ロードバイク初心者にオススメのバイクと初めに揃えるものとは?
2018/04/29
ロードバイクとはロード専用のバイク(自転車)のことです。
バイクといっても自動二輪車(モーターサイクル)ではありません。
自分の足で漕ぐあの自転車です。
ただ、一般のママチャリと違うのは舗装道路を速く走ることだけを目的にして作られたという点です。
ロードバイクでは、その作られた目的から、荷物を積んだり、後ろに人を載せたりすることはできません。
純粋に走ることに徹底しているのです。
泥除けやサイドスタンドすら軽量化のためにありません。
その無駄を全てそぎ落とした潔さがロードバイクの特徴です。
ここでは、初めてロードバイクに乗ろうとしている初心者の方に、ロードバイクの始め方について、お伝えしたいと思います。
ロードバイク初心者にオススメのバイクとは?
ロードバイクの特徴な要素として、以下に主な10点を上げたいと思います。
1.ドロップハンドル;
通常は、上ハンドルを握ります。
必要に応じて、下ハンドルを握ることで、より低い乗車姿勢が取ることが可能です。
2.軽いフレーム;
いわゆる胴体部分で、材質は鉄、アルミ、カーボンが代表的です。
3.細いタイヤと簡単な脱着;
幅23mm~25mm程度の細いタイヤです。現在は25mmが主流です。
細いですが、ママチャリの空気圧よりも高い気圧(7気圧)に設定されています。
クイックレバー式で、前後輪ともに簡単に取り外し、取り付けができます。
4.キャリパーブレーキ;
スピードが出るロードバイクにとってブレーキは命を守る大切なデバイスです。
キャリパー式と言われるスピードコントロールのし易いタイプが主流です。
5.ビンディングペダル;
スキーのビンディングのようにシューズとペダルを固定できるペダル
少し慣れが必要ですがが、足が固定されてぐっと走りやすくなります。
6.変速機(ディレイラー);
前2段、後11段で、合計22段変速が現在の最高レベルです。
変速操作は、ブレーキレバーの部分で行うタイプが主流です。
7.重量が軽い;
ロードバイクの重さは通常10kg以下です。6kg程度のものあります。
持ってみると、ママチャリとの重さの差は誰にでもわかるぐらいの差があります。
軽くするために、コストがかかっているわけです。
昔は1kg軽くすると10万円高くなると言われていました。
8.転がり抵抗が小さい;
タイヤが回る時の軸受けの転がり抵抗が小さいので、少しの力で前に進みます。
そして、その惰性で、そのまま転がり続けことができるのです。
総じて、このスーッと流れる感じが、ロードバイク独特で、ママチャリとは異次元と言えるでしょう。
9.乗り手以外は運べない;
基本的に最低限のメンテ用品(パンク修理用材料と工具等)と水筒以外は運べません。
無理すれば運べますが、それではロードバイクの軽さや機動性が失われる、ということです。
10.価格が高い;
当然ピンからキリまでありますが、まともなものになると、ロードバイクだけで、15万円程度の出費は必要です。
上記の特徴からもわかると思いますが、ロードバイクは同じ自転車といえども、ママチャリとは全く異なる乗り物と言っていいです。
一度乗ってみると、その違いに驚くこと間違いなしです。
是非とも一度は体験してもらいたいものです。
以前は、私も、正直なところ、ロードバイクに乗っている人を見ても、すごく格好いいとも思えないし、それほど、楽しそうには見えませんでした。
それよりも、自転車を黙々と漕いでいて何が楽しいのだろうか? という素朴な疑問が沸々と湧いてきたものです。
さて、それでは、ロードバイクの魅力とは一体なんでしょうか?
以下の5点にまとめてみました。
1.単純に気持ちがいい・爽快感
まず、ロードバイクに乗ることは、気持ちがいいです。
サイクリングロードをのんびり走るだけでも、風や気温を直接肌で感じられます。自然を感じられます。
ただ、雨の日は乗りたくないですね。やっぱり、晴れの日がいいです。
2.長距離走行が可能
少し慣れれば、誰でも100㎞程度は走ることができるようになります。
そうなると、自宅からでも結構遠くまで足を伸ばせますし、世界がぐっと広がってきます。
そして、予定していた距離全てを走り切った時に、その達成感を味わうことができます。
3.食べるものが美味しい;
目的地で食べるものが美味しいです。たとえ、コンビニのおにぎりでも、美味しいです。
自分の体がエンジンですから、食べ物は燃料に相当します。
おにぎり3個で100㎞走れます。燃費も世界最高レベルですね。
4.高いフィットネス効果
ロードバイクでゆったりと走ると、適切な有酸素運動になり、健康増進に効果があると言われます。
そのために、心臓疾患、高血圧、動脈硬化、自律神経不安定症候群などを抑える効果が期待できます。
5.年齢を重ねても長く続けることができる
ジョギング等に比べると、体への負担が小さいため故障が少ないです。
高齢になってからも、続けることができるスポーツは、水泳とロードバイクぐらいではないでしょうか。
さあ、ロードバイクの世界をちょっと覗いてみたいな、と思った時、なにから始めればいいんでしょうか?
まずは、ロードバイクに長年乗っている人の話を聞くことが一番いいと思います。
その人から聞くいろんな話は、非常に参考になるはずです。
まあ、結構熱く語る人が多いので、面食らうかもしれませんが・・。
そんな方がいればいいんですが、たまたま近くには聞けるような人がいない場合は、以下を参考にしてみてください。
これは、私の勝手な意見として聞いて下さい。
まず、初めに揃えるものは、当然ながらロードバイクです。
ここで大きく悩みます。
一つは、まともなロードバイクを買うこと、もう一つは、まだ本当に乗り続けるかどうかわからないので、安物のロードバイクを買うこと、のどちらにするかです。
ここは意見が別れるところだと思いますが、ここではまず安物をお奨めします。
まともなロードバイクは15万円以上ということになりますし、そこまで、お金を出す勇気が出ない人が多いだろうと想像するからです。
もし、絶対に乗り続けるという強い意思があれば、最初からまともなロードバイクを買うべきです。
当然そのほうが効率的ですから。ただ、一般的には、ロードバイクってどんなもの?って興味半分だと思うので、あえて安物をお奨めしているわけです。
可能なら、自転車乗りのベテランの知り合いから、古くて使わなくなったものを譲ってもらうのがベストです。
それでは安物とはどんなものか?というと、最低条件として、
①車輪がクイックレバーで外れるこ、
②タイヤが700x28cまたは700x25cmmであること
③ドロップハンドルが付いていること
の3つの条件を満足していればいいのかな、と思います。
その他は妥協しましょう。
ロードバイクは、よく自転車屋さんで買いなさいと言われますが、安物はネット通販で充分です。
値段は、2万円くらいから5万円くらいで、いいと思います。
これでも、1万円で売っているママチャリの2倍から5倍はするわけですが・・・。
購入を決めるときは、どんなにかっこ良くても、先ほどの3つのポイントだけはしっかり押さえておいてくださいね。
何故この3点にこだわる必要があるのかをご説明します。
まず、タイヤのクイックレバーについてですが、パンクした時の対応がクイックレバー式でなければ非常に大変なことになるからです。
ママチャリのパンクした時は、近くの自転車屋さんにもっていけますが、ツーリング中は、どこでパンクするかわからないので、自分で直すしかないのです。
その時、クイックレバーでタイヤを外すことができれば、あとは結構簡単にできます。
次に、タイヤですが、通常のロードバイクのサイズは700x23c~28cというものが多いですので、そのあたりであれば、それなりに軽量なので、ロードバイクの雰囲気は充分に味わえると思います。
ママチャリの26インチとか、そうゆう表示のものは避けましょう。
最後に、ドロップハンドルです。
これはロードバイクの象徴的なものですし、上ハンドルのポジションと下ハンドルのポジションイメージが分かります。
そして、その時の空気抵抗の違いも感じることができると思います。
これ以外にもいろいろ付けておきたいものはありますが、まずは自転車本体はこれぐらいで手を打つことにしましょう。
ロードバイク初心者がまず揃えるものとは?
まず絶対に必要なものとして、
①空気入れ2本、②パンク修理キット、③サドルバッグ、④ボトルホルダー、⑤携帯六角レンチ の5点を準備しましょう。
そんなに高いものではありませんし、最低限ロードバイクに乗る上で必要なものです。
空気入れは、現在ママチャリで使っているものがあるから大丈夫と思っているかもしれませんが、ロードバイクのタイヤはフランス式のバルブ(空気をいれるところ)です。
これはママチャリのイギリス式とは全く異なるものなので、フランス式の空気入れが必要になります。
圧力もママチャリでは4気圧ぐらいですが、ロードバイクでは7気圧ぐらい必要ですので、全く異なる空気入れだということです。
では、なぜ2台もいるのか?ということですが、これは同じ物を2台という意味ではありません。
1台は大型なもので出発前に家で使用するものです。
2000円くらいからいろいろあります。圧力ゲージ付きにします。
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もう1台は、携帯用です。
パンクした時に、空気を入れるための空気入れです。
自転車に取り付けておきます。
操作性は大型のものに比べると悪いですが、それでもなんとか自宅に帰るだけの空気を入れることはできます。
通常はボトルホルダーの場所に取り付けることが可能です。
この携帯空気入れは、空気はなかなか入らないので、人によってはCO2の小さなポンべを携帯する人もいます。
確かに簡単ですが、重いですし、使い捨てなので、結局高価なものになります。
ということで、ここではマニュアルのポンプをお奨めします。
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2つ目のパンク修理キットですが、これは、タイヤレバーと交換用チューブの2点セットです。
まず、ここで言う修理とはパンクしたタイヤからチューブを取り出して、穴のあいた場所を見つけて、そこにパッチをあてて、そのチューブを元に戻す、というような本格的な修理を意味しません。
ここでは、チューブを新品に替えるという作業だけにします。あの空いたチューブの修理をしたければ自宅に帰ってからゆっくりやればいいわけです。
ツーリング中は、チューブ交換だけと割り切ります。
そのためには、タイヤをホイールから外すためのタイヤレバーと、交換用の新品チューブがあればいいわけです。
タイヤレバーは300円くらいからあります。
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交換用のチューブは1,000円くらいです。
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使い方は、ネットで調べればどこにでも載っています。
多少、慣れが必要なので、一度は練習してみることをお奨めします。
交換用のチューブもいろいろ有りますが、高価なものは必要ないと思います。
実際に運ぶときは、小さくまるめてラップでくるんでおくと便利です。
次に荷物を入れるサドルバッグです。
ツーリングをするとき、ウエストバッグやデイパッグを背負って走ることも可能です。
しかし、ここはこだわりたいところです。
体にはなにも付けないで、できるだけ体を自由にしてロードバイクに乗ってほしいと思います。
そうでなくても、ロードバイクの乗車姿勢は前傾となりますし、体に負担がかかります。
その上に、デイバッグを背負って、更に肩が痛かったり、腰が痛くなっては、乗っていても楽しくありません。
体には何もつけない、”物はロードバイクに持たせる” が基本です。
そのために、サドルバッグは必須です。大きな物は必要ないです。 Mサイズで充分です。 価格は2000円程度からあります。
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サドルバッグにはなにを入れるかというと、パンク修理キット、財布、携帯電話、六角レンチの4点のみです。
これだけあれば、100㎞程度までのツーリングでは充分です。
途中でお腹が空いたときの食料は、コンビニで買って食べます。
次に水を入れるボトルホルダーです。
ツーリング中には水分補給をこまめに行います。
熱中症になっては帰ってこれなくなってしまいます。
これも高いものではなので、是非用意しましょう。
初めは、ペットボトルを持っていくことでいいですが、徐々に長い距離を走るようになると、少し大きめのボトルを買ってもいいでしょう。
合わせて2000円しないで買えます。
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最後に六角レンチですが、初心者なのに、六角レンチがどうしているのか?と思われるかもしれません。
しかし、実際に乗ってみるとわかりますが、しばらく走って、少し慣れてくると、サドルの高さや前後位置が気になってきます。
もう少し高くしたほうがいいかな? あるいは、少し後ろにした移動したほうがいいかな? と思うようになります。
そんなときは、ロードバイクを止めてその場でサドル位置を調整したくなります。
そうです。その時に、六角レンチは必須なのです。
よく使うサイズは大体決まっていますので、いくつかのサイズがセットになったものが多いです。
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以上で取り敢えず必須と思われるものは全て揃ったことになります。
これ以外にも、ウェアやヘルメットやグローブ等諸々のものがありますが、これらは少し乗ってみて、欲しくなった時に、少しづつ、揃えていくことにしましょう。
さて、ここで、予算をチェックしておきましょう。今まで準備したものを揃えるためにどれくらいの予算があればいいのでしょうか。ざっくりと試算してみましょう。
今まで準備した物と概略金額を試算してみましょう。
1.ローバイク本体 ;20,000円~50,000円
2.空気入れ(大) ;2,000円
3.空気切れ(小) ;1,000円
4.タイヤレバー ;300円
5.タイヤ・チューブ ;1,000円
6.サドルバッグ ;2,000円
7.携帯六角レンチ ;1,000円
以上の合計で、27,300円~57,300円になります。
結局は全体コストの7割~8割がロードバイク本体ということになります。
やはり、ロードバイクにいくらお金をかけるのかが、初めの予算設定のポイントということになります。
ロードバイク初心者のステップアップとは?
ロードバイクに乗り始めると、その軽さやスピードの違いからママチャリにはもはやもどれないと感じるのではないでしょうか。
そして、30㎞程度のツーリングを走れるようになってくると、初めは随分長い距離のように聞こえていた30㎞という距離が、最近は手頃な距離に変わってくると思います。
さて、そんな時期になり、周りのロードバイクに乗っている人を見ているといろいろと自分とは違う点があることに気づいてくるでしょう。
それでは、みんなとなにが違うのかを少しづつステップアップしながら見て行きましょう。
まず、ペダルを変えてみましょう。
現在ついているのは基本的にはママチャリと同じものだと思います。
このペダルで長い距離を走っていると靴とペダルの位置がずれて安定しません。
また、当然の話ですが、ペダルを踏み込むことしかできません。
そこで、登場するのがビンディングペダルです。
これは、スキーとスキー靴を固定するあのビンディングと同様の機能をもつビンディング機能をもったペダルです。
これは初心者用のビンディングペダルですが、種類は他にもいろいろあります。
また、スキーにもスキー靴が必要なように、このペダル専用のシューズも必要になります。
つまり、ビンディングペダルとビンディングシューズはセットなのです。
ビンディング式にすると、靴とペダルが固定されるため、常にペダルとシューズに位置は最適な位置に固定されます。
また、固定されるので、ペダルを押し込むだけでなく、引き上げるときにも力を入れられます。引き足といいます。
ビンディングにはいろいろと種類がありますので、選ぶのに困ってしまいます。
日本ではシマノのビンディングがデファクトスタンダードと言ってもいいでしょうから、これをもとに話を進めます。
シマノのビンディングには、SPD-SL(ロード用)とSPD(マウンテンバイク用)の2種類があります。
当然、ロードバイクに乗っているわけなので、SPD-SLを選択しそうになりますが、ここは、あえてSPDをお薦めします。
SPDであれば、シューズも歩きやすい形状をしており、取り扱いが楽です。
まずはこれでビンディングに慣れましょう。
また、シマノでは初心者用に、ビンディングが外れやすいクイッカーというシリーズもあります。
まずは、これがいいかもしれません。
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ビンディングシューズは、SPD用のビンディングシューズであれば、なんでもOKです。
元々、SPDはマウンテンバイク用なのでドロの中でも歩けるようなゴツい靴もありますが、一方で、ロード用と似ているスマートなものもあります。
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ビンディングに初めて挑戦するときは、ビンディングの嵌め方と外し方を何度も練習してから走り出しましょう。
今までのようにペダルから足がすぐに離れないというのは、初めの内は非常に恐ろしいものです。
初めはその恐怖との戦いです。
慣れてくれば気にならなくなりますが、初めはやはり恐ろしいです。
そして、儀式としてどうしてもやってしまうのが、立ちごけです。
つまり、ビンディングが外れなくてそのまま転倒してしまうことです。
まあ、何事も経験が必要、ということです。
ロードバイクに乗っている人は、派手なウェアに派手なヘルメットで、いかにも走り屋です、って言っているような人ばかりが目につきます。
そうゆう方向の人が多くいる一方で、渋めの服装で乗っている人もいます。
これは趣味の問題です。
特に初心者にとっては、いかにもローディーです、っていう格好で乗るのは気がひけるものです。
そこで、ここでは、初めてのウェア選びについて書いてみます。
まず、ペダリングするためには裾の広いズポンでは、チェーンにひっかかってしまうので、乗れません。
初めは短パンやジャージでいいと思います。
距離を長く乗るようになると、お尻がどうしても痛くなってきます。
そのためにお尻の部分にシリコンのパットがついていて、痛みを和らげる効果のあるレーパン(レーシングパンツ)をはくようになります。
しかし、これは超ボディコンですから、太っていて恥ずかしい、痩せすぎていて恥ずかしい、ということもよく聞きます。
慣れてしまうまでは、レーパンの上に通常の短パンやジャージを履くことをお薦めします。
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ヘルメットもローディーの定番アイテムです。
ただ、たまにCAPをかぶっている人やなにもかぶっていない人もいます。
ヘルメットは、発泡スチロール製で非常に軽い反面、事故の時役に立つのか?と疑問がわきますが、やはり、転倒した時に頭を直接地面や縁石に打つことを考えると十分に役立つと思います。
ですから、やはりお奨めしたいところですが、あの格好に抵抗があるというのもわかります。
そう感じるうちは、無理せずCAPをかぶるだけでもいいと思います。
そのうちにCAPでは前方視界が悪いとか、風通しが悪いとか、風で吹き飛ばされそうになるとか、いろんなことを自分で感じて、やっぱり、少し抵抗あるけどヘルメットにしよう、と思うようになるでしょう。
それまでは、CAPでもノーヘルでもいいんじゃないでしょうか。
ちなみに私が使っているのは、安めのこちらです。カブトは日本人の頭に合うと言われています。
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ロードバイクに乗っているとスピードが出るので、虫やゴミが目に飛び込んできます。
ママチャリでも時々あると思いますが、ロードバイクではスピードが出るため、前が見えなくなっては非常に危険です。
ですから、サングラスまたはアイプロテクターは必要だな、と感じる人のほうが多いでしょう。
ローディーは格好のためにサングラスをしているのではないのです。
これは透明なものから、色付きまでいろいろです。
ご自分の趣味とセンスでどうぞ。
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ロードバイクに乗っている間はずっと手の平でハンドルを握っています。
ロードバイクは高圧なタイヤなので、乗り心地は良いとは言えず、ゴツゴツしています。
その振動はそのままハンドルに伝わり手にも伝わる。
これが結構疲れる原因となります。
また、汗をかいてくると手が滑ります。
これもまた危ない。
高速で坂を下っている時に段差を超えるショックで手がハンドルから外れるとどうなるか・・・。
ということで、グローブも必要になります。
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夏物から冬物までいろいろです。冬は防寒の意味で必須となります。
上に着るジャージ(シャツ)は、初めはなんでもいいです。
ただ、ロードバイク用というものはそれなりに考えられています。
例えば、後ろのポケットです。
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このポケットは使い勝手がいいです。
ちょっとしたもの、たとえばおにぎりやパン、携帯用のウィンドブレーカ等を入れるのにいいです。
物は基本的にロードバイクに持たせたいところですが、軽いものはこのポケットが便利です。
また、汗をかいてもすぐに乾く素材で出来ているものが多く、その性能は値段に比例します。
秋などでは天気の急変で寒くなることもあります。
そんな時のために、バックポケットにはウィンドブレーカを常備することをお薦めします。
風を通さないもので、折りたたむととても小さくなるものがいいです。
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もう、ここまでくれば、あなたも一端のローディーです。
これからは、周りの人を参考にしながら、自分のセンスでいろいろとコーディネイトしていけばいいと思います。
さて、しばらくすると自転車のパーツを交換してみたくなるものです。
走っているといろいろとロードバイクのパーツを交換したくなるかもしれません。
そこで、どんなパーツを交換していくことになるのか、見ていきましょう。
ロードバイクにしばらく乗ってみて、パーツを交換したくなってきたら、まず、ロードバイクの買い替えを検討してみましょう。
特に、ロードバイクの雰囲気を味わうために安価なロードバイクを購入した場合には、そうなります。
安価なロードバイクの場合は、パーツの交換できる範囲が、限られることがよくあるからです。
例えば、コンポと呼ばれる変速機やブレーキのようなパーツ群をよりグレードの高いものに交換できるかどうか、ということです。
例えば、シマノのTiagraというグレードのコンポがついていた場合に、部分的にブレーキだけをより上位グレードのUltegraにするとか、いうことが簡単にできるか、というあたりがポイントになります。
同じシマノ製のパーツでもあまりグレードが低いと互換性がなくて、部分的なアップグレードは出来ないということになってしまい、結局は買い替えが必要となってしまう場合もあります。
そんなことも考えて、ロードバイクの買い替えを検討することになるでしょう。
まとめ
●初めてのロードバイクは知人から中古を譲ってもらうか、安物を買う。
●最低限必要なものは、①空気入れ2本、②パンク修理キット、③サドルバッグ、④ボトルホルダー、⑤携帯六角レンチの5点
●少し慣れたら、ビンディングペダルとシューズ、ヘルメット、アイウェア、レーパン、ジャージ、グローブ等を少しづつ揃えていこう。