六義園の紅葉!ライトアップの期間と時間は?見どころは?
2018/05/02
都内の紅葉スポットの中でも、特におすすめなのは、なんといっても六義園のライトアップでしょう。
この幻想的な世界を都内の真ん中で楽しめるのは素晴らしいことですね。
ここでは、六義園のライトアップの期間と開催時間、および見どころについてご紹介します。
六義園は都内でも有名な紅葉の名所!
都内の有名な紅葉スポットはいくつかありますが、六義園はその中でも特に有名な名所ですね。
この六義園は、「りくぎえん」と読みます。「ろくぎえん」ではないので要注意ですね^^
六義園は、元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉の時代に、幕府の御家人で譜代大名の柳沢吉保が、大名下屋敷として、自ら設計して造り上げた「回遊式築山泉水庭園」です。
回遊式庭園ですので、園内を回遊して鑑賞するタイプの日本の伝統的な庭園ですね。
明治時代に三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎の所有となった後、昭和13(1938)年に東京市に寄付されて、現在は国の特別名勝に指定されています。そして、都内随一の紅葉の名所にもなっています。
園内の池を中心として、約8万7千平方メールの広大な土地に風光明媚な散策路が整備されており庭園美を堪能できます。
昼間の六義園の紅葉も素晴らしいものですので、できれば昼間の六義園と、日没からライトアップされた六義園の両方を見るのがベストでしょう。
特にライトアップされた六義園の幻想的で神秘的な空間は、他では見られない素晴らしいものですよ。
デートにもピッタリですね。
六義園の場所は、駒込駅の近くです。
アクセスは、都内ですから、車より電車が便利ですね。
最寄り駅は、JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」が一番近いですが、その他に、JR山手線「巣鴨駅」、または、都営三田線「千石駅」からでも行けます。
なお、ライトアップされる時期だけ、駒込駅から徒歩2分の「染井門」が開門されます。
ライトアップの期間等は以下の通りです。
期間:例年11月下旬~12月初旬
開園時間は:9時~21時(最終入園は20時30分)
ライトアップされるのは、日没からですので、大体午後4時半ごろからになります。
その頃から人も徐々に集まってきます。
六義園の紅葉ライトアップは神秘的な芸術!
さて、六義園の紅葉のライトアップとは、どんな感じなのでしょうか。
どうですか? まさに、芸術的なライトアップですね。
園内の吹上茶屋では、池を眺めながら、ゆっくりと抹茶(抹茶と上生菓子のセット510円)がおすすめです。
特に季節の花をかたどった上生菓子は品があって、あまり食べる機会の少ないものですから、こんな時には、思いっきり和風に浸るのもいいものですね。
ただ、ラストオーダーが20時なので気をつけましょう。
吹上茶屋の他にも、お茶屋さんでは、心泉亭と吹上茶屋があります。 軽飲食をするなら、もみじ茶屋もあります。
いずれもラストオーダーは19時半から20時ぐらいなので、時間は気をつけましょう。
六義園の紅葉ライトアップの見どころは?
六義園の紅葉ライトアップの見どころは、以下の5つあります。
1.水香江
この場所にはかつて、「蓮の花の盛りの頃には、水までも良い香りがする」という意味の「水香江」という蓮池がありました。
それをライトアップでは、ブルーライトと人工のミスト(霧)で川の流れを表現しています。
黄色や赤に染まった木々とブルーライトの色彩が、とても神秘的な空間を作り上げています。
2.山陰橋周辺
このあたりは、都内にいることを忘れ、どこか深い森のなかに迷い込んだような雰囲気が漂っています。
いい感じですね。
3.中の島と大泉水
中の島がライトアップされて浮き上がって見えます。
そして、そのライトが池の水面に反射している様子は素晴らしい。
松に施された雪吊りが、まるでクリスマスツリーのようにかわいらしく見えます。
4.吹上松
樹齢3百年と言われる吹上松がライトアップされています。
近くを泳ぐ鯉の大きさには驚きです。
5.竹のライトアップ
こちらは紅葉ではありませんが、闇の中に緑の竹が浮かび上がります。
これは、また不思議な和の雰囲気を醸しだしています。
素敵な思いでになるといいですね。
まとめ
●六義園は、都内でも有名な紅葉の名所です。
●特に、11月下旬から12月上旬のライトアップは秀逸ですね。
●都内とは思えない神秘的な庭園ライトアップを満喫してきてください。