別府の鉄板焼きのお洒落な店!作が本当に美味しいのか食べてみた
2023/02/26
先日、妻と一緒に2泊3日で九州の別府温泉に遊びに行ってきました。
旅の楽しみといえば、観光もありますが、やっぱりグルメが一番の楽しみですよね。
この旅でも、いろんなグルメを食べてみましたが、今回は、その中でも印象に残ったお店をご紹介します。
そのお店は、鉄板焼きの「作(さく)」です。
お洒落な店内は、デートにもピッタリな上質な雰囲気で、大きな鉄板の前のカウンターの席を予約して行きました。
さて、どんなお料理が登場したのでしょうか。
乞うご期待。
別府のお洒落な鉄板焼きの店といえば「作」!
今年は、私達にとって結婚25年となる節目の年ですので、いわゆる銀婚式と言われる年なんですね。
私の健康上の問題もあったりして、行けるうちに行っちゃおうということで、今までためてきたマイレージを全部使って旅行をすることにしました。
ずっと子どもたちと一緒でしたが、もう子どもたちも成人をしたので、そろそろ夫婦でゆっくり旅行でもしようというわけです。
というわけで、今回は、大分県の別府温泉に行ってきました。
別府のグルメといえば、だんご汁・とり天・別府冷麺・地獄蒸し工房などいろいろありますが、今回はちょっと渋いところで、豊後牛の鉄板焼きを食べに行くことにしました。
今回お邪魔したのは、デートにもピッタリのハイセンスなお店「作(さく)」です。
英語表記では、「SA-COO」と表記されています。
場所は、別府駅の西口すぐ近くのビルの2階にありますので、とってもわかりやすいですね。
全く迷うことなく、海側のホテルから歩いてお店に到着しました。
ここが別府駅の西口です。
そして、その直ぐ側のビルに「作」の看板が見えます。
とある衆議院議員の事務所のすぐとなりというところが面白い。(笑)
店内に入ると、いきなりのサプライズ?
早速、階段を登って店内に入ります。
18時に予約していて、時刻ピッタリに入店しましたが、一番乗りでしたね。
誰もいない店内に入り、店員さんに予約している旨を伝えると、入り口の近くにある大きな鉄板の前のカウンターの席に案内されました。
やっぱり、焼き立てを食べたいと思い、カウンター席を予約したのです。
寿司屋も天ぷら屋も同じですが、やっぱりカウンターって特別な感じがしていいものです。
誰もいないカウンターに一番乗りで座ります。
ちょっとしたバーのようなシックな雰囲気がいいですね。
カウンターから後ろを振り返るとこんな感じです。
席につくと、予約していたコースメニューを渡されました。
予約していたのは1万円のコースです。
メニューには、私たちの名前入りでしたので、私達用に印刷されたメニューなんですね。
ちょっとした心遣いですが、こうゆうのって嬉しいものです。
「飲み物は?」と聞かれて、まずはやっぱりビールを頼もうと思って、メニューをみると、いろいろと種類が豊富です。
結局、私がカールスバーグで、相方はアロハビールに決定です。
お洒落な背の高いグラスに注がれたビールが美味しそう。
ビールをぐいっと飲んで一息ついたところで、突然、料理長の方から、「本日は銀婚式とのことで、うちのオーナーからプレゼントがありますので、どうぞ。」と言われました。
あれれ、驚き~!
女性オーナーの方が現れて、プレゼントの箱を相方に渡してくれました。
まさか、こんなに素敵なものを頂くなんて、凄すぎます。
相方は満面の笑顔です。
女性はいつもプレゼントにめっぽう弱いものですからね。
さて、1万円のコース料理はどうだった?
サプライズのプレゼントという演出をしていただいた後、早速、本日のお料理が始まります。
まずは、前菜です。
綺麗に並べられた前菜たちは、どれも可愛らしくて美味しそうです。
ビール片手に前菜をつまみます。旨い。
ここで、まだ生きている伊勢海老を2匹見せてくれました。
これを調理しますと、説明してくれます。
うーん、いい感じです。まだ動いています。
裏で前処理をするらしく、一旦は厨房に戻っていきました。
次のメニューは、ローストビーフサラダです。
これはサラダというよりもローストビーフそのものという感じです。
とっても美味しい。そしてボリューミーです。
ここで、すでにビールを飲み干していたので、次は、赤のグラスワインをいただきます。
大きなグラスに、ワインは少なめです。
もっと注いでくれよとは思っても、言えません。
このワインがまた美味しい。素直にスッキリする味で料理とよく合います。
さて、次はいよいよ伊勢海老の登場です。
ピカピカに手入れされている銀色の鉄板の上に、真っ二つに割られたエビの頭が載せられて焼かれます。
それでもまだ足が動いているという生きの良さが光ります。
胴体側は切離されて、バターで細かく切られて焼かれます。
刺身でも十分に美味しそうな感じです。
焼かれた身を伊勢海老の背の部分に綺麗に乗せて完成です。
美味しそうって言うか、これは確実に美味しいでしょう。
ソースにからめてから、口に運びます。
ん~、やっぱり期待通りに美味しい。ワインがまた旨い。
そして、次は、いよいよメインの豊後牛のステーキです。
鉄板の上に乗っている肉が美しい。
初めは少し遠く、で焼き始めたのですが、写真を撮ろうとして身を乗り出すと、「写真をとりますか?」って、わざわざ近くまで肉を持ってきて焼いているところを見せてくれました。
こんな些細なサービスも嬉しいですね。
私はミディアム・レア、相方はレア。
すぐに焼けちゃいました。
よくハワイの鉄板焼きに出てくるような派手なフォークとナイフの曲芸のようなものはなく、あくまでもシンプルに焼いていきます。
カチャカチャと音を立てながら、手際よく焼いていくのも見ていて楽しいものですが、今回のように大人の料理人が静かに焼き上げるのも、丁寧な感じでいいものです。
焼き野菜も使わせて、出てきました。完成です。
横に添えてあるのは、塩とガーリックチップです。
ガーリックチップを肉にちょんと乗せて、塩か醤油でいただきます。
醤油は、「かぼす醤油」と九州の独特な甘口の「カトレア醤油」の2種類がありました。
私は、甘口の醤油は苦手なので、かぼす醤油を中心に食べましたが、途中で甘口もちょっとトライしてみると、意外にいけます。
どっちも美味しいですね。
肉には甘い醤油も合うものだと発見しました。
そして、豊後牛の美味しさは素晴らしい。柔らかく深い味わいです。
じっくりと美味しさを噛み締めながら頂きました。
ああ、もっと食べたいというところで終わりです。
これぐらいの量がいいんでしょうね。
さて、〆のご飯は、ガーリックライス・白飯・薄焼きから選ぶことができるとのこと。
薄焼きとは、小麦粉とみやしとネギの焼き物です。
薄焼きは、別府の名物ということでしたが、私としては大好きなガーリックライスを選択しました。
相方も同じ選択です。
牛肉の脂身を細かくしてよく焼いてから、ご飯と混ぜ合わせた逸品がこちらです。
これがまた牛肉の深い味わいとガーリックの旨味が交わってとっても美味しい。
これは、本当に美味しい。
赤出汁もついてきました。
ガーリックライスの油っぽさと、赤出汁のすっきり感が、和洋折衷の感じでいいですね。
赤出汁はやっぱり日本人をほっとさせるものですからね。
ここで結構お腹も一杯になってきました。
幸せな満腹感です。
さて、最後にはデザートですが、これがまた一工夫してあります。
こちらです。じゃじゃ~ん。
チョコレートで上に銀婚式の文字が上手に書かれていて感動ものです。
これは記念撮影ですよね。
ということで、お店の人にパシャっと撮ってもらいました。
「お店のインスタやフェイスブックに載せていいですか?」って確認されたので、「どうぞ、どうぞ」ということで快く引き受けました。
まあ、ここまでやっていただいていますので、それぐらいなんでもありません。
別府には知り合いもいませんしね。(笑)
美味しい久住高原のジェラートを頂き、最後にコーヒーで〆となりました。
あ~、美味しかった~。
ということで、至福の一時は終わりです。
思い出に残る素敵な夜になりました。
ご馳走さまでした。
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◆作 基本情報
電話:0977-76-8787
住所:大分県別府市野口元町1-3 フジヨシビル2F
営業時間:月~水・金~日
ランチ 11:00~14:00(L.O.13:30)
ディナー 18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:木曜日
URL:てっぱん焼き 作 (テッパンヤキ サク) - 別府/鉄板焼き | 食べログ (tabelog.com)
まとめ
●別府の鉄板焼きでオシャレな店なら「作」がおすすめ。
●なにかの記念で行くときには、予約するときに、ちょっとコメントしておくといいことがあるかも。
●鉄板焼きの席は、やっぱりカウンターで出来たてのシーフードや豊後牛を頂くのがおすすめ。