無痛分娩の体験談!アメリカでの出産って日本とこんなに違う!
近年では芸能人など渡米しての出産が話題になっていたりしますが、私もたまたまアメリカで無痛分娩をする事になりました。
アメリカでの出産は日本と随分違っているんですね。
今回は、そんなアメリカでのお産の経験についてご紹介させていただきます。
分娩室は個人の病室
陣痛が来たら病院へ連絡をして、陣痛が五分に一回のペースになったら病院へ向かう、とか破水をしたらすぐに連絡して向かう…と、このあたりはあまり、日本と変わりがないかと思います。
私のお産は予定日を過ぎても一向に傾向がありませんでした。
アメリカは赤ちゃんが大きくなり過ぎない様にするため41週になると誘発剤を打ちます。
ですから、「陣痛だ!どうしよう!」なんて動揺する事もなく、決められた日にちに入院へと向かいました。
日本と違って最も特徴的な点は、分娩台と入院ベッドが同じ事です。
全て個室の病室で、出産時には機材が持ち込まれ、モニターも完備されています。
産後に自室まで歩いて帰ったり、または歩けなくて車椅子で連れて行ってもらうなんて事はありません。
その点はとっても楽でしたね。
無痛分娩の流れ
これは実際に自身の経験談と、あくまで個人的な感想であることを踏まえてお話ししますね。
無痛分娩は子宮口が4センチ開いたところで局部麻酔を入れます。
ですので4センチまでの痛みは感じます。
私的には子宮口4センチの痛みは生理痛のマックス位で冷静さを保てるレベルでした。
麻酔が効き始めるとすっと痛みはひきます。
その後はただひたすら子宮口が10センチまで開くのをベッドで待ち続けるのですが、私の場合は約18時間程かかりました。
その間は誘発剤を足しつつ、痛みを感じれば麻酔を足してを繰り返して、耐えられないほどの痛みは無く、ただのんびりと待ち続けていました。
そして子宮口10センチに到達した頃にも多少の感覚はあるものの、相変わらず痛みはありません。
ここからお産の始まりですが、いきむにも目安となる陣痛の痛みがないので陣痛のメーターを確認しながらいきみます。
私は完全に助産師さん達の合図に合わせてとにかく力ずくでいきみました。
ただ、どの位力が入っているのかも局部以外でしか感じられません。
結局、とても順調にお産が終わり、子宮の収縮や産後では、驚くほど痛みとは無縁でした。
但し、会陰切開をしたのですが、麻酔の効いている間は全く痛みはありませんが、麻酔が切れた後は、まともに立つ事も出来ず横になるのも体勢に気を使って大変でしたね。
無痛分娩は、普通分娩の人に比べると産後の痛みには弱いのかもしれません。
無痛といえど皆無ではない
私は普通分娩で味わうであろう悶える様な痛みとは無縁でしたが、それでも子宮口4センチまでの痛みはありますし、産後等全く痛みがないわけではありませんでした。
また、麻酔自体も効き目には個人差があるようです。
私は効果が出やすかったのか痛みは少ない方でしたが、私の周りの方では片脚は痛かったとか、いざお産する時は痛かったなどの声もあります。
それでも、普通分娩に比べると無痛と言ってもいいでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本の痛みを味わってこその子の可愛さというのも一理あります。
ただ、陣痛に耐えて浪費する力をその後の育児へ回せると思うと効率的な方法とも考えられますよね。
分娩に関する一例として参考になれば幸いです。