流氷を格安で見たい!雪祭りのついでに行く?流氷メインで遊ぶ?
2018/05/03
「流氷を見たい!」と思っても、「どうやって行けばいいのか?」、「どこに行けばいいのか?」、「いつ頃いけばいいのか?」、「必ず見れるのか?」などいろんな疑問が湧いてきますよね。
ここでは、初めて流氷を見に行く方法として、2つの方法をご紹介します。
一つは、「さっぽろ雪まつり」に行ったタイミングで、ついでに流氷を見に行く方法です。
こちらは、とにかく`サクッ`と見て帰ってくる感じですね。
もう一つは、流氷をメインとして行く方法で、流氷を見るだけではなくて、いろんなアクティブな体験型の遊びも満喫するものです。
さて、あなたならどっちにする?
目次
さっぽろ雪まつりのついでに流氷を見たい!その方法とは?
流氷は毎年1月下旬から3月上旬に、オホーツク海沿岸で見ることができます。
2月がメインということになりますが、この頃が一番寒い時期でもあり、さっぽろ雪まつりの時期とも重なっていますね。
ですから、さっぽろ雪まつりを見に来たついでに、流氷を見るというのはいいタイミングです。
流氷観光の拠点となる街は、網走と紋別がメインとなります。
そこから流氷観光のメインである遊覧船が出ているんですね。
ただ、北海道は広いので、札幌から網走までは約330kmもあり、途中で高速道路を使っても4.5時間程度はかかります。
更に雪道で峠も越えますから、地元の人でも、あまり自分で車を運転して行こうとは思いませんね。
ましてや、初めての雪道を運転する内地の方が、札幌からレンタカー等で行くのは、無謀と言ってもいいでしょう。
そこで、おすすめするのは、「日帰りバスツアー」です。
いろんなツアーがありますが、価格は遊覧船の乗船代込みで、1万円~1.5万円ぐらい。
主に、食事が昼食だけなのか、3食分付くのか、などによって価格は異なります。
旅程は、大体以下のような感じです。
・札幌駅前発 6時頃
・網走または紋別到着 11時頃
・網走の「おーろら」か、紋別の「ガリンコ号」で流氷見学
・その他の観光施設を回り、売店で土産を買い
・網走または紋別発 16時頃
・札幌駅到着 21時頃
流氷はいつもこの時期なら接岸しているわけでもなく、風や潮の流れなどの影響で、流氷が見えない場合もありますが、こればっかしは「運」ということになりますね。
遊覧船は流氷のあるところまでは通常行きますが、時間の制限もあるので、あまり遠くまでは行けませんから、100%絶対に見れるというわけではありません。
初めからそのつもりで行きましょう。
もし、流氷が見れないとしても、札幌から遠く離れたオホーツク海の最果ての地、網走や紋別を見るだけでも、感慨深いものが残ると思いますよ。
札幌は北海道では例外的な大都会ですから、単に寒いだけの東京にいるように感じるかもしれませんが、こちらは本当に北海道の端っこっていう田舎ですからね。
流氷をメインに行く時のアクセス方法は?
「さっぽろ雪まつり」のついでではなく、「流氷をメインとする旅」ならどこからアクセスするのがいいのでしょうか?
アクセスする候補となる道東の空港は5つあり、ネットワークを組んでいます。
5空港とは、「オホーツク紋別空港」、「女満別(めまんべつ)空港」、「根室中標津(ねむろなかしべつ)空港」、「たんちょう釧路空港」、「とかち帯広空港」 の5つです。
この中で、流氷を見に行くなら、地理的に「女満別空港」か「紋別空港」が便利です。
ただ、紋別空港はANAの1日1便だけの運行なので、便数の多い女満別空港がベストということになりますね。
女満別空港には、JALが6便、ANAが4便、AirDoがANAとの共同運航便で2便の合計12便もあります。
残念ながら、道東のローカル空港にはLCCは飛んでいないので、飛行機代はあまり安くなりませんが、その中でも、AirDoを使うのが一番安いでしょう。
AirDoの場合で、羽田空港⇒女満別空港までの料金は、以下の通りです。
片道通常運賃 36,990円
往復割引運賃 34,190円
AIRDOスペシャル55 9,090円(55日前の予約、予約変更不可)
約2ヶ月前から日程確定できるなら、LCCと同じレベルで行けるので、「AIRDOスペシャル55」がおすすめです。
女満別空港から網走まではバスで40分、910円です。
一方、宿泊ですが、このあたりは宿泊費も安いですね。
網走の格安なホテルなら、以下がおすすめですね。
紋別の格安なホテルなら、こちらがおすすめです。
飛行機と宿を別々に予約するのが面倒なら、ツアーという手が早くて便利ですね。
特に、JALやANAを使うなら、ツアーのほうが絶対安いでしょう。
ツアーを選ぶ場合には、まず、泊まる宿を先に決めて、そこからいろんなツアーを比較すると、わかりやすいです。
なにも決めていないと、どこが安いのかわからなくなってしまいます。
また、一見安そうに見えるツアーでも、飛行機のフライトの時間によっては割増料金がかかってしまいますので、この点も要注意ですね。
流氷で遊ぶのはメチャメチャ楽しい!
流氷船
まず、流氷観光といえばこの「流氷船」を抜きには語れませんね。
大きくは紋別の「ガリンコ号」と網走の「おーろら」の2種類があります。
紋別の「ガリンコ号」は小さな船ですが、流氷を砕くためのプロペラを付けたものなので、ダイナミックな砕氷を体験できます。
一方の網走の「おーろら」は小さいフェリーのような船で、船の重さで氷を砕いていくタイプです。
この二つはどっちかだけ乗ればいいように思うかもしれませんが、タイプが全然違うので、是非とも両方とも乗りたいものです。
どっちかだけしか乗れないなら、私なら、ガリンコ号かな・・。
流氷のおすすめビュースポット3選!
海から見るなら流氷船ですが、陸から見るのも格別です。
1.オホーツクタワー
紋別にあるオホーツク海に面して建つ3階建てのタワーで、海上だけでなく、海中からも見れるのが面白いですよ。
水中のほうは、水族館のようになっているので、クリオネも見ることができますよ。
2.能取岬
網走の近くの能取湖のすぐ近くにある岬ですが、ウトロ~斜里~網走のちょっとした湾になっている場所の端っこにあります。
流氷は、ちょうど、この湾に流氷が流れ着いてきてたまり場のようになるんですね。
この岬から眼下に見える流氷は素晴らしいですね。
3.流氷ノロッコ号
知床斜里駅から網走駅の間を約1時間でのんびり走る冬の特別列車です。
流氷を見るための観光列車なので、見どころではスピードも落としてくれますし、途中の北浜駅では10分停車するので、展望台から流氷を見渡すことができます。
2016年以降も運転継続検討中とのことですが、もしかしたら廃止になってします可能性もありますので、お早めに。
流氷のおすすめ遊び体験!
流氷の遊びの醍醐味といえば、何と言っても「流氷ウォーク」でしょうね。
流氷ウォーク専用のドライスーツは普段着の上から着れる靴一体型のつなぎです。
帽子さえ持っていけば、あとは全部セットで借りられます。 1.5時間で5,000円ぐらいです。
これを着れば快適に氷の上を歩いたり、氷の海に浮いたりできます。
泳げなくてもドライスーツが浮くので大丈夫。
大人も子どもに戻れる楽しい異次元体験ですよ。
ここでしか出来ない未知の体験、オホーツクの大自然を自分の肌で感じて見ましょう。
氷の下で、あのクリオネに会えるかも。
まとめ
●さっぽろ雪まつりのついでに流氷を見るなら日帰りツアーが便利
●流氷メインなら女満別空港から入るのが便利
●流氷をみるなら、海からは流氷船、陸からは流氷ノロッコ号、そして非日常を体験できる流氷ウォークが圧巻