ミラコスタのオチェーアノのブッフェは本当に美味しいの?
2019/10/21
先日、娘の誕生日に本人の希望でディズニーシーの「ホテル・ミラコスタ」にあるレストランで、家族4人で食事をしました。
「オチェーアノ」というなんだか発音しにくい名前の店でしたが、いろんな意味で、事前に想像していたのと、ずいぶん違っていたので驚きました。
というわけで、今回はミラコスタのオチェーアノと、そこで食べたディナーブッフェのご紹介です。
特に、ここのブッフェの味には興味がありますよね。どうも、ディズニーのレストランというと「味はそれなり」ってところが多いですからね。
さて、どんな料理だったのか、こうご期待。
ミラコスタへのアクセスはわかりにくい?
今回は、自宅から車で行きましたが、通常のディズニーシーの入り口の駐車場とは反対側にあるので、ちょっとわかりにくいですね。
ナビで目的地をミラコスタにセットして行きましたが、ナビに「到着です」と言われても、「どこだ~?」って感じでした。
しかし、よく見ると目の前に突然、ミラコスタの入り口の登坂が目に入ってきたって感じです。
ミラコスタの入り口のところは、行き止まりになっているので、バスなどがそこでUターンしているんですよね。
ちょっとわかりにくいので、要注意です。
坂を上ると駐車場の案内が右側にあるので、右折していくと無事に駐車場に到着です。
そこから、あるいてエレベータに乗ると、ミッキーの声で案内をしてくれます。
そこからは、もうディズニーの世界に入り込んだ感じです。
ミラコスタの中の雰囲気っていいの?
2階に上がると、ホテルのエントランスの前に出ます。
思わず「いいね~!」って声が漏れます。
エントランスの前には、龍の噴水があって、夜なので青白くライトで浮き上がっています。
まずは、家族で記念写真です。
タイマーだ、自撮りだ、といろいろ試していると、ホテルのキャストの人がやってきて撮ってくれました。
さすが、ディズニーのサービスですが、残念ながら人間は真っ黒でした。(笑)
エントランスから中に入ると、素敵な雰囲気です。
これはデートにピッタリだな~って感じですね。
真ん中のロビーに行くまでの廊下がまた素敵なんだ、これが。
ちょっと、ヨーロッパのお城に来たようなイメージですよね。
この辺は素晴らしい演出ですね。ふかふかの絨毯も、壁も窓も天井もすべてがいい感じ。
安物の感じが、全くしません。
そして、この廊下をまっすぐ行くと、全面吹き抜けの大きなホールに出ます。
ここの内装も素晴らしい。ディズニーランドホテルとも似ている雰囲気です。
ただ、そこにいる人たちがディズニーの被り物や派手な格好をしているのを見ると、なんともそこにアンバランスな印象を受けます。
まあ、そこが「ディズニーだな~」って感じるところなのですが、ちょっと不思議な世界ですよね。
普通におしゃれした男女がいれば、立派な高級ホテルという雰囲気ですが、ちょっと違うんですよね。
なにか、妙にカジュアルなんです。
って、まあこれはディズニーフリークではない私個人の意見です。
ここで、しばらく予約時間の19時20分まで、時間を潰しました。
そろそろ時間なので、オチェーアノに行くと、受付をして呼ばれるのを待つようです。
入り口の看板を見て、やっとオチェーアノの意味がわかりました。
「OCEANO」と書いていたからです。これは海ですね。イタリア語でしょう。
そして、ここは地中海をイメージしたお店で、魚介中心のお店だってことがその時にわかりました。
ここの待合いスペースもなかなか素敵で、広々としています。
写真の奥のほうに見える衝立の向こう側に、テーブルが並んでいる食事スペースがあります。
おしゃれな椅子に座って5分ほど待っていると、名前を呼ばれて席に案内されました。
そこは、奥の真珠の貝をイメージした部屋だそうで、娘から教えてもらいました。
隣のちょっと薄暗い雰囲気とは違って、明るい雰囲気のところでしたね。
ここもいい雰囲気です。
オチェーアノのディナーブッフェは美味しい?
さて、まずはキャストが飲み物の注文を取りにやってきました。
そこでメニューを広げてみると、高~い。ビール1200円、ジュース800円ってな感じです。
その日は体調も良くなかったので、私は水だけ(無料)にしておきました。
妻はノンアルコールビール、息子がビール、そして主役の娘はグラスを貰えるというスペシャルなジュースを頼みました。
ちなみに、このジュースは2,000円です。グラスが1200円ってところでしょうね。
もう、完全にディズニー価格ですよね。
さて、飲み物も頼んだし、食べ物を取りに行きます。
ざっと見た感じ、やっぱりシーフードが多い感じですが、シェフが切り分けてくれるローストビーフもありますし、小さなカクテルグラスに入れたようなお洒落な料理もあり、デザートも豊富です。
ちょっとしたホテルで食べるブッフェと同じ感じかな~って印象ですね。
十分に高級感もありますしね。
ただね、ここはディズニーのホテル。
娘の希望だから、ここにしたものの、私の本音としては、「味のほうは、まあ期待しちゃいけないよな」っていうふうに思っていました。
ディズニーの園内のレストランは、どこも同じ様な味とメニューですからね。
園内のメニューを全部もってきたようなブッフェかな?とも初め思っていたのですが、どうもそうでもないようです。
それどころか、裏の厨房で作られた熱々の料理がどんどん補充されていましたし、一見してこれはディズニーのレストランのメニューとは全く違うことがわかりました。
すべてここのオリジナルって感じでした。
まずは、シェフの取り分けてくれるローストビーフをいただきます。
あれっ?美味しい。
いつか食べた「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」の笑っちゃうほど不味いローストビーフとは全く別ものです。
他の料理も適当にとってきて食べてみます。
あれっ?やっぱり美味しい。
「ここ、美味しいじゃん」ってのが私の結論です。
今まで、ディズニーの園内であまり美味しいと感じたことがありませんでしたが、ここの料理は美味しい。
それに、私の好きなシーフードがいっぱいです。
スープにもどっさりとタコやホタテやいろんな貝が入っています。
ふつう、食べ放題の店では、みんなでシーフードだけをいっぱい取るので、その手のスープは身が少なくなっているものんですよね。
ここのは違います。
どっさりとシーフードが入っているので、普通にすくえばちゃんとどっさりシーフードのスープになるんです。
これは嬉しい。
なにか、ぜいたくにシーフードを大量に使っている感じがいいですね。
娘がとってくるものを見ていると、後半はほとんどデザートばっかりです。
デザートの種類も多いので楽しそうです。
さて、最後にコーヒーでも飲もうか、と思ったら、飲み物はすべて別料金なんですね。
これには、がっくりです。
コーヒーぐらいつけてくれてもいいんじゃないかなァと思っちゃいました。
さすがに、とても800円もするコーヒーを飲む気にはなれませんでしたね。
(って、どうもみみっちくなっちゃう私です。)
気になるお値段は?
制限時間は2時間なんですが、とても2時間食べっぱなしなんて、とてもできませんね。
もう、1時間も過ぎれば、みんなお腹いっぱいです。
あとは、お腹がいっぱいだけど、食べたいという気持ちだけで食べることになります。
美味しいのでいろんなものを少しずつ食べていたのですが、それでもお腹いっぱいになっちゃうもんですよね。
まるでスシローから出るときにような満腹感で店を出ました。
さて、お会計。
この日は平日でしたので、ディナーブッフェは大人一人5,800円です。
この日支払った総額は、26,500円でした。
ちょっと計算が合いませんが、これは会社の福利厚生のベネフィット・ステーションで一人200円割引になったからです。
利用できるものはなんでもチェックしておくのがいいですね。
ちょっとでも割引になることがありますからね。
まあ、割引なしとすると、飲み物込みで一人7,000円ってことになりますね。
コーヒーや紅茶も別料金なのがちょっと残念でしたが、お店の雰囲気、お料理の味、キャストのサービス、どれも満足行くものでしたので、飲み物を除けば、まあ、リーズナブルな値段と言っていいんじゃないでしょうか。
これなら、また来たいなと思った私です。
窓から、ディズニーシーの園内が見えるのも面白いですよね。
なんか、それだけでも楽しい気分になりますね。
まとめ
●ミラコスタのアクセスはわかりにくいので、場所は事前にしっかり確認しておきましょう。車ではナビに任せましょう。
●ミラコスタの中は内装が素晴らしい。安物という感じではなく高級感が漂っています。そこでに被り物をした若者がいるのがちょっと違和感。
●ブッフェは予想外に美味しい。ディズニー・シーの園内の食事とは全く別物でレベルの高い料理が出てくる。ここの素敵な雰囲気と美味しい料理は、特にデートにぴったり。