北海道神宮祭・中島公園のお祭りの屋台情報!お化け屋敷もあるよ
2019/06/11
北海道では、屋台や出店がたくさん集まるお祭りって、なぜか少ないんですよね。
そんな中で異色を放っているのが札幌の「中島公園のお祭り」です。
正式には、「北海道神宮祭」と言いますが、地元では「中島公園のお祭り」と言うのが一般的ですね。
このお祭りは、北海道で最も屋台や出店が集まるお祭りと言っていいでしょうね。
なんと言っても、その露店の数は、約500軒と言われていますからね。
今回は、中島公園のお祭りの露店の情報をご紹介します。
珍しいお化け屋敷や見世物小屋もありますよ~。
「中島公園のお祭り」ってどんなお祭り?
「中島公園のお祭り」は、北海道神宮祭の俗称で、毎年6月14日~16日の日付固定で行われる札幌の初夏を代表するお祭りです。
なお、別名「札幌まつり」と言われることもありますので、いろんな呼び方があってややこしいですね。
ここでは、地元で一般に呼ばれている「中島公園のお祭り」と呼ぶことにしますね。
なんと言っても、このお祭りは、中島公園が1年の内で最も賑やかになるお祭りでもあり、たくさんの屋台やおまつり小屋が出て、凄い人出になります。
元々は、北海道神宮のお祭りですが、中島公園では神事とは関係なく、とにかく露店で盛り上がるって感じです。
中島公園は、地下鉄で札幌駅から3つ目(約4分)というアクセスの良い公園で、都心にある公園です。
あの歓楽街で有名なすすきの駅の次の駅ですからね。
中島公園は、ちょうど中島公園駅と幌平橋駅の間にあります。
下のマップをみるとよくわかりますね。
この図の太い線の辺りが屋台のメインストリートになります。
屋台が出る時間は、10時~22時位ですので、結構夜遅くまでやっています。
この間に約500軒の露店が並ぶんですから、凄いですよね。
「中島公園のお祭り」の屋台巡り
通常は中島公園駅で下りて幌平橋駅方面に歩いて行く人が多いと思いますが、私としては、逆ルートのほうがいいと思っています。
つまり、幌平橋駅で地下鉄を下りて南側から北側へ歩くというルートです。
ほとんどの人が中島公園駅で下りますので、中島公園駅から中島公園の入口辺りは混雑が激しいのですが、幌平橋側はそれに比べれば空いているのが一つ目の理由です。
そしてなんと言っても、屋台を堪能した後では、そのまま帰るのももったいないので、やっぱりすすきのまで足を伸ばして軽く一杯やりたいところですよね。
その場合は、中島公園駅から出て少し歩くと、そこはもう「すすきの」ってわけで、屋台巡りから「すすきの」へのルートがスムーズというのがニつ目の理由です。
とは言え、まあ、これは好みの問題ですから、どっちからでもお好きなほうでどうぞ。
一つ覚えておいたほうがいいのは、露店がびっしりと詰まっているルートは先程の地図で示しましたが、それ以外のルートには屋台がないので、結構空いていることですね。
ちょっと人混みに疲れたときや、休みたいときには横道にはいれば、喧騒から逃れることができますよ。
あとね、やっぱりここは「すすきの」も近いのでスリには気をつけましょう。
以前、友人と一緒にすすきので飲み歩いているときに、その友人が脇に挟めていた財布をすられたことがありましたからね。
油断は絶対に禁物ですよ。
さて、屋台ってどんな出店が出ているのか気になりますよね。
500軒ですから、あらゆる露店があると思っていいですが、大きく分けると食べ物系と遊び系になりますね。
食べ物系では、
たこ焼き、お好み焼き、ふらいどポテト、バナナチョコレート、さつまふらいスティック、ふりふりポテト、あらびきジャンボフランク、イカ焼き、みそおでん、焼きそば、いちご飴、りんご飴、フルーツ飴、オムフランク、豚玉焼き、焼き鳥、こんぺいとう、クレープ、カステラ焼き、水飴せんべい、じゃがバター、肉巻きおにぎり、シャーピン・・・・
など、数えきれない程のお店がズラ~っと並んでいます。
これだけあると、どれを食べようか迷っちゃいますね。
とても全部を食べることは出来ませんが、何故か、見てるだけでも楽しいものですよね。
遊び系では、
射的、数字合わせ、輪投げ、千本くじ、かめすくい、スーパーボールすくい、金魚すくい、人形すくい、スマートボール、ターゲット遊び・・・
など、普段のお祭りでは、見られないようなのが沢山出店していますよ。
いろいろ遊べますね。
やっぱり、昔ながらの射的や金魚すくいがあると、なんだがワクワクしてきて、盛り上がってきますよね。
食べ物系だけでなくて、この遊び系の屋台があると一気にお祭りのレベルが上がったような気がしちゃいます。
オートバイサーカス・お化け屋敷・見世物小屋がメインイベント
中島公園の南側にある自由広場では、多数のおまつり小屋が出ていますよ。
特に人気なのが、「オートバイサーカス」「お化け屋敷」「見世物小屋」の3つですね。
それら以外にも昔なつかしいビックリハウス、マジックハウス、ピッチングゲーム、サッカーゲーム、エアガン、アーチェリーなどのスポーツ系もいろいろあります。
ビックリハウスって、あのお家がぐるっと回転しちゃうやつですね。(わかる人には意味わかりますよね)
ずいぶん昔に中島公園の子どもの国にあったときに友人と入ったことがありましたが、盛り上がりましたね。
とにかく大声でぎゃーぎゃー騒いでいたら、それが、全部スピーカーで外に聞こえるようになっていて、ちょっと恥ずかしかったことを覚えています^^
オートバイサーカスとはどんなものなのでしょうか?
400ccのバイクが直径9m高さ4mのたるの中をグルグル回る曲芸で、観客はたるの上から覗き込むように見るんですね。
手を離して運転したり、目を隠して運転したり、たるの一番上の部分ギリギリのところを通過したりして、迫力満点。
観客がおひねりの千円札を差し出すと、凄い勢いでこれを掴んで行ったりもします。
実際に行った人の感想は、
・怖かった~。スリル満点。
・ちょっとなめてた。本当に見たら、思ったより凄くてビビった。
・命かけてやっているんだなって感じがした。
など、映像などで見ると、正直パッとしない感じなんですが、やっぱり実施に間近で走る400ccのバイクの迫力って凄いんですね。
お化け屋敷は、どんなものなのでしょうか?
いわゆる昨今のハイテク技術を駆使したCGによる映像を使ったお化け屋敷とは一線を画した、昭和のレトロ感丸出しのものと思えばいいでしょう。
なんと2軒のお化け屋敷がありますが、どちらもレトロ感は充分です。
入場料はおとな600円、中学生以下400円、幼児300円ですから、入りやすい価格設定ですね。
通路は入り口から真っ暗な通路に入り、ところどころで明るいところに出て、また暗闇に入る様になっています。
明るいところから暗いところへ行くと全く見えなくなるのを利用しているのでしょうか。
装飾や人形などは値段なりではありますが、やっぱり暗闇は怖いですし、なによりも、昭和時代のお化け屋敷っていつまで残っているかわかりませんから、一度は経験しておきたいものですね。
見世物小屋は、どんなものなのでしょうか?
見世物小屋を興行できるのは、もう全国でも大寅興行社の1軒だけと言われてるんですね。
最盛期には数百軒を超えていたものの、今では1軒だけということで、いつ無くなってもおかしくない状況なんですね。
珍品、奇獣、曲芸などの出し物を行う小屋と言われていますが、奇形児を見世物として舞台に出すことへの批判も高まり衰退していったんですね。
現在では、女性が生きている蛇を食いちぎって食べるという芸などが行われています。
リアルに血が飛びますし、グロいし、マジでそこまでやるか?って感じですけど、これも一つの文化なんだなぁと思ったりもするわけです。
こちらも、あとどれくらい残っていけるのか心配になっちゃいますが、昭和を感じさせる見世物小屋も一度は見ておきたいものですね。
蛇を食いちぎる動画を載せようかとも思ったのですが、ちょっとリアルすぎて、やっぱり抵抗があるので、やめておきますね。
怖いもの見たさの方は、是非とも本物を見てはどうですか。凄いですよ~。
まとめ
●中島公園のお祭りは、北海道神宮祭のことで、札幌まつりとも言うんですね。
●中島公園のお祭りの屋台は約500軒もあり物凄い盛り上がりです。
●特に、滅多にみることのできない大迫力のオートバイサーカス、レトロな雰囲気と怖くて楽しいお化け屋敷、見たいけど気持ち悪いような不思議な空間の見世物小屋は、必見ですね。