長岡の花火を見に行こう! 渋滞情報とオススメの行き方とは?
2018/04/29
長岡の花火大会は、日本三大花火大会の一つとしてとても有名です。
特に、正三尺玉(直径90cm)の大玉は、その辺の花火大会では見られませんし、超大型ワイドスターマイン(速射連発花火)の規模も他を圧倒する凄さです。
また広大な敷地で見るため、ホテル等から見るのではなく川沿いの観覧席を予約して見るのがおすすめです。
都内の花火大会と違って、どの観覧席からでも大迫力の花火を見ることができますよ。
毎年8月2日と3日に日程は固定されて行なわれますので、日程も覚えやすいですね。
ただ、とても混みますので周到な事前準備が必要ですので、気をつけて下さい。
2015年の来場者は104万人でした。
あの有名な隅田川花火大会でさえ、70万人ですから、その混み具合も尋常ではないことが想像できるでしょう。
ここでは、関東方面から初めて長岡の花火大会を見に行く方のために、尋常ではない混雑をクリアするオススメの方法をお伝えします。
長岡の花火大会の概要
長岡の花火大会は、正式には、「長岡まつりの大花火大会」といいます。
元々は、昭和20年8月1日に、B29による長岡の大空襲で街の約8割が消失し、約1500名の方の命が奪われました。
その翌年の8月1日に始まったのが「長岡復興祭」で、今の「長岡まつり」につながっています。
そして現代でも「長岡まつり」はその慰霊の意味を込めて、毎年8月1日に行われるのです。
普通の花火大会は週末に行われますが、ここはそんな慰霊の意味が強いので、日付を固定しているのですね。
8月1日には慰霊の花火、白一色の尺玉3発が打ち上げられます。まさしく白菊ですね。
そして、地元の方々は、この慰霊の花火にお祈りをします。
そんな歴史を感じつつ、よそ者の私達も先人の慰霊と苦労に手を合わせたいものです。
さて、大花火大会は、毎年8月2日と3日の2日間に渡って行われます。
今年は、火曜日と水曜日の平日の開催となりますので、昨年よりは混み具合は激しくないはずですね。
打ち上げ時間は、7時20分から9時15分までです。
観覧席の会場は、右岸側と左岸側にわかれております。地図は、長岡まつり協議会事務局ホームページを参照ください。
必ず観覧席を予約して、しっかり観覧席から鑑賞したいものです。
右岸は、長岡駅側になりますので、電車を使った場合はこちらが便利です。また、川辺に花火が写って綺麗です。
こちらがわが正面らしいです。やはり、こちら側の人気が高いようです。
一方、左岸は長岡IC側になりますので、自動車で来るには便利です。
また、右岸よりも近くで見ることができるので、迫力はこちらの方が凄いです。
要するに、見るには、どっちでもOKってことですが、行く方法によって右岸と左岸が別れることを覚えておいてください。
さて、関東からこの激混みが予想される長岡の花火大会を見に行こうとしたら、どうするのがいいのでしょうか?
自動車でいきますか? 新幹線で行きますか? バスにしますか?
ここでは、昨年までの事前情報と私の独断と偏見から、今年のベストな方法を3つオススメしましょう。
なんとか、今年こそ長岡の正三尺玉を目の前で見たいものです。
長岡の花火大会の渋滞状況はどれくらい?
さて、まず思いつくのはやはり家族全員を自動車に乗せて行く方法ですね。
一番楽そうに思えますが、さて、渋滞はどれくらいになるのでしょうか?
行きの方は、早めに出発して会場で待てばいいので、あまり問題にはならないでしょう。
問題は帰りです。
左岸で観覧し、宿に帰るために、長岡ICから高速に乗ろうとすると、距離的にはほんの少しですが、実際には2時間以上かかります。
そして、少し離れた宿に到着するのは、午前様になり、もうくたくたという状況になりがちです。
最近の混み具合が情報として公開されていますので、長岡まつり協議会事務局ホームページを参考にしてください。
少なくとも、帰りは国道8号線から長岡ICに向かわないことが、ポイントですね。
まず、めざすのは、長岡ICではなく、ちょっと東京よりの長岡南越路SIC、小千谷IC、越後川口ICに行くようにすることで多少は短くなるかも、です。
しかし、この車の渋滞は地元の人も困惑しているぐらいですから、やっぱり、自動車で行くのはやめておくのが無難でしょう。
ここまで時間が読めないというリスクをとってまで、わざわざ車で行くのは得策でないと思います。
長岡の花火大会のオススメの行き方とは?
さて、自動車で行くのは無謀ということで、却下しましたが、さて、電車やバスで行く方法はどうすればいいのでしょうか?
ここでは、3つの方法をご紹介しましょう。
■1番目の方法
長岡駅から会場までは約2㎞なので通常でも歩いて20~30分程度で歩けますから、まず、長岡駅周辺のホテルの予約を試みます。
ただ、長岡周辺は、慢性的な宿不足で、長岡花火大会時期は予約できない可能性が高いです。
それでも、可能性はゼロではないので、今から(遅くとも3ヶ月前まで)、ホテルに電話で一つ一つ確認してみましょう。
駅から半径500m以内にあるホテルは、以下の10ホテルです。
1.ホテルニューオータニ長岡 0258-37-1212
2.ホテル法華クラブ新潟・長岡 0258-30-3151
3.ホテルメッツ長岡 0258-30-5800
4.長岡グランドホテル 0258-33-2111
5.ホテルニューグリーンプラザ 0258-33-3333
6.ホテルニューグリーン 0258-33-5000
7.長岡ターミナルホテル 0258-32-2344
8.ホテルルートイン長岡駅前 0258-36-2331
9.HOTEL&OFFICE 崇徳館(そうとくかん)0258-32-0106
10.ホテルアルファーワン長岡 0258-37-7600
11.三幸旅館 0258-35-2066
これらのホテルに電話で予約を依頼してみて、もし予約がどれれば、超ラッキーです。
あとは、長岡までの新幹線を予約するだけです。
これだと、花火が終わってからブラブラと歩いてホテルに帰ってゆっくりくつろげます。
■2番目の方法
正直、上の方法が成功する確率はそれほど高くないかもしれません。
業者によって予約が既に取られてしまっている可能性もありますので。
そこで、次の案ですが、これが現実的かな・・と個人的には思っております。
まず、長岡駅周辺のホテルは諦めて、ホテルは越後湯沢駅の周辺にしましょう。
越後湯沢駅なら近くに相当数のホテルもありますし、3ヶ月前から予約すれば、まず取れるでしょう。
花火大会当日、会場へ行くときは、越後湯沢駅から長岡駅まで普通列車で行きます。
所要時間は1時間20分で、料金は1,320円です。(お金がある方は新幹線でももちろんOK)
そして、花火大会が終わったら、長岡駅まで歩いて移動して、そこから越後湯沢駅まで新幹線で帰ります。
所要時間は20分で、料金は3,160円(自由席)です。
帰りの新幹線は混んでいるかもしれませんが、20分ですから立ってても問題ないです。
新幹線は、長岡発で、22時頃発、22時半頃発、23時頃発と3本もありますから、全く問題ありません。
この場合も、越後湯沢のホテルでゆっくりと花火の余韻にひたることができますね。
■3番目の方法
以上の2つの方法、特に2番目の方法では、少なくとも3ヶ月前から予約に動き出せば、まず問題なく長岡の花火大会を満喫できるでしょう。
とは言っても、全く不案内な土地に初めて行くとなると、なんとなく不安を持たれる方もいるでしょう。
そんな方には、ツアーで行くっていうのも悪くはないですね。
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、びゅう(個人型)などの大手旅行会社で毎年ツアーが出ています。
ここは、自動車で行くリスクや現地に不案内であるというリスクをとって、わざわざ、ツアーに参加するわけですから、なにか問題があっても、しっかりサポートが期待できる大手に頼んでおいたほうが安心です。
先日のバス事故のこともありますし、それなりのしっかりしたツアーをオススメします。
まとめ
●長岡の花火大会は、日本三大花火大会の一つで、特に正三尺玉は、必見。
●関東から自動車で会場入りすることは無謀。 激混み渋滞につかまり、ヘトヘトになる確率が高い。
どうしても車で行くときは、帰りに長岡ICを目指さないのがポイント。
●長岡駅周辺のホテルが予約して新幹線で行く方法がベストだが、既に一杯の可能性もあり。
●少し離れているが、越後湯沢駅周辺のホテルを予約して、長岡には、電車でアクセスする方法がオススメ。
●それでも不安な方は、大手旅行会社が主催するツアーっていうのも悪くない。