養老渓谷のハイキングコース!中瀬遊歩道と弘文洞跡を堪能!!
2018/05/02
養老渓谷のハイキングコースといえば、小湊鉄道の養老渓谷駅から中瀬遊歩道と弘文洞跡を歩くコースがおすすめです。
全工程が約8kmで2~3時間程度のハイキングですし、平坦なコースなので初心者でも充分に楽しめますよ。
ここでは、養老渓谷駅から始まるおすすめのハイキングコースの詳細をご紹介しましょう。
養老渓谷ハイキングコースのおすすめはこちら!
ここでおすすめするコースは、養老渓谷の名物といえる弘文洞跡と中瀬遊歩道を歩くコースです。
なお、有名な粟又の滝などを見て歩く、滝めぐりのコースはこちらで紹介していますので、参考にしてみてください。
ハイキングコースは、『養老渓谷駅 →(0.7km)→ 宝衛橋 →(0.9km)→ 白鳥橋(吊り橋)→(0.5km)→ 観音橋 → 出世観音 → 観音橋 →(0.3km)→ 中瀬キャンプ場 →(0.6km)→ 弘文洞跡 →(1.7km、中瀬遊歩道)→ 奥養老バンガロー村 →(1km)→ 熊野神社 →(1.5km)→ 宝衛橋 →(0.7km)→ 養老渓谷駅』となっています。
コースは以下の通りです。動画として見ることもできますよ。
コースは約8kmで、所要時間は2時間程度ですので、適度な距離ですね。
また、コースもほぼ平坦ですから、体力に自身がなくても、ゆっくり歩けば大丈夫です。
養老渓谷駅を出発して、赤い鉄橋の宝衛橋を渡ると道は分岐しているので、左方向に進みます。
観音橋方面の標識にしたがって進むと、白い吊橋の白鳥橋を渡ります。
養老川が蛇行しているので、何度も橋を渡ることになりますが、これがまた楽しいですね。
県道81号に出ると、養老温泉の旅館が沢山見えてきます。
養老温泉は千葉県を代表する温泉ですね。黒湯といわれる黒い温泉が特徴です。
暫く行くと朱色の養老渓谷のシンボル的存在の観音橋が見えてきます。
太鼓橋がふたつ連なる朱塗りの橋なのですが、実際に歩いてみるとかなりの勾配です。
ここは、撮影スポットとしても人気があるところですね。
観音橋の先には、出世観音があります。是非寄ってみましょう。
正式名称は立國寺と言い、石橋山合戦に破れた源頼朝が観音様に願を懸けた場所として伝わっています。
少し急な石の階段の先の小さなトンネルを抜けると出世観音の本堂が見えます。
本堂右手には黄金に輝く観音様が向かえてくれます。
お参りをしたら、出世観音からまた、コースに戻ります。
養老渓谷の中瀬遊歩道と弘文洞跡を堪能する!
観音橋を過ぎて、ホテル養老館の脇を右に曲がり、中瀬遊歩道へ向かいます。
コンクリート製の飛び石を歩き養老川を渡ります。普通の橋よりもハイキングって感じがしていいですね。
中瀬遊歩道は左手に養老川の流れを眺めながら進みます。
遊歩道はきれいに整備されていて、歩きやすく、とっても気持ちがいいところです。
再び、コンクリート製の飛び石で川を渡って、暫く行くと、弘文洞跡が現れます。
ここは、約140年前に耕地開拓のために養老川支流の夕木川を川廻りといって、蛇行する川を人工的に耕地にする方法で作られたトンネルの跡です。
以前はトンネルの上部があったのですが、昭和54年に上部が崩落して今の形になりました。
それでも両側の岩壁は大変美しく、養老渓谷を代表する景勝地です。
この中瀬遊歩道は紅葉の見所でもあります。
再び、コンクリート製の飛び石で川を渡って行くと、共栄橋が見えてきますが、この橋は渡らずに、道なりに筒森方面へ進みます。
緩やかな坂道を上り、手掘りのような塚越隊道を通り、少し行くと、奥養老バンガロー村への入り口があるので、そちらへ向かいます。
木製の小さな橋で夕木川を渡ります。
奥養老バンガロー村では、一休みして昼食をとったりしてもいいですね。
バンガロー村の坂を上り、田んぼや部落を抜けると、真っ赤な朱色の鳥居の熊野神社が見えてきます。
せっかくですから、熊野神社にお参りをして、県道を暫く行くと、初めに渡った宝永橋に到着です。
その後は、元の養老渓谷駅までもうすぐです。
養老渓谷駅の足湯で疲れを癒やす!
約8kmの行程を約2~3時間で歩き終えて、養老渓谷駅に着いたら、まずは、無料で入れる足湯に入りましょう。
本当は、温泉に入りたいところですが、今回は電車の日帰りの旅なので、足湯でしっかりと足の疲れを癒やします。
熱めのお湯が気持ちいいです。
さて、ゆっくり足湯につかったら、素敵な景色を見ながら小湊鉄道で帰りましょう。
お土産は、養老渓谷駅近くの豆腐屋の「佐川豆腐店」やパン屋の「酪」で、買っていくのもいいですね。
まとめ
●養老渓谷駅から歩き出すハイキングコースは、中瀬遊歩道のコースがおすすめ。
●見どころは、中瀬遊歩道からの養老川の眺めと弘文洞跡です。
●最後は、養老渓谷駅の足湯でまったりしましょう。