アメリカの赤ちゃんの育児方法!母乳とおくるみと子供部屋!
アメリカで妊娠出産を経験しました。
やっぱり、いろんな面でアメリカと日本では考え方に違いがありますね。
今回は、そんな私がアメリカ流の育児方針でとくに気になった点をご紹介します。
完全母乳を推奨
これは母親教室で学んだことですが、90%の人は母乳を与えることができると立証されているそうです。
母乳はスムーズにいかない人も多いですが、母乳マッサージや教室などへ行けば、ほとんどの人が成功させることが出来るとされています。
ミルクでは与えられない栄養や愛情が、赤ちゃんにとても良いと完全母乳を推奨しています。
仕事へ復帰する場合も搾乳して母乳を冷凍するそうです。
以前はオバマケアという法律で、特定の健康保険に加入している人に日本では数万円する様な搾乳機を無償で配布していたのです。
私も母乳には苦労しましたが、搾乳機がとっても簡単だったのは救いでした。
4ヶ月頃まではおくるみで包んで寝かせる
4ヶ月頃というのも寝返りをするまで…という大体の目安のようです。
それまではお腹にいた頃を再現する様に、手足がジタバタと動けない様に包んで寝かせると安心して眠れる、という考えだそうです。
私の子は2ヶ月くらい本当によく眠る子で、夜は5時間位寝ていたのですが、この方法も効果もあったのかも?!
ということで、その方法をご紹介します。
まずは赤ちゃんをくるめるくらいの大きさのおくるみを赤ちゃんに対しひし形になるよう置いて準備してください。
1.おくるみを真四角に広げて一片を少し折り頭がでる部分を作ります。
2.右端を持って左の脇の下へ入れ込みます。
3.足元に余裕を持たせ2.の布の中へ端を入れます。
4.残りの手の方の端を逆の腕の背中へ入れ込みます。
5.ミノムシの様になったら完成です。
説明が非常に難しいので、こちらのYouTubeを参考にしてください。
ゆるゆるでなく少し窮屈かな?!位のほうが落ち着くそうです。
確かに赤ちゃんは寝ぼけて手をバタバタすると驚いて起きて泣いてしまいます。
ですのでこの状態だと落ち着いて眠れるんですね。
生まれた時から子供部屋を設ける
日本ではまず見られない方法ですが、アメリカでは子供が産まれる前に子供部屋を用意します。
産まれて退院すると赤ちゃんは既にその子供部屋で眠るわけです。
確かに映画でもママ達と一緒に寝ている赤ちゃんを見たことはありません。
2歳児が一緒のベッドで寝ていると言えば、小児科では親の教育法に批判を受けます。
しかし、日本人にとっては、流石にこの感覚はなく、私も周りの日本人もアメリカにいても、家族みんな同じ部屋で一緒に寝ていました。
知り合いのアメリカ人からすると夫婦の時間が持ちにくいじゃないか!という意見。
確かに日本は育児が始まると夫婦は一気に恋人から家族になるので、こういう風習が日本の夫婦のスキンシップを減らしているのかもしれませんね。
他にも驚いた事に、3歳4歳頃には1人でシャワーを浴びる練習をするのです。
何事も自分でというのが当たり前になっているので自立性が養われるのはとてもいいですよね。
ただ、12歳までは常に親と行動を共にするのが規則です。
違法になるので買い物もお留守番は出来ません。
自立性は重視されてますが子供を守るための規則もしっかりとしています。
なんとも面白いですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
育児は国によって様々ですが、1つにとらわれず色々と試してみるのが一番いいのかなと思います。
特にあまり日本では聞かないおくるみのねんねは個人的におすすめなのでよければ試してみてくださいね。