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奥多摩の紅葉なら鳩ノ巣渓谷のハイキングがおすすめ!帰りには温泉も!

      2018/05/02

都内の紅葉スポットといえば、やっぱり奥多摩を外すわけには行きません。

その中でも、特におすすめは、鳩ノ巣渓谷のハイキングコースです。

都内であるにもかかわらず、『川の清流×紅葉×吊り橋×滝×エメラルドグリーンのダムの絶景』とともに、近くに温泉もあるような場所は、他にはなかなかないでしょう。

ここでは、そんな天下の名勝、鳩ノ巣渓谷のハイキングコースの歩き方をご紹介します。

 

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奥多摩の紅葉なら鳩ノ巣渓谷がすばらしい!

ここ鳩ノ巣渓谷(はとのすけいこく)は、東京都西多摩郡奥多摩町の多摩川上流にある渓谷で、多摩川の水流が秩父古生層を浸食してできた渓谷です。

新宿から90分の場所であるにもかかわらず、紅葉の絶景を味わえる貴重な場所です。

 

多摩川が削りとった渓谷の巨岩や奇岩の間を縫って流れる清流と、そこを渡る吊橋、そして紅葉が織りなすコンビネーションは都内とは思えない美しさです。

これらの巨岩や奇岩は、鳩ノ巣から白丸湖付近までの約500mにわたってが連なっています。

 

これがあの多摩川?と思う程、多摩川の上流は美しい自然に恵まれたエリアですね。

渓谷沿いには、遊歩道(ウォーキングトレイル)が整備されており、青梅線の古里駅から鳩ノ巣渓谷をへて奥多摩駅まで約3時間のハイキングを楽しむことができます。

 

特に、初夏の新緑や秋の紅葉が素晴らしいところです。

 

このコースは、3つのコースがあります。(時間はゆっくり歩いた場合の参考)

1.短いミニハイキングなら、古里駅から鳩ノ巣駅までの3.2㎞(約1時間半)。

2.もう少し歩きたいなら、古里駅から白丸駅までの5.3㎞(約3時間)

3.フルコースを歩くなら、古里駅から奥多摩駅までの8.3㎞(約4~5時間)

 

要は、古里駅から歩き始めて、鳩ノ巣駅まで行くか、次の駅の白丸駅まで行くか、最後の奥多摩駅まで行くか、ということなので、自分の体力に合わせて途中で短くすることもできますから、トレッキング初心者でも安心で、便利なコースですね。

 

遊歩道(大多摩ウォーキングトレイル)の地図は、こちらの奥多摩観光協会の地図がとってもわかりやすいです。

 

さて、紅葉の見ごろですが、例年11月中旬~11月下旬に見ごろになります。

しかし、年によって微妙に違いがありますから、紅葉の最新情報はこちらで確認しましょう。


鳩ノ巣渓谷のハイキングコースの歩き方!

さて、実際のハイキングコースの歩き方を説明しましょう。

 

特に、難所のようなところもありませんから、安心して歩くことができます。

ただ、気をつけることは、基本的に歩きやすい靴(できればトレッキングシューズ)と、防寒着と折りたたみ傘は持って行きましょう。

 

・古里駅(こりえき)から出発です。古里駅南口を出て信号を右折して、R411(青梅街道)を進みます。

・200mほど行くと斜め左の分岐があるので左に進みます。

(ここを分岐せずに、青梅街道をまっすぐに行って、春日神社の境内にある「古里付のイヌグス」という大木を見るものいいですね。このイグヌスは全国でも有数のタブノキで樹齢600年といわれます。国道沿いという劣悪な環境のなかでもがんばっています。600年前といえば室町時代ですから凄いですよね。)

・暫く行くと赤い寸庭橋が見えてきます。橋の上からは穏やか渓流と紅葉をみることができます。最初の絶景ポイントですね。

・橋を渡って、右折します。分岐点にはわかりやすい案内板があるので、それさえ見逃さなければ道に迷うことはないので安心ですよ。

 

・いよいよここからは山道のトレッキングコースとなります。ちょと険しいです。

・途中、滝を見たりしながら、気持ちよく歩きます。完全に大自然の中です。

・ホタル橋を渡るとそこからは、上り坂となります。坂も結構急ですが、足場も険しいので気をつけてゆっくり行きましょう。

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ここが、敢えて言えば、一番の難所といえるでしょう。

 

・そして、展望台に到着です。ここが2番目の絶景ですね。ここが、東京であることを忘れさせてくれます。

・展望台の東屋で小休憩したら、そこからは急な下りです。上りがあれば下りがあるのが当然ですが、なんとも理不尽さを感じつつ下ります。

・その先のちょっとした集落を抜けると、いよいよ雲仙橋に到着です。

 

・雲仙橋が3番目の絶景ポイントですね。この橋は35mの高さがあり、ちょっと怖いぐらいの高さです。バンジージャンプができそうです。

山と川と空と紅葉が全部揃っていて、絵になりますね。

・このまま、鳩ノ巣駅に行くと、コース1の到着となります。

 

・鳩ノ巣駅の直ぐ近くには双竜の滝があります。2筋に分かれた滝が竜のようにまっすぐと勢い良く滝壺に落ちていきます。

4番目の絶景ポイントですね。

・次に見えてくるは鳩ノ巣小橋という吊橋です。吊橋ですからゆらゆら揺れてちょっとスリリングです。一度に5人までとなっています。

・ここから見えるのが多摩川30景にも指定されている鳩ノ巣渓谷で、5番目の絶景ポイントで、且つ、このルートの一番の見せ場でしょう。

 

・鳩ノ巣小橋を渡ると、その先は、これで道合っている?と不安になるような険しい場所もありますが、まっすぐ行きます。

・渓流の流れと荒々しい岩肌と紅葉が続きます。鳩ノ巣渓谷沿いに黙々と歩きます。

 

・暫く行くと、白丸ダムに到着です。6番目の絶景ポイントです。

規模は小さいながらも渓谷にそって東西に細長く広がるエメラルドグリーンの湖です。

青い空や周囲の山々、紅葉を湖面に映し出す神秘的な眺めです。

・このダムには珍しい魚道と言われる鮎などが川を遡上できるように作った魚のための道がついています。

それにしても、高低差27m、長さ330mの坂を魚たちが登っていけるって、凄いなと感動。

・近くに魚道見学所があり、無料で見学できるので、寄ってみましょう。中は螺旋階段となっており、下までいくと魚道が見えます。

もし、ラッキーなら、実際に魚が通っているところを見れるかも・・・。

 

・その後、白丸湖畔遊歩道は、崩落のため、現在通行止めとなっているため、残念ながら、青梅街道に戻ります。歩道がないのでちょっと怖いです。

・そのまま、白丸駅に行けばコース2の到着となります。

 

・更に、先へ進むと数馬峡橋(かずまきょう)が見えてきます。ここが7番目の絶景ポイントです。

夏の白丸ダムはカヌーのメッカなんですね。

・近くに、アースガーデンという食事のできるお店があるので、ここらで昼食もいいですね。

 

・数馬峡橋から先は歩きやすい数馬峡橋遊歩道になります。この道はなだらかなので、楽に歩けます。

・途中、綾瀬橋・東長畑橋・昭和橋を通って、奥多摩駅に到着です。

・これで、コース3を制覇したことになります。

 

帰りは温泉で足の疲れを癒やしたい!

ハイキングの最後を温泉で締めるのもいいですね。

 

コース3の最後のところで、東長畑橋と昭和橋の間に、もえぎ橋がありますから、そこをわたると「もえぎの湯」に到着です。ここから奥多摩駅まで15分ぐらいのところです。

もえぎの湯は、奥多摩の地下深く、日本最古の地層といわれる古生層より湧き出る奥多摩温泉の源泉100%の温泉です。

 

露天風呂から多摩川の清流と山並みを望み、ゆったりとつかれを癒せますね。

料金は、大人780円(2時間)、小学生410円ですが、こちらのクーポンを使えば、100円割引になりますよ。

 

お食事処も結構充実しているので、ここでゆっくりしていくのもいいですね。

 

最後に、電車で千葉や横浜等、ちょっと遠くから休日にくる場合には、JRの「休日おでかけパス」がお得ですよ。

大人2,670円で、1日間、普通列車の乗り放題となりますので、もし、計算してみて、こちらがお得なら活用しない手はないですね。

 

鳩ノ巣渓谷の近くの観光スポットはこちらをどうぞ。

 

まとめ

●奥多摩の紅葉は鳩ノ巣渓谷のハイキングコースがおすすめ

●鳩ノ巣駅から直ぐ近くの鳩ノ巣小橋という吊橋からの絶景が一番のおすすめ

●帰りには日帰り温泉でゆったり露天風呂に入るのも一興

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