函館の観光とグルメを子連れで楽しむために絶対外せないポイント!
2023/03/06
北海道の玄関口、函館の観光とグルメを子連れ家族にピッタリの内容で紹介しましょう。
函館は北海道では最も歴史のある街で、江戸時代の鎖国の時代から長崎とともに、海外との貿易港として栄え、今なお北海道では唯一異国情緒ある街として知られています。
建築物も和洋折衷のお洒落な建築物があったり、トラピスチヌ修道院や外人墓地があったりで、洋風の独特の雰囲気を持った不思議な港街です。
函館は、私自身が生まれ育った街でもありますから、私自身の体験も交えていろいろとご紹介できると思います。
ここでは、子連れで函館旅行を楽しむための観光地や、これだけは食べておいたほうがいい、というグルメを紹介していきます。
函館の観光とグルメの子連れにピッタリ!(元町・函館周辺)
函館といえばやっぱり夜景ですね。
函館の夜景は、百万ドルの夜景と言われたり、世界三大夜景、日本三大夜景にも含まれている夜景の横綱と行っても過言ではないでしょう。
その理由は、函館山
大型のロープウェイで頂上まですぐです。 こんな乗り物は、子供も大好きです。
函館山の麓の元町周辺は、見どころ満載です。
旧函館区公会堂、ハリストス正教会、元町公園、旧イギリス領事館、カールレイモン、八幡坂など素敵な場所が集中してありますから、そんなに歩かずに見て回れます。
ただ、元町周辺は急な坂道が多いので、子供にはちょっとつらいかもしれません。
そんなときは観光タクシーを使うのも一つの手です。
また、ちょっと変わったところでは、「朝夜景」もなかなかいいです。
これは夜明け前後の朝の夜景です。空気が済んでいて朝焼けと一緒にみる街並みは素晴らしいものがあります。
翌朝が晴れなら挑戦してみるのもいいですね。夏場なら朝、車で頂上までいけますよ。
近くに、函館公園こどもの国があります。
ここは観光地というよりも地元の家族が遊びに行くこところですが、とっても味のある公園です。
あえて言えば、浅草の花やしきのような遊園地で、もっとこじんまりとしていて、昭和31年の開業当初からあまり変わっていないレトロな雰囲気のところです。
日本最古のかわいらしい観覧者があったり、飛行機やスカイチェアーも私の小さい時のまま、ワイヤーで吊って回転するものですが、今も動いています。
私も小さい時に乗った思い出がありますから、相当古いものです。
いわゆる「三丁目の夕日」の世界がそこにはあります。
もしかしたら、子供よりもお父さんや、おじいちゃんには本当に受けるかも、です。
ちょっとしたタイムスリップした感じですから、本当に。
まあ、いつも、空いていますから、すぐに乗れるのもいいですね。
元町からはちょっと離れますが、外人墓地も、そこから海が見えて景色の良い場所です。
ここには、レストランやおみやげ屋さんなどいろんなお店が集まっているので、結構楽しめます。
この辺でホテルに宿泊すると元町周辺や函館山には便利ですね。
これらはどちらも朝食バイキングが有名で、いくら等の海鮮載せ放題の海鮮丼を食べられます。
小学生ぐらいのお子さんなら大喜び間違いなしです。
さて、電車に乗ると函館駅もすぐ近くです。十字街から10分で函館駅到着です。
市内の移動は、レンター等で移動するとかえって駐車場の確保が大変ですから、チンチン電車で移動するが楽です。
1日券を買うと乗り放題ですし。結構頻繁に走っています。
函館駅は、2003年に新しくなって綺麗になりました。もう5代目だそうです。
昔の函館駅も味があったのですが、今はお洒落な駅です。
駅のすぐ近くに函館朝市があります。
そこでは、なんといっても「イカの釣り堀」で釣りをしてみましょう。
イカの釣りはなかなか他ではできません。
釣ったイカはその場でさばいてくれます。絶品ですよ。
子供は釣って楽しいし、親は新鮮なイカって透明なんだ!と納得するはずです。
あのいわゆる白い身のイカとは全くちがうものです。
居酒屋でも漁があった日しか、食べられないので、いつでも活イカを食べれるわけではありませんから、気をつけてください。
函館朝市には、「どんぶり横丁」がありますから、お好きなお店でお好きな海鮮丼をどうぞ。
迷ったら巴丼がオススメです。うに、いくら、ホタテの三色です。伝統の巴丼ですね。
いくら、ホタテもさることながら、うにのうまさに驚くこと間違いなしです。
ミョウバンを使っていない生うにを食べたこと無い人にとっては、衝撃だと思います。
うにが苦手という方も試してみてはいかがでしょうか? 好きになるかも?
うにといえば、オススメのうににこだわった店「うにのむらかみ」があります。
お父さんはここで、木箱入りのうにを注文して、地酒で一杯っていうのがいいですね。
また、目で見て楽しむなら「活イカ踊り丼」がオススメです。
活イカにあたまと足の部分が乗っていて生きているので、醤油をかけるとニョロニョロと動き出します。
子どもに大受け、間違いなしです。 一度は食べて見たいですね。
イカのニョロニョロ動きを堪能したあとは、下足は別にして、煮たり焼いたりしてもらえます。
函館の観光とグルメの子連れにピッタリ!(五稜郭・湯の川周辺)
電車で函館駅から、五稜郭公園前まで、20分ぐらいです。
函館は人口28万人の所詮小さな街ですから、移動にそんなに時間はかからないのが、いいですね。
五稜郭公園は、五稜郭公園駅前から10分ぐらい歩きます。
あの箱館戦争の舞台となった場所で、2006年に五稜郭タワーがリニューアルしてオシャレで綺麗なタワーになりました。
高いところが好きなお子さんにはいいですね。
展望台はガラス張りなのですが、そのガラスが斜め外側に張り出しているような形なので、下がよく見えると同時にちょっとゾクッとします。
床がガラス張りになっているところもあり、子供たちが楽しそうに、上に乗っては怖がってキャッキャ言ってます。
昼ごはんは、「ラッキーピエロ」(通称ラッピ)のチャイニーズチキンバーガーが子供にはいいでしょう。
あるいは、函館の塩ラーメンの有名店の「あじさい」もこの近くにありますし、ハセガワストア(通称ハセスト)のやきとり弁当も有名です。
湯の川温泉は、五稜郭公園前から電車で15分ぐらいです。
湯の川温泉の湯はいいですよ。ほのかな湯の川温泉の独特の臭いがあります。私の幼い時の思い出の臭いでもあります。
ホテルも沢山ありますから、2泊できるなら、元町付近と湯の川温泉の2箇所に泊まるのがいいのではないでしょうか。
料金はそれなりにしますが、お部屋に露天風呂のついたところが人気のようです。
近くに熱帯植物園があり、猿が秋から冬は温泉に気持ちよさそうに浸かっているところが見えますよ。
ここから空港は近いですが、この先は、バスかタクシーでの移動となります。
トラピスチヌ修道院はこの近くになりますが、その厳粛な雰囲気と美しい庭園でいい場所ですので、行ってみてもいいでしょう。
函館の観光とグルメの子連れにピッタリ!(その他)
もし、レンタカーを借りて足を伸ばす時間があるのでしたら、トラピスト修道院に行くのはどうでしょう。
トラピスチヌ修道院とトラピスト修道院とは似ていますが場所は全くちがうところにあります。
トラピスチヌが女の人の修道院で、トラピストが男の人の修道院です。
トラピスト修道院は、現在の北斗市にあり、函館駅から車で1時間~1.5時間程度はかかります。
昔、松田聖子さんのポッキーのCMに使われた場所なので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。(ちょっと古すぎ?)
あのまっすぐの田園の中の道が素敵ですね。
ここでは、トラピストクッキーやトラピストバターが有名です。
もっと足を伸ばすのなら、大沼国定公園までいくのもいいです。
函館からやっぱり車で、1時間~1.5時間です。トラピストからでも同じくらいかかります。
大沼公園では、レンタル自転車での散策、遊覧船、貸しボートなどいろいろと子供と楽しめます。
意外に楽しいところでは、釣り堀があります。
ここは鯉のキャッチアンドリリースです。よくあるニジマスの入れ食いとはちがって、なかなか釣れません。
その分、釣れた時の感動は大きなものらしく、我が家の妻と息子が二人で楽しそうにやっていました。
「沼の家の大沼だんご」は昔ながらの味です。
私が大沼に行った時は、必ず買うものの一つです。甘すぎず微妙な甘さが決め手です。
山川牧場のアイスクリームも大沼から函館に帰る途中で寄って行きましょう。
ここは素通りできませんね。
2014年までは大沼SL号が臨時列車として観光用に走っていましたが、現在は廃止されてしまいました。
間近で聞く汽笛のど迫力と、内装のレトロな凝った作りは、とっても素敵なSLでしたが、残念です。
復活を祈りたいところです。
8月の初めには「函館港まつり」が行われますので、タイミングあえば、楽しむことができます。
花火大会もありますので、お子さんと一緒なら有料席となりますが、「函館市青函連絡船記念館摩周丸の甲板」での見学がオススメです。
トイレに並ぶ必要がないので、子供のとつぜんのオシッコにも対応できますし、迷子の可能性がなくなりますよ。
まとめ
●函館を子連れで楽しむには、ロープウェイで函館山に登り夜景を見たい
●市内の観光地は電車で回れるので、一日乗車券を買おう
●子供と一緒に遊ぶなら、函館公園こどもの国や大沼公園がオススメ