漁師めし「はまべ」の駐車場は?順番待ちは?本当に美味しい?
2023/03/18
千葉県の金谷にある有名店の漁師めし「はまべ」に行ってきました。
漁師めし「はまべ」は、テレビ番組の「孤独のグルメ」で紹介されてからは、行列の絶えないお店としてすっかり有名になりましたよね。
さて、今回は「はまべ」に初めて行く人のために、駐車場の場所や順番待ちについての情報をご紹介します。
例の有名なアジフライも実食してみましたので、私の実体験からの食レポも合わせて報告します。
乞うご期待。
漁師めし「はまべ」の駐車場はどこ?
この日は平日の水曜日にお休みを取れたので、息子と二人でドライブに行きました。
今回のドライブの目的地は、以前何度か行っているさすけ食堂にすることにしましたが、よく調べてみると水曜はさすけ食堂の定休日ということがわかりました。
そこで、思いついたのが、漁師めし「はまべ」でした。
こちらのアジフライが有名なことは以前から知っていましたが、下記の3つの理由から足がなんとなく遠のいていたんですね。
1つ目は、駐車場がどこかよくわからないことです。店の前の道路の反対側のスペースに停めるという話もありますが、近年は禁止されているという話も聞いていました。
2つ目は、さすけ食堂のように順番待ち表に名前を記入しておけば、その場にいなくてもいいのとは違って、ずっと店の前の行列に並ばなくてはいけないということ。
3つ目は、所詮アジフライ、さすけ食堂とそんなに違いは無いだろうと想像したこと。
この中で、車で行く場合に最も重要なのが駐車場の場所ですよね。これについては、先日の鋸山登山のときに利用した駐車場が使えそうだったので、そこに停めることに決めました。 その駐車場とは「金谷海浜公園駐車場」です。
入り口がちょっとわかりにくいですが、金谷駐在所の隣なので、わかると思います。
15台ぐらいは停められますし、無料です。トイレもあります。
なお、ここ以外にも、「鋸山ロープウェイ山麓駅駐車場」もあります。ここも無料駐車場です。こちらは広い駐車場なので、停められないことはまずないでしょう。
■金谷海浜公園駐車場の地図
■鋸山ロープウェイの駐車場の地図
漁師めし「はまべ」の順番待ちはどうするの?
この日は、朝7時頃に出発して、10時45分頃に「はまべ」に到着しました。
到着時には、すでに誰か並んでいることを予想していましたが、意外にも誰もいません。
「ありゃー、こっちも休みかな?」と思ったものの、お店の近くまで行くと、暖簾はかかっていて横にずらした状態で、扉が半開き、「準備中」の札が見えます。これは開店前の準備中とみて、息子を店に並ばせて、私は車を置きに金谷海浜公園駐車場に行きました。
駐車場から歩いてお店に戻って来ると、既に息子の後ろに数人が並んでいるじゃありませんか。息子に聞くと、並んだらすぐに後ろに並んできたとのこと。間一髪で1等賞です。これで一巡目に入れること確定です。ラッキー。
女性の店員さんが開店前から行列の人に何名様なのか、何時間ぐらい待ちそうかという話をして、並んでいる一人ひとりに確認していました。そして、お店の周りに人がたくさん並ばないように、1グループ1人が並ぶようにお願いしていました。
並び方としては、お店の前に5人程度、そこから直角に曲がってお店の建物沿いに行列が伸びていました。
11時半近くになると、行列の人数は15人程度になっていましたね。15人といっても1グループ2人以上はいるでしょうから、実際の待ちの人数はもっと多いことは確実です。ざっくり、30人といういうところでしょうか。
店の前で並んでいると、前を通り車が必ず「なんの行列?」って顔をして見ながら通り過ぎていきます。そりゃこんな田舎の小さな店に並んでいるんだから、普通にみるとちょっと異様かなと。
若いカップルが車を店の前に停めて、店員さんに車の停める場所を聞いている場面もありました。店員さんはとても丁寧にフランクに対応していましたね。
お店の収容人員は最大で14人、普通に食べるサイクルは30分程度だと思いますので、1時間で28人ぐらいは処理できる計算ですよね。そうすると、ざっくりこの時点で1時間の待ちは必要という計算になります。だいたい、そんな感じでしょう。
この日は平日でしたが、それでも開店の45分前頃から行列ができ始めたことになります。休日だともっと早い時間から並びだすでしょうから、皆さんも行くときには早目の到着を目指すことをおすすめします。まあ、目安としては開店の1時間前到着が目安でしょうか。
それにしても、さすけ食堂のような順番待ち表をなぜ導入しないのか不思議ですが、これは多分2人でお店を回していることと関係があるように感じました。順番待ち表をつくると、それを管理する人が一人いるわけで、その余裕がないのかなと感じました。
まあ、とにかくはまべに行くときは、待ちを前提に気合を入れていくことが大切ですね。
漁師めし「はまべ」のアジフライは本当に美味しいの?
11時半に開店と同時に、我々二人は店内に入ります。一番乗りです。小さな店内は、カウンターが6席、奥の座敷にテーブルが2つ(8席)です。
「カウンターの左端から順番に詰めて座って下さい」と言われ、その通りに左端の席につきます。各席にはアクリル板で一人ひとりを区切るようになっていてコロナ対策も万全です。
「1番の方から順番に注文受けます」とのことで、我々から注文です。事前に決めておいた「はまべ定食」1800円を2つ注文しました。はまべ定食は、刺し身3種、アジフライ、小鉢3つ、ご飯、アラ汁のセットです。初めてここにきたのなら、これが断然おすすめです。刺し身とアジフライの両方がセットですからね。
メニューは、「はまべ定食」1,800円、「地魚アジ三昧定食」1500円、「地魚フライ定食」1,500円、「地魚漬け丼」1,000円がメインでしたね。
地魚アジ三昧定食には、刺し身・たたき・なめろうがついていました。なめろうには強く惹かれましたが、やっぱりアジフライを食べない訳にはいかないので、はまべ定食を選択しました。
他のお客さんの半分以上は、はまべ定食を注文していたようです。
刺し身とアジフライは、注文を受けてから料理を始めます。アジを冷蔵庫から出して、小麦をまぶしてパン粉をつけて油に投入という流れが見えます。油に投入すると、今度は刺し身を切って、お皿に盛ります。これをほとんど一人でこなしています。お店は、女性2人でのオペレーションですが、接客が1人で、料理が1人という感じです。接客係は、よく喋る陽気な方で、さっきの待ち行列の面倒を見ていたのもこちらの方です。一方の料理係は、無口で黙々と仕事をこなすタイプです。なかなかいいコンビです。
狭い店内なので、眼の前で、柵から刺し身を切り、アジフライを揚げていきます。まさに目の前で調理されたものが、すぐに出てくるのは寿司屋のカウンターのような楽しさがあります。
テーブルの前には、タルタルソース、普通のソース、辛子がおいてあって自由につけ放題です。タルタルソースが嬉しい。
さて、いよいよ料理が到着です。
まずは、小鉢3つです。ひじきの煮物、菜の花の煮物、漬物です。
菜の花が旨し。ひじきも漬物もみんな旨し。
次に、刺し身3種盛りがきました。この日は、左から鯛とシマアジとアジでした。
鮮度の高さを感じます。旨し。
そして、いよいよ揚げたてのアジフライがどど~んと登場です。とにかく、でかい。サバのフライ?ってサイズ感。
料理してくれた店員さんの話では、その日の仕入れによってアジフライの大きさは差があるそう。
今日のは、大きいサイズなので1枚らしい。「2枚にすると値上げしないといけない」と料理係の方が話してくれました。無口な料理係の人が話してくれたのでちょっと嬉しい。
仕入れによって変わるようで、もっと小さいサイズなら2枚で、こんな大きなアジフライなら1枚になるんでしょう。自分としてはこのサイズなら1枚で十二分のボリュームでしたね。
早速、揚げたてにレモンを絞って、タルタルソースをかけて、ガブッと一口。
あ~幸せ。旨し。この厚みがすごい。(写真でわかるかな?)
最後にご飯とアラ汁がついて完成です。アラ汁に旨味がしっかり出ていて旨し。
全体の写真が以下ですが、すでにアジフライを二口ぐらい食べた後の写真なので、アジフライが小さくなっちゃいました。(笑)
いや~、どれも本当に美味しいです。特に、アジフライは期待を裏切らないその大きさ、厚さ。
そして、揚げたての美味しさを十分に堪能できました。
新鮮な刺し身も、そのつまの大根まで美味しく感じます。
息子はご飯をお替りしてました。1杯まではお替り無料なんです。これもいいですね。
完食すると、もうお腹は一杯になるし、味・量ともに満足感は110%。絶対おすすめです。
一度は、ここのアジフライを食べてみることをおすすめします。
さて、そこで、気になるのは、さすけ食堂とはまべのどちらが美味しいか、という疑問ですよね。
これは、個人の好みによるところが大きいと思いますが、私個人の本日の食べた直後の感想としては、
・アジフライは、その大きさと厚さからはまべが上かな?
・刺し身は、さすけ食堂が上かな?
・小鉢類と汁物は、はまべが上かな?
って印象です。 あくまでも個人の感想ですが、ご参考まで。
是非とも、ご自身でどちらのお店でも食べてみて比べて頂きたいと思います。
一つ注意したいのは、魚の仕入れ状況によっては不定期にお休みになりますので、行くときにはこちらのお店のツイッターで営業予定を確認していくことをおすすめします。
まとめ
●はまべの駐車場はないので、近くの金谷海浜公園駐車場、鋸山ロープウェイ駐車場がおすすめ。
●はまべの順番待ちするのは、1グループ1人とする。順番表はないので、並んで待つしか無い。
●アジフライ、刺し身、アラ汁、小鉢、どれも本当に美味しい。特にアジフライは素晴らしい。