堺まつりの日程と場所は?見どころは?屋台はあるの?
「堺まつり」は、例年10月に行われれる堺市最大のイベントですね。
市民総参加のお祭りとして堺の中心街が盛り上がります。
ここでは、堺まつりの日程や場所、祭りの見どころや屋台についてご紹介しましょう。
ここのパレードは一見の価値アリですよ。
目次
堺まつりの日程や場所、イベントスケジュールは?
堺は、あの有名な仁徳天皇陵古墳のある街であり、また、中世には商人の街として栄えたところですね。
その歴史ある街、堺でもっとも大きなイベントが、この「堺まつり」ですね。
堺まつりの日程は?
堺まつりの日程は、例年、10月の第3土曜・日曜の2日間となります。
変則的に10月の第2土曜・日曜や、第4土曜・日曜となることもありますが、普通は10月の第3土曜・日曜となっています。
毎年、約50万人の観客を集めるといいますから、確かに大イベントですね。
その中でも、見どころは、やっぱり、「大パレード」と「大茶会」でしょうね。
詳細は、後ほどご紹介しますね。
堺まつりのイベントスケジュールと開催場所は?
堺まつりのスケジュールは、概略は以下の通りです。
土曜日:9時~15時30分 堺大茶会(南宗寺)
16時~21時 堺商人まつり(市役所前市民交流広場)
16時30分~18時30分 前夜祭(市役所前市民交流広場)
19時~21時 堺まつりふとん太鼓連合保存会 前夜祭(大小路筋)
日曜日:10時~15時30分 堺大茶会(大仙公園)
10時~15時 にぎわいゾーン(大小路筋)
10時~16時 堺商人まつり(大仙公園)
13時~17時 市役所前ゾーン(市役所前市民交流広場)
11時~15時30分 大パレード(大小路筋)
会場の地図はこちらです。上記の全ての会場を示しています。
色のついている場所をクリックすると、場所の説明が見ることができます。
「紫のライン」が、大パレードの場所で、「赤いライン」が、にぎわいゾーンの場所です。
堺大茶会とは?
堺は千利休のゆかりの地ということもあり、大茶会が開かれます。
お茶会というと、ちょっと別世界と思われるかもしれませんが、茶の湯のおもてなしとはどんなものなのか、この機会に体験してみるのも楽しそうですね。
土曜は、千利休が修行した南宗寺の情緒有る茶室で、「表千家」「裏千家」「武者小路千家」の三千家による茶の湯のもてなしを体験することができます。
料金は、前売り1,600円、当日1,800円ですが、滅多に体験できるものではありませんから、是非ともその空気感を感じてみたいものですね。
日曜は、大仙公園での野点(のだて)が行われます。
こちらは、学生や園児たちの茶の湯を気軽に楽しめますので、初めての方はこちらから行ってみるのがいいかもしれませんね。
料金は、前売り400円、当日500円と格安です。
大パレードとは?
日曜に行われる大パレードは、堺の歴史を1600年前から現代までを、古墳期・中世・近世・近代・現代の5つの時代に分けて、わかりやすく表現した大行列です。
特に、戦国時代から安土桃山時代の勇壮な武士の姿が圧巻ですね。
堺は、昔から鉄砲作りで有名な処だったので、パレードの中でも火縄銃をドーンと打ちます。
その後、平和な江戸時代になると、鉄砲が売れなってきて、同じ技術を使って作れる包丁を作るようになったようですね。
パレードは、とにかく、皆さんしっかりと踊っているので、見る方も飽きませんね。
パレードの最後を飾るのは、ふとん太鼓です。
ふとん太鼓とは、ふとんを逆ピラミッド型に積み上げた山車で、その5枚目の一番上の座布団に神様が座るとされているんですね。
注目したいのは、金髪に染めた派手な若い女の子が、一生懸命声を出して大きな団扇を振っています。
布団女子とか、ベラガールと呼ばれているようですね。
一見、斜に構えて「そんなのやってられっかよ~」って言い出しそうな若者が、ちゃんと祭りに参加しています。
堺って、いい街なんだなって感じます。
以前には、ディズニーとコラボしたこともあり、地方のお祭りとディズニーのコラボって凄いですね。
ミッキーも出張するんだって初めて知りました^^
総勢7,000人も参加するパレードは、まさに、堺まつりのシンボルですね。
この動画見ているだけで、なんとなく、楽しくなってきますね。
堺まつりの屋台はあるの?
たくさんの人が集まるお祭りですから、屋台もたくさん出店しますよ。
出店する場所は、堺市役所前・大仙公園・堺山之口商店街・駅周辺などですね。
また、地図を再掲しますね。
「黄色のエリア」が、堺山之口商店街です。
人出も多いですし、屋台の数も相当多いですね。
見渡すかぎり屋台がズラ~っと並ぶ感じで、とても1日や2日で全部回れる数じゃあないって感じです。
ある程度、これは食べようって決めていったほうがいいでしょう。
あるいは、行き当たりばったりで美味しそうなものが目に入ったら、その場でどんどん買っていくのも屋台の醍醐味ですよね。
ただ、たくさんの種類を食べたいので、2人以上で行って、シェアしながら少しづつ食べるのがおすすめです。
カップルなんかには、ピッタリですね。
屋台の種類ですが、通常の屋台で見るようなものは大体あると思っていいですね。
たこ焼き、焼きそば、フランクフルト、お好み焼き、わたがし、金魚すくいと言った定番ものですね。
なお、堺まつりでは是非必食としたい屋台がありますので、以下を参考にしてください。
玉子せんべい(たません)
えびせんにソースを塗って、天かすと玉子の目玉焼きを載せてマヨネーズを付けます。
関西では結構定番ですよね。
これを食べないと始まりません。
かん袋のくるみ餅
「かん袋」って、お店の名前です。「くるみ餅」ってのは、堺が発祥の和菓子です。
別に、くるみが入っているわけではなくて、くるむとは包むという意味合いですね。
お茶にもピッタリの和菓子です。
泉北そば
このあたりは蕎麦で有名ですね。
美味しい蕎麦をささっと食べたいですね。
やっぱり、和風が似合う堺まつりです。
ゆずからりん
堺名物の「ゆずからりん」は、柚子胡椒の一種ですが、九州の緑色ではなくて、赤い柚子胡椒です。
鍋料理、味噌汁、焼肉、焼き鳥、お好み焼き、うどん、冷奴など、なんにでも合う万能調味料です。
お土産にもピッタリですね。
堺包丁
堺の包丁も有名ですね。元は鉄砲屋さんだったと言われる包丁屋さんです。
屋台では、元気なおじさんが、包丁の口上売りをしています。
寅さんも売ってたのかな?って感じですね。
聞いてるだけで、ついつい買っちゃいそうです。
さすがの話術と、切れ味を良く見せる技は秀逸です。
まとめ
●堺まつりは、例年10月の第3土曜・日曜に開催されます。
●見どころは、やっぱり大パレードですね。時代の流れがパレードで見れます。
●屋台もお祭りの楽しみの一つですね。全部見きれないほどの屋台が出ますので、見て歩くだけでも楽しいですよ。