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水仕事による手荒れを防ぐためのゴム手袋のおすすめの使い方とは?

      2018/10/15

家庭の主婦にとって、水仕事は毎日の家事などで絶対にやらなくちゃならない仕事ですが、空気の乾燥する冬場は、気をつけていないと、すぐに手荒れしてしまいますよね。

その手荒れを防ぐために、「ゴム手袋を使うのは効果的」と言われていますし、実際、使っている方も多いと思います。

ただ、一方で、「ゴム手袋をしても手荒れしてしまう」というお話もよく聞きますね。

ここでは、そんな水仕事で手荒れを防ぐために使うゴム手袋について、おすすめの使い方をご紹介しましょう。

 

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水仕事で手荒れする原因と対策とは?

まず、水仕事で手荒れする原因とはなんでしょうか?

正常な皮膚は手も含めて皮脂膜でバリアされていて守られています。

薄い油の膜で覆われているイメージですね。

その膜のおかげで角質の水分が蒸発せずに保たれているわけです。

 

ところが、水仕事や洗剤を使うと、そのバリヤが剥がれてしまったり、バリヤ機能が低下したりすることがあります。

そうすると、皮膚が露出することになるので、皮膚からどんどん水分が蒸発していき、乾燥してカサカサになってしまうんですね。

 

通常であれば、自然にそのバリヤを修復されていきますが、主婦は一日中水仕事をしているようなものですから、修復する時間的な余裕がなくなってしまいます。

そして、水分を失ない柔軟性も失った皮膚には、角質が固くなったり、亀裂が生じて血が滲んできたり、肌の痒みといった症状が出てきます。

このような症状が出たときを「手荒れ」と呼んでいます。

 

そこで、その対策としては、非常にシンプルな話で、手を水や洗剤に触れないようにして、皮脂の剥がれを防げばいいわけですよね。

ですから、ゴム手袋などを使うのが一般的です。

但し、人によっては、ゴム手袋を使っても、手荒れをする場合もありますので、それについては、後ほど触れることにしましょう。

 

水仕事で手荒れを防ぐゴム手袋の正しい使い方とは?

ゴム手袋はいつ使う?

ゴム手袋を使うのは、台所の食器洗いなどの時が多いですよね。

乾燥している冬場には、とにかく極力水分に手を触れないほうがいいですね。

ですから、食器洗いの時はもちろんのこと、水に触れる機会があるときには、いつでもゴム手袋を使用するようにしたいものです。

 

例えば、お風呂掃除の時、洗濯物を干す時、庭の草むしりの時などですね。

特に、洗濯物を干すときにも、結構手荒れするので気を付けましょう。

 

ゴム手袋ってダサくない?

「ゴム手袋」というと、どうしても、「おばさん」のイメージが強いのかもしれませんが、今ではとても可愛らしい女性用のゴム手袋が沢山売られています。

こんなカラフルなゴム手袋で、水仕事をするとちょっと楽しくできそうですよね。

 

また、手荒れで困っている友人へのプレゼントにも最適です。

 

ゴム手袋の素材の種類はどんなのがあるの?

ゴム手袋の素材もいろいろありますが、「天然ゴム」を使っているタイプと、「塩化ビニル(PVC)」を使っているタイプが主流で、耐久性のある厚手のゴム手袋が多いですね。

少し大きめにできているので、手にフィット感はないものの、つけたり外したりが楽で、特に最近のものは、水が入りにくい構造になっていたりして、随分使いやすいものが増えてきました。

天然ゴムのタイプは、ゴムの匂いが気になると言われてきましたが、最近ではバニラの香りを付けたものなどもあります。

 

ゴム手袋の正しい管理方法とは?

ゴム手袋を使った後で、横にそのまま置きっぱなしにしておくと、ゴム手袋の中で雑菌が繁殖してしまいます。

ゴム手袋は気密性が高いので、内側は手の汗で蒸れる状況になりやすく、雑菌が繁殖しやすいんですね。

また、この雑菌が手を荒らす原因にもなりますし、カビの原因にもなりますので、使い終えたら、すぐに干すようにしましょう。

 

我が家ではキッチンタオルの隣に洗濯バサミで挟んで干していますね。

時には手に触れる部分を浸け置き洗いして、干しておくと雑菌の繁殖を防げます。

 

また、手袋の中の水蒸気を上手に外に排気できる工夫のされているゴム手袋もありますので、蒸れが気になるときは、試してみるのもいいかもしれませんね。

 

ゴム手袋を使っても手荒れしちゃう場合にはどうする?

ゴム手袋を使っても、手荒れする場合がありますよね。

その原因は、ゴム手袋が古くなって硬化してゴムにかぶれやすくなることや、ゴムアレルギーになること、あるいは、ゴム手袋の中で雑菌が繁殖して手を荒らすことなど、いろんな原因があります。

 

一般には、手荒れになってから、ゴム手袋を使うケースが多いために、既に手は敏感肌になっていて、ちょっとした刺激や雑菌でも手は簡単に荒れてしまうんですね。

また、ゴム手袋の内側に付いている白い粉で荒れてしまうこともありますので、敏感肌ならノンパウダータイプを選んだほうがいいかもしれません。

 

ゴム手袋に直接皮膚が触れることによって手が荒れる場合には、ゴム手袋の下に、「インナー手袋」をする方法があります。

つまり、手袋の二重化ですね。

 

インナー手袋にもいろんな種類がありますので、自分の肌に一番合ったものを探すことになります。

ただ、皮膚の状態や性質は、個人差がとても大きいので、ある人には良くても、ある人には駄目ってことも結構あったりしますので、こればかりはトライ&エラーになっちゃいますね。

 

インナー手袋で、最も一般的なのが「綿手袋」です。

ただ、人によっては、手がガサガサの状態で綿手袋をすると、かえって手の油分が取れてしまうこともあるので要注意です。

 

薄手の綿手袋が使いやすいでしょう。

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また、麻素材の「ヘンプの手袋」もインナー手袋として使えます。

ヘンプ(麻の一種)の抗菌性で雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます。

 

これなら、ゴム手袋の中に入れっぱなしでもいいかもしれませんね。

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ポリエチレン手袋をインナー手袋にすると、雑菌やカビから手を守ることができます。

こちらは使い捨てで使うのがいいでしょう。

 

ポリエチレン手袋をしてからゴム手袋をすると、手袋の中で保湿されるので快適とも言われます。

ただ、これも人によっては、蒸れて気持ちが悪いという人もいますので、これは人によって相性がありそうですね。

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水仕事で手荒れを防ぐために「使い捨て手袋」を使うのってアリ?

ゴム手袋をきれいに保つためには、本当は2~3日に一度はきれいに内部を洗って干すのがお勧めですが、それもまた面倒ですよね。

また、使った後ですぐに干したりするのも、忘れがちですし、結構面倒です。

 

そこで、登場するのが、「使い捨ての手袋」です。

使い捨て(デスポ)手袋にはいくつかの種類がありますので、自分の好みや用途に応じて使い分けたりするのもいいでしょう。

 

また、手荒れが進んでひどくなっているときには、お風呂に入るときやシャンプーをするときも付けていると効果的ですよ。

 

「薄手でフィットするタイプ」のデスポ手袋とは?

材質は、「ニトリルゴム」や「ラテックス」のものがピッタリフィットしますので、細かい作業もこなすことができます。

ラテックスは、伸縮性や柔軟性があって手にフィットして使いやすいですね。

ただし、アレルギーのある人は要注意です。また、匂いが気になるという方もいますね。

 

「ニトリルゴム」は、天然ゴムを含まないのでアレルギーの心配が少なく、万能タイプですが、やや柔軟性に欠ける点が難点ですね。

 

 

「フィット感は劣るが安価」なデスポ手袋とは?

材質は、「プラスチック」や「ポリエチレン」のものが、フィット感は劣るものの、価格も安いので、気軽に使うことが出来ますね。

使い捨ての場合は、安いってのは魅力的ですよね。

 

手袋のパック効果とは?

ゴム手袋などをつけても手が荒れてしまうときには、手袋をする前に、オリーブオイルや馬油やハンドクリームをたっぷり塗ってみるのもいいです。

洗う時にはお湯を使うことで、お湯の熱で手袋の中が蒸されて、クリームなどが浸透しやすくなるようです。

こうすることで、手袋による「パック効果」が期待できます。

 

適度な蒸れならパック効果もあるのですが、あまり蒸れるとまた良くないですよね。

このあたりは、実際に試してみて自分に合うものを探していくしかないでしょうね。

 

まとめ

●冬場の乾燥した時期にはゴム手袋でしっかりと手をガードしてあげましょう。

●ゴム手袋の下につけるインナー手袋で二重化すると更に効果的です。

●フィット感の良いラテックスの使い捨てや、安いプラスチック手袋の使い捨てなども上手に使い分けたいところです。

●自分の手と肌にあった方法で上手にゴム手袋を活用して、冬の乾燥を乗り切りましょう。

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