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クリスマスを教会で過ごす!名古屋のおすすめスポット5選!

   

クリスマスになると、名古屋市内もジングルベルと綺麗なデコレーションで華やかで賑やか雰囲気になりますね。

ワイワイ騒ぐクリスマスパーティーも楽しいものですが、たまには、静かで厳かな雰囲気の教会で礼拝に参加してみるのもいいものですよ。

厳粛な雰囲気は、デートにもピッタリです。

 

初めて行くなら、ちょっと大きめの教会のほうが、人が多いので初心者でも入りやすいですね。

ここでは、名古屋の教会で、クリスマスにピッタリの素敵な教会をご紹介しましょう。

 

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キリスト教のプチ情報!

教会に行くにあたって、キリスト教のことを少しは知っておいたほうがいいと思いますので、少し説明しておきますね。

不要なら読み飛ばしてもらって結構です。

 

まず、キリスト教と一言で言っても、ローマ・カトリック、プロテスタント、正教会の大きな3つの流れがあるんですね。

仏教にも、真言宗、浄土真宗、曹洞宗などいろんな宗派があるのと同じようなものです。

 

教会の建物の外観を見ただけでもある程度、キリスト教のどの宗派であるのかは見分けが付きます。

まず、カトリックはローマ教皇を頂点としてピラミッド組織となっており、昔からの伝統を重視するため、建物もゴシック様式で重厚で威厳のあるものが多いですね。

プロテスタントは、ピラミッド組織をもたずに自由な組織となっており、建物もシンプルな感じのものが多いです。

正教会の建物は、ビザンチン建築の丸いドーム型の屋根を持つのが特徴ですね。

 

基本的な「用語」も宗派によって、微妙に違いますので、要注意です。

礼拝のことを、カトリックでは「ミサ」といい、プロテスタントでは「聖餐式」、正教会では「聖体礼儀」と呼びます。

ですから、プロテスタントの教会で「ミサ」というのはお門違いってわけですね。

ちょっとややこしいので、何処の教会に行っても通じる一般用語の「礼拝」と呼ぶのがおすすめです。

 

聖職者のことを、カトリックでは「司祭」といい、プロテスタントでは「牧師」といい、正教会では「新品(しんぴん)」といいます。

なんとなく牧師さんと言っているかもしれませんが、カトリックでの教会で「牧師」というのは、これまたお門違いってわけです。

これら3つの違いについて、より詳細を知りたいかたは、こちらを参考にどうぞ。

キリスト教のカトリック、プロテスタント、正教会の違いとは?

 

カトリック布池教会(ぬのいけきょうかい)

布池教会は、名古屋を代表する教会と言っていいでしょう。

1962年に建てられたローマカトリック教会らしいゴシック様式の堂々たる建物です。

白い壁に突き出した2本の尖塔がトレードマークですね。

一度みたら忘れないくらいのインパクトがあります。

 

クリスマスの頃には、夜になると尖塔がライトアップされます。これは綺麗ですよ。

緩やかな階段を登って教会の中に入ると、そこは、もう別世界です。

広々とした空間です。

 

高い天井と白い壁、真正面の突き当たりには祭壇が見えます。

祭壇の上に見えるステンドグラスが素晴らしく、その雰囲気はまさに厳粛さを感じずにはいられません。

よく見ると左右にもステンドグラスの窓がたくさんあることに気づくでしょう。

 

祭壇近くまで進むと祭壇の有る場所が特別な円錐型の屋根の下にあることがわかります。

ここは、床も壁も真っ白で、結婚式にぴったりと言った趣です。

ふと後ろを振り返ると、入り口の2階にパイプオルガンがドーンと置かれているのが見えます。

 

クリスマスのミサの夜には、とても人気が高く多くの人が集まります。

24日のイブのミサでは、例年4部に分けて行なわれます。

聖歌隊の賛美歌の合唱や、パイプオルガンの演奏も聞く事ができますよ。

この他、聖書の朗読や説教などを聞いて、1回のミサで約1時間半ぐらいです。

 

大きな教会ですので、相当多数の人数を収容することができますが、イブの夜には少し早めに行くのがおすすめですね。

イブの概略のスケジュールは、洗礼式は18時30分~、聖歌隊やオルガン演奏が19時10分~、夜半ミサは20時~、22時~、24時~の3回となります。

洗礼式から、じっくりと見て、オルガン演奏を聞いてミサにのぞむのもいいかもしれませんね。

入場は、教会ではどこでも無料です。

詳細は教会に直接電話して聞いてみるのがおすすめです。

 

こちらは、結婚式でも有名な教会で、すぐとなりに結婚披露宴会場「聖ヨゼフ館」が併設されています。

ここで結婚式をあげたくなる人の気持ちがわかりますね。

聖ヨゼフ館では、クリスマス・ディナーが例年12月23日・25日に開催されているので、ここでデートってことは、なにかを予感させるものがありますね。

彼にプレッシャーを与えるにはいい場所かもしれませんよ^^

リーズナブルで美味しいと評判ですので、ここのディナーに行くのも素敵ですね。

詳細はこちらをどうぞ。

◆基本情報
住所:名古屋市東区葵1-12-23
電話:052-935-6305
アクセス:地下鉄桜通線 車道駅、地下鉄東山線 新栄駅・千種駅からいずれも徒歩約10分
URL:http://nunoike-nagoya-diocese.org/

 

カトリック南山教会(なんざんきょうかい)

南山教会は、緑の公園の中の丘の上に建つ教会といった風情です。

自然が一杯という印象で、いい雰囲気に囲まれている教会です。

遠くからでも目立つ、なんとも珍しいペンシルビルのような格子状の模様の塔が目印ですね。

 

そのビルのような塔の上に十字架が見えるため、教会だということがわかりますが、パッと見には教会とはわかりにくいかもしれませんね。

いわゆる伝統的なゴシック建築とはことなる近代建築といった趣です。

シンボルの塔は角ばった構造ですが、教会は円を基調とした丸い教会で、直線と曲線を巧みに組み合わせた面白い形をしています。

 

内部もまた少し変わっていて、面白いですね。

祭壇の周りを円周状に取り囲むように、円形に椅子が並んでいます。

天井は高く、壁は白が基調で曲線の壁には、四角いステンドグラスが、ピラミッド型に配置されていて明るい雰囲気ですね。

ステンドグラスから差し込む光がまた美しく、神々しく感じます。

変わった形のパイプオルガンが2階に置いてあり、荘厳な響きを奏でます。

 

クリスマス・イブには、例年4部構成でミサが行われ、16時~、20時~、21時30分~、24時~となっています。

詳細は直接教会に電話で聞いみるのがおすすめです。

 

◆基本情報
住所:名古屋市昭和区南山町1
電話:052-831-9131
アクセス:地下鉄 鶴舞線 いりなか駅から徒歩約5分
URL:http://nanzankyokai.net/

カトリック南山教会周辺の観光スポットはこちらをどうぞ。

 

名古屋福音伝道教会(大須教会・おおすきょうかい)

名古屋福音伝道教会(大須教会)は、中区の大須賀商店街のアーケード通りにある珍しい立地の教会です。

いかにもプロテスタントらしい、自由な感じを受けますね。

 

幅4.5mしかない小さな協会ですが、1953年から60年以上もここの地域の人にも親しまれ、溶け込んでいる協会です。

ちょっと普段着感覚で入って行けそうな優しい雰囲気が溢れていますね。

 

クリスマスには、商店街ですから回りはクリスマスの飾り付けなどで華やかになるでしょうから、この協会は荘厳というよりは、優しい感じになるんでしょうね。

クリスマス・イブには、例年キャンドルサービスが行われ、賛美歌の合唱、聖書の朗読、牧師の説教を聞いたりします。

商店街の中ということで、人通りも多いですし、入りやすいというのもあるんでしょうね。

とても人気が高く、一方でとても狭い教会ですので、2回に分けて開催して工夫しています。

 

25日にも、10時半からクリスマス礼拝があり、礼拝後にはクリスマスランチが振る舞われるとか。

カトリックとはまた違ったプロテスタントの雰囲気もいいものですね。

初めて入りやすいのはこっちかもしれませんね。

 

教会の前でミニコンサートなども行われたりして、自由な感じが伝わってきます。

◆基本情報
住所:名古屋市中区大須2-30-3
電話:052-221-7196
アクセス:大須観音駅から徒歩約5分、上前津駅から徒歩約7分
URL:http://nagoya052.jp/2217196/


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名古屋中央教会(ちゅうおうきょうかい)

名古屋中央教会は、名古屋市内のど真ん中の名古屋テレビ塔近くにある教会です。

その歴史も古く、創立は1879年であり、現在の会堂は1971年に建てられたものなんですね。

ですから、現在まで130年以上もの歴史をもつ教会です。

 

ここは日本キリスト教団の教会となっており、これは日本のプロテスタント33教派が合同して作られた合同教会なんですね。

つまりはプロテスタントなわけです。

 

現在の教会は、茶色のシックな外壁の四角い建物で、鐘を鳴らす高い塔が建物の端に突き出た意匠となっています。

おとなしい外観で大きな十字架がなければオフィスのようにも見える建物です。

 

やっぱり、典型的なカトリックのような荘厳さは外見からは伺うことができませんね。

教会内部も比較的シンプルな構造で、他の教会と比べるとそれ程高さを感じない白い天井と壁には装飾もなくスッキリした印象です。

祭壇に向かうと右側にはちょっと小ぶりなパイプオルガンが見えます。

 

例年、クリスマスイブ例祭は、24日の19時~20時で行なわれます。

キャンドルサービス、パイプオルガンの響き、そして賛美歌が合唱されたりします。

シンプルながらも厳粛な雰囲気に包まれるイブの夜は、まさに聖夜ですね。

アクセスもとっても便利で、行きやすいのもメリットですね。

◆基本情報
住所:名古屋市東区久屋町8-6
電話:052-971-9012
アクセス:東山線・名城線の栄駅すぐ、桜通線の久屋大通駅から徒歩約10分
URL:http://nagoya-chuou-kyoukai.com/index.html

 

覚王山ル・アンジェ教会(かくおうざん る・あんじぇきょうかい)

覚王山ル・アンジェ教会は、教会という名前がついていますが、正確には本物の教会というよりは結婚式場の位置づけです。

牧師もいますので、プロテスタント系とは思われますが、普段のミサをやっているわけでもなく、常に結婚式を商業的に行う場所です。

と言っちゃうと、なんだか偽物のようにく感じてしまうかもしれませんが、実際にはここは素敵なところなんですね。

 

ですから、キリスト教の信者ではないけれども、雰囲気を味わいたいという場合には、気兼ねなく訪れることができます。

また、結婚を控えたカップルなら下身を兼ねて行ってみるのいいでしょう。

 

ヨーロッパの街並みをイメージさせるこの教会がイルミネーションに包まれた世界は、一見の価値ありですね。

まあ、本物の教会ではないけれど、単純に素敵なイルミネーションを見に行くという意味では楽しいと思いますし、無宗教の日本人には合っているかもしれませんね。

 

クリスマスシーズンにはいろんな催しが企画されます。

例年、10月末~12月25日の17時~23時には、ライトアップが行なわれます。

ただ、20時閉門のため、それ以降は門の外からの鑑賞となります。

また、火曜と祝日は休業です。このあたりが商業施設的な感じで面白いですよね。

 

12月1日~25日の17時~20時には「お願いベル」といって、ベルに願い事を書いてクリスマスツリーに吊るす催しがあります。

これも、火曜と土日祝はお休みですので要注意です。

 

12月中旬には、キャンドルナイトとゴスペルコンサートが行われたりします。

詳細は、教会に直接聞いてみるのがおすすめです。

 

ここの場合は、やっぱり、カップル限定という感じがしますね。

ボッチで行っても、悪くはないんですが、なんだか寂しさが増幅されるような感じがしちゃいます。

◆基本情報
住所:名古屋市千種区御棚町3丁目26
電話:052-757-5553
アクセス:地下鉄東山線・覚王山駅 4番出口から徒歩8分
URL:http://www.anges-nagoya.com/

 

ここでご紹介したクリスマスにピッタリの5つの教会の場所はこちらを参考にどうぞ。

1日に複数箇所回ってみるのもアリですね。

 

まとめ

●名古屋のクリスマスイブに教会に行ってみるのはいかがですか。

●厳粛な空気の中でのキャンドルサービスは特別な感じがしていいものですよ。

●素敵なクリスマスをお過ごしください。

 

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