コントロール、食事療法、薬学療法、集学療法です。

 

血圧コントロールは、家庭で血圧を記録することで管理していきます。

専用の記入用紙を病院に提出することになっています。

目標血圧は、75~125mmHgですが、常の血圧は上下するので全体傾向を掴むのが重要です。

 

高血圧は腎機能低下の主要因なのでしっかり管理します。

特に塩分のとりすぎが高血圧に直結するので、塩分を控えますが、こちらでは、1日7g以下を推奨していますね。

 

食事療法は、食塩1日7g以下、タンパク質は0.8g/標準体重kgを推奨しています。

ここで標準体重は、身長から計算します。

身長160cmの場合は、標準体重=1.6x1.6x22=56.32kgとなります。

この場合の1日のタンパク質摂取量は、56.32kgx0.8g=45gとなります。

 

これらの食塩にしても、タンパク質にしても、一般の腎臓病の食事療法よりも緩めに設定しています。

一つは、食事療法は、長く継続出来ないと意味がないので、少し緩めにするのがコツだということと、今までタンパク質の制限をあまりに強くしすぎることによる弊害も多いことや、タンパク質そのものよりもリンのほうが重要ではないかということなど、いろんな意味あいが含まれています。

 

ただ、実際どれぐらいを食べればその数値になるのかは、非常にわかりにくいですよね。

そこで、椎貝クリニックでは24時間蓄尿という検査をします。

 

とは言っても、別に入院するわけではなく、自宅でできる検査キットも毎回もらい、それで蓄尿をしてその一部を取り出して病院に提出するだけです。

この24時間蓄尿データで、タンパク質や食塩の摂取量が分かりますから、管理できるようになりますね。

目で見えるわけです。こうゆうことって非常に重要ですね。

 

患者には、初診のときから腎臓病手帳というオレンジの冊子を渡され、そこに毎回の主なデータが記載されていきますので、それを見れば、患者自身でなにが悪いのかがわかるようになっています。

 

薬物療法は、腎機能を良くする薬はありませんので、腎機能の悪化を招く要因を薬でコントロールすることになります。

たとえば、血圧を下げる薬、尿酸値を下げる薬、血液の酸性化(アシドーシス)を中和する薬など、種々の薬を処方してもらいます。

 

集学療法とは、腎臓病手帳のデータを元に先生と患者と同じ数値を見て、治療の方向性を常に修正していく方法で、患者自身も自分でやるべきことが明確になります。

 

椎貝クリニックの診療の実際はどんな感じ?

ここでは、実際の診療はどんな具合に進められるのかを説明しましょう。

 

まず、予約した日時の1時間前には、病院に到着するようにします。

常磐線取手駅から徒歩5分ですから電車で通えます。

 

受付すると、まず、初めに、次回用の24時間蓄尿セットを受け取ります。

そして、検尿カップをもらい、検尿をします。

 

次に、名前を呼ばれた順に体重測定、血圧測定、採血をします。

このときに、前回の24時間蓄尿したサンプルをスタッフの方に渡します。

 

この採血したデータと24時間蓄尿のデータの分析結果をもとに診察するので、1時間前に行く必要があるのです。

ここでしばし待ち時間です。

 

やがて、検査結果がそろうと、診察室に呼ばれて、腎臓手帳を先生と一緒にみながら、現在の状況を聞き、今後、こうしましょうという指示を受けます。

と、まあ全体の流れはこんな感じです。

 

特に、私が今まで治療してきて新鮮に感じたのは、やはり24時間蓄尿データですね。

これで食事療法の度合いを数値で知ることができますので、とてもわかりやすくなりました。

 

もう一つは、腎臓病手帳ですね。

これは、私も本を読んでいたので、昔から24時間蓄尿データ以外は、パソコンでずっと記録してきましたが、やはり、医者と同じものを見て、話すことは共通認識を得られるのでとてもいいですね。

 

私も治療を継続していますが、このあたりで食い止めないと、将来、透析になってしまうところまで来ています。

ただ、諦めずに透析は一生しなくて済むように頑張りたいと思っています。

 

まとめ

●椎貝クリニックは腎臓病の専門病院で、24時間蓄尿データを元に治療をしていく。

●椎貝先生の著書はとても勉強になるので、患者としては読んでおいたほうが理解が更に深まる。

●腎臓病とは長く付き合うことになるので、長く継続できる方法、生活スタイルを作っていくことが大切。

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