関東の芝桜を堪能する! 富士芝桜まつりと羊山公園の芝桜まつり
2018/04/29
桜といえばソメイヨシノですね。
でも、あまり目立ただないけれど、ソメイヨシノの少し後の時期に、可愛らしくて可憐な芝桜の見ごろがやってきます。
関東では、4月中旬~5月中旬ぐらいのちょうどGWの時期ですね。
芝桜の花言葉は、「希望」「燃える恋」「華やかな姿」「合意」「一致」「忍耐」「温和」です。
花言葉がいっぱいありますが、個人的には「温和」が見た目とピッタシって感じます。
今年のGWは芝桜を見て、まったりしませんか。
ここでは、芝桜を初めて楽しむ方のために、関東で最大規模の2つの有名な芝桜まつりをご紹介します。
あなたなら、どっちにしますか? どっちもすごいですよ。
関東の芝桜はどこがおすすめ?
始めに、ちょっと芝桜の説明をします。
芝桜とは普通の桜とは全く違う北アメリカ原産の多年草です。
木ではないんですね。
茎は地面を這うように広がって、花を咲かせるもので、満開時には絨毯のように地表を埋め尽くす感じとなります。
ただ、花は桜に似ています。
色はピンクだけではなく、赤、薄紫、白とカラフルですので、よくパッチワークのように植えられています。
さて、関東で芝桜で有名どころといえば、なんといっても、”富士芝桜まつり”と、”秩父の羊山公園の芝桜祭り”でしょう。
どちらも規模や株数でも関東のトップクラスですし、それぞれの芝桜祭りに関連して他のイベントの催しもあり、大きなお祭りです。
芝桜と富士山のコラボが素敵な「富士芝桜まつり」とは?
富士芝桜まつりは、2016/4/16~5/29に開催されます。
ここの最大の特徴は、富士山と芝桜が一緒に見れることです。
場所は、富士本栖湖リゾートです。とはいっても湖畔ではありません。
ここには、首都圏内では最大級の規模を誇る80万株、5種類、が植えられており、満開時には一面芝桜という絶景を堪能できます。
入園料はおとな600円、子供250円です。
ここでは、いろんな催しがありますので、芝桜をバックにいろいろと楽しめます。
1.食べもの・スイーツ
富士山うまいものフェスタという富士山周辺のお店が出店していますので、B級グルメで有名な「富士宮焼きそば」や山梨名物「甲州とりもつ煮」やふじさくらポークの豚汁なども試してみたいですね。
また、女性に嬉しい、展望カフェ「桜カフェ FUJIYAMA SWEETS」が期間中営業していますので、本格派スイーツを楽しめますよ。
2.展望台
まず、服を着たまま、靴と靴下を脱ぐだけの足湯が楽しめます。
富士山と芝桜の絶景を眺めながら足湯に入れば、心も体もポッカポッカです。
こちらは、利用料100円 (タオル別100円)とお手頃です。
また、地上3.8mの高さから会場内の芝桜を一望できる撮影スポットがあります。
空と富士山と芝桜のコントラストをうまく使って絶品の写真に収めましょう。
3.記念切手
富士吉田郵便局臨時出張所が、会場に開設されて、記念切手を販売します。
まさしく記念になりますね。お土産にいかがでしょう。
4.アクセス
ちょうど時期がGWと重なることもあり、相当の混雑が予想されますので、電車のほうが楽かもしれませんね。
電車でのアクセスは、富士急行線『河口湖駅』下車後、専用シャトルバスに乗車して約30分(有料となっています)です。
車のアクセスの場合は、東名高速道路『富士IC』下車後、国道139号を経由して約50分。または、新東名高速道路『新富士IC』下車後、国道139号を経由して約50分。1,000台収容可能な有料駐車場あり。普通車の場合1日500円。
車の場合は特に時間は参考程度にしておいてください。
芝桜を羊山公園で楽しむ芝桜まつりとは?
羊山公園の芝桜祭りは、2016/4/15~5/8に開催されます。
秩父市内が眼下に見える小高い丘に、「芝桜の丘」があります。
芝桜の丘は、見頃期間のみ300円の入場料必要です。
秩父の名峰武甲山をバックに一面のピンクのじゅうたんが映えます。
ここは、植栽面積は約17,600m2、9種類、約40万株です。
秩父の桜の名所でもあり、春にはソメイヨシノをはじめ、しだれ桜、八重桜、あわせて約1000本が咲き誇ります。
つまり、時期があえば、普通の桜と芝桜のコラボも見れるかも、です。
1.食べ物
芝桜の丘の隣で「秩父路の特産市」を開催しています。
芝桜開花期間中はそば・うどんをはじめとした軽食が取れますよ。
また、各種おみやげ物もあります。
お弁当を持参された方は羊山公園内のわんぱく広場(芝生)などでも取ることが可能です。
芝生のうえでお弁当広げるのもいいですね。
2.展望台・資料館
見晴しの丘からは、秩父市街はもとより、秩父の山並みが見渡せる絶好のビュースポットです。
奥に進めば「武甲山資料館」や「やまとーあーとみゅーじあむ」といった文化施設もあります。
広い芝生広場の奥には、子供達が大好きなアスレチック広場もあります。
3.ふれあい牧場
また、羊山公園には、以前めん羊を扱う埼玉県種畜場秩父分場があり、「羊山」の名前の由来になっています。
ここでは、羊(日本コリデール種、サフォーク種)を飼育していますので、こどもと一緒にふれあえます。
4.アクセス
こちらも時期としはGW期間と重なるため、周辺道路は相当の渋滞が予想されます。
電車でいく方がスムーズかもしれませんね。
電車のアクセスは、西部鉄道西武秩父線『西武秩父駅』下車、徒歩約15分。
もしくは『横瀬駅』下車、徒歩約15分。
駅から徒歩で行けるのも、ここのいいところですね。
車のアクセスの場合は、関越自動車道花園ICから約26km 約45分。
または、圏央道狭山日高ICから約39km 約1時間
時間は参考程度ですよ。渋滞したらもっともっと、かかりますからね。
駐車場は、芝桜開花期は羊山公園内に臨時駐車場(普通車500円・バイク200円)が約300台分あります。
ただ、4月25日以降の土・日・祝日は交通規制が実施されるため羊山公園内は車輌進入禁止となります。
郊外に臨時駐車場が設けられますので、そちらのご利用となります。
まとめ
●関東の芝桜といえば、富士芝桜まつり と 秩父の羊山公園の芝桜まつり が有名。
●富士芝桜まつりは、富士山と芝桜のコラボが圧巻。また、B級グルメも楽しみ。
●秩父の羊山公園の芝桜まつりは、小高い丘からの眺めが圧巻。また、子どもたちも楽しめるアスレチックや羊も楽しみ。
さて、どちらにいきますか?
どちらも行きたいので、子供が小さいときには、秩父の羊山公園の芝桜まつりに行き、
子供が大きくなったら、富士芝桜まつりに行く、っていうのもいいですね。