クリスマスを教会で!札幌の絶対おすすめのスポット6選!
札幌のクリスマスは、素敵なホワイトクリスマスですね。
雪が街全体を覆いつくすと、街全体が白いベール被ったようになりますが、特に、雪の降った翌日の早朝などは本当に綺麗で幻想的な景色になります。
そんな札幌で、ホワイトクリスマスのイブを教会で厳かに過ごしてみませんか。
街には、クリスマスキャロルが流れ、店先には華やかな装飾が施されますが、教会の中には荘厳な雰囲気の別世界があります。
ちょっと敷居が高く感じるかもしれませんが、教会というものは、常にオープンでだれでも受け入れてくれるところですので、気軽に立ち寄ってみたいものです。
ここでは、クリスマスイブに行くのに、絶対おすすめの札幌の教会をご紹介しましょう。
目次
札幌中心部のお薦めの教会!ベスト4選!
アクセスの便利な札幌の中心部にあるお薦めの教会をご紹介しましょう。
カトリック北一条教会
カトリック北一条教会は、札幌のカトリックでは最も有名な教会でしょう。
大通り公園のさっぽろテレビ塔から徒歩12分程の街の真中にある教会で、サッポロファクトリーも隣にあり、とっても便利な場所にあります。
広い敷地にある教会は、小さめですが格調高いロマネスク調の建物で、シンボルとなっている真中の鐘楼と尖った赤い屋根と白い壁が印象的です。
左右にも小ぶりの尖塔が2つあり、中世のヨーロッパをイメージさせてくれます。
それに対比するように、下層階は近代的なイメージを漂わせる石造りの玄間部分となっており、中世と近代の融合されたような美しいデザインです。
内部は、とても奥行きのある大きな教会で、一歩足を踏み入れると、厳粛な雰囲気です。
天井はさほど高くは無いものの、組み木の細工のような模様の天井で、矩形の太い柱と共に重厚感を醸し出しています。
窓はステンドグラス、祭壇の横の壁際にはパイプオルガンもあります。
クリスマスイブの夜半ミサは、19時から始まりますので、すこし早めに行くのがいいでしょう。
聖歌隊の賛美歌の合唱、パイプオルガンの演奏、聖書の朗読や説教等がありますが、厳粛な気持ちになれる一時になるでしょう。
大きな教会ですので、一人でも入りやすいですね。
◆基本情報
住所:札幌市中央区北1条東6丁目10
電話:011-231-4189
アクセス:地下鉄東豊線 バスセンター前駅から徒歩約8分
URL:https://sites.google.com/site/katedoraru99/home
日本基督教団 札幌教会
日本基督教団 札幌教会は、札幌のプロテスタントの教会の代表格と言えるでしょう。
ここは、プロテスタントの一派であるメソジスト教会に属しており、もともとは、北海道大学の前身である札幌農学校の一期生が、クラーク先生に洗礼を受けたことから始まっています。
石造りの聖堂は、有形登録文化財にも指定されており、ロマネスク調で灰色の石壁に白い窓枠や青い三角屋根が落ち着いた雰囲気を感じさせます。
また、「さっぽろふるさと文化百選」にも登録されている名物的な建物です。
雪景色にも映える建物ですので、ホワイトクリスマスにはピッタリですね。
クリスマスイブには、18時30分から礼拝が行われ、キャンドルサービスもあり、パイプオルガンの演奏もありますので、イブの雰囲気を十分に味わえます。
ただ、観光地ではありませんから、静かにお祈りすることを体験させて頂く意味あいで参加すべきですね。
厳かな雰囲気を壊すようなことは回りの迷惑になりますので、謙虚な気持ちで参加させて頂きましょう。
◆基本情報
住所:札幌市中央区北1条東1丁目
電話:011-221-2444
アクセス:地下鉄東西線 バスセンター前から徒歩約7分
URL:http://www.jcu-sapporo.com/
日本キリスト教会 札幌北一条教会
日本キリスト教会 札幌北一条教会は、大通り公園の西の端の近くにあるプロテスタントの教会です。
建物は白を基調した壁で、シンボルの白い三角の塔が印象的で、全体的にはモダンな印象を受けます。
内部は天井がとても高く、白い天井と左右の壁の落ち着いた茶系の配色に、厳粛な雰囲気を感じます。
入り口のすぐ上の2階に立派なパイプオルガンが設置されていて、音響効果の良いコンサート会場のようです。
クリスマスイブにも、このパイプオルガンが響き渡り厳かな雰囲気になるでしょう。
是非とも音色を聞いてみたいものです。
◆基本情報
住所:札幌市中央区北1条西13丁目2
電話:011-221-4455
アクセス:地下鉄東西線 西11丁目駅から徒歩約7分
URL:http://www.geocities.jp/kita1jo/
日本聖公会 札幌聖ミカエル教会
聖公会とは、カトリックとプロテスタントの中間に位置すると言われるグループで、どちらかと言うとプロテスタントに近いと言われています。
札幌聖ミカエル教会の場所は、地下鉄南北線の北18条駅から徒歩約15分なので、ちょっとアクセスが遠いですが、札幌駅からだと車で10分程度の距離です。
近代建築の巨匠といわれるアントニン・レーモンド氏の設計によるもので、レーモンド建築としては北海道に残るただ一つの作品となっています。
木造モダニズム建築の傑作として評価されており、三角の大きな屋根が印象的です。
特に、内部は、木造であることがよく分かる構造となっていますね。
天井が無く屋根の形のままの屋根裏が見えている山小屋風の構造で、大きな梁が交差している幾何学模様のような構造が面白いですね。
三角形の大きな窓から差し込む光は、トップライトのように差し込み、神々しく感じます。
年に2回、夏とクリスマスの頃に撮影会を兼ねた夜間の一般公開を行っていますので、その時は本当に気軽に立ち寄ることができますので、おすすめです。
◆基本情報
住所:札幌市東区北19条東3丁目4?5
電話:011-721-2446
アクセス:地下鉄南北線 北18条駅から徒歩約15分
URL:http://www.sapporo-michael.org/
札幌郊外のお薦めの教会!ベスト2選!
札幌ハリストス正教会
正教会とは、ギリシャ正教とも言われ、4世紀にローマ帝国が東西に分裂したときに、東側の東方教会が正教会となり、西側の西方教会がローマカトリックとなったのです。
ハリストス正教会といえば、真っ先に思いつくのは函館のシンボルとなっているハリストス正教会ですよね。
こちらの札幌のハリストス正教会も素敵な建物です。
小じんまりとした聖堂は、内部には長椅子などはなく、高くて円形の天井から綺麗なシャンデリアが下がっている広間になっています。
壁にはイコンといわれる聖画像が、がたくさん飾ってあります。
小さな聖堂ですが、雰囲気はとても厳粛で厳かで静かです。
クリスマスには、司祭が詩篇を朗読して、聖歌が歌われます。
聖歌は、アカベラで混声四部合唱ですから、聴き応えがありますね。
素敵な夜になる予感です。
◆基本情報
住所:札幌市豊平区福住2条2丁目3-1
電話:011-852-5644
アクセス:地下鉄東豊線 福住駅から徒歩約10分
URL:http://www.orthodox-jp.com/sapporo/
カトリック小樽教会富岡聖堂
カトリック小樽教会富岡聖堂は、小樽にあるカトリック教会です。
札幌から小樽までは電車で40分ほどの距離です。
地元では、「富岡教会」と呼ばれており、小樽商科大学に向かう通称「地獄坂」からすこし奥に位置するところにあります。
その重厚な建物は、小樽市の指定歴史的建造物にも登録されており、小樽を代表する教会と言えるでしょう。
正面玄間の上にあるシンボリックな八角形の赤い屋根の小塔が印象的で、その上には十字架が掲げられています。
外観は、ロマネスク調とゴシック調の混在した形で、石造りとなっており、中世のヨーロッパのイメージを強く感じます。
3階建ての内部は、2階が聖堂となっており、白い壁とアーチ型の窓はステンドグラスです。
そこから差し込む光がとても柔らかく、神々しく感じます。
祭壇の両脇には、カトリックらしく聖母マリア像がとイエス像が置かれおり、壁にはキリストが十字架にかけられるまでのレリーフが飾ってあります。
ここで、クリスマスイブを過ごすのも素敵でしょうね。
◆基本情報
住所:小樽市富岡1丁目21?25
電話:0134-22-6278
アクセス:JR函館本線 小樽駅から徒歩約15分
URL:https://catholic-tomioka-otaru.jimdo.com/
以上、札幌の教会をご紹介してきましたが、実際に教会に行く場合には、少しはキリスト教について事前知識を頭にいれてから、行ったほうが楽しめると思います。
ちょっと知っていると、いろいろと見えてくるものもあるものです。
このあたりの詳細はこちらを参考にどうぞ。
「キリスト教のカトリック、プロテスタント、正教会の違いとは?」
まとめ
●札幌のホワイトクリスマスを素敵な教会で過ごすのもいいものです。
●厳粛な雰囲気の中でのキャンドルサービスやパイプオルガンの演奏は、あなたの心に染み渡るでしょう。
●カップルで行くのもいいですが、ひとりで行けるのも教会のいいところですね。