北海道の道東の花見!屋台や露店が出る絶対おすすめの5選!
2019/03/26
北海道でも、特に道東の春は、相当遅くて、桜の開花も5月上旬~中旬頃になりますね。
関東と比べると、約1.5ヶ月ぐらい遅いことになりますから、日本列島の南北の長さを感じちゃいますよね。
ここでは、道東の花見の名所の中でも、屋台や露店の出るオススメの花見スポットをご紹介しましょう。
目次
二十間道路桜並木(にじゅっけんどうろさくらなみき):新ひだか町
新ひだか町は、苫小牧とえりも岬の中間ぐらいに位置する小さな街ですが、そこにある道幅が二十間(36m)で、長さ約7kmの直線が続く桜並木通りがあります。そこが、ここ「二十間道路桜並木」です。
いかにも北海道らしい道路ですね。
桜は半数以上が樹齢80年を越す大木で、その7割はエゾヤマザクラです。
総数約3000本のエゾヤマザクラ、ヤエザクラ、ソメイヨシノは見応え充分で、車から見るのがいいでしょうね。
7kmもありますからね。
エゾヤマザクラは、花の開花と共に葉も開くのが特徴で、満開状態でもソメイヨシノのようにピンクだけにはならないのが、ちょっと残念ですね。
この時期には、「しずない桜まつり」が開催されて、名産品や屋台も沢山出ますよ。
名物の「ギョロッケ」は、魚肉のコロッケですが、これは外せません。
屋台には、お好み焼きやたこ焼き等の定番以外に、ジンギスカンやエゾシカステーキ等が北海道らしくていいですね。
◆基本情報
住所:北海道日高郡新ひだか町静内田原・静内御園
アクセス電車:JR静内駅から車約20分
JR静内駅から農屋行き道南バス「桜丘小学校前」下車徒歩約15分
静内駅~会場まで臨時シャトルバス運行
アクセス車:日高道日高門別ICから国道235号経由約1時間
駐車場:170台あり、農業高校付近の路側帯も駐車可 650台、エントランス広場も駐車可
花見の時期:5月上旬 ~ 5月中旬
ライトアップ:無し
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_01605ac2100008290/
庶野さくら公園(しょやさくらこうえん):えりも町
えりも岬近くのえりも町の「庶野さくら公園」は、庶野港を見下ろす高台にあり、約700本の桜が植樹されています。
公園の廻りにも桜があるので、それも含めると1500本となります。
特に、樹齢300年の夫婦桜やシダレザクラが素晴らしく、一見の価値有りですね。
海の直ぐ近くということもあり、ここでは、名物の「海の幸直売会deしょや」という直売会が開かれます。
えりも前浜で捕れた旬の北寄貝(ほっきがい)、灯台つぶ、タコ、殻付きウニ、アラ汁などが販売されます。
捕れたてで美味しそうですね。 数量限定ですので、お早めに。
◆基本情報
住所: 北海道幌泉郡えりも町字庶野551
アクセス電車:JR様似駅から広尾行バスで庶野診療所前下車 徒歩5分
アクセス車:日高自動車道日高門別ICから150分
駐車場:有り
花見の時期:5月上旬 ~ 5月中旬
ライトアップ:無し
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_01609ah3330040773/
美唄市東明公園(びばいしとうめいこうえん):美唄市
美唄市は、札幌と旭川のちょうど真ん中あたりの町ですが、この辺りでは随一と言われる桜の名所が、ここ「美唄市東明公園」です。
ソメイヨシノやエゾヤマザクラ等が約2000本が咲き誇ります。
ここがソメイヨシノの北限と言われていますね。
つまりここより北では、もうソメイヨシノは見えれないんですね。
日本でもソメイヨシノが見えれない場所があるって、ちょっと驚きです。
夜にはぼんぼりに明かりが灯り、夜桜を楽しめます。
この時期に開催される桜まつりのグルメは、「美唄焼き鳥」ですね。
「美唄焼き鳥」とは、鶏肉とレバーや内卵、砂肝、心臓、キンカン等の内臓を串に刺して、塩コショウで串焼きにしたものですが、これがまた絶品です。
近くの「ふるさとの見える丘展望台」に登ると、北海道の大自然を感じることができてオススメです。
桜と北海道の雪がまだ残る山々の景色が雄大で素晴らしい。
◆基本情報
住所:北海道美唄市東明町2
アクセス電車:JR美唄駅からアルテピアッツア行きまたはスキー場行きバス約15分「東明公園」下車徒歩約3分
アクセス車:道央道美唄ICから約10分
駐車場:有り
花見の時期:5月上旬 ~ 5月中旬
ライトアップ:有り
入場料:無料 100台
入場時間:24時間
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_01215ah3330042802/
旭山公園(あさひやまこうえん):旭川市
有名な旭山動物園に隣接するのがこの「旭山公園」ですね。
約3500本のエゾヤマザクラやカタクリが咲き誇り、見ごたえ充分です。
この時期に開催される、「夜桜まつり」では、緑や青や白のいろんな色のライトで照らし出される桜が、まるでイルミネーションのようで、いい雰囲気に包まれます。
屋台も沢山ですので、手ぶらで言っても大丈夫です。
おでんやウィンナーはもちろんのこと、醤油のいい香りを漂わせる焼きイカもいいですね。
きのこ汁が、無料で振るまわれるのは嬉しいですね。
まだ、寒い北海道の春には暖かい食べ物が似合います。
会場では、予約をすれば手ぶらでジンギスカンをすることもできますよ。
旭山公園の売店のソフトクリームは面白いです。
大きさがミニソフトからメガソフトまであるんですよ。
ちょっと寒いですけどね。
◆基本情報
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
アクセス電車:JR旭川駅から旭川電気軌道バス旭山動物園行き40分
アクセス車:道央自動車道旭川北ICから20分
駐車場:有り
花見の時期:5月上旬 ~ 5月中旬
ライトアップ:
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_01204ah3330042781/
芝ざくら滝上公園(しばざくらたきのうえこうえん):紋別郡
最後はちょっと変わったところで、「芝桜」です。
芝桜は約1ヶ月咲き続けますが、普通の桜とは違い、鮮やかな藤色が一面に広がるので、これまた素晴らしいものですね。
開花時期には、「芝ざくら祭り」が開催されて、いろいろなイベントが行われます。
ヘリコプター空中散歩、歌謡ステージ、ご当地キャラ大集合、ゲームイベント等様々でお子さんも楽しめますね。
屋台もあり、特に滝上公園の名物といえば、「芝ざくらソフト」ですね。
これはさくらんぼ風味のソフトクリームで、これを外すわけにはいきません。
また、イカ焼きや串焼き、やきとりやラーメンも美味しそうです。
◆基本情報
住所:北海道紋別郡滝上町元町
アクセス電車:JR石北本線上川駅からバスで60分
祭り期間中の土日は滝上公園と臨時駐車場の無料バス運行
アクセス車:旭川紋別自動車道浮島ICから40分
駐車場:有り 165台 無料
花見の時期:5月中旬 ~ 6月上旬
ライトアップ:無し
入場料:大人 500円/子供 250円
入場時間:8:00~18:00
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_01560ah3330040751/
まとめ
●「二十間道路桜並木」のギョロッケ、「庶野さくら公園」の新鮮な海鮮物、「美唄市東明公園」の美唄焼き鳥は、外せない。
●北海道らしい雄大な自然とエゾヤマザクラと美味しいグルメは最高の組み合わせ。