養老渓谷の滝へのアクセスは?滝めぐりの魅力とバーベキューと温泉!
2018/05/02
千葉は平地が多く高い山もあまりありませんが、そんな中で異彩を放っているのが養老渓谷ですね。
養老川の川沿いの渓谷は、素晴らしい景観と澄み切った空気で、気持ちのいいハイキングを楽しませてくれます。
特に紅葉の季節(11月下旬から12月初旬)は格別な美しさです。
ここでは、房総一の名瀑布である「粟又の滝(あわまたのたき)」へのアクセス方法と、手軽に楽しめるおすすめの「滝めぐりコース」のご紹介と、近くのバーベキューや温泉を楽しめる素敵な施設をご紹介しましょう。
関東からの日帰り旅行にピッタリですよ。
養老渓谷の滝を見に行くためのアクセス方法は?
養老渓谷の滝といえば、粟又の滝が最も有名です。
こちらの滝は、上から下にドーンと落ちるタイプではなく、100mの長さに渡って、岩肌を流れ落ちるタイプのものです。
瀑布の迫力というよりは、優しい滝の美しさを堪能できる滝ですね。
場所はこちらですが、結構山の中にありますし、その後の移動を考えると、アクセスはやっぱり車でいくのが便利でしょう。
駐車場は、粟又の滝近くにもあります。1日500円です。
また、後でご説明しますが、駐車場代を無料とする方法もあります。
ただ、紅葉シーズンは相当混みあいますので、渋滞の覚悟が必要です。
平日であれば、大きな渋滞にはならないと思いますが、紅葉シーズンの休日は渋滞は避けられないでしょうね。
大渋滞は、牛久の米沢交差点あたりから発生することが多いので、その場合、渋滞回避の方法としては、車を使わずに電車とバスで行く方法と、途中まで車で行ってそこから電車に乗り換える方法があります。
電車で行く場合は、JR内房線五井駅から小湊鉄道に乗換えて、上総中野駅まで行きます。
そこから、粟又の滝までは、7kmの距離がありますから、歩くには約2時間程度かかります。
バスを利用する場合には、1日に5~6往復しかないので、この時刻表を確認して行きましょうね。
計画的な行動が大切になります。
途中まで車で行く場合は、館山自動車道の市原インター(五井)で下りて、R297で勝浦方面に10分程度走って、小湊鉄道の光風台駅のコインパーキングに駐車しましょう。
ここは24時間200円という安さですから、気軽に使えますよ。
そこからは前同様に上総中野駅まで行って、上記と同様です。
養老渓谷の滝を見るハイキングのおすすめコースは?
養老渓谷のハイキングコースはいろいろありますが、ここでは最も短くて手軽に楽しめる全長4kmの滝めぐりコースをおすすめします。
コースの行程は、「粟又の滝」→(滝めぐり遊歩道、2.7 km、30分)→「小沢又の滝」→(0.5km、5分)→「水月寺」→(県道178号、0.8km、20分)→「粟又の滝展望台」→(0.3km、5分)→「粟又の滝」という風に1周して戻ってくるコースです。
約1時間のコースです。
一番短いコースながらも、見応えのあるいくつかの滝と澄み切った空気とマイナスイオンで気持ちがとってもリラックスできるコースですよ。
特に、養老川沿いの滝めぐり遊歩道は、きちんと整備された道が続き、歩きながら、清流のせせらぎ、小鳥のさせずり、木々の葉の音、滝の轟音等、まさしくハイキングにぴったりのコースといえるでしょう。
途中の小沢又の滝は、一の滝から五の滝まであります。ここは個人所有の滝なので、100円の入館料が必要ですが、それ以上の価値は充分にあります。
距離は短いコースですが、一部足場の悪いところや急な坂道もありますので、滑らない靴を履いていくことをお忘れなく。
なお、山の天候は急変することもありますから、念のために折りたたみの傘も持って行きましょう。
コース途中のトイレは、水月寺からの帰り道の途中のパーキングに1箇所あります。
養老渓谷でバーベキューや日帰り温泉もおすすめ!
清々しいハイキングのあとは、「滝見苑ごりやくの湯」がおすすめです。
ここは、粟又の滝の少し上流(800m)の川沿いにある日帰り温泉施設で、なんといっても露天風呂とバーベキューがおすすめです。
露天風呂は、渓谷の温泉らしく山の中の静かな温泉で、壮大な景色が圧巻です。
お湯は無色透明で綺麗な湯で、腰痛や肩痛に良いとされています。
内湯も木造の作りで素敵な雰囲気です。全体に清潔感のある素敵な湯ですね。
入浴料は、大人1,050円、小学生650円。18時からは200円安くなります。
もう一つのおすすめは、バーベキューのごりやく亭です。
手ぶらで行ってロブスターや牛肉を炭火で豪快にバーベキューができます。
バーベキューは自然の中で食べるのが最大の魅力ですが、ここはまるで河原にいるような開放感のある雰囲気の中で、椅子に座ってゆったり食べることができますよ。
ここで注文するなら、なんといっても、コースメニューがお得です。
コースメニューにはバーベキューの食材等の一式はもちろんのこと、駐車場代と入浴代もセットになっているんですね。
ここで食事をするなら、お風呂代も駐車場代は無料にすることができるわけです。
おすすめのセットメニューは、国産黒牛カルビ、ロブスター、イカ焼き、ホタテ、鶏もも味噌焼き等のセットの「もみじコース(3,500円)」です。
お子様コース(1,000円)もありますし、夏には鮎の塩焼き(500円)も是非食べたいところですね。
完全予約制なので、事前に予約を忘れずに。(予約電話:0470-85-0056)
まとめ
●養老渓谷の滝めぐりコースは4kmという短い距離だけど、充分に滝を満喫できておすすめ。(初めて養老渓谷に行くなら特におすすめ)
●アクセスはやはり車で行くのがおすすめですが、紅葉シーズンの休日には電車や車と電車を組み合わせて渋滞回避策も検討しましょう。
●滝めぐりのあとは、気持ちのいい露天風呂とベーベキューでゆったりして大満足です。