昭和記念公園花火大会を子供連れで見るためのお薦めスポットは?
2018/07/18
昭和記念公園花火大会は、1時間で5,000発を打ち上げる大花火大会です。
人出も公園内で36万人もあり、公園の外を合わせると50万人規模を集める、西東京を代表する花火大会のひとつですね。
見どころも満載で、特に「尺玉」や「1尺5寸玉」※という大型の玉や、「ワイドスターマイン」のど迫力も満点ですが、一方で、「芸協玉」と言われる全国の花火大会において優秀な成績を得た花火もとっても味があり、見ていて楽しいものです。
※1尺5寸玉は、直径400mという大輪の花を咲かせる大型の花火です。つまり東京タワーよりも大きな花火ということになります。
ここでは、昭和記念公園花火大会に、子供と一緒に家族で行く時の、鑑賞スポットについてご提案しましょう。
素敵な花火の思い出を子どもたちと一緒にどうぞ。
昭和記念公園の花火大会に有料席は必要か?
昭和記念公園の花火大会の概要は以下の通りです。
開催日時:2016年7月30日(土)19時20分~20時20分
場所 :国営昭和記念公園 「みんなの原っぱ」周辺
打上数 :5000発
人出 :約36万人
アクセス:JR立川駅から徒歩15分 (周辺は交通規制あり)
都会の花火大会ですから、やっぱり、アクセスは電車がおすすめですね。
また、都会の花火大会といえば、もう有料席があるのが当たり前になっていますが、ご多分に漏れず、こちらにも有料の観覧席があります。
大体1人3,000円ぐらいですね。詳細は以下の通りです。
特別協賛者観覧チケット
1.レジャーシート付チケット :5,000円
(0.9mx1.6m・定員2名)
2.イス席チケット (定員1名) :3,000円
3.お弁当付きイス席チケット (定員1名) :3,700円
特別協賛者観覧場所の開場時間は、16時です
指定エリア内は自由席になっていますので、少し早めに行って、場所を確保したほうがいいでしょうね。
観覧場所は、「みんなの原っぱ」の特設観覧エリアです。
もちろん花火の真正面ですよ。
イス席に700円を加えた弁当付きになる席がお得そうですね。
これらの有料の観覧チケットは、6月11日(土)午前10時よりローソン、ミニストップ、セブン-イレブンで発売されます。
先着順ですよ。
ところで、有料席を紹介してから言うのもなんですが、この有料席は小さな子連れの家族にとって本当に必要なのでしょうか?
たしかに、この有料席では、花火は正面で見えるし、イス席もあるので、カップルで浴衣で行くような場合には、彼女に気を使ってあげる意味では、このチケットはとても有効かもしれません。
でも、子連れの家族で行くには、必ずしも必要と言い切れないのです。
というのも、17時前までに公園内に入れば、会場は非常に広いので、楽に場所取りはできますし、そこにレジャーシートを広げて、子供たちと広々と座れますから。
もちろん、花火を見るためだけなら、有料席は、一番いいい席がとれるわけですから、有料席の選択肢は充分に有り得るのですが、気になるのは、帰りの混雑です。
昭和記念公園に入るのも出るのも、基本的に南側の青梅線沿いのに2箇所しかありません。
立川口ゲート、西立川口ゲートですね。
大体はJR立川駅か多摩都市モノレールの立川北駅に向かいます。
壮絶な混雜の中、花火会場から公園出口まで30分以上、そして、立川駅まで15分以上、合計約1時間程度はかかることになります。
このような帰りの混雑を考えると、子供連れの家族なら、ちょっと考えてしまいますよね。
だったら、どこで見ればいいのでしょうか?
昭和記念公園の花火大会の場所取りのおすすめは?
公園に入らないことが、家族連れには懸命と思われますが、そうは言っても、やっぱり花火を見るなら、できるだけ近くで、ドッカーンの大音響とブルブルの振動を体全体で感じたいですね。
その感じを子どもたちにも夏の思い出として、しっかり焼き付けて欲しいものですよね。
そうなると、公園の外で、駅に近くて帰りが楽な場所は、ずばり、多摩都市モノレールの線路下です。
多摩都市モノレールの立川北駅を出て、北方向に向かうと、右手に高島屋やパレスホテルが見えてきます。
そのあたりから左手を見ると花火が見えます。
それよりも、もっと北側にいくと、帰りの人の渋滞に巻き込まれますから、パレスホテルあたりで場所取りをするのが良いでしょう。
ちょっと早めに17時頃までに行って場所取りをすれば大丈夫でしょう。
なお、暑さ対策は万全にしていきましょう。
おしぼり、帽子、団扇、扇子等ですね。
蚊も一杯いますから、防虫対策も必要ですよ。
レジャーシートは、当然必須ですね。
飲み物等は、行く途中で買うところが沢山ありますから問題ないです。
そして、特に小さな子供がいる時は、殺人的な混雜を避けるために、最後のフィナーレの前に席を立ちましょう。
後ろ髪をひかれる思いがあるでしょうが、そこはぐっとこらえて、子どもたちと一緒に安全に移動するために、ぱっと席を立ちましょう。
そうすれば、悲惨な渋滞には合わないで幸せな気持ちのままで、自宅に帰ってこれますよ。
その他にも、室内からみる方法も無くはないです。
ただ、競争も激しいですから、直接お店と事前に情報収集する必要がありますね。
室内から見れる場所は、以下の通りです。
2.立川高島屋 屋上ビアガーデン (ここはちょっと屋内とはいえないかな?)
昭和記念公園の花火大会を遠くから見える場所は?
家族みんなで遠くからでもいいから、ゆったりと見るのもいいものですね。
勿論、間近で見るような花火の迫力までは感じられませんが、夜景に溶けこんだ輝く宝石にようにキラキラして綺麗に見えますよね。
そんな遠くから見るメリットは、なんといっても帰りの大渋滞とは無縁ということですね。
そう言う意味では、子供連れの家族向けとも言えるでしょう。
さて、おすすめの場所は、以下の4箇所です。
1.立日橋周辺
・小さな花火は見えないけれど、尺玉や1尺5寸玉等大きな花火を見ることは可能です。
2.日野橋周辺
・立日橋と同じですね。
3.イトーヨーカドー東大和店の屋上
・屋上が解放され、屋台も出るので、子供たち向けですね。
4.モノレールの玉川上水駅
・駅から見るのも、ちょっと味がありませんが、まあ、これもありですね。
まとめ
●昭和記念公園花火大会は、子供連れの家族で行くなら混雜の激しい公園内の有料席を購入する必要はないでしょう。
●家族で行くなら、多摩都市モノレールの線路下が鑑賞場所としておすすめです。
●帰りの混雜は尋常でないので、子供が小さい場合には、フィナーレの前に席を立ちましょう。 あるいは、遠くから眺める手もあります。