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インフルエンザに銀翹散は効果あるの?正しい飲み方とは?

      2017/11/25

インフルエンザの特効薬ではタミフルが有名ですが、子供の異常行動などの副作用の噂もあり、ちょっと気になりますよね。

最近では、インフルエンザに漢方薬を処方する病院もありますし、漢方も効果はありそうですよね。

 

ここでは、漢方薬の銀翹散(ぎんぎょうさん)に着目して、その効果と正しい飲み方、そして麻黄湯や葛根湯との使い分けの方法等についてご紹介します。

 

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銀翹散(ぎんぎょうさん)とは?

銀翹散はインフルエンザに効くの?

ズバリ、銀翹散はインフルエンザに効く漢方薬です。

 

日本で風邪の漢方薬といえば葛根湯(かっこんとう)や麻黄湯(まおうとう)が有名ですが、中国ではこの銀翹散が代表的な風邪の薬と言われています。

漢方では風邪とインフルエンザを特に区別していませんので、この銀翹散は、「熱が上がり、関節痛や喉の痛みがある場合」によく使われます。

ただ、日本の病院では処方されないので、市販薬として薬局などから購入するしかありませんね。

 

銀翹散と麻黄湯・葛根湯との違いは?

麻黄湯・葛根湯は、「寒気、熱、鼻水など」の症状に効果がある漢方です。

一方、銀翹散は、「熱、口の渇き、のどの痛み、頭痛、咳など」の症状に効果がある漢方です。

 

よくあるパターンでは、一番初めに「寒気、熱、鼻水」等の症状が出て、1日~2日後に、「熱、口の渇き、のどの痛み、頭痛、咳など」の症状に移行していく場合ですね。

一番初めの寒気の時期に漢方を飲むなら、麻黄湯や葛根湯がおすすめです。

そして、熱が出て、喉や頭が痛くなった時期に漢方を飲むなら、銀翹散がおすすめとなります。

よくわからないときには、医師や薬局に相談するのがいいでしょう。

 

なお、インフルエンザの場合には、いきなり発熱することが多いので、初めの初期症状を見逃してしまう場合が多いですね。

そんなときに銀翹散が良いようです。

 

一般に、漢方薬は効き目が遅いと思われていますが、これらの漢方薬は速効性があり数分で効果が出てきます。

漢方薬は飲むタイミングが重要となるので、自宅に常備しておくと安心ですね。

 

銀翹散はどこで買えるの?

銀翹散は、処方薬ではないので、薬局で購入することになります。

日本では、クラシエ薬品から販売されています。ネットでも購入することは可能です。

ただ、使用する際にはできるだけ医師や薬剤師と相談のうえで使用したいものですね。

 

銀翹散(ぎんぎょうさん)の正しい飲み方とは?

銀翹散は、1日3回食前又は食間に、水又は白湯にて服用することになります。

薬の量は、成人(15才以上):1包、15才未満7才以上:1/2包、7才未満5才以上:1/4包となっています。

なお、5歳未満の子供は飲むことができませんので、気を付けましょう。

 

銀翹散は、基本的に、短期服用にとどめ、長い期間に渡る使用はしないようにすることがポイントです。

改善が見込まれない場合には、早めに医師や薬剤師に相談しましょう。

 

漢方薬は、ウイルスには直接作用せず、自己免疫力を底上げするように働くのが特徴です。

ですから、早めの服用が最も効果的なんですね。

例えば、喉に乾燥感や違和感を感じた時や、つばを飲み込んでも喉が潤わなかったり、なんとなく、これから喉が痛くなりそう、と感じたら、即服用するのがおすすめです。

 

銀翹散が効くか、効かないかは、服用した時の味である程度判断できると言われています。

もし、銀翹散を飲んで甘く感じたら、効いている証拠で、もし甘く感じなかったあら、飲むタイミングが遅かったという場合が多いようです。


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銀翹散(ぎんぎょうさん)はインフルエンザの予防に効果あるの?

銀翹散は残念ながらインフルエンザの予防効果はありません。

これは、一般の風邪薬を予防には飲まないのと一緒で、何らかの症状が出てから飲む薬となりますね。

 

ただ、インフルエンザの初期症状では、風邪なのかインフルエンザなのか区別つきにくい場合もありますよね。

通常、インフルエンザでは、急激に高熱が出て、いろんな風邪の症状が一気に起こる場合が多いですが、いつもそうとも限らないので、風邪の初期症状なのか、インフルエンザの初期症状なのかはよくわからない状況で、漢方薬を服用することになります。

その時の症状によって、銀翹散がいいのか、麻黄湯や葛根湯がいいのかについては、前述の通りですが、いずれにしても初期のうちに服用することがポイントになります。

そう言う意味では、風邪なのかインフルエンザなのか判らない内に撃退することができますので、それをインフルエンザの予防効果と呼ぶことも出来るかもしれませんね。

 

以上、ここではインフルエンザと銀翹散についてご説明してきましたが、麻黄湯や葛根湯についての詳細はこちらも参考にどうぞ。

インフルエンザに葛根湯は効くの?予防効果は?正しい飲み方は?

インフルエンザに麻黄湯!効果はあるの?飲み方は?副作用は?

 

まとめ

●インフルエンザに銀翹散は効果があります。

●インフルエンザ初期で、「熱、口の渇き、のどの痛み、頭痛、咳など」の症状を感じたら銀翹散の出番です。早めに服用するのがポイントです。

●銀翹散は処方薬ではないのですが、薬局やネットでも購入できます。常備薬として家においておきたいものです。

 

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