札幌雪まつりに格安で行く方法とは?ホテルや飛行機を安くするには?
2018/05/03
「さっぽろ雪まつり」といえば、北海道で一番有名なイベントですよね。
毎年2月初めから1週間程度開催されますが、この時期の札幌は、ホテルも飛行機も特別料金となります。
特に、人気の週末なら通常の2倍~2.5倍となってしまいます。
需要と供給の関係で価格は決まりますから、人気のある「さっぽろ雪まつり」なので、仕方無いという部分もあります。
でも、ちょっとした工夫でホテル代や飛行機代を安くすることができますので、ここではそんなコツをご紹介しましょう。
目次
さっぽろ雪まつりは「ツアー予約」と「個人予約」のどっちが安い?
ツアー予約を入れる時期と日程
「ツアー予約」と「個人予約」では、一般的には「ツアー予約」が安く設定されています。
まあ、そうじゃなきゃ、ツアーの意味がないですからね。
ただ、さっぽろ雪まつりのような大きなイベントでは、大手の旅行会社が飛行機もホテルも予めガバッと抑えてしまうので、個人では、予約を取ることすら簡単ではありません。
ましてや、人気のある週末となると、なおさら大変です。
ツアーの発売は、毎年8月頃に「さっぽろ雪まつり」の日程が確定した頃から発売になりますので、雪まつりの時期に、週末しか休みが取れそうもないのであれば、まずは、この時点で予約だけはとりましょう。
もちろん、いろいろと検索して、一番安いツアーを探しますよね。
もし、急用等で行けなくなった場合でも、キャンセル料金の発生する前であれば、キャンセルしても支払いは発生しないので、気軽に予約しても大丈夫です。
例えば、楽天トラベルの場合のツアーのキャンセルポリシーは、旅行開始日の21日前までなら取消料は無料となっていますね。
個人予約を入れる時期と日程
一方で、仮に、平日で行けるようなスケジュール調整ができる可能性があるなら、その時のための対策もしておきたいところです。
平日であれば、もっと、格安で行ける可能性が残っています。
それは、平日を中心としたLCCとホテルを組合わせる方法です。
LCCは最大6ヶ月前から予約できますが、一方でキャンセルはできないのが通常です。
キャンセルできるオプションを選択することも可能な場合もありますが、その場合は、格安とは程遠い価格に跳ね上がってしまい、LCCを使う意味がなくなります。
そこで、飛行機の方は、ギリギリまで予約購入はできないので、8月頃には触れないでおきます。
まず、ホテルの予約を入れる
そこで、8月の雪まつりの日程が決まった時期には、泊まりたいホテルを平日を含む日程で予約しましょう。
もちろん、平日に休みが取れた場合を想定していますので、もし、週末しか休めない場合には無駄になりますが、それでも可能性としては追求しておきたいところですよね。
ホテルの予約もキャンセル料が発生するのは、通常、1週間程度前からですので、結構直前まで大丈夫です。
このあたりはよく確認してから予約しましょうね。
さあ、決断の時!
そして、雪まつり開催の1ヶ月前頃の1月上旬頃には、実際に自分と同伴者の休みがいつ取れるのかの調整をして、日程の確定をしなければなりません。
それ以降でツアーをキャンセルするとキャンセル料がかかるからですね。
さあ、ここで決断です。
その結果、やっぱり週末しか休めそうもない場合には、予約したツアーで行きましょう。
それが一番安いでしょう。
そして、もし、平日に休みが取れそうな場合には、直前で予定変更とならないように、きちんと会社等に事前に休みを取ることを知らせて、上司や同僚にも、「休むぞ!」という意思表示を明確にしておきましょう。
これで日程確保は大丈夫ですね。
それでは、平日にいかにして安く行くかを考えます。
フライトのチェックと予約
1月上旬に、まず、LCCのフライトを確認して、その時点で予約がとれ、そして、ツアーよりも安いことが確認できたら、LCCのフライトを購入しましょう。
LCCは、1日の内でも、時間によって料金が大幅に異なりますから、平日でアクセス可能な最も安い時間の便を予約しましょう。
成田6時発なんていうのもありますからね。その場合は、成田の民間駐車場に車を停めて行く方法もありです。
成田の民間駐車場は1日1,000円ぐらいなので、電車代を考えるとそれほど悪くも無いですよ。
LCCは購入したら、もうキャンセルできませんから慎重にやらないといけませんね。
そして、ホテルの予約と飛行機の予約が確保できたところで、ツアーの予約をキャンセルします。
もし、LCCが満席の場合は、エアドゥ、スカイマークを探します。
それでも一杯のときは、JAL、ANAを探します。
JALとANAの場合には、株主割引運賃で探してみて、往復割引や早割が使えればそちらでも探してみます。
株主割引は、株主優待券が必要ですが、金券ショップに売っていますから、それは後で買えばいいので、問題ないです。
事前に株主優待券のその時期の相場を調べておくのがおすすめです。
もし、それでも、全部満席の場合には、どうしましょうか?
ツアーのキャンセル料発生の時期は迫っています。
さあ、2度目の決断の時!
この時点で選択肢は二つあります。
①既に予約を取っているツアーでいくことにするか?
②あるいは、せっかく平日の休みを確保したし、ホテルの予約もとれているのだから、ツアーはキャンセルして、飛行機をなんとか確保するか?
②を選択する場合は、最悪は行けなくなるリスクを負いますので、自分と同伴者とじっくりと相談の上で決めたほうがいいでしょう。
「どうしても今年じゃなきゃ嫌だ!」というなら、①のツアーで行きましょう。
「まあ、別に来年でもいいしぃ・・」と思うぐらいなら、②のツアーはキャンセルして、ホテルのキャンセル料がかかる時期までギリギリまで粘ってみましょう。
ここでは仮に②を選択したとして話を進めます。
直前のキャンセルを狙う
さっぽろ雪まつりのような大きなイベントでも、絶対に直前キャンセルは出ます。
それは、旅行会社が全てのツアーを売り捌くことができない場合に、旅行会社が予約していた枠をホテル側や飛行会社側に返す場合や、個人で予約していたけれどもキャンセル料の発生する前にキャンセルする場合があるからです。
ですから、雪まつり開催の2週間ぐらい前からホテルも飛行機もキャンセルが出始めるので、そこを狙います。
ただ、LCCだけはキャンセルできない仕組みとなっているので、直前のキャンセルは出にくいでしょうね。
ホテルも良い条件の掘り出しものが出てきたら、ここで乗り換えてもいいですね。
とにかく、こうなったら、ホテルのキャンセル料がでるギリギリまで粘ってフライトを確保しましょう。
まあ、必ず確保できるとは限りません。
もし、確保したフライトを含めた総額が、キャンセルしたツアーよりも安ければ気持ちよく参加できますし、もし、高くなっちゃったら、意味ないのでやめちゃう選択もありですよね。
それぐらいの心に余裕がある人がチャレンジすべき方法です。
心配で心配で、カリカリするぐらいなら、体によくないですし、そうゆう方は、はじめから①にすべきですね。
さっぽろ雪まつりの時期のホテル代を安くする方法とは?
さっぽろ雪まつりの会場は、「大通公園」の大雪像と、「すすきの」の氷像、「つどーむ」のチューブスライダー等の遊び場の3つの会場があります。
大通公園とすすきのは、夜がライトアップされてとても綺麗なので、できればその近くのホテルが一般的には、おすすめになりますよね。
駅で言えば、札幌駅からすすきの駅周辺までが便利ってことになります。
ただ、便利ということは、高いということです。
そこで、ここで、ご提案したいのは、利便性を損なわない程度に、ちょっと外れた場所のお洒落なホテルです。
それは、ずばり、中島公園駅周辺のホテルです。
新札幌駅周辺のホテルという手もなくもないですが、ちょっと遠いんですよね。
中島公園駅はすすきの駅の隣ですから、すすきの氷像を見てから、歩いて帰って来れますし、充分に便利な場所ですよ。
特に、おすすめは、以下の3つですね。
①ホテルマイステイズプレミア札幌パーク(旧アートホテルズ札幌)
②プレミアホテル中島公園札幌
③札幌パークホテル
どれも大きなホテルですから、素敵なレストランやバーも充実していて華やかな雪まつりの夜にピッタリですよ。
さっぽろ雪まつりの時期の飛行機代を安くする方法とは?
さっぽろ雪まつりは2月の上旬の約1週間行われますが、ポイントはその前後ですね。
旅行の日程を少しずらして、初日の前日に入るとか、最終日の次の日に帰るとか、1日ずらすだけで、ホテル代も飛行機代も大きく下がります。
ですから、休日しかどうしても休めないという方以外は、1日ずらして平日を組み込むことで大幅な節約になります。
雪像は、前日には完成していますから、前日に入っても全然OKですし、最終日の次の日には、実は雪像はすぐに解体されてしまうので、その様子を見ることも可能です。
まあ、重機でガンガン壊しますから、ちょっと夢が壊されるみたいで悲しい気もしますので、お子さんに見せるのはちょっと気が引けます。
雪まつりの期間は1週間もあるため、その間に雪が降ったり、暖かくなって溶けたりしますので、雪像が一番きれいなのは、完成直後なんですね。
そう言う意味では、初日の前日から入るほうをおすすめしたいと思います。
昔、私が札幌に住んでいたころにも毎年雪まつりはあったのに、毎年見に行っていたわけではありませんでした。
あの頃はいつでも見れるものだったから、珍しくもなんともなかったんですね。
今は、見たくてもなかなか簡単には見れなくなってしましました。
あの頃は、前の年の夏から予約するなんて、考えも及びませんでしたね。
住む場所が変わるっていうのはそうゆうことなんですよね。
まとめ
●休日しか休みがとれないなら、夏にツアーを予約する。
●平日に休みがとれそうなら、ホテルを事前に予約しておいて、飛行機は直前に予約する。
●予約のコツは、ホテルは会場からちょっと離れた中島公園周辺がおすすめで、旅行日程は行きを雪まつり初日の前日から入るのがおすすめ。