秋川渓谷の紅葉のハイキングコースと見どころは?鮎の塩焼きも!
2018/05/02
秋川渓谷は、東京都あきる野市にありますが、とても東京とは思えない大自然の宝庫です。
新宿から1時間ちょっとでこんな大自然と出会えるとは東京もいいところです。
特に、11月中旬~12月上旬の秋の紅葉シーズンでは、高尾山のようなメジャーなところに比べるとずっと人も少なくて、ゆったりと素敵な紅葉をたのしめますよ。
ここでは、秋川渓谷の紅葉を堪能するおすすすめのハイキングコースと見どころをご紹介します。
目次
秋川渓谷の紅葉を堪能するおすすめのハイキングコースとは?
秋川渓谷へのアクセスは電車なら、JR武蔵五日市駅まで新宿から1時間程度です。
車の場合は、あきる野ICから30分程度です。
ここでおすすめする秋川渓谷の紅葉を堪能するハイキングコースは、全長で約10㎞、約3時間程のハイキングになります。
武蔵五日市駅から出発して、有名な石舟橋等のいくつかの橋を渡りながら、秋川沿いを歩いて西青木平橋までのコースです。
コースの全体像は以下の通りです。帰りは、バスを使って帰ります。
もちろん、バスを使わずに、武蔵五日市駅まで歩いて帰ってきてもいいですよ。
その場合は、約18㎞程度になります。
秋川渓谷の紅葉の見どころは?
コースに沿って、秋川渓谷の紅葉の見どころを見ていきましょう。
小和田橋、佳月橋、沢戸橋
武蔵五日市駅を出て、秋川沿いに行くと、まず小和田橋が見えてきます。
ここから、秋川渓谷の始まりという感じです。
小和田橋を横目で見て、更に行くと佳月橋があるので、そこを渡りましょう。
ここからは、五日市市のシンボルである白山を眺めることができます。
ここから、紅葉が本格的になってきます。
川沿いを歩きながら、紅葉と川の流れのコラボレーショを楽しみましょう。
秋川が90度曲がる処に、沢戸橋が見えてきます。
この辺までが前半といったところです。
檜原街道、十里木、石舟橋、瀬音の湯
沢戸橋を過ぎて、後半に突入です。檜原街道を進みます。
途中、光厳寺に立ち寄ってもいいでね。桜の名所です。
しばらく行くと、十里木という三叉路に出ます。
このあたりは、秋川が大きく蛇行するところで、秋川渓谷の美しい景観が見られます。
そこから、少し先に秋川をまたぐ長さ96mの吊橋が見えてきます。
これが有名な石舟橋です。吊橋といっても、ぐらぐら揺れるような橋ではなく、石橋のような感じです。人専用の橋です。
橋の袂には秋川を見下ろす展望デッキがあるので、そこから大きく蛇行してる秋川の流れときれいに色づいた紅葉が秋の日を浴びて輝く様が見られます。
ここは、この橋の意匠の良さと川と紅葉のバランスがいい風情を出しています。
このコースのメインイベントと言っていいでしょう。
石舟橋を渡ると、そこは、もう瀬音の湯(温泉施設)の敷地になります。
瀬音の湯までの散策路がまた紅葉であふれています。
特に、瀬音の湯の北側の尾根の斜面は、大きなモミジが真っ赤に際立って、圧巻です。
瀬音の湯には無料で入れる足湯があるので、ここでちょっと一休みしてもいいですね。
龍珠院、青木平橋、西青木平橋
瀬音の湯を後にして、バス通りを西に行くと、龍珠院が見えてきます。
更に行くと、青木平橋を左手に見て、折り返し地点の西青木平橋に到着します。
この青木平橋と西青木平橋の間の紅葉は、とても見事です。
橋の上からみると紅葉と秋川があるうえに、日本の原風景である山里が広がっています。
なんとも、ほっとする場所、癒される場所ですね。
西青木平橋を渡ったら、近くのバス亭でバスに乗って、武蔵五日市駅まで帰るのが楽です。
帰りのバスは?
バスの本数は多くないので、帰りのバスの時刻表はこちらで確認して行きましょう。
十里木からのバスは本数が多いので、ここまで戻るのがおすすめです。
瀬音の湯の露天風呂を浴びて帰るという手もありますが、その場合は、バスの本数が特に少ないので時刻表は必ずチェックしましょう。
秋川渓谷の紅葉を見ながら鮎の塩焼きを食べたい!
秋川といえば渓流釣りも盛んです。やっぱり鮎の塩焼きでも食べて帰りたいですね。
そんなときは、武蔵五日市の「川波」、「寿庵忠左衛門」、「たちばな家」 あたりがおすすめです。
なお、秋川渓谷近辺の観光スポット情報は、こちらをどうぞ。
まとめ
●秋川渓谷の紅葉は見どころ満載、特に石舟橋
●秋川渓谷の瀬音の湯のあたりの紅葉も秀逸
●秋川渓谷の西青木平橋あたりの紅葉と山里は穴場