築地の寿司大に行ってきた!行列は何時から?並び方は?待ち時間は?
2018/05/02
築地場内で一度は行ってみたい寿司大。
でも、豊洲移転も予定されており、残された時間は少ないですよね。
なんとか移転しちゃう前に、この歴史ある名店を一度訪問したいものです。
ただ、とにかく凄い行列になるので、覚悟していく必要があります。
ここでは、実際に行ってみた体験をもとに、寿司大の行列の効率的に並ぶ時刻や、行列の並び方やルール、また、待ち時間がどれくらになるのかのご紹介をしましょう。
築地の寿司大は何時に並べば効率がいい?
寿司大は回転の早い店ではありません。
ゆっくりとお店の中ではしてもらおう、という店長の方針でしょう。
ですから、そんなに急かせず、かといって間があくほどでなく、ちょうどいい具合に握られてきます。
1時間に回転する人数は大体13人(席数が13席です)と思いますので、行列に並ぶとなかなか前に進まないことになります。
そこで、なんとか1クール目の13人に入るべく早朝に並ぶのが効率がいいでしょう。
で、それが何時かというと、体験的には、
ずばり、午前3時です。
先日の平日の月曜に息子と二人で行ったときは、3時半に到着しましたが、既に20人程度の行列でしたから、そこから推測すると、3時頃かな?と思います。
さて、土曜日はどうでしょう?
そうですね、あくまで想像ですが、多分2時半頃ではないでしょうか?
ほとんど朝というよりも、夜中に到着する感じになりますが、それが一番効率が良さそうです。
先日の実体験した例では、3時25分に店着したときに約20名の人が既に並んでいて、4時には私達の後ろに20人以上増えていました。
そして、開店時間の5時には100人ぐらいになっていたと思います。
ところで、間違う人はおそらくいないと思いますが、場外に「すし大」という看板をみつけました。
これは場外の「すし大」という寿司屋で、場内の「寿司大」とは全く別のお店ですので、気をつけてくださいね。
築地の寿司大の行列の並び方は?
朝、3時半でも並んでいる寿司屋っていうのは、日本広しと言えども、ここだけではないでしょうか。
さすがの大和寿司でも、3時半にはだれもいませんでしたから。
寿司大は、魚がし横町の6号館の橋から3軒目に位置しますので、並び方はこんな形になります。
我々が店着した3時半には、店の前(1軍)には、12人程度が座り込んでいました。
もう結構長い間いる感じでしたね。
なお、この写真では明るく見えますが、実際には真っ暗な状況です。
そして、少し間を置いて、角を曲がったところ(2軍)には10名程度がいました。
この時点で、我々は、1クール目に入ることはできないことは判明し、2クール目に入れるかどうか、微妙な位置となったわけです。
前に並んでいる人たちに、途中から合流する仲間の人さえいなければ、2クール目に入れるギリギリってところですね。
さて、並んでいる人達をなにげに見てみると、直ぐ前の人が日本人の女性二人組、更にその前は韓国人のカップル、更にその前に白人の外人さんが一人で並んでいました。
直ぐ後ろは日本人のカップル、更に後ろも日本人・・、あれっ、思ったより日本人が多いという印象ですね。
これは、豊洲移転ということもあって、いつでも行けるから急がなくてもいいや、と思っていた方々が、今しか行けない、ということになって、集中しているのかもしれませんね。
そのために、日本人に増えたのかな・・・と感じました。
目の前の車道には、真っ暗な中、何台位あるのかわからないくらいのターレ(荷物運搬用の三輪車)が、ヘッドライトをつけて、行き交っています。
流石に活気がありますね。
3時50分には、我々の後ろにもう12人並んでいます。
4時10分には、2軍も一杯になり、更に通りを挟んで3軍まで伸びている状況で、合計23人並んでいます。
4時半頃、立っているのにも疲れ、歩道の縁石に座りました。あー楽。
このときのために、ちょっとした小さな敷物を持っていくと便利ですね。
外人の二人連れが、前に並んでいる白人女性となにやら話していましたが、最後に”オーマイガー”っと言って列の後ろの方に歩いていきました。
4時45分に、店員の女性が一組づつに何名ですか?と順番に聞いてメモしていきます。
合計人数を数えているんでしょうね。
5時5分前に開店です。
1軍の人から順番に店に入っていきます。
そして、我々も2軍から一軍席へ昇格します。
ここで、あらためて1軍の先頭から、我々二人を入れて12名ということがわかりました。
これは2クール目には入れるかな?
そこからは座るわけにも行かず、ただ立って待つのみです。
寒くもなく、暑くもなくいいお天気だったので、幸いでしたが、あれは、暑くても寒くても辛いだろうなあ、思いました。
足も徐々にしびれてきます。
店の中をちょっと除くと、笑顔が見えます。
ふと、隣をみると、大和寿司の前にも、やはり行列ができていました。
多分30名くらいでしょうか。
5時15分に、先程の店員の女性がオーダーを取りに来ました。
驚いたのはいきなり英語で話しかけれたことです。
どうも、韓国人あたりに間違えられたらしい・・。複雑な気持ちです。
メニューは握り寿司2,500円と、店長のおまかせ4,000円の2種類です。
これだけ、待ったんだから、当然店長のおまかせを2つをオーダします。
食べれないものがあれば、言ってくださいと、確認してましたね。
なかには、貝は苦手ですと言っていた人もいました。
きさくな店員さんは、「気にしないで言っていいのよ、どうせお金払って食べるんだから」と、言ってました。
5時35分、2軒となりの鮨処やまざきも暖簾をだして、更にその2軒先の大和寿司も暖簾をだしました。
すっかり廻りも明るくなってきました。朝です。
5時45分頃、1クール目のお客さんが、次々に出てきて、続いて、店員さんが手早くテーブルを片付けているのが見えます。
一人だけ残っているようですが、最近の映画館のように、バッチでドーンと全員が切り替わるシステムのようでした。
そして、5時50分めでたく入店できました。
築地の寿司大の待ち時間ってどれくらい?
結局、3時25分に並びだしてから、入店の5時50分までの約2.5時間が待ち時間となりました。
これでも短い方だということを認識して頂きたいと思います。
3時から並んでいる人が1クール目に入れたとすれば、待ち時間2時間ですよね。
一方、4時頃に来た人は、その時点で約40名程度の行列なっていましたから、40名÷13席=約3時間の待ち時間ということになります。(1クール1時間として)
また、5時頃に来たとき、仮に100名だとすると、100名÷13席=7.7時間となり、ちょうど昼頃ということになりますね。
実際、我々が席に着いてから、しばらくすると女性店員さんが、「120で一旦切りました」と店長に言っていました。
その時点で120名いた事になります。
120名以上は並ぶことすら出来ない足切りってことですね・・・。
ちなみに120名の行列の場合、120名÷13席=9.2時間となります。
これは、5時から午後2時まで、つまり閉店までの時間に相当するわけです。
その間、ずっと待ち続ける客も大変ですが、ずっと握り続ける職人さんも大変だなあーと思った次第です。
最後は、リッチな朝食を終えて、外に出た処の状況です。6時半過ぎですが、早朝には見えませんね。
2軒奥の大和寿司も一杯並んでいるのが、ちょっとだけ見えますか?
まとめ
●寿司大は、平日なら午前3時、土曜なら午前2時半頃めどに並ぶのが効率がいい。
●寿司大の行列は凄い。120人以上は並ぶことすらできない。
●寿司大の待ち時間は、自分の前にいる人の数÷13で概算できる。最短でも2時間は必要ということになる。