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インフルエンザに葛根湯は効くの?予防効果は?正しい飲み方は?

      2017/01/28

インフルエンザに葛根湯が効くという話を聞きますが、本当に効くのでしょうか?

葛根湯は、漢方の風邪薬で、穏やかな効き目というイメージしかありませが、インフルエンザのような強力なウィルスに対抗できるのでしょうか?

 

ここでは、インフルエンザに葛根湯が効くのか? また、予防効果は期待できるのか? についてご説明した上で、葛根湯の正しい飲み方についてもご紹介します。

 

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インフルエンザの症状に葛根湯は本当に効くの?

結論から言いますと、インフルエンザの症状に葛根湯は効くこともありますし、効かないこともあります。

なんだか曖昧な答えですが、いくつかの条件に当てはまる場合には、「効く」という意味合いです。

 

インフルエンザは、現在では抗ウィルス薬による治療が主流となりましたが、タミフルやリレンザが無かった2001年以前は普通の解熱剤や感冒薬による対処療法しか無かったわけです。

葛根湯は、そんな昔の治療法のように思われるかもしれませんが、そうでもありません。

現在でも、インフルエンザに漢方を処方する医師はいますしね。

 

葛根湯の効用とは?

風邪やインフルエンザの初期症状の段階で、葛根湯を服用すると、汗を素早くかかせて、熱を下げて風邪が治ります。

これこそが葛根湯の役割なのです。

ですから、薬を飲んで治療するというよりも、薬を飲んで発汗させることが目的になります。

 

このときに、暖かくて消化の良いお粥などを食べたり、スープを飲んだりして、体を温めて早く寝ると、じわっと汗が出てきて、翌日には治っているでしょう。

こんなときに葛根湯の効果を実感することができますね。

一方、熱が出てしまってからや汗を既にかいている状況では、葛根湯の効果は期待できません。

 

熱が出てしまってインフルエンザが疑われる時は、発症後12時間後でなければ、検査判定ができない一方で、抗インフルエンザ薬は発症後48時間以内に服用しないと効果がありませんので、素早い行動が必要です。

この段階では、もはや葛根湯の出番はありませんね。

 

葛根湯を服用するベストタイミングとは?

インフルエンザの最大の特徴は、39℃を超える高熱が出ることですね。

その高熱が出る前に、「ゾクッ」として寒気を感じるときや、体が痛くなったり、だるくなったりすることがあると思います。

これは体内にウィルスが侵入したために、体温の設定温度を上げたためです。

 

まさに、その時が、葛根湯を服用するベストタイミングです。

 

葛根湯の成分と効果のある症状とは?

葛根湯には、麻黄(マオウ)、 桂枝(ケイシ)、芍薬(シャクヤク)、生姜(ショウキョウ)、甘草(カンゾウ)、大棗(タイソウ)、葛根(カッコン)の7種類の薬草が含まれています。

一般に、葛根湯は、頭痛や肩こり、発熱による寒気など風邪の初期症状に効果があると言われており、インフルエンザにも同じことが言える、ということですね。

 

また、風邪には 大きく分けて二つのタイプがあり、「寒さからくるタイプ」の風邪と 「発熱や喉の痛みが強いタイプ」の風邪です。

葛根湯は「寒さからくるタイプ」の風邪にのみ効果的です。

葛根湯のエキス製剤には熱を下げる成分は入っていないからです。

 

なお 、「発熱や喉の痛みが強いタイプ」の風邪に有効な漢方薬に「銀翹散」(ぎんぎょうさん)がありますが、これは、漢方薬局や一般の薬局では取り扱っていますが、保険適用外であるため、病院などでは処方しません。

 

インフルエンザの予防に葛根湯は効くの?

葛根湯は、風邪の初期症状を抑える薬であり、風邪のウィルスを殺す薬ではありません。

したがって、インフルエンザの予防には役立ちません。

 

インフルエンザの予防は、やっぱり、以下のような基本を守るしかないでしょう。

・外出から帰ってきたときのうがい、手洗いをすること
・体力を落とさないように、食事はしっかり食べること
・体力回復させるために、しっかり寝ること
・部屋を加湿して、乾燥を防ぐこと
・外出時は、マスクをして極力、人混みに行かないこと
・体を温めるようにすること

 

また、熱い飲み物をこまめに取るのも、おすすめです。

喉についたインフルエンザウィルスを胃に入れてしまうと感染しにくくなりますから。

なお、冷たい水でうがいするのは、喉が弱ってしまうので避けたいところですね。


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葛根湯の正しい飲み方とは?

漢方では、「○○湯」や「○○散」という名前の薬が多いですが、基本的には、「○○湯」はお湯やぬるま湯で飲んだり、お湯に溶かして飲むもので、「○○散」という名前の薬は冷やして飲むのが基本です。

葛根湯も、お湯やぬるま湯で飲んだり、お湯に溶かして飲むことが正しい飲み方です。

 

特に葛根湯は、発汗作用を目的としているお薬ですので、冷たい水や冷やして飲むことで、薬効が低下してしまうと言われています。

漢方本来の飲み方としては、お湯に溶かして飲むのが一番良いようですよ。

 

顆粒でも、溶けにくいこともありますが、そんなときは、少量の熱湯(30mlぐらい)に1包を入れて、良くかき混ぜ、電子レンジで30秒程度加熱すれば完全に溶けるでしょう。

その後は水で温度を調整して飲むといいでしょう。

 

服用は、食間(食事と食事の間)にします。

基本的に、服用の2時間前は飲食禁止として、服用後の30分間も飲食禁止とします。

 

また、飲むときはお茶や栄養ドリンクで飲んではいけませんよ。

有効成分が異物に混ざって吸収されなくなってしまうことがありますから。

 

葛根湯の副作用は比較的穏やかと言われますが、腎臓病の方は要注意です。

薬は、漢方であれなんであれ、ほとんどは腎臓か肝臓のどちらかで代謝されます。

腎臓病の人が腎臓で代謝される薬を普通の人と同じ量で飲むと、代謝されずに血中濃度が普通の人の何倍にもなる事があります。

 

それで、腎臓病の人は飲んではいけないと書いてある薬は多いのです。

例えば、肝臓で代謝される薬を飲むとか、量を半分とか三分の一にするとか、工夫をすれば薬を使用することは可能です。

そのあたりは、医師とご相談の上で決める必要がありますね。

 

 

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まとめ

●葛根湯はインフルエンザの初期症状に効果あり。

●ゾクッと寒気を感じたときが葛根湯の服用のベストタイミング。予防効果はなし。

●服用はお湯に溶かして飲むこと。体を暖かくして早く寝ることが大切。

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