函館の海鮮丼の安い店ランキング!絶対おすすめのベスト5!
2023/02/27
函館に来たら、やっぱり有名な海鮮丼を食べたいものですよね。
私の実家が函館にあるので、時々海鮮丼を食べに行くこともありますが、どうも函館の海鮮丼は高いと感じちゃいます。
確かに美味しいけど、ちょっと高いんですよね。
東京の築地なら、1,000円以下でもそこそこに美味しい海鮮丼を食べられるところが結構ありますが、函館ではそうゆうお店は少ないですね。
その理由は、観光客向けの店しかないってことだと思います。
地元に人はそんなに海鮮丼を食べませんし、海鮮丼を食べるなら、握り寿司を食べますからね。
そんなこともあって、函館の海鮮丼といえば、函館駅前の「どんぶり横丁市場」に集中しています。
ただ、ちょっと高いことを除けば、どんぶり横丁市場なら、基本的にどこで食べても美味しいですし、価格も大体は1500円~2000円程度で一定です。
ですから、はじめから、1人2000円は出す心づもりをしていけば、それほど高いとは感じないかもしれませんね。
まあ、うに丼だけは別格で3,000円以上はしちゃいますけどね。
今回は、そんな中でも、函館の海鮮丼の安い店やコストパフォーマンスの良い店を厳選して、ランキングでご紹介します。
なお、このランキングは函館生まれの私個人の独断と偏見によるものですので、あしからず。
さあ、第5位から順番にご紹介していきまよ~。
第5位:朝市食堂 二番館
こちらは、海鮮丼をワンコインで食べれるお店です。最安店ということになります。
500円というのはいかにも破格ですよね。
五目丼(500円)には、マグロ・エビ・いくら・かに・帆立・鮭フレーク・サーモン・とびっ子・玉子焼き・菜の花がトッピングされています。
これ以外にも、カニ丼・イクラ丼・鮭親子丼・イカ刺丼・イカ三升漬丼・ジンギスカン丼も全部500円です。
ジンギスカン丼はちょっと変わっていますが、他は皆海鮮丼として成り立っていますね。
また、味噌汁と漬物付きですから、素晴らしい。
通常は、1500円以上はする海鮮丼を、1/3の価格で提供しているということは凄いですよね。
一方、味はどうかというと、朝の軽い朝食にするぐらいなら満足できるレベルと思いますよ。
たとえば、朝、仕事に行く前にちょっと軽い朝食をここで食べるとか、海鮮丼にはそれほど興味がないけど、ホテルの朝食がないので、ここで食べるとか、そうゆう人にはピッタリですね。
ただね、「函館に海鮮丼を食べに来たど~!」って、期待に胸を大きく膨らませて来るような人には、正直なところ、おすすめしません。
やっぱり、少しお金を出したほうが、本当の函館らしい美味しさを味わえると思います。
とはいえ、ワンコインで海鮮丼を出しているこのお店の心意気に拍手です。
◆朝市食堂 二番館 基本情報
住所:北海道函館市若松町9-19 函館朝市内駅二市場 2F
電話:0138-22-5330
営業時間:6:30~14:00、日曜営業
定休日:無休
URL:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1005688/
第4位:一花亭 たびじ
こちらは、「活イカ踊り丼」で有名なお店です。
安いかといえば、1900円位はするので、単純に考えると安いとは言えないですよね。
でも、やっぱりこの「活イカ踊り丼」は、そのなんとも言えないちょっとグロテスクとも言われるビジュアルと、実際にイカが丼の上でウニョウニョ動いたり、黒い斑点が出たり消えたりしている動きを見るのはインパクト大きいです。
私も家族を連れて、行ったことがありますが、やっぱりみんなで盛り上がりましたね。
醤油をかけると、本当に動き出すんですよね。
ここは、新鮮でコリッコリのイカ刺しを食べるのと同時に、ひとつのエンターテイメントとして成り立っていると思いました。
つまり、見て楽しんでそして食べるところまで、トータルで考えると、コスパは悪くないんじゃないかと。
そうゆう理由から、堂々のランクインです。
お店の正面には大きな水槽があって、そこに沢山のイカが泳いでいるのが見えます。
ここから取り出して調理するんですね。
もし、ここにイカが泳いでいなかったら、漁が無かったなどで活イカが食べれない可能性が高いです。
そうなんです。タイミングが悪ければ、活イカって食べれないんですよね。
だから、食べられた人は、ラッキーなんですよ。少なからず食べれなかったという人もいるんですから。
私も家族を初めて連れて行った時には、活イカがなくてガッカリした思い出があります。
まあ、運ですよね。こればっかりは。
また、夏は「スルメイカ」になりますが、冬は「ヤリイカ」になります。
ヤリイカはスルメイカより小さいので、「な~んだ小さいな!」って思うかもしれませんが、実はヤリイカは函館の人にとっては、スルメイカよりも高級品なんですよ。
ですから、本当は喜ぶべきかもしれませんね。
なお、下足の部分はウニョウニョ動くを楽しんだら、お店の人に捌いてもらうのがいいですね。
あのままじゃとても食べれませんから。
◆一花亭 たびじ 基本情報
住所:北海道函館市若松町8-20 どんぶり横丁内
電話:0138-27-6171
営業時間:【4~10月】5:00~15:00、【11~3月】6:00~14:00、日曜営業
定休日:無休
URL:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1008792/
第3位:きくよ食堂
こちらは、函館でも海鮮丼では、1位・2位を争う有名店です。
ここに行けば大丈夫と思っていいです。そんな安心できるお店です。
「元祖函館巴丼」1600円は、うに・いくら・ホタテが綺麗に乗っています。
巴丼というのは、この店が発祥なので、元祖とついているんですね。
値段は、特別安いというわけではありませんが、旨さと金額のバランスという意味では、コスパがとっても良いと思います。
ここも、良く家族みんなで行きますが、いつ行っても安定した美味しさに感服しています。
皆さんも、実際に行ってみると、いろいろな種類の海鮮丼があって、とっても迷っちゃうと思いますので、もし、に迷っちゃったときには、この「巴丼」がおすすめですよ。
生うに・いくら・ホタテは、海鮮丼のゴールデンコンビだと思っています。
少なくとも海鮮丼にはカニやエビなどよりも、この3つの食材があっていると思いますね。
初めてみると、ウニがべちゃっとしていてはっきりと輪郭がみえなくて気持悪いと思うかもしれませんが、あれは、生うにだからなんですね。
普通は、うにを取り出したら、ミョウバンで加工して溶けないようにして、カチッと形を整えるんですね。
いわゆる「箱うに」とよばれるもので、お寿司屋さんでよく見るあれですよね。
でもミョウバンを使わない生うにはベチャッとしているんです。
ですから、ちょっとベチャッとなっていてもまずは食べてみて下さい。
きっと感動すること間違いなしです。
唯一、ミョウバンで加工しているのに、生うにの風味そのままに残せるうにがあるんですが、それが「むらかみ」のうにですね。
「むらかみ」のうには、見た目も綺麗で、味も最高です。ただ、価格もそれなりに高いので、ここではランクインしていませんが、個人的にはとってもおすすめですね。
おっと、話がそれてしまいました・・・巴丼の2番手は、ホタテです。
活きのいいホタテって本当に美味しいんですよ。
ここでも、きっとホタテってこんなに美味しかったんだって驚くと思います。
事実、私がそうでしたから。
そして、最後は、極めつけのいくらですね。
いくらのプチプチ感と、あまり塩味の強くない鮮度のよいいくらで、もう幸せの絶頂です。
なお、ベイエリアには、「きくよ食堂ベイエリア店」があります。
ベイエリア店では、ランチはもちろん、夜は居酒屋になりますので、ゆったりとお酒を飲めるのがいいですね。
北海道限定ビールのサッポロクラッシックを片手に、心ゆくまで美味しい海鮮料理とお酒に酔いたいものです。
◆きくよ食堂 基本情報
住所:北海道函館市若松町11-15
電話:0138-22-3732
営業時間:[夏季]5:00~14:00、[冬季](12/1~4/末)6:00~13:30、日曜営業
定休日:無休
URL:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1000258/
第2位:茶夢(ちゃむ)
こちらは、「海鮮丼」(1600円位)と「イカ刺し」(850円)がお薦めのお店です。
値段は、どんぶり横丁市場の中では、まあ、普通って感じですよね。
高くはないものの、とりたてて安くもない感じですが、実は、ここの特徴は、海鮮丼についてくる沢山の「小鉢」にあるんですね。
海鮮丼が着丼する前に、まず、小鉢が6個~8個も出て来ます。
これがまたどれも美味しいので、酒の肴にピッタリなんですね。
これだけでビールがグイグイ進んでしまいます。
この小皿料理分を含めると、断然格安ですよね。
そして、忘れてはいけないのが「イカ刺し」です。
鮮度の良さとその捌き方で、特別なイカ刺しに仕上がっています。
是非とも食べてみたい逸品です。
函館といえばやっぱりイカですからね。
さらに、函館出身のGLAYが学生時代によく通ったというお店としても有名ですので、GLAYファンにとっては必食の場所ですね。
◆茶夢(ちゃむ) 基本情報
住所:北海道函館市若松町9-15 どんぶり横丁市場
電話:0138-27-1749
営業時間:7:00~15:00(LO14:45)、日曜営業
定休日:不定休
URL:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1001132/
第1位:クロマグロ専門工房 鮪斗(ゆうと)
さあ、堂々の第1位は、「クロマグロ専門工房 鮪斗」です。
こちらは、本鮪が格安で食べれるお店なんですね。
ここだけは、どんぶり横丁市場ではなく、住宅街のなかにポツンとあるお店です。
鮪販売店が副業で居酒屋もやっているって感じですね。
店舗内の工場では鮪を解体したり選別したりしています。
こちらの通販で購入することもできます。
昼にはランチもやっていて、「本鮪丼」(880円~1,000円)が超おすすめです。
もし、あれば「本鮪中落ち丼」も同じ金額ですので、是非食べたいところですね。
メニューは、この他にも、海鮮五種丼などもあって、いろいろと豊富です。
ただ、アクセスがちょっと不便ですので、観光客向きではないですね。
基本は、車で行くことになると思いますが、駐車場少ない(10台程度)ので、すぐ一杯になりそうです。
昼時には早めに行くのがおすすめですね。
JR五稜郭駅から1kmの距離なので、歩くという手もありますが、JRの便数が少ないので便利とは言い難いですね。
ここは、明らかに、地元客をターゲットにしているお店で、美味しくて安い本鮪を食べるにはベストのお店ですね。
なお、周りは住宅街でなにもありませんが、近くに、こってり系ラーメンで有名な「狼煙(のろし)」がありますので、ラーメンとセットで食べに来るのもいいかもしれません。
って、ラーメンと本鮪丼を一緒に食べる人はそうはいませんね。(笑)
まあ、とにかく本鮪を食べるなら、絶対にここがおすすめです。
◆クロマグロ専門工房 鮪斗(ゆうと) 基本情報
住所:北海道函館市昭和2-1-20
電話:0138-42-6650
営業時間:11:30~14:30/17:0~24:00(20時以降は完全予約性)、日曜営業
定休日:水曜日
URL:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1048665/
まとめ
●函館の海鮮丼は、たしかに美味しいですが、観光客向けなので価格がどうしても高目です。
●値段は1,500円~2,000円が目処になりますが、コスパの良いお店は、小鉢が沢山付いてきたり、エンターテイメント要素があったり、美味しさとのバランスが取れていたりといろいろです。
●今回ご紹介してお店の場所はこちらです。