クリスマスを教会で過ごす!関西のおすすめの教会12選と番外編!
2019/01/26
クリスマスイブには、どこでもジングルベルが鳴り響いて、華やいだ雰囲気になりますよね。
でも、たまには、本来のクリスマスの意味を考えつつ、イエス・キリストの降誕祭として、教会で厳かな雰囲気の中で、礼拝に参加してみるのはいかがでしょうか。
ここでは、関西地方で、クリスマスの礼拝にピッタリな素敵な教会をご紹介しましょう。
クリスマスにキリスト教は、いくつかの教派がありますが、大きく分けると、ローマ・カトリック教会、プロテスタント教会、聖公会、正教会の4つに分けられますので、各々の教派別にご紹介しましょう。
関西のローマ・カトリック教会 おすすめの6選!
大阪カテドラル聖マリア大聖堂(玉造教会)
建物を正面から見ると、真ん中位に聖母マリア様の像が印象的なです。
全体的にはカトリック教会としては、シックなオフィスビルのようにも見える近代的な大聖堂ですね。
カテドラルとは、カトリック教会の地域区分をするための教区というものがありますが、その教区の母教会と言えるものです。
カトリック大阪大司教区は、全国にあるカトリック教会16教区の一つで、大阪府・兵庫県・和歌山県を管轄としており、ここがそのカトリック大阪大司教区の中心的な教会となります。
年末年始のミサは日本語の他、英語、ベトナム語などでも行われる国際色豊かな教会です。
◆基本情報
住所:〒540-0004 大阪市中央区玉造2-24-22
電話:06-6941-2332
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_27128ag2132003803/
カトリック大阪梅田教会(サクラファミリア)
大阪梅田にある白くて特徴的な三角形の正面玄関の意匠が目を引く近代的な教会です。
カトリックセンターとして、「祈り・研究・交流」の場として、図書室や会議室もあり、誰でも使えるような施設になっています。
ここで、結婚式を上げる方も多くいらっしゃいますよ。
カトリック関目教会
日本二十六聖人がステンドグラスに描かれていて、ストーリー仕立てになっています。
外観では十字架のついた高い塔が印象的ですね。
内部は、白い折り紙で作られたような意匠の天井が素晴らしいです。
カトリックなみはや教会
シンプルでありながら瀟洒な雰囲気の茶色の楕円形の正面の意匠が特徴的です。
大きな教会ではありませんが、初めて行く方でも暖かく迎えてくれる雰囲気があります。
日曜のミサには100名程度の信徒の方々や一般の方々が参加していますので、初めての場合は、あまり少なすぎるよりも参加しやすいかも。
カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂
こちらは京都にある、日本では2番目に古いカトリック天主堂と言われており、明治29年に建築されたものです。
ステンドグラスと円を基調とした窓と、三角形の直線的な屋根の対象が美しいです。
全体に外観は洋風であるものの、内部は畳敷きとなっていることからも、明治という時代を感じさせるものがあり、新鮮ですね。
住所:〒626-0023 京都府宮津市宮本432
電話:0772-22-3127
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000170911/
カトリック芦屋教会
こちらは兵庫県の芦屋にある瀟洒な教会です。
薄いグリーンの高い円錐状の塔と、聖堂のオレンジ色の屋根が印象的な素敵な建物です。
なんとなく、一歩中へ入ってみたくなる教会です。
ミサにはだれでも受け入れてくれますが、初めて行く時には、予め連絡しておくと、見学のときに、ご案内や説明していただけますので、これはおすすめですよ。
関西のプロテスタント系の教会 おすすめの3選!
日本基督教団 大阪福島教会
日本基督教団とは、日本のプロテスタント33教派が合同して作られたもので、元はこの教会も日本メソジスト教会であったのですが、今は日本基督教団に参加しています。
日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家ヴォーリズの代表建築のひとつで、大きな建物ではないものの、正面の壁面の直線を基調とした装飾とアーチ型の玄関、そしてレンガ色の門が素敵な雰囲気を醸し出しています。
大正15年に作られたものです。
日本基督教団 浪速教会
この教会の特徴は、牧師がリーダーシップを発揮するのではなく、会衆主義として協会員が協会を形成しているところです。
ここも、アメリカ人建築家のヴォーリズが指導して竹中工務店が設計・施工したもので、1930年のものです。
もう90歳近いことになりますね。そんな風格が感じられます。
住所:〒541-0043 大阪市中央区高麗橋2-6-2
電話:06-6231-4951
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_27128ae2182028760/
日本基督教団 大阪教会
こちらもヴォーリズの設計によるもので、赤レンガの教会と四角の高い塔のバランスは、はなにか旧帝国大学の古い建物と重なるイメージもあり、歴史の重さを感じますね。
ヴォーリズはキリスト教布教のために日本に明治38年に来日し、その後に建築家としての活躍やメンソレータムを紹介して近江兄弟社も設立、キリスト教を軸とした教育活動にも取り組んだ活動的な方だったんですね。
1995年の阪神・淡路大震災で半壊したものの、その後の復興工事が行われて、平成8年には登録有形文化財に登録されています。
関西の聖公会および正教会 おすすめの3選!
日本聖公会川口基督教会
この川口基督教会は、聖公会の大阪教区主教座聖堂(カテドラル)です。
1920年に建てられた建物は、ヴィクトリアン・ゴシック様式の美しい建物で、1995年の阪神・淡路大震災では鐘楼の倒壊などの大きな被害を受けたものの、その後現在の姿に修復されました。
現在は、大阪府指定有形文化財に指定されています。
クリスマス・イブには「クリスマスイブ燭火礼拝」(キャンドルサービス)が19時から行われる予定ですので、是非行ってみたいところですね。
パイプオルガンの音色も楽しみです。 なお、23:45からは深夜礼拝もあります。
住所:〒550-0021大阪市西区川口1-3-8
電話:06-6581-5061
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_27106ag2132003116/
日本聖公会京都教区聖アグネス教会
聖アグネス教会は、聖公会の京都教区の主教座聖堂(カテドラル)です。
設計は立教学院の初代校長になったアメリカ人建築家のジェームズ・マクドナルド・ガーディナーによるもので、外観はレンガ作りのゴシック様式で風格のある威厳を感じます。
内部は、小梁がむき出しになったデザインで、木の暖かさを感じますね。
京都市指定有形文化財に指定されています。
クリスマスイブには、19時からキャンドルサービスとキャロリングが予定されていますし、23:30からは深夜聖餐式もあります。
パイプオルガンもあるので、キャンドルサービスやキャロリングの雰囲気は素敵ですね。
この教会のすぐとなりには、菅原院天満宮があったりして、和洋折衷の雰囲気も面白いですよね。
神戸ハリストス正教会
ハリストス正教会というと、函館ハリストス正教会が有名ですが、こちらも同じ日本正教会の教会です。
白い外壁が素敵で近くの神戸を代表する異人館街の雰囲気にすっかり溶け込んでいますね。
クリスマスイブには18時から前晩祷が予定されています。
もちろんどなたでも礼拝を見学できますし、前晩祷のときも途中入場、途中退出もできますから、気軽に出席できますよ。
なお、聖堂内の撮影は禁止となっていますので、気をつけましょう。
番外編!でも、カップルには最適?
大阪セントバース教会
こちらは、教会ではなく、結婚式場ですが、大阪の中心部、心斎橋駅が最寄という好立地も魅力的なところです。
背の高いチャペル、美しいステンドグラスが素晴らしく、都会の繁華街にあることを忘れさせる洗練された空間ですね。
クリスマスイブには、17時から、ミサもやっていて、無料で予約不要で誰でも入れるので、ちょっと覗いてみてもいいかもしれません。
ここだけは、カップルで行く方がいいでしょうね。
まとめ
●関西にもクリスマスの礼拝にピッタリの教会がたくさんありますよ。
●関西では、カトリックよりもプロテスタントや聖公会のほうが重厚な雰囲気の教会が多いような気がしますね。
●クリスマスを機会にキリスト教について少し勉強してみると、各教派の違いもわかってもっと楽しめるかもしれませんね。