京都のおばんざい居酒屋の安い店!絶対おすすめの11選!
2022/11/06
京都の食事といえば、やっぱり「おばんざい」ですよね。
おばんざいとは、京都の家庭料理のことですから、ご馳走というよりは、普段の食事のおかずって感じなんですね。
ただ、味付けが京都らしいということなので、やっぱり観光客にとっては、是非とも試してみたいお料理ですよね。
昼間に食べるなら、バイキングでワイワイ食べるのもいいですが、夜は静かなちょっと大人の雰囲気のお店で、おばんざいを肴に、お酒を傾けるのもいいですよね。
ここでは、京都のおばんざいを居酒屋のカウンターに座って食べながら、日本酒やワインを傾けつつ、静かに京都を感じることのできる、そんなおすすめのお店をご紹介しましょう。
沢山あるお店の中から、コスパの良い「安いお店」を厳選しました。
場所としては、やっぱり三条・四条河原町・先斗町・烏丸周辺が、京都らしい雰囲気満載で、オススメですね。
ちなみに、どのお店も事前の予約は必須ですよ。
飛び入りで入れたら、それはそれで、とってもラッキーと思っていいでしょう。
お数家いしかわ
こちらは、烏丸駅から徒歩で5分程にありますが、見逃しそうな細い道の奥にあって、一見普通の民家のようなお店です。
表札に「いしかわ」とあるので、確認できます。
年季の入った縦格子がいい味を出していて、そこからこぼれる明かりが暖かさを感じます。
場所といい、佇まいといい、「京都に来ました感」満載です。
築100年以上の京町屋を改装して作られたお店で、入り口は、昔の田舎のおばあちゃんの家って感じでしょうか。
店内は、なんとも落ち着いたお洒落な空間です。厨房が丸見えのL字型のカウンターがドーンとあります。
全体にスタイリッシュで、いい感じですね。
店内のちょっと暗めの照明に、カウンター上のダウンライトがカウンターを明るく浮かび上がらせています。
BGMはフュージョン系が静かに流れていて、このアンマッチがまたいい。
おばんざいは、カウンター・テーブルの上の大皿から好きなものを選べます。
単品で、大体、600円~800円程度で、リーズナブルな価格が嬉しいですね。
定番のポテトサラダ(470円)とオムレツは、必食ですね。料理屋さんの味です。
2階にはテーブル席もあり、2階も天井が高くて屋根裏部屋のような感じで、悪くもないですが、どちらかといえば、やっぱり、カウンターのほうがおすすめですね。
女将さんは、お客さん一人ひとりに声をかけてくれるので、1人で行ってもなんか置いてきぼりを食わない感じがいいですね。
そんなわけで、1人で行っても全く違和感のないお店です。
こうゆうところはなかなかないんですよね。
CPも良くて、結構食べても1人5,000円は、まず行かないですね。
■お数家いしかわ 基本情報
住所:京都市下京区高倉通四条下ル高材木町221-2
電話:075-344-3440
アクセス:阪急烏丸駅より徒歩5分
営業時間:[月~土]17:30~23:00(L.O)、[日]17:30~22:00(L.O)
定休日:不定休
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26005542/
めなみ
こちらは、三条駅から5分程の木屋町通沿いにあるビルの1階と2階を使ったお店です。
創業70年以上の歴史の有るお店で、今の女将は3代目なんですね。
お店はビルの1階とはいえ、伝統的な木の縦格子と石の外壁がシックな印象を与えます。
ちょっと敷居が高さそうな雰囲気もありますが、そんなにお値段は高くないので大丈夫ですよ。
店内には、カウンター席が8席とテーブル席と、2階にも個室や座敷があります。
カウンターは、お寿司屋さんのような白木の綺麗なカウンターで、一段高くなっている場所に、様々な形の大皿におばんざいが10種類以上載っています。
ちょっとした寿司屋のような凛とした空気感もあって、好きです。こうゆうの。
かといって、緊張する感じでもなくて、気軽に楽しめる雰囲気は好感持てます。
カウンターから厨房が見えますが、おばんざいの載っているところが高くなっているので、料理している手元までは見えないのがちょっと残念ですね。
カウンター越しに見える棚にはいろんな種類の器が見えます。
そうそう、ここは器にも相当凝っているので、その点も楽しみの一つですね。
少人数で行くなら、やっぱり、ここはカウンターに座りたいところです。
なんといっても、こちらは、おばんざいを大皿に盛って出す形の元祖的な存在ですからね。
ちなみに、1階は常連さんで、2階は一見さんという風に分けられている感じもするので、もし、カウンターに座れたら、それだけで相当ラッキーでしょう。
メニューに迷ったら、まずは、おばんざいの盛り合わせ(1200円)がおすすめです。
5種類の盛り合わせなので、お得感満載です。
おばんざいは600円~800円程度でリーズナブルですが、他の単品は安いというわけではないですね。
ただ、メニューに価格表示があるので、庶民にはとっても安心できます。
価格表示がないものを頼む勇気は未だに乏しい私です。
こちらのお品書きは凄い達筆で有名で、読むのにちょっと苦労します^^
ただの観光客向けのおばんざいのお店とは、ひと味違うお店ですね。
腹八分目で、1人5,000円の予算があれば大丈夫でしょう。
CPも悪くないですね。
■めなみ 基本情報
住所:京都市中京区木屋町三条上ル中島96
電話:075-231-1095
アクセス:京阪本線「三条駅」より徒歩5分、
阪急電鉄「河原町駅」より徒歩10分
営業時間:17:00~23:00 (22:30L.O.)
定休日:日曜日(日・月連休時は月曜日休み)
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001266/
豆八(まめはち)
こちらは、先斗町にある豆腐とおばんざいのお店です。
鴨川沿いの先斗町の小道はいいところですね。ザ・京都って感じ満載で、歩いているだけでも、楽しめます。
先斗町のこの小道にはお店がひしめきあっていますが、それでもこちらは、小道沿いにあるので、見逃すことはないでしょう。
白い長い暖簾に「豆八」のお大きな文字がトレードマークで、扉は木の縦格子で横開き、壁はベージュの土塀のような雰囲気です。
入り口は小さいのですが、店内には直線のカウンターがドーンと10席あります。
いわゆる鰻の寝床状態ですね。
奥に個室もあり、2階には座敷もあります。
ここもやっぱり、カウンターが1番のおすすめですね。
ちょっと暗めの照明に、木の清潔感溢れるカウンターは、間接照明とダウンライトで素敵な雰囲気です。
ランチでは豆八ランチ(2,300円)が人気がありますが、夜は4,000円ぐらいからコースがあります。
単品でもお値段も明確で安心、良心的な印象です。
この値段で先斗町を味わえるのはお得ですよね。
観光客にとって、初めての先斗町という点では、とってもお薦めのお店ですね。
お酒も飲んで、1人5,000円~ってとこですかね。
■豆八 基本情報
住所:京都府京都市中京区四条通先斗町上ル西側22
電話:075-211-2469
アクセス:京阪本線祇園四条駅 徒歩3分
阪急京都本線河原町駅 徒歩3分
営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー 17:00~22:30
ランチ営業、日曜営業
定休日:無休
お店のURL: https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26021180/
いろめし 黒川
こちらは、河原町から徒歩2分程のすぐ近くのお店です。
外見は白い暖簾が目印です。
外見は、普通の小料理屋さんかな?というイメージですが、店内は、古民家風の作りで、なんといっていいか、スタイリッシュとはいえない、雑然とした印象です。
不思議な置物があったりして、どこにでもある町の居酒屋って感じもします。
ですから、そんなお洒落な雰囲気を味わう場所ではないので、デートと言うよりは、1人で行くのがおすすめです。
ここは、店名にもあるように、月変わりする「かやくご飯」がお薦めのお店なんですね。
あとを引く美味しさは必食ですよ。
ここに来て、これを食わずしては帰れません。
なお、「いろめしセット」は1,000円で、他のメニューには価格がありませんので、お勘定がちょっと心配になります。
ただ、味はどれもいいので、京都の普段の雰囲気と味を満喫するにはいいですね。
メニューはそれほど安いわけではないですが、量も多いのでCPはいいでしょう。
しっかり食べて、1人5,000円程度でしょう。
■いろめし 黒川 基本情報
住所:京都府京都市中京区河原町四条上ル一筋目東入ル
電話:075-241-1434
アクセス:河原町駅から徒歩約3分
営業時間:18:00~24:00、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日:火曜日
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001585/
出逢ひ茶屋 おせん
こちらは、先斗町の木屋町通りからちょっと西にある市役所の様な建物の正面にあるお店です。
お店の名前から、出会い系のいかがわしいお店のように感じるかもしれませんが、ここは普通のおばんざいの小料理屋さんです。
廻りは先斗町の小路のような華やかさはありませんが、赤い暖簾と縦格子の引き戸の入り口は、いい雰囲気を醸し出していますね。
店内は、L字型のカウンターを中心にしたこじんまりとしたお店です。
数品の大皿がカウンターの上にあって、京都らしい和食の店って感じが悪くはないです。
ちなみにこの店名の「出逢ひ」とは、いろんな意味での一期一会といったような感じなんでしょうね。
1階は、12席ほどのカウンターで、テーブル2つです。2階もあります。
やっぱり、カウンターがおすすめですが、女将さんの人柄からか、適度に賑やかで妙に落ち着く場所ですね。
メニューは観光客向けって感じがしなくもないですが、どうせ我々観光客ですから、全くOKですね。
ここでは、締めにたぬきご飯が必食です。
京都の観光にくる女性を連れてくるにはピッタリのところですね。
CPもそれほど悪くないですね。
1人5,000円~って感じでしょう。
■出逢ひ茶屋 おせん 基本情報
住所:京都府京都市中京区木屋町通蛸薬師西入る
電話:075-231-1313
アクセス:京阪線『祇園四条』駅より徒歩約10分
阪急京都線『河原町』駅より徒歩約6分
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:00)、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日:無休
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26000688/
あおい
こちらは、三条駅から徒歩5分程の木屋町通り沿いビルの1階の奥にあるひっそりとあるお店です。
このあたりは、小川があって街路樹も綺麗でなんとも京都らしい雰囲気のいいところですね。
ちょっと、ごちゃごちゃした感じのビルの入り口から奥へ進むと、大きな木の表札に「あおい」と見えます。
表札と暖簾と照明だけのシンプルな玄関には引き戸がありますが、中は見えませんね。
ちょっと、初めてのときは勇気がいるかも。
店内には、とっても小さなお店で、カウンター席が6席とテーブル席が4席ぐらいです。
ちょっとした隠れ家的存在ですね。
大きいとは言えないカウンターには、大皿が10皿ほど載っていて、ここから選んで食べるのがやっぱり醍醐味ですね。
ただ、迷ったら気さくな女将さんに全部おまかせにしても、いいかもしれません。
ここの盛り付けは少なめなので、1人で行ってもちょうどいいですね。
美味しいおばんざいにはやっぱり日本酒が合いますが、ここでは日本酒のグラスがいいんですね。
とっても薄張りのグラスなので、内当たりがすごくいいんです。
これだけで、お酒って美味しく感じるものなんですね。酒飲みに、酒器って大切です。
こちらの名物の「しのだ巻き」は、白菜と京揚げ(お揚げさん)を巻いて白味噌で煮込んだものは必食ですね。
締めは、稲荷寿司や太巻き寿司がおすすめですね。
CPもとっても良くて、どんなに食べても1人5,000円でお釣りがくるでしょう。
■あおい 基本情報
住所:京都府京都市中京区材木町181-2 ニュー京都ビル 1F
電話:075-252-5649
アクセス:三条駅から218m
営業時間:17:00~23:00、夜10時以降入店可
定休日:毎週月曜日 日曜不定休
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26023417/
五十棲(いそずみ)
こちらは、四条河原町駅から直ぐ近くの居酒屋さんで、自家農園で採れたて野菜が美味しいところです。
玄関には、大きな赤い提灯に五十棲の文字、竹の縦格子の外観はちょっと小洒落た雰囲気です。
店内は、黒を基調としたシックな雰囲気で、カウンターも黒、テーブルも黒です。
カウンターの他にもテーブル席や個室もあり、10人程度までなら使えそうですね。
当然、1人でも違和感なく、カウンターでOKですね。
カウンターには新鮮野菜が綺麗にディスプレイされていて、美味しいそうです。
事前に予約していくのがベストですが、当日になっても電話してみる価値はありますよ。
もし、今入れなくても、席が開いたら電話で連絡してもらえます。
これって、いいアイディアですよね。 東京ではあんまり聞きませんね。
お店にとっても、客にとってもハッピーな仕組みです。
これからは、こうゆうサービスが一般的になるかもしれませんね。
店内のサービスもしっかりしていて快適そのものです。
ここは、串焼きとおでんの店ですが、やっぱり注目は野菜で、その採れたてって感じの美味しさは格別ですね。
大満足、間違いなしです。
特に、京野菜のサラダはおすすめですね。
店内のシックさとは裏腹に、店内の店員さんの活気は凄くて、ちょっとアンバランスを感じながらも、居心地は悪く無いですよ。
ちょっと若い方向けという感じもしなくもないですが、お父さんが行っても不快に感じることはないでしょう。
若い人のパワーをもらえる感じでいいですね。
まあ、やっぱり、彼女と2人でカウンターが似合う店ですね。
お値段も単品で400円~500円ぐらいが多くて、CP高いです。
思いっきり食べても、1人5,000円はまず行きませんね。
■五十棲 基本情報
住所:京都市中京区河原町通り四条上る米屋町388
電話:075-223-5050
アクセス:河原町駅から徒歩約3分
営業時間:17:30~翌1:00、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
定休日:月曜日
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26002003/
おにかい
こちらは、五十棲と同じグループ店で、場所も「五十棲」の2つ隣に入り口があります。
「おにかい」とはまさしく、2階のことで、シンプルな入り口には、いきなり階段があって、そこから2階に上がる様になっています。
ここも隠れ家的な雰囲気で、店内は、ゆるい曲線のカウンター10席程が厨房を取り囲む形になっていて、上の階には、掘りごたつの大きめの座敷もあります。
内装は全体的に木目の温かい感じで、カウンターも木の温もりを感じる落ち付いた雰囲気ですね。
カウンターの上には、大根やキャベツが無造作においてありますが、なんとなく絵になっています。
ちょっと暗めの店内はカップル向けですね。
こちらは、野菜を前面に押し出しているお店ですので、大根のカクテルもあったりで面白いですね。
京野菜の美味しさをじっくりと味わえます。
全体的な店のイメージや、店員さんのサービス、お値段など、基本的には五十棲と同じ程度と考えていいですね。
ただ、こちらのほうが、野菜メニューが豊富って感じです。
多少はお肉のメニューもありますが、野菜が圧倒しています。
まずは、煮野菜の盛り合わせあたりからの注文がおすすめです。
ここの唯一の欠点は、予約がなかなか取れないことですね。
平日の早い時間でも、予約が取りにくいので、思いつきでは行ける店ではありませんので、ご注意を。
野菜中心ということもあってか、CPは本当にいいですね。
軽く食べるだけなら、2人で5,000円~という感じでしょうか。
安さにびっくりする程です。
■おにかい 基本情報
住所:京都府京都市中京区河原町通四条上ル米屋町388 2F
電話:075-223-5052
アクセス:河原町駅から徒歩約3分
営業時間:17:30~翌0:30、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日:木曜日
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26002004/
京家 きよみず
こちらは、四条烏丸駅から徒歩数分の柳馬場通り沿いにあるおばんざいの小料理屋さんです。
場所は、四条通りが少し入った静かな路地にある一軒家で、築100年以上前の京町屋を改装したものです。
ベージュ基調の玄関には、竹の縦格子のすだれのようなものが掛かっていて、白い暖簾が清潔感あります。
一見、高いお店のような印象を受けますが、実はCP高いお店なんですね。
清潔感のある凛とした玄関から、中にはいると、そこで靴を脱いで上がるスタイルです。
1階には、L字型のカウンターがドーンとあって、掘りごたつです。
カウンターの椅子というか座布団は赤で、カウンターの白木とのバランスが綺麗です。
少し暗めの店内にダウンライトでカウンターを照らしていて、そこには大皿に盛られたおばんざいが10皿程と、京野菜が綺麗に置かれています。
カウンターは白木で幅の広い平面的なカウンターで、出っ張りが無いので、厨房の作業が良く見えます。
こう言う作りは好きですね。
最近のお寿司屋さんでもこうゆう平面的なカウンターが多いですよね。
座ってみると、テーブルの幅の広さが心地よく、気持ちいいです。
なお、2階にはテーブルの座敷もあります。
1人とかカップルでカウンターに座りたいですね。4人以上なら2階という感じでしょう。
こちらのおばんざいは、ちょっと盛り付けが多いので、食いしん坊には嬉しいですね。
メニューもおばんざいは500円~600円くらいですので、安心です。
お造りで1,000円ぐらいが一番高い感じですね。
おばんざいは、温めてから出してくれるのが、嬉しいです。
接客のサービスもきちんとしていて気持ちがいいですね。
よく考えられた接客をしていると思います。
特に、電話で予約していくと、名前で呼ばれたりするので、ちょっと嬉しかったり、恥ずかしかったり。
でも、無機質でなくて、いいですよね。
「カウンターの3番さん」じゃなくて、「カウンターの◯◯さん」とか、名前で注文取るのって。
ここには、ちょっとしたワインも揃えているのがいいですね。
たまには日本酒でなくて、ワインでおばんざいもいいかも。
席が空いてないときは、お店のほうから連絡もらえるっていうサービスもしてくれます。
こうゆう、一人ひとりのお客を大切にする姿勢っていいですね。
全体的に見て、ここはデート向きって感じですね。
お勘定は、思いっきり食べて1人5,000円というところでしょう。
■京家 きよみず 基本情報
住所:京都市下京区柳馬場通綾小路下がる綾材木町207-5
電話:075-352-6556
アクセス:阪急線、市営地下鉄線、四条烏丸駅徒歩5分
営業時間:17:30~24:00(L.O23:30)、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日:不定休
お店のURL: https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26016279/
はっすんば
こちらは、先斗町の細い小道から、更にちょっと奥に入ったいかにも隠れ家って感じのところです。
この店は、きちんとここを狙って行かないと、まずは見逃す場所にありますね。
先斗町の小道に「はっすんば」の小さな看板があります。
はっすんばの看板に並んで、「通り抜け出来ません」と書いてあって、なんだかちょっと怪しい小道を入っていくと、一番奥からちょっと手前にこちらのお店があります。
玄関横には、壁に埋め込まれている小さな控えめな看板に「はっすんば」と書かれてあるので、「ああ、ここだ」とやっとわかるくらいですね。
店内は、とてもこじんまりとしていて、カウンターに8席とテーブルが2つです
ちょっと暗めの店内は隠れ家にピッタリのイメージ通りです。
メニューは丸めて筒状になっていて、クルクルを広げて見ます。
店主の作業は、とてもテキパキとしていて、見ていて気持ちがいいですね。
口数も少なくて、職人って感じが好感持てます。
店名の「はっすんば」とは、日本料理のいわゆる「八寸」から来ているんでしょうね。
そうゆうこともあり、まずは、前菜のはっすん(1,000円)がおすすめです。
そして、こちらの名物の出汁巻き玉子(650円)も必食ですね。
箸で切ったときの出汁の溢れ出る感じがたまりません。
締めは、穴子飯がおすすめです。竹の皮に包んで蒸す本格派です。
食べるものに、こだわりを持っている店主の気持ちが溢れている良いお店だと思いますね。
本当に良い物出しますよ。
居酒屋さんよりはちょっと高いけど、ここは先斗町。
先斗町でこれだけの美味しい料理を食べてこの値段なら、やっぱりCPはとってもいいと感じます。
1人5,000円~って感じですかね。
■はっすんば基本情報
住所:京都府京都市中京区四条通先斗上ル鍋屋町209-6 21番路地1F
電話:075-212-5655
アクセス:京阪四条駅より徒歩約5分
営業時間:17:30~22:00(L.O)、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日:不定休
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26001018/
たばこや
こちらは、先斗町の小道沿いにあるお店です。
なんとも愛煙家が行く店なのかとおもいきや、「たばこや」とは鳥取地方の方言に関係あるようです。
鳥取地方では、「ひとやすみしましょう」というときに、「たばこする」というんですね。
別に煙草を吸わない人でも、「たばこする」っていうから面白いですね。
まあ、「一服する」と同じように、煙草で一服しなくても休む時に使いますよね、一服するって。
それと同じようなものでしょう。
さて、この店は先斗町の小道沿いにドーンとありますので、ここを見逃すことはないでしょう。
ただ、嫌煙家の方は、店の名前だけみて、あえてこの店に入ろうとは思わないでしょうから、ちょっと損しているような気もしますね。
ってなこともあって、今では店先に意味を書いた看板を立てていますね。
玄関は、お決まりの縦格子の引き戸で、中から柔らかな明かりが漏れています。
その前に、青い暖簾が掛かっていて、横には大きな「たばこや」の看板です。
探すのは簡単な、とってもわかりやすいお店です。
店内は、カウンターが8席程で、カウンターの背中側に、テーブル席が3つあります。
玄関は大きい感じですが、店内は思ったよりも小さくでこじんまりしたお店で、いい感じです。
カウンター席のテーブルは奥行きがあって、広々です。
カウンターの一部が2段になっていて、上の段にはおばんざいの大皿や冷蔵のショーケースがありますが、その下が空いているので、広く感じるんですね。
その奥まったところにメニューを置いておけるので便利です。
カウンターには、お洒落な和紙のシート(四季紙)が敷いてあり、小皿と箸置きと箸がきちんとセットされていて、気持ちいいです。
やっぱり、箸置きは基本ですね。
席についただけで、ワクワク感のあるお店です。
始めにお通しでおばんざいを頂くと、この店のレベルがわかりますね。
しっかりした京都の味付けが好感を持てます。
日本酒は地酒の飲み比べもできるので、ちょっとずつ、楽しめます。
日本酒の種類も豊富です。
小料理もどれも美味しいですが、握りもメニューにあります。
だから、お寿司屋さんのようなガラスの冷蔵ショーケースがあるんですね。
ここのメニューをみると安心しますよ。
おばんざいは、400円~650円程度で、お造りの三種盛りが一番高くて、1,500円です。
これはCPいいですね。
1人5,000円~ってところでしょう。
先斗町の小道沿いで、この雰囲気とこのお料理。全てが大満足です。
京都の先斗町は敷居も高くて、お値段も高いっていうのは、もはや伝説に近いのかもしれませんね。
って、本当は、高いお店には行けないだけなんですが。
■たばこや 基本情報
住所:京都府京都市中京区先斗町通四条上ル
電話:075-221-1756
アクセス:京阪三条駅、地下鉄東西線三条駅(三条通りから先斗町通りに入って250m右側)
京阪祇園四条駅、阪急河原町駅(四条通りから先斗町通りに入って250m左側)
営業時間:17:00~24:00(ラストオーダー22:30)、日曜営業
定休日:無休
お店のURL:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26002182/
まとめ
●京都のおばんざいを居酒屋のカウンターでリーズナブルに楽しみたいなら、やっぱり、京都の繁華街、烏丸から四条河原町、先斗町や三条駅あたりがおすすめです。
●ここでご紹介したカウンターを中心としておばんざいの居酒屋は、1人3,000円~5,000円程度で楽しめるところばかりです。