父の日のプレゼントは要らない!?50代後半のお父さんの本音とは?
2018/05/03
父の日は、毎年やってきますね。
今年はなにをプレゼントしようかと考えていますか?
お父さんは、子供からもらうプレゼントってなんでも嬉しいものです。
ところで、あなたのお父さんが、もう、50代後半に差し掛かっているなら、もうプレゼントは無くてもいいかもしれませんよ。
ここでは、何故、50代後半のお父さんにプレゼントが要らないのか、についてお父さんの立場からご説明しましょう。
あくまでも、私個人の感覚ですので、全て参考になると思いませんが、こんな風に感じているお父さんも、いるってことを知っておくことも悪くはないですよね。
50代後半の男性ってどんな心境?
お父さんが普通のサラリーマンなら、50代後半ということは、60才定年が近づいていますね。
そして、今は65才まで雇用延長する会社が多いので、雇用延長して、あと10年ぐらいは働く人が多いでしょうね。
でも、若い時のようなバイタリティーに溢れた働き方ではなくて、そろそろ退職後のことや、自分の人生の最期についても考え出す頃ですね。
そこで、気になるのは、自分のことよりも、残していく子供たちのことです。
例えば、子供が、大学受験に失敗していたり、就職に失敗していたり、あるいは、体や心の病になってしまったり、そんな苦しい時期の子供を見るのは辛いものです。
お父さんは、子供たちが独り立ちして巣立っていくことが最高の喜びであり、最高の寂しさでもあるわけです。
お父さんは、会社ではどうですか?
ちゃんと出世に成功して、会社で役員をしているお父さんもいるでしょうし、出世競走には残念ながら勝てずに、平社員のまま定年を迎えようとしているお父さんもいるでしょうね。
どちらにしても、会社生活を30年以上過ごしてきて、あと10年ぐらい残すだけなのは同じですね。
人生の黄昏の時期に入ろうとしているわけです。
そんなお父さんは、物として欲しいものは、もうそんなには無いと思います。
昔は、車が欲しいとか、家が欲しいとか、いろんなものが欲しかったのに、徐々に、そんな物欲がなくなってくるんですね。
趣味があるなら、趣味のものを欲しいと思うことはあるでしょうけど、趣味のものは自分で気に入ったものを買いたいので、プレゼントされても困るんですよね。
だから、50代後半のお父さんにはもうプレゼントは要らないんじゃないかな、と思うわけです。
少なくとも私は、そう思っています。
父の日に50代後半の父に何かをしてあげたい!
50代後半になったお父さんは、もう余り物欲がありませんが、普通に健康であれば、食欲はありますね。
いくつになっても、美味しいものを食べるのは楽しいことです。
特に、家族全員で美味しいものを食べるのは最高ですね。
ですから、父の日に贈るなら、お父さんの好物の食べ物がいいと思います。
普段なら、ちょっと高くてお父さんもしょっちゅうは買えないものぐらいでいいと思います。
例えば、プレミアムビールとか、ちょっとしたものでいいですね。
あるいは、お寿司が好きなお父さんなら、父の日には、いつもよりも、ちょっと高級なお寿司を買ってきてみんなで食べるとか、蟹が好きなら、ネットで冷凍物でも予め買っておいて、当日にみんなで食べるとか、ステーキが好きなら、ちょっと厚いステーキを買ってきて、焼いて上げるのもいいですね。
そんなのでいいと思います。
食べて無くなるようなものでいいと思います。
お父さんがなにを食べたいのか、聞いてもいいですね。
ふぐかもしれないし、トロかもしれない。フォアグラかもしれないし、千枚漬けかもしれない。
でも、あくまでも自分の経済力に見合った程度でいいですね。
いきなり、「数寄屋橋二郎」に連れていく必要は全くないし、お父さんですら行ったことのない高級店に行っても落ち着きません。
いつもより、ちょっと高目でいいんです。気持ちがあればいいんです。
忘れていないよって、程度でいいんです。
父の日に手紙を渡すのは絶対に駄目!
父の日によく手紙を渡すということもありますね。
あれば、絶対にいけません。
なぜかって?
それはね、子供から手紙で「お父さんいつもありがとう」って手紙をもらったら、お父さんが泣いちゃうからです。
もう、50代後半になってくると、涙腺もゆるくなってきています。
子供にそんな手紙をもらったら、うまく「ありがとう」って言えなくなってしまいます。
言葉に詰まってしまいます。
だから、そんな手紙は一生に何度かだけでいいんです。
毎年送る必要はありません。
例えば、子供が結婚するときは、本当に1人の人間として自分の家族を作り始めるときだから、巣立ちのときだから、そのときだけは、手紙が欲しいですね。
それもちょっと長い手紙にしてほしい。
手紙はそれだけでいいです。
毎年やってくる父の日。
ちょっとだけ、美味しいものを食べて、みんなで美味しいねって言うぐらいでちょうどいいと思っています。
まとめ
●お父さんが50代後半なら、もう父の日にプレゼントは要らない。
●お父さんの好きな食べ物をみんなで一緒に食べるのがおすすめ。
●お父さんへの感謝の気持ちを「手紙」にするのは結婚式のときだけでいい。