北海道の無料のキャンプ場!道南の絶対おすすめの穴場5選!
2018/05/03
「道南」とは、北海道の函館から長万部辺りまでのエリアを指します。
支庁でいうと、渡島(おしま)支庁と檜山(ひやま)支庁を指しますが、北海道以外の方にとって支庁というのはあまり馴染みがないかもしれませんね。
ここでは、道南の無料のキャンプ場をご紹介しましょう。
無料とはいえ、トイレや炊事場が綺麗に管理されていて快適なキャンプ場です。
さて、それでは早速見ていきましょう。
上磯ダム公園キャンプ場
こちらは、函館市内から車で約30分のアクセスの良いキャンプ場で、木々と芝生の綺麗なところです。
サイトへの車の乗り入れは出来ませんが、空いていれば駐車場脇にテント設営も可能ですね。
トイレは綺麗で、炊事場もあり、日中は管理人さんまでいるので、本当に無料なの?って感じですね。
芝生のサイトなので、テントでの寝心地もふかふかですね。
自販機もあって便利ですが、携帯電波はまともに繋がらないですが、せっかくキャンプに来ているので、これもまた良しとしましょう。
ここで最も注意すべきは、何と言っても時期によっては、「ブヨ」や「蚊」が多いことです。
これには、「虫除けスプレー」を持参したりして、しっかり虫対策を準備していきましょう。
特に、蚊取り線香も普通のタイプでは、ブヨには効果ないので、強力なタイプの「パワー森林香」がおすすめですね。
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食料の買い出しは、車で20分の「スーパー魚長 大野店」がありますので、そこがいいですね。
その近くに、「北斗市健康センターせせらぎ温泉」がありますので、買い出しと温泉を同じタイミングでやっちゃうのも手ですね。
◆基本情報
住所:北海道北斗市戸切地21-12
電話:0138-73-3111(北斗市役所 都市住宅課公園緑地係)
利用時間:4月中~11月中
予約の要否:不要
予約方法:-
車両乗入れ:不可(駐車場近い)
ゴミ:持ち帰り
風呂:車で20分の「北斗市健康センターせせらぎ温泉」(大人300円)10時~22時、月曜休み
その他:日中は管理人さん常駐、ブヨ注意
URL:http://hokutoinfo.com/spot/208/
北追岬キャンプ場(きたおいみさき)
こちらは、奥尻島のキャンプ場です。
奥尻島へのアクセスは、フェリーか飛行機になりますね。
フェリーでは、瀬棚から約1.5時間、江差から約2時間、飛行機なら函館空港から30分という距離です。
このキャンプ場は、奥尻港からは島の反対側の「クズレ岬」近くの海に突き出した崖の上にあります。
まさに別天地という感じのところで、絶景スポットですよ。
焚き火の薪も海岸の流木を使えるので、ワイルド感も抜群ですね。
とても素晴らしいところですが、広くはないので先着順です。
空いていればオートキャンプもできちゃいます。
混んでいる時は、1人だけで場所を専有したりしないで、お互いに譲り合いの気持ちを持ちたいですね。
サイトは天然草地で、水洗トイレ、炊事場、夜間照明、散策路などもきちんと整備されています。
トレイはトイレットペーパー付きですよ。
この公園には、世界的に有名な彫刻家、流政之氏製作の彫刻が設定されていて、いい感じです。
ここの最大の特徴は、何と言っても、崖の上から見る「夕日」ですね。
夏の夕日の素晴らしさは、まさに一見の価値アリですよ。
食料の調達は、この近くにはお店がないので、島の東側の奥尻フェリーターミナルの方で買い物をして来るしかないですね。
フェリーターミナル近くの「さとう食材」などで、生うにや生アワビ等の新鮮な海鮮丼を頂くのもいいですね。
函館で食べるよりも確実に安くて、そして旨いですね。
そして、結構いけるのが、ここのアイスクリームです。
特に、奥尻名物の「ボラ」のアイスクリームは絶品ですね。
この「ボラ」とは魚のことではなくて、ボランティアの「ボラ」ということで、北海道南西地震のときにボランティアの方々に配ったのが由来です。
ちょっと甘めで中にプリンが隠れていますよ。
温泉は、キャンプ場のすぐ近く、車で2分の「町営神威脇温泉保養所」があるので便利です。
散歩がてら、歩いても行ってもいい距離ですね。
◆基本情報
住所:北海道奥尻郡奥尻町湯ノ浜(神威脇 北追岬公園内)
電話:01397-2-2351(奥尻町役場企画観光課商工観光係)
利用時間:4月中~10月末
予約の要否:不要
予約方法:-
車両乗入れ:可、先着順、駐車場有り(30台)
ゴミ:持ち帰り
風呂:車で2分の「町営神威脇温泉保養所」(大人420円)9時~21時、2階展望風呂有り
その他:夕日が絶景
URL:http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001241.html
湯の沢水辺公園(ゆのさわ)
こちらは、函館市内から車で約45分のキャンプ場で、近くを川が流れている綺麗なところです。
無料でもオートキャンプができちゃいます。
結構、山奥にあるこじんまりとしたキャンプ場ですが、トイレも炊事場も綺麗でしっかり管理されています。
週末は函館のファミリーキャンパーで賑わいますよ。
全面芝生で広いサイトは素晴らしいし、車の乗り入れもできるのが素晴らしいですね。
ただ、結構、山の中なので、1人だと、夜はちょっと寂しいかもしれませんね。
夏のシーズンならファミリーで賑わいますから、1人になる心配はないですが、オフシーズンになると、ボッチになる可能性もあるので、ちょっと怖いかも。
特に、このあたりは「熊」の目撃情報や痕跡がよく見られる場所ですから、もし、シーズン以外に行くなら音の出るものや、「熊スプレー」等を持っていくと安心ですね。
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また、時期によっては昼間のアブと夕方からのブヨが大発生することもあるので、「パワー森林香」や「防虫スプレー」等の準備はしておいたほうがいいいですね。
温泉は、車で約30分の「天然温泉七重浜の湯」があります。
食材の調達もキャンプ場の近くでは出来ないので、事前に準備しておく必要があります。
◆基本情報
住所:北海道北斗市茂辺地市ノ渡462-1
電話:0138-73-3111(北斗市役所)
利用時間:4月~11月上旬
予約の要否:不要
予約方法:-
車両乗入れ:可
ゴミ:持ち帰り
風呂:車で30分の「天然温泉七重浜の湯」(大人440円)9時45分~24時
その他:ヒグマに注意
URL:https://www.city.hokuto.hokkaido.jp/institution/shisetsu/yunosawamizube-park/
夷王山キャンプ場(いおおざん)
こちらは、函館市内から車で約2時間のキャンプ場でチョット距離がありますね。 江差からは近いです。
山の上にあるので、日本海を一望にできる、広い芝生の綺麗な景色のいいキャンプ場です。
公園はとっても広いのに、いかにもアンバランスな小さな駐車場が印象的です。
トイレや炊事場も綺麗に管理されていますが、飲料水は持っていったほうがいいですね。
トイレは炊事場から300mぐらい離れた「木工愛好センター」の中にあって、綺麗です。
誰かがいれば、焚き火用の薪を分けてくれることもあるかもしれません。
広い芝生にはアスレチック遊具や、森林浴を楽しめる散策路、それに「夜明けの塔」もあって、休日は地元のファミリーで結構混雑しますね。
キャンプ場は、階段状になっていて、近くには風力発電所が5ヶ所見えます。
夜、風力発電所の羽の回る音や風切り音が気になる方は、「耳栓」があると便利ですね。
基本的に、車の乗り入れは出来ないのですが、オートキャンプ場となっているサイトが10台分ありますので、到着順で使えます。
車で10分の「花沢温泉」は近くて安くて嬉しいですね。
食材の買い出しは、車で15分の「トライマート」が便利ですね。
◆基本情報
住所:北海道檜山郡上ノ国町勝山
電話:01395-5-2311(上ノ国町役場 施設課財産管理グループ)
利用時間:4月末~10月
予約の要否:不要
予約方法:-
車両乗入れ:不可、駐車場有り(200台)、オートキャンプ10台分有り
ゴミ:持ち帰り
風呂:車で10分の「花沢温泉」(大人200円)9時~21時、火曜定休
その他:日本海を一望できる
URL:http://www.town.kaminokuni.lg.jp/hotnews/detail/00000888.html
東大沼キャンプ場
こちらは、函館市内から車で約50分の「大沼国定公園」内にある湖畔の素敵なキャンプ場です。
地元のキャンパーなら誰もが知っているところで、道南屈指の有名なキャンプ場ですね。
道南では、NO.1のキャンプ場と言えるでしょう。
湖面のさざなみの音が心地よく、木陰のある清潔な芝生、綺麗なトイレと炊事場、自販と小さな売店と、全てが揃っていて、とても無料とは思えないところですね。
車の乗り入れは出来ませんので、荷物の搬入はちょっと大変ですので、台車を持っていくと便利ですね。
人気のキャンプ場なので、ハイシーズンにはファミリーキャンパーで一杯になります。
温泉は、車で約10分の東大沼温泉「留の湯」が近いですね。
食材の調達できるようなスーパーマーケットは近くにないために、ここに来る前に事前に買ってくることが必要ですね。
ただ、自販がありますし、小さな売店がありますから、飲み物と軽食ぐらいなら買えますよ。
道路脇のキャンプ場ですが、それほど交通量が多いわけではありませんので、あまり気にならないですね。
ただ、無料キャンプ場でありがちな雑音や騒音もありえるので、「耳栓」の準備はしておくのがおすすめです。
ボートを借りたり、釣りをしたり、沼エビを捕ったりして遊べますし、レンタル自転車もありますので、湖畔を自転車で走るのも爽快です。
大沼公園まで行ったら、「沼の家」の「大沼だんご」は必食ですね。
餡と醤油が定番ですが、胡麻と醤油も美味しいです。甘すぎない旨味が絶妙です。
もうひとつ、ここから車で10分程の「山川牧場」のソフトクリームも必食でしょう。
濃厚な北海道らしいソフトクリームは最高です!!
◆基本情報
住所:北海道亀田郡七飯町東大沼
電話:0138-67-3477(大沼パークインフォメーション)
利用時間:4月末~11月上
予約の要否:不要
予約方法:-
車両乗入れ:不可、台車なし、駐車場有り(100台)
ゴミ:持ち帰り
風呂:車で約10分の東大沼温泉「留の湯」(大人400円)9時~19時受付終了
その他:道南で人気No.1のキャンプ場
URL:http://www.onuma-guide.com/map/naview/index.html?defGrp=20060311144331&defCnt=20060315180007
まとめ
●道南の無料のキャンプ場のNo.1は、やっぱり東大沼キャンプ場。
●トップシーズンには、ブヨや蚊が発生するところが多いため、防虫対策は必須。
●山間のキャンプ場では、熊出没の可能性もあるので、熊スプレーがあれば安心。
●無料のキャンプ場が、今後も存続し続けて頂くためには、利用する方がきちんとマナーを守ることって大切ですね。