石垣島ドライブ体験記!サビチ鍾乳洞/玉取崎/川平湾/バンナ公園
2019/05/28
銀婚式の記念に、石垣島に夫婦ふたりで行ってきました。
ゴールデンウィークのあとの一番安いと言われる時期を狙って、5月18日(土)~5月20日(月)の2泊3日の旅です。
1日目は午後から竹富島に行き、2日目は朝から西表島に半日ツアーの後、ホテルに戻ってプライベートビーチを散歩したりしました。
今回は、いよいよ3日目の最終日です。
この日は、ホテルでゆっくりと朝食をとってから、10時にチェックアウトして、石垣島をぐるっとドライブして回りましたので、その報告です。
スタートはホテルなので、石垣島の北端にある平久保岬の近くになります。
では、早速行きましょう。
目次
ホテルの朝食は気持ちのいい屋外で!
「セブンカラーズ石垣島」の最終日の朝は、朝風呂から始まりました。
朝からジャグジーの湯に使って、朝湯の贅沢です。
気持ちいい~。
最後の日の朝食のために1階のレストランに行くと、「外でも食べれますよ~」ということでしたので、屋外で頂くことにしました。
木製のカウンターに二人並んで座ると、正面にはすぐ近くの海が見えます。
木製のオシャレなトレーが置かれて、いい感じです。
そして、食事がトレーに順番に置かれていきます。
メインの玉子料理は、オムレツにしてもらいました。
とっても美味しい朝食に大満足です。
今朝は、オーナーの戸田さんがやってきて、挨拶をしてくれました。
昨夜にお話した女性の方も戸田さんだったので、ご夫婦で経営されているんだなということがわかりました。
あうゆうホテルのオーナーって楽しそうに見えますよね。
でも、実際には大変なんですよね、きっと。
だから、やっぱり客として訪問するのがいいですよね。ちょっとした夢の世界ですから。
さて、部屋に戻って、まったりしながら、コーヒーを飲みます。
昨日拾った貝殻を横に置いてみると、いい感じです。
さて、名残惜しいですが、そろそろ10時のチェックアウトの時間です。
1階に降りていくと、1階のレストランでは、従業員を全員集めて、ミーティングの真っ最中でした。
みなさんPCを目の前において、真剣な顔つきです。
会社の会議と同じ感じなんですね。なるほどと、妙に感心します。
さて、会計を済ませて、出発です。
担当の方は、車がホテルの敷地を出るまでずっと見送ってくれました。
さようなら~。
◆セブンカラーズ石垣島 基本情報
電話:0980-84-5107
住所:沖縄県石垣市平久保226-523
アクセス:新石垣空港から車で約1時間
URL:http://yado.knt.co.jp/st/S470435/
日本で唯一海に抜ける「サビチ鍾乳洞」
ドライブを始めて、初めに立ち寄る予定は、「サンセットビーチ」のはずでしたが、なぜか見逃してしまい、気づいたときには、もう「サビチ鍾乳洞」に到着してしまいました。
「日本で唯一の海に抜ける鍾乳洞」という言葉につられて、入ってみることにします。
駐車場に車を停めて、入り口のほうに下っていくと、看板が見えてきました。
鍾乳洞の入り口は幽玄な雰囲気に包まれています。
ジャングルにポッカリと空いた空洞のようです。
左の事務所に入っていくと、誰もいないので、しばらく待っていると、さっき、外で掃除していた女性が入ってきて、その人が管理人さんであることがわかりました。
入園料は、1,250円です。
安くはないですが、やっぱり日本で唯一ですから、入ることにしましょう。
洞窟の中は、きちんと整備されていて、歩きやすく舗装されていて、観光地という感じですね。
鍾乳石はいろんな形があって、それぞれに名前が付いていたりします。
例えば、これはナイヤガラ。
これは、サンゴ化石群。
サンゴや貝が岩石の中に埋まっているので、長い年月を感じますね。
洞窟を突き当たりまで行くと右が「パワースポット」となっていて、左が「海」になっています。
まずは、パワースポットのほうに行ってみます。
「あれ?」階段の途中から海になっています。
これはどうも満潮のためだったようです。
干潮のときには、歩いてこの先に行けたようで、残念。
さて、反対側の海のほうに行ってみます。
こちらは、岩の間や階段をずんずん進んでいきます。ちょっとしたハイキングです。
しばらく歩いていくと、最後には綺麗な砂浜に出ました。
素晴らしいところです。
砂浜には、無数の可愛らしいヤドカリがいて、近づくと一斉に逃げていきます。
おもしろ~い。(笑)
ふと、気づいてサンダルの下をみたら、やっぱり数匹のヤドカリが砂に埋まっていましたが、砂に埋まっているだけで大丈夫のようでした。
しばらく、ヤドカリに癒やされつつも、とにかく暑いので、早々に退散です。
5月とは思えない日差しに、水着だったら、このまま海に入っちゃいたい気分でした。
この海辺はいいところです。
寄ってみて、損はしないと思いますよ~。
◆サビチ鍾乳洞 基本情報
電話:0980-89-2121
住所:沖縄県石垣市伊原間バンナ185-44
アクセス:石垣空港より船越方面へ車で40分
営業時間:9時~18時
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000162069/
海を眺める「玉取崎展望台」
サビチ鍾乳洞を出て、しばらく道なりに走っていると、「玉取崎展望台」の標識が見えてきます。
これは寄ってみなくちゃ、ということで脇道に入ります。
ぐぐっと上り坂を登ると駐車場が見えてきました。
そこに車を停めて、少し歩いて登ると、玉取崎展望台に到着です。
今、通ってきた道と、綺麗な海、そして遠くに山々が見えますね~。
展望台でぐるっと360度周りを見渡すことができます。
見晴らしが良くて気持ちのいい場所です。
涼し気な風が吹き抜けて行きます。爽快ですね~。
ちょっと休憩していると、そろそろお昼の時間です。
じゃあ、この辺で食べようってことになって、坂を下った幹線沿いのお店に入りました。
ランチは「はんなとーら」
ちょうど、駐車場の横にあったこんなオシャレな看板に引き寄せられました。
どうもこれは裏口らしくて、玄関はこちらでした。
さて、何にしようかなって思っていると、メニューは2種類のみで、「気まぐれタコライス」か、「島豚のキーマカレー」でした。
結局、二人ともキーマカレーをオーダしました。
オシャレな店内ですね。水のグラスも綺麗です。
窓の外から、綺麗な庭の緑が映えます。
黄色くて大きな花が綺麗に咲いていました。
そして、お待ちかねのキーマカレー到着です。
おっと、スパムが載っています。
ちょっと、アメリカ的ですね。日本の発想じゃないでしょう。
パイナップルジュースも100%果汁でしっかりと美味しい。
ここは、庭が南国らしくアレンジされていて、とっても素敵でしたね。
ごちそうさまでした。
東側から西側には簡単に行けない?
さて、このあたりから島の西側に行こうと思ったら、「あれ?」簡単に横断できる道がありません。
ということで、仕方ないので少し北に戻ってから、西海岸側に出ることにしました。
そして、西海岸をやっと走り出します。
と思ったら、雨です。
梅雨入りはしていましたが、今まで雨にはほとんど降られていませんでしたので、「とうとうやってきたか」って感じです。
しとしと降るのかな?と思っていると、亜熱帯性の気候らしくスコールのようにザザーッときました。
これぐらい降られると気持ちがいいくらいの土砂降りです。
ちょっと涼しくもなります。
そのまま、しばらく走っているとカラッと晴れてきました。
こっちの梅雨は、こんな感じの雨なので、あんまり長雨とならないようですね。
有名な「川平湾」ってやっぱり凄い?
そのまま、走り続けて、川平湾(かびらわん)に到着です。
雨上がりの後なので、ちょっと道は濡れた感じですが、すっかり雨は上がっています。
駐車場は1時間100円で、大体1時間100円が普通のようですね。
ただ、大垣市街地の中心部では、1時間500円ぐらいの場所もありましたので、都心部で駐車するときは要注意ですね。
ちょっと歩くと、川平湾を一望できる高台に出ます。
思わず「おぉ~!凄い!」と言葉が出ます。
やっぱり、川平湾って凄いですね。
こんな曇りの天気でもこれだけ綺麗なのですから、晴天のときは格別でしょうね。
しばらく景色に見とれます。
下まで降りると上がってくるのが大変そうなので、今回は上から眺めるだけにしておきます。
アイスクリーム屋さんがたくさんあります。
観光客は少ないので、お店の人も暇そうです。
近くのお店で、ソフトクリームを食べました。
旨しい。コーンにOKINAWAのマークがありました。
なんか嬉しい。
では、名残惜しいけれども、時間もないので、先へ進みます。
白い灯台の「御神崎」
石垣島の西の端にある御神崎(うがんざき/おがんざき)を目指します。
途中の道路では、時々雨に降られつつも、なぜか目的地に到着する頃には雨は上がっています。
私も随分長い間、雨男と言われてきましたが、この頃は晴れ男に変身しているのかもしれません。
さて、車を停めて白い灯台を目指して歩きます。
ほとんど観光客はいませんね。
私達以外には、若い男の3人連れだけです。
入場料も取られず、灯台の上まで登ることができます。
風が凄いですね。ちょっと寒いぐらいです。
そして海の色が違います。群青の青ですね。
さっきまで川平湾のエメラルドグリーンの海を見ていたのに比べると明らかに厳しい海をイメージさせてくれます。
思わず、我がふるさとの函館の立待岬を思い出しちゃいました。
「エメラルドの海を見る展望台」って島もよく見える?
やっぱり、最後は「エメラルドグリーンの海を見たい」ということで、その名もまさにそのまんまの「エメラルドの海を見る展望台」に行きました。
バンナ公園という大きな公園の中にあるんですね。
日光の「いろは坂」のような急な坂道をグイグイ、うねうねと登っていくと展望台に到着です。
駐車場に停めて展望台を登ります。
駐車場に泊まっている車をよ~く見てみると、全部レンタカーであることに気づきました。
さすが、観光地ですね。
ここは立派な建造物で階段で上までいくと、「お~っ!」よく見えます。
海もそうですが、竹富島や西表島がよく見えます。
石垣島と竹富島や西表島との位置関係が直感的によくわかります。
ここは凄いところですね。
来てよかったです。
お店もなにもないので、ただの展望台ですが、ここは来てみる価値のある場所だと感じました。
なんというか、石垣島と離島の位置関係が直感的によく分かるんですよね。
時間が徐々に迫ってきますので、早々に市街地に向かいます。
石垣市街地でイオン・マックスバリューに立ち寄ってみる
いよいよ、市街地に入りました。
さて、ちょっとレンタカーを返す17時半までまだ少し時間があるので、地元のスーパーマーケットに寄ってみることにしました。
イオンのマックスバリューがありました。
駐車場も無料で大きいので、車を停める心配は無用です。
店内に入ってみると、内地のスーパーと全く同じですね。違和感がありません。
ただ、いきなり、入り口近くには石垣島のお土産コーナーがありました。
ここで、おみやげをごっそりと買っている人がいます。
やっぱり、観光地で買うよりは安いようですね。
ここで、留守番している子どもたちのお土産として、「ミミンガージャーキー」2袋と「ジーマーミトウフ」の3個入りを2袋買いました。
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さて、ちょっと気になる海産物の売り場に行ってみます。
「おっ、タコ!」と思ったら、産地は北海道になっていました。
その他も、石垣産というのはマグロぐらいで、あとは他の地方から食材を調達しているのには、驚きました。
全部、石垣の地元産だと思っていましたが、実は、そうでもないんですね。
ぶらぶら売り場を見ていると、「八重山そば」を発見。
大きなビニール袋にドサッと入って打っています。300円くらいで安いです。
そして、その横にはビニールに2Lぐらいは入っているスープが100円ぐらいで売っています。
この2つを買えば、自宅で八重山そばを作れるんだ~。
安いな~。食べたいな~。
さらにぶらついていると、惣菜売り場に「サーターアンダギー」を発見です。
大きなものが1個で70円です。おやつに買ってみます。
石垣空港での最後の夕食は何にする?
もう、時間なので、いよいよレンタカー屋さんに戻って、車を返却します。
そのまま、お店の人に空港まで送ってもらいます。
いよいよ、石垣島ともお別れの時間が迫っています。
飛行機は19時半なので、夕食は石垣空港で食べることにします。
「さて、何を食べようか」と考えながら、ちょっと小腹が空いたので、さっき買ったサーターアンダギーを頬張ります。
これは旨い。
ずいぶん大きかったので、二人で1個でちょうどよかったです。
さて、妻がお土産屋さんを見たいというので、しばらく付き合います。
とにかく、友達や知り合いにたくさんのおみやげを買います。
私はといえば、自分用のおみやげ以外はなにも買っていません。
まあ、そんなもんでしょうか。
さて、それでは夕食にしようかと思い、周りを見渡すと、ここにはレストランというよりもフードコートになっていて、セルフで持ってくるシステムのようです。
少し混雑してきたので、席をとりあえず確保した上で、順番に好きなものを買いに行くことにしました。
まず、私から。
すぐ目の前には、石垣牛のステーキや牛丼屋さんがあります。
一番高いのは6千円ぐらいの値段です。フードコートで6千円はないでしょう・・と思いつつ、隣を見ると、八重山そばで700円ぐらいです。
「大盛りのソーキそば」でも790円。結局、こちらにしました。
2度目のソーキそばですが、初日の美味しさを忘れられなかったんですね。
注文すると、1分くらいで完成です。「早っ!」
調味料は、よくわからないので、眼の前にあった「紅生姜」と、石垣の胡椒の「フーチバー」をたんまり振りかけます。
やっぱり「オリオンの樽生」を最後に飲みたいな~ってことで、ビールも買っちゃいます。500円。
う~ん、幸せな組み合わせです。
さて、妻はといえば、やっぱり同じく八重山そばにしたようでした。
こちらは、ソーキではなくて、「あーさと海ぶどうそば」でした。
こちらも美味しそうです。
ということで、二人でいただきま~す。
初日のソーキって、骨を残したんですが、ここのは軟骨なのか全部食べれちゃいます。
これはこれで、美味しい。うまうまです。
妻が店から借りてきた、辛い液体の「コーレーグス」もかけてみました。
これは泡盛に唐辛子を付けたもので、とっても辛いのですが、これをちゃちゃっと入れてみると、これがまた旨い。
いや~、美味しい。最高です。癖になる味です。
あんなに即席で作ったとは思えないぐらいに美味しい。
なんで、本州にはこれがないのか不思議でたまりません。
本州の駅の立ち食いそばを全部八重山そばに変えたら、売上は倍増すると思うのは私だけでしょうか。
最後に、この美味しいソーキそばで〆て、今回の旅は終了となりました。
帰りは、那覇で乗り換えて、羽田着23時過ぎというハードスケジュールです。
それでも、是非とも、また来てみたいと思える石垣島の旅でした。
ではでは。
まとめ
●石垣島の観光地を巡るならレンタカーは必須です。
●地元の車は妙にゆっくり走っているので、優しく追い抜きましょう。
●意外に良かったのは「エメラルドの海をみる展望台」でした。石垣島や近くの島の全体感を捉えるには最高の場所でした。