高尾山の山頂で食事するなら絶対おすすめはこちら!
2018/07/17
夏の高尾山に登ってきました。
今まで春と秋には登ったことがありましたが、今回は東京の気温35℃という猛暑の中で登ってみました。
高尾山の頂上には、たくさんの茶屋があって名物のとろろ蕎麦などを食べることができるので、弁当持参しなくても大丈夫です。
今回は、そんな高尾山の山頂付近のお薦めの穴場的茶屋をご紹介します。
とっても素敵なところですよ。
高尾山の山頂の食事処は?
今回は、東京の気温35℃の暑さの中でしたので、川沿いを登る6号路で登りました。
うぐいすの鳴き声やすぐ側を流れる清流のせせらぎの音を聞きながら登るのは、涼しげで気持ちのいいものですね。
さて、頂上に到着すると、ちょうど昼頃です。
高尾山の山頂には、「やまびこ茶屋」「大見晴亭」「曙亭」の3軒の茶屋があります。
名物のとろろ蕎麦はどこでも食べることができます。
暑い時にはソフトクリームも美味しいですよね。
山の上の店なので、スキー場の食堂のようなイメージかもしれませんが、実際には、スキー場よりもずっと美味しい蕎麦を食べることができますよ。
やっぱり、観光客も多くて通年で営業しているからなんでしょうかね。
高尾山の場合は、お弁当を持っていかなくても、山頂で食べることができるのが大きなメリットでもありますね。
ただ、これらのお店は、シーズンになると結構混み合いますね。
そこで、今回ご紹介するのは、この山頂から徒歩10分ほどのもみじ台という場所にある「細田屋」というお茶屋さんです。
ここは、頂上に比べると、混雑も少なく、席も日陰になる場所が多くて、ゆっくりと休憩することができます。
もちろん、一人一品なにかを注文してくださいね。
もみじ台の「細田屋」のメニューは?
まず、到着したら、入り口で食べものを注文します。
細田屋のメニューは、こんな感じです。
実は、ここにくるちょっと前に、高尾山口で買ったお弁当を食べたところだったのですが、誘惑には勝てず、名物のとろろそばを食べちゃいました。
夏なのでやっぱり冷やしとろろそばですね。
特に、とろろがいわゆる自然薯(じねんじょ)なんでしょうか、すんごい粘り気あって、ちぎるのが大変なくらいです。
どうやって食べるのがいいか研究しながら食べました。
結論としては、そばを一口取り出してそれを、とろろに載せ、そこで、とろろと蕎麦を一緒に持ち上げて、そばつゆをつけて頂くのが良さそうです。
とろろに粘りが強烈なため、そばつゆにも溶けないし、美味しいです。
ちょこっと付いている山菜の漬物も美味しいし、なにげに玄米茶が抜群に美味しかったですね。
おかわりは1杯まで大丈夫とのことで、おかわりもらえました。
全体に、見た目よりもボリューミーで、もうお腹一杯です。
お値段950円ってちょっと高め?と思いましたが、食べてみて、その価値に納得です。
遠くに丹沢の山を眺めながら、屋外で食べるのは、最高です。
なお、連れはお弁当を食べたばかりなので、ところてんを食べていましたが、こちらも夏にピッタリで、おいしそうでした。
なお、こちらでは、なめこ汁が有名ということで、たくさんの人がなめこ汁を頼んでいました。
これも美味しそうです。
飲み物の持ち込みは禁止となっていますが、おにぎりなど食べ物の持ち込みは問題ないようで、実際に、持ち込みらしいおにぎりを食べならが、なめこ汁をすすっている女性のグループをいくつか見かけました。
おにぎり持参で、なめこ汁を頼むのが一番コスパ良さそうです。
席のある場所は、ほとんどが日陰になっていて涼みながら食事ができますし、席に座ったところから見える景色も素晴らしく、山頂の展望台よりも趣があるような気がします。
天気がよければ、遠くに富士山も真正面に見えるようですが、この日は残念ながら霞がかかっていて、よく見えませんでした。
それでも、丹沢の高い山々が霞んで遠くに見えて、その前には緑の山々が連なっていて、立体感のあるなかなかいい景色です。
鳥のさえずりも聞こえるアウトドアでの食事はやっぱり旨いですね~。
細田屋へのアクセスと帰り道のバイパスとは?
最後に、細田屋に行くためのアクセス方法と帰りの近道についてご紹介しましょう。
細田屋に行くには、山頂から、相模湖方面へ石の階段を降りて行きます。
結構長いので、「帰りは元に戻らなくちゃいけないので、大変だな~」って思いながら、歩きます。
実は、後でご紹介しますが、頂上に戻らなくてもケーブルカー方面に行くことのできるバイパスがあるんですね。
階段を降りると、5号路と交差する場所に出て、「奥高尾」の看板が見えます。
そこから、もみじ台を見上げると、小さな茶屋があるのが見えます。
それが細田屋です。
茶屋を目指して歩きますが、ここがまた急な坂なんですね。
ずいぶん下ったあとの上りですので、ちょっとしんどいですね。
写真では急な坂に感じないかもしれませんが、結構急なんです。
やっと、到着です。趣のある玄関です。
なお、帰り道は、いま来た道をそのまま戻るって言う手ももちろんありますが、あの長い石の階段を登らなくちゃいけません。
頂上にもう一度戻る必要がないのであれば、階段を登らずに、横に見える5号路を歩いて、ケーブルカー方面に行くことができます。
このコースを通ると、頂上をバイパスできるので、とっても楽ですよ~。
帰りは、そのまま道なりに進んで、高尾山薬王院を通ってケーブルカーで帰るのがいいでしょう。
途中、飲める水道があって、皆さんそこでペットボトルにい水を補充していましたので、私も真似して補充です。
無料の水があるのは、嬉しいですね。
また、薬王院の境内にあったぶどう酢のジュース「力水」は、疲れた体に美味しかったですね。
今回は、たくさん歩いて、たくさん食べた登山でした。
高尾山は適度に近いので、また行きたくなる山ですね。
行きたくなる理由って、頂上で美味しいご褒美にありつけるっていうのも大きいかもしれませんね^^
◆細田屋 基本情報
・住所:東京都八王子市南浅川町4225
・電話:042-661-5999
・営業時間:10時~15時(3月上旬~12月中旬)
・URL:https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132905/13042609/
まとめ
●高雄山の頂上で食事をするなら、もみじ台の細田屋がおすすめ。
●細田屋名物のなめこ汁ととろろそばは必食。
●細田屋からケーブルカーを目指すなら、5号路を通れば頂上をバイパスすることができてとっても便利。