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おせちは元旦に食べる?大晦日に食べる?北海道の習慣とは?

      2018/05/03

osechiryouri

全国的な一般常識としておせち料理は、元旦に食べるものと思われているようですが、北海道などのように大晦日に食べる地域もあります。

本来、おせち料理はいつ食べるものだったのでしょうか?

ここでは、おせち料理の本来の食べる日と、地域による習慣の違い、特に北海道の場合についてご紹介しましょう

 

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おせち料理を食べるのは本来元旦なのか?大晦日なのか?

現在の都会部では、「おせち料理は正月三が日に食べるもの」という認識が強いのですが、本来のおせち料理は、大晦日の夜に食べる「年迎え料理」だったのです。

 

ただ、それが、時代の変遷とともに、変わってきて、重箱に詰められ、お正月3が日に来客をもてなす料理という位置づけに変わってきたようです。

また、お正月に食べかけのおせち料理が見た目にも美しくないとうことで、元旦に食べ始めるようになったようです。

その結果、現在では、大晦日は質素に年越し蕎麦を食べるだけというのが主流となってきました。

 

ちなみに、私は北海道の函館出身ですが、北海道では1年の内で最大のご馳走を食べるのが大晦日のいわゆる「年越し」と言われる行事です。

これは子供の頃の私にとっては一大行事で、「年越し」だけは特別な刺し身やにぎり鮨を食べることができたので、とても楽しみなものでした。

 

イメージ的には、いろいろな刺し身や蟹やウニや握り寿司が揃い、おせちも一緒に出ますし、とにかく豪勢でした。

それが普通だと思っていたところ、妻は関東出身のため、こちらでは年越しには「年越し蕎麦」しか食べないというのを聞いて、本当に驚きました。

私にとっては、関東の年越しが、とても寂しく感じてしまうのです。

 

おせち料理を大晦日に食べる風習がある地域はどこ?

おせちを大晦日に食べる風習が今でも残っているのは、北海道の他では、東北・新潟・長野あたりのようです。

 

小さいころから私のように刷り込まれていると、なかなか習慣というものは変えられないものですね。

ですから、初めて関東の年越しを見た時、なんとも寂しい気持ちになったものです。

 

我が家では、私自身で年越しに食べるお刺身やお寿司の準備をするようにしています。

そのような動機づけがあるのは私ぐらいなものですから。

まあ、家族は、私に合わせてくれている感じです。

 

私の実家では、親が元気な頃は、「くじら汁」を年末に必ず作って、年越しに食べたものです。

作り方は、母から教えてもらって、わかっているのですが、流石にくじらの材料がこちらの関東では簡単には、手にはいりませんから、これは諦めています。

 

また、北海道の場合は、他の地域に比べると、いわゆる「おせち料理」を食べる人が少ないような気がします。

わざわざ手間をかけて保存食を作ったりするより、新鮮な魚介類や豪華な食事を用意するほうがいい、というのが北海道人的な、合理的な考え方のようですね。

ですから、おせちは最低限のもの、例えば伊達巻とか、黒豆とか、紅白の蒲鉾とか、数の子とか、ナマスとか、そんな程度だと思います。

 

北海道は歴史が浅い分、なにかと伝統より実質をとる人が多い気がしますね。

 

また、紅白歌合戦も終盤に差し掛かってくると、夜食のようにして「年越し蕎麦」も食べます。

もう、お腹一杯なのですが、それでもこれは絶対に食べなければいけないという義務感で食べます。

そんな感じの年越しが北海道では一般的だと思います。

 

北海道・東北・新潟・長野では、おせち料理を大晦日に食べるわけですが、現在では、元旦と大晦日のどちらでおせち料理を食べるのかは、各家庭の事情に合わせて決めるのが、良いでしょうね。

現在では、各家庭の生活スタイルも多様化していますから、お正月の元旦がお仕事であったり、大晦日が忙しいという場合などには、その家庭の事情に合わせて、適当なタイミングでおせち料理を食べるということでいいのではないでしょうか。

 

ちなみに、我が家では、妻は元旦派です。私は、当然、大晦日派です。

そこで、折衷案ということで、年越しは豪勢にしますが、おせちは元旦に食べることにして、折り合いをつけております。


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おせち料理を大晦日に食べたらお正月にはなにを食べる?

北海道等では、大晦日におせちを食べますので、お正月にはなにを食べるのか?

と疑問に思うからもしれませんが、お雑煮とおせちの残りや、昨日の年越しの残りを食べます。

 

北海道のお正月のメインは、何と言っても、お雑煮と言っていいでしょう。

美味しいですよね。お雑煮。

年越しでお腹一杯美味しいものを食べた翌日のあっさりしたお雑煮は最高です。

 

その他は、年越しの余りものが沢山残っていますから、おせちを含めて食べます。

お正月は、年越しに比べると質素ですね。

 

ちなみに、現在の我が家では、お正月の朝には、家族で集まって、新年の挨拶をした後に、お屠蘇を飲んで、おせち料理を食べ、お雑煮を食べるのが、習慣になっています。

各々の家庭のしきたりのようなものが、子供の成長と共に、徐々にできあがってくるもんですね。

 

まとめ

●おせち料理は、本来は大晦日に食べるものであったが、最近は元旦に食べるのが主流となっている。

●大晦日におせち料理を食べるのは、北海道・東北・新潟・長野あたりだけ。

●現在では、各家庭の事情や考え方に合わせて、都合の良いときにおせち料理を食べることにすればいいでしょう。

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