ダッチオーブン初心者レシピ!超簡単で絶対失敗しない3品!
2018/05/03
ダッチオーブンがあると、キャンプの料理に幅が広がりますね。
ただ、初めて使うときは、ちょっと緊張してしまいます。
何事も初めが肝心ですから、ダッチオーブンデビューには、まずは失敗しないで、美味しい料理を作れるという経験をすることが大切ですね。
ここでは、ダッチオーブン初心者のために、絶対失敗しない超簡単レシピをご紹介しましょう。
ダッチオーブンといえば、丸鶏のローストチキンが有名ですが、あえてここではもっと簡単な料理をおすすめします。
普段料理をしないお父さんでもこれなら大丈夫ですよ。
キャベツとベーコンの蒸し焼き
ダッチオーブンはいろんな料理に使えますが、重い蓋があって、厚い鉄鍋の構造なので、弱火でじっくり蒸す料理なら簡単にできます。
この料理は、正確には、料理というよりは材料を用意して、後はダッチオーブンにお任せって感じのものです。
キャベツの旨味を感じることのできる、このワイルドな料理は、私の定番でもあります。
さて、そのレシピに行きましょう。
材料は、4人分としてキャベツ1個、ベーコン10枚、じゃがいも4個、コンソメの素、水1カップ、酒またはワイン少々だけです。
作り方は、まず、キャベツの表面をざっと洗って、ザクッと4つに切ります。
ダッチオーブンを火にかけて、鍋の底にベーコンを5枚敷きつめます。
その上に、4つ切りにしたキャベツをドーンと入れて、じゃがいもは表面だけ洗ったら、皮つきのまま一緒に放り込みます。
最後に、水1カップと酒(またはワイン)を少し入れて、コンソメの素を適量(固形なら1個)入れます。
後は、蓋をして、火力を弱火のままで、待つだけです。
鍋の縁から蒸気が出てきたら、そこから30分で完成です。
料理は殆どダッチオーブンがやってくれますが、注意点があるとすれば、熱源ですね。
ダッチオーブンだと、炭や薪を熱源にしてワイルドにやりたい気持ちもわかりますが、これらは火力調節が難しいんですよね。
ですから、初心者には火力調節のできるコンロがおすすめです。
燃料はガスとガソリンがありますが、これは好みで決めていいですよ。
火力調整という意味では、ガスが楽かもしれませんね。
ちなみに、私はガソリン派です^^
「とうもろこし」や「さつまいも」の蒸し焼き
次は、とうもろこしや焼きいもの蒸し焼きです。
これは、材料そのものの味を引き出しただけですので、料理とは言いにくいですが、これもダッチオーブンの良さがよくわかる料理法と言えるでしょうね。
とうもろこしの場合は、皮つきのとうもろこしがあれば、材料はOKです。
レシピは、まず、とうもろこしの皮をむいて、ヒゲもとります。
その皮をダッチオーブンの底に適量敷いて、その上にとうもろこしを載せます。
後は、蓋をして弱火で30分そのままにしておくだけで、美味しいとうもろこしの完成です。
とうもろこしの皮が焦げ付きを抑えてくれますし、何と言っても味がギュッと凝縮した感じがしますよ。
焼きいもの場合は、さつまいもを洗って皮つきのままでダッチオーブンに放り込みます。
そのまま蓋をして弱火にかけます。
蓋から蒸気が出てきたら、そこから30分で完成です。
こちらも、さつまいもの旨味がギュッと詰まっていますよ。
いずれも、秋のキャンプには最適ですね。
シュリンプ・ピラフ
さて、最後だけはちょっと料理らしいシュリンプ・ピラフをおすすめしたいと思います。
前の2つに比べればちょっとだけ難易度は上がりますが、これも相当簡単ですよ。
材料は、4人分として、お米3合、冷凍海老300g、マッシュルームの缶詰1個、玉ねぎ1個です。
その他調味料として、バター適量、コンソメの素少々、塩・胡椒、白ワイン少々、水3カップです。
作り方は、まずお米を洗ってザルにあげ、冷凍海老は解凍して、玉ねぎはみじん切りにしておきます。
弱火にかけておいたダッチオーブンにバターを適量入れて、玉ねぎを炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、お米を投入して更に炒めます。
お米が少し透明になってきたら、マッシュルームを入れて炒めます。
次に、塩・胡椒少々、コンソメの素少々、ワイン少々、水3カップを入れて、ひと混ぜしたら、蓋をします。
味付けは適当です。今回の経験をもとに次回から調節すればいいでしょう。
蓋から蒸気が出てきたら、海老を投入して、そのまま弱火で15分したら火を止めて、そのまま10分間だけ蒸らしたら完成です。
この料理の注意点は、火加減ですね。
バターを使うこともあり、直ぐに焦げ付きそうになりますから、焦げ付かないように弱火で手早く炒めます。
本来なら微妙な火力調節をして、お米を炊くようにするのがいいのですが、下手をすると焦げ付いちゃうので、ここではずっと弱火にすることをおすすめします。
若干水分が多いかもしれませんが、焦げちゃうよりはましですからね。
まとめ
●ダッチオーブン料理は、シンプルで大胆に。素材の味を引き出すのがポイント。
●熱源は、火力調節しやすいコンロの使用がおすすめ。
●ダッチオーブン料理は、弱火で料理すれば大失敗にはなりにくい。