岩手県の花見!屋台や出店のある絶対お薦めの名所スポット5選!
2019/01/26
岩手といえば、盛岡冷麺やわんこそばと銀河鉄道の夜と、雪深い長い冬のイメージでしょうか。
岩手の春には、長い冬を耐えてきて、やっと迎える温かい春を桜で感じることができますね。
ここでは、岩手の花見の名所で、屋台も楽しめて、気軽に行けるスポットをご紹介しましょう。
盛岡城跡公園(岩手公園):盛岡市
こちらは、「不来方(こずかた)城」とも呼ばれた盛岡城跡の公園で、石川啄木や宮沢賢治が愛した公園としても有名ですね。
今は、内堀や石垣が残るだけの城跡公園ですが、春にはソメイヨシノやエドヒガンザクラ等が約200本が綺麗に咲きます。
特に、石垣と桜のコンビネーションが素晴らしく、「さくら名所100選」にも選ばれているほどです。
桜の季節に行われる「盛岡さくらまつり」では、120基のぼんぼりが点灯して夜桜も格別です。
屋台も約20店出るので、盛岡名物の「お茶餅」でも片手に、夜桜見物も楽しいですね。
◆基本情報
住所:岩手県盛岡市内丸1-37
アクセス電車:R盛岡駅から徒歩約20分
JR盛岡駅から都心循環バス(でんでんむし)左回り線約6分「盛岡城跡公園」下車徒歩約1分
アクセス車:東北道盛岡ICから国道46号経由約20分
駐車場:有り (93台 150円/30分)
花見の時期:4月下旬 ~ 5月上旬
ライトアップ:有り 18時~21時30分
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_03201ac2100113880/
高松公園:盛岡市
「高松公園」には、「高松の池」をぐるりと取り囲むように桜が植栽されており、約1.4㎞の遊歩道を歩きながら桜を堪能することができますね。
シダレザクラ、ソメイヨシノ、オオヤマザクラ等1200本が咲き誇ります。
公園の東南の広場からは、冠雪の残る岩手山をバックに、水面に桜が映る有名な花見スポットになっていて、「さくら名所100選」にも選ばれています。
高松公園も「盛岡さくらまつり」の会場となっており、夜には100基のぼんぼりによる夜桜が見れるので、昼間とはまた違った雰囲気を味わえますね。
光に照らされた桜が水面に映し出される姿は、まさに幻想的で素敵な雰囲気です。
こちらの屋台も約20店出店しますので、温かいものでも食べながら、遊歩道から素敵な夜桜を楽しむのも格別ですね。
◆基本情報
住所:岩手県盛岡市高松1-26-1
アクセス電車:JR盛岡駅から松園営業所行きバス約15分「高松の池口」下車徒歩約1分
アクセス車:東北道盛岡ICから約20分
駐車場:有り(206台 無料)
花見の時期:4月下旬 ~ 5月上旬
ライトアップ:有り 18時~21時
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_03201ac2100123331/
北上市立公園展勝地:北上市
岩手県内でも一番人気と言われるのが、北上川の河畔にある「北上市立公園展勝地」ですね。
ここは、青森の「弘前公園」、秋田の「角館」と並び、「みちのく三大桜名所」の一つに数えられている花見スポットで、当然ながら「さくら名所100選」にも選ばれている折り紙付きの景勝地です。
桜の種類も豊富でソメイヨシノ、エドヒガン、カスミザクラなど約150種類もあり、桜を楽しむ時期も少しづつずれるため、長い時間花見を楽しめるのも、ここの特徴ですね。
珊瑚橋から北上川沿いの約2㎞に植樹された約500本の桜並木は樹齢90年を超えるものばかりで、その迫力は他とは一味違います。
また、展勝地公園内には、約1万本という圧倒的な数の桜が咲き誇ります。
この時期に開催される「北上展勝地さくらまつり」では、古き良き時代を彷彿とさせる「幌馬車」が運行されたり(大人500円、小学生300円)、川からの景色を楽しむための「観光遊覧船」も運行されます(大人1000円、小学生500円)。
桜並木のなかを颯爽と走る「幌馬車」に乗るのは、気持ちいいですね。
「遊覧船」からは、川に吊るされた「鯉のぼり」と桜と川面のコラボレーションが楽しめます。
東北の桜は、鯉のぼりの季節とピッタリ合うんですね。
夜のライトアップでは、光の浮かび上がった桜並木が北上川の川面に映し出されて、なんとも言えない美しさです。
「児童公園」には露店が沢山でますので、グルメ三昧と行きたいところですね。
特に、北上名物の「里芋コロッケ」は外せません。
これ、想像しているよりも、ずっと美味しいですよ。
私も初めて食べたときは、期待ゼロだったせいもあって、とても美味しく感じました^^
毎年約50万人の人出があるので、駐車場の混雑は物凄いので注意しましょう。
おすすめは、北上駅東口の駐車場に駐車して、渡し船で北上川を渡る方法ですね。
なお、宿泊する場合は、「ホテルシティプラザ北上」が、絶対おすすめです。
川向きの部屋が最もいいですが、反対側の部屋でも、エレベータホール等からも、北上展勝地の川沿いの景色の全景が見渡せます。 絶景ですよ。
◆基本情報
住所:岩手県北上市立花
アクセス電車:JR北上駅から徒歩約20分
JR北上駅から江刺バスセンター行きまたは熊沢行きバス約15分「展勝地」下車徒歩すぐ
アクセス車:東北道北上江釣子ICまたは北上金ヶ崎ICから約15分
JR北上駅東側の河畔から渡し舟を運航(4月15日~5月5日運行予定)
駐車場:展勝地の駐車場:510台(有料300円)
北上駅東口駐車場:399台(有料:時間制)
花見の時期:4月中旬 ~ 4月下旬
ライトアップ:有り 18時~21時
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/event/evt_217433/
水沢公園:奥州市
「水沢公園」は、樹齢350年のヒガン系の桜の古木群で有名ですね。
県の天然記念物にも指定されており、その桜の1本1本の大きさ、幹の太さが普通とは違いますので、見応え充分で、感動さえ覚えます。
桜の季節には、ソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガン等500本以上の桜が咲き誇り、「水沢公園桜まつり」が開催されます。
桜まつりには、夜のライトアップも行われて、夜桜が素敵ですよ。
多くの露店や「花見食堂」が出店しますので、賑やかになりますね。
まだまだ寒い岩手の春ですから、人気グルメは、やっぱり、おでん(500円)ですね。
列に並んでも、やっぱり買いたくなっちゃいます。
こんにゃく、ちくわ、卵、厚揚げ、さつま揚げ、大根、昆布のセットです。 美味しい^^
モツ煮(500円)もその柔らかさとコッテリ感で満足度高いですね。
水沢競馬場でも売っていますが、桜の下のほうがやっぱり最高です。
ラーメンやお団子、ジャンボ焼き鳥や田楽おにぎり等、夕食は全部ここで済ましたくなりますね。
屋台のテントのなかで一杯飲みながら、おでんをつまむのもよし、散策しながら食べるもよし。
なお、夜はまだまだ寒いので暖かくしていくことを忘れずに。
◆基本情報
住所:岩手県奥州市水沢区中上野町1-1
アクセス電車:JR水沢駅から徒歩15分
アクセス車:東北道水沢ICから10分
駐車場:150台 無料(水沢公園南側駐車場、みずさわ観光物産センター駐車場)
花見の時期:4月中旬 ~ 5月上旬
ライトアップ:
入場料:無料
入場時間:10:00~22:00
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/event/evt_217505/
紫波城山公園(しわしろやまこうえん):紫波町
「城山公園」は、高水城跡の公園で標高180mの丘の上にある見晴らしの良い公園ですね。
丘の上からは、はるか遠くに岩手山や早池峰山の美しい山々を眺め、すぐ近くには北上川の雄大な流れが見える場所で、春にはここに桜が加わって、まさに素晴らしい景観となります。
ソメイヨシノ、ヤエザクラ、エドヒガン等が約2,000本が公園全体を埋めつくして、丘全体がピンク色に染まるのは圧巻です。
特に、駐車場から公園へと続く桜のトンネルが見事ですね。
この頃に、桜まつりが開催され、毎年2.5万人の人出となります。
たくさんの屋台も出るので、人も沢山集まって賑やかになりますね。
さて、何を食べようかな^^
◆基本情報
住所:岩手県紫波郡紫波町二日町字古舘
アクセス電車:JR日詰駅から盛岡行きバス約10分「御幸新道」下車徒歩約10分
JR紫波中央駅から徒歩約25分
アクセス車:東北道紫波ICから国道4号経由約15分
駐車場:有り
花見の時期:4月下旬 ~ 5月上旬
ライトアップ:有り 18:30~22:00
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_03321ac2100123941/
まとめ
●盛岡城跡公園と高松公園で開かれる「盛岡さくらまつり」では屋台も沢山でて、夜桜もある盛岡の桜の名所ですね。
●岩手で随一の人気と言われる北上市立公園展勝地では、「北上コロッケ」を外せません。
●水沢公園の花見食堂では、やっぱり「おでん」と「もつ煮」を食べたいですね。