クリスマスを教会で過ごす!東京のおすすめの教会25選!
2019/01/26
東京のクリスマスは大都会らしく、どこでもジングルベルが鳴り響いて、華やいだ雰囲気になりますが、たまには、本来のクリスマスの意味を考えつつ、イエス・キリストの降誕祭として教会で礼拝に参加してみるのはいかがですか。
ここでは、クリぼっちでも行けるような、クリスマスの礼拝にピッタリな素敵な教会をご紹介しましょう。
キリスト教は、いくつかの教派がありますが、大きく分けると、ローマ・カトリック教会、プロテスタント教会、聖公会、正教会の4つに分けられます。
各々の教派別に、おすすめの教会をご紹介します。
東京の ローマ・カトリック教会 おすすめの10選!
カトリック東京カテドラル関口教会
上から見ると十字の形になっているとても奇抜で素敵な教会です。
あの有名な建築家、丹下健三の代表的な作品のひとつです。
高い円錐型の天井とトップライトが荘厳な雰囲気を醸し出します。
カテドラルとは、カトリック教会の地域区分をするための教区というものがありますが、その教区の母教会と言えるもので、ここがカトリック東京大司教区の中心的な教会となります。
住所:〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
電話:03-3945-0126
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_13105ae2190022786/
カトリック目黒教会 聖アンセルモ教会
個性的な学生さんが多いドレメ通りにある教会です。
有名な建築家アントニン・レーモンドの設計によるコンクリート打ちっぱなしの教会。
建物としても価値ある教会ですね。
カトリック神田教会
カトリック神田教会は明治7年に創建され、東京の教会でも有数の歴史を持つ教会です。
現在の聖堂は昭和3年に完成したもので、マックス・ヒンデル氏の設計によるロマネスク様式とルネッサンス様式を融合した建築物で、鉄骨・鉄筋コンクリート造です。
外観はロマネスク様式、内部はルネサンス様式という二つの建築様式を融合した建築物で、なんとも重厚な雰囲気。
結婚式にもよく使われていますし、聖歌隊とパイプオルガンも素敵です。
住所:〒101-0065 千代田区西神田1-1-12
電話:03-3291-0861
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000196436/
カトリック麹町聖イグナチオ教会
丸い円筒形の外観と天井の花びらのようなトップライトが印象的で美しい教会です。
パイプオルガンの響きと安らぎの一時を味わえます。
住所:〒102-0083 東京都千代田区麹町 6-5-1
電話:03-3263-4584
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_13101aj2200025346/
カトリック赤羽教会
カトリック教会のフランシスコ会系の教会で、カトリックらしい、とても素敵な外観と内装です。
テレビドラマにも使われたりしています。
とってもロマンチックな場所なので結婚式にもよく使われます。
住所:〒115-0045 東京都北区赤羽2-1-12
電話:03-3901-2902
URL:http://www.catholic-akabane.com/index.html#top-1
カトリック麻布教会
大きな教会で、窓も多く明るい雰囲気があふれています。
天井は高く白く清楚な感じがする教会です。
カトリック三軒茶屋教会
1953年にフランシスコ会のイタリア人宣教師により作られた教会です。
1970年に現在の修道院と聖堂が完成した近代的な建築の教会で、四角を基調とした外観です。
カトリックのわりには、シンプルな意匠の教会ですね。
カトリック築地教会
こちらは東京で最古のカトリック教会です。
古代ギリシャのドーリア式神殿を忠実に模して木造モルタル造にて建設されたもので、まさしく神殿のような外観の教会です。
カトリック豊島教会
アイルランドの聖コロンバン会によって1949年に聖パトリックを保護の聖人として設立され、1956年に現在の聖堂が完成しました。
壁の丸と四角の窓が印象的な建物で、ちょっと可愛らしく見える教会ですね。
カトリック碑文谷教会(サレジオ教会)
カトリックの男子修道会のサレジオ会の教会です。
昭和29年竣工の鉄筋コンクリート造、ロマネスク様式の教会で、白を基調とした優しい外観です。
当時のこの教会の宣教師たちはみなイタリア出身の人たちで、イタリアのヴェローナという町の教会を規範にしてこの教会を作ったと言われています。
ヴェローナは『ロミオとジュリエット』の舞台になった場所です。
特に、イタリアの芸術家の修道士が3年かけて描いた内装の天井の模様がすばらしく、壁のステンドグラスも美しい。
結婚式にもよく使われています。
住所:東京都目黒区碑文谷1-26-24
電話:03-3713-7624
URL:http://home.m06.itscom.net/salesio2/side_a/salesio.html
東京のプロテスタント系の教会 おすすめの10選!
日本福音ルーテル東京教会
新大久保のコリアンタウンにある教会で、16世紀のマルチン・ルターの教えに基づく、伝統的なプロテスタントの教会です。
パイプオルガンによる各種コンサートも開催され、市民に開かれた教会です。
毎週水曜の11時~14時までは牧師カフェが開かれており、ちょっと変わった牧師さんと気軽に話をすることもできます。
銀座教会
プロテスタントのメソジスト派の教会として、銀座の真ん中に建つ教会です。
ここではお昼の礼拝があり、昼休みの時間に近くのビジネスマンやショッピング途中の方なども気軽に立ち寄れます。
ここの合唱隊がすごくレベルが高くて人気ですし、パイプオルガンの温かい音色が素敵です。
キリスト品川教会
ここはプロテスタント教会で、テレビのロケに使われたり、結婚式に使われたりするメジャーな教会です。
立派なパイプオルガンがあり、ライブコンサートなども開かれます。
日本ナザレン教団 目黒教会
プロテスタント・福音主義の教会。
クリスマスイブには、キャンドル・ライト・サービスが行われます。
もちろんキャンドルサービスも教会の一環として行われているので、礼拝にもなります。
日本基督教団 本郷中央教会
1890年に、カナダ・メソジスト教会の宣教師チャールズ・イビーによって設立されたプロテスタントのメソジスト教派の教会。
日本最初のパイプオルガンが設置された教会でもあり、あの夏目漱石の小説「三四郎」にも登場しています。
現在の建物は、昭和4年に竣工したチャーチゴシック様式で、鐘楼を持つ荘厳な印象の鉄筋コンクリート造で、音響学的にも考慮された設計となっています。
日本基督教団 安藤記念教会
大正6年に安藤太郎が創立したプロテスタントの教会。
安藤太郎は、函館戦争で榎本武揚に従軍し、明治政府でも大蔵省・外務省に登用され、初代ハワイ総領事にもなった人物です。
大谷石(一部小松石)の組積造とステンドグラスが特徴的で、蔦で覆われた緑の教会です。
関東大震災前に建てられ、今もその姿をとどめている数少ない教会建築であり、都選定歴史的建造物となっています。
日本基督教団 高輪教会
旧帝国ホテルの設計者として有名なフランク・ロイド・ライトの門下であった教会員の岡見健彦の設計によります。
切り妻屋根と縦の白いストライプ状の柱が印象的なすっきりとした外観。
日本で最初に建てられたライト式建築の会堂として知られ、2004年(平成16年)に(財)東京都歴史文化財団の「東京たてもの百選」に選出されました。
日本バプテストキリスト教 目白ヶ丘教会
1911年、小石川バプテスト教会として誕生し、戦中に現在地に移転し、目白ケ丘教会となりました。
設計はフランク・ロイド・.ライトの弟子、遠藤新(あらた)によるもので、落ち着いた雰囲気が特徴です。
国指定登録有形文化財となっています。
大森めぐみ教会
大森めぐみ教会は、丘の上にたつプロテスタントの合同教派である日本キリスト教会です。
外観も内装も白を基調として美しい教会で、パイプオルガンは、小さいながらも明るくて素敵な音色を奏でます。
大田区で一番古い幼稚園を併設しています。
霊南坂教会
プロテスタントの日本基督教団の著名な教会。
三浦友和と山口百恵が結婚式を挙げた教会として有名ですね。
HPの絵は平山郁夫先生の絵で、平山画伯は仏教伝来など仏教関連の画題を扱っていますが、この教会の会員でした。
オルガン・コンサート日程はHPにありますよ。
東京の聖公会および正教会 おすすめの5選!
聖オルバン教会
日本聖公会に所属し、東京教区で唯一礼拝のすべてを英語で行っている教会です。
有名な建築家アントニン・レイモンドの設計による木造教会で、昭和31年の竣工です。
東京タワーの足元に位置し、ウェディング式場としても人気の教会。
結婚式は日本人司祭が日本語で行っています。
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目6-25
電話:03-3431-8534
URL:http://www.nskk.org/tokyo/church/oruban/oruban.htm
日本聖公会 東京教区 東京諸聖徒教会
1931年(昭和6年)、関東大震災後、現在地への移転に伴い建設されました。
第二次世界大戦時に屋根部分を焼失していますが、戦後復興されています。
国指定登録有形文化財となっています。
住所:〒112-0011 東京都文京区千石2-18-4
電話:03-3945-2074
URL:http://www.nskk.org/tokyo/church/allsaints/allsaints.htm
日本聖公会 東京聖十字教会
1961年(昭和36)に建てられた「柱状合板」使用の「合掌造り風」教会です。
関東大震災後の1924年に現在地に設立されたました。
アントニン・レーモンドの設計で、正面玄関のステンドグラスが特徴的です。
住所:〒154-0023 東京都世田谷区若林4-18-8
電話:03-3422-1037
URL:http://www.nskk.org/tokyo/church/seijuji/seijuji.htm
目白聖公会
ロマネスク様式の聖堂は、1929年(昭和4)年に建立されました。
戦災からも免れ、東京の聖公会の教会中唯一の戦前からの建物。
白い外観と内部の白いアーチが特徴的です。
英国トゥルロー教区にあるエピファニー修道院から寄贈を受けた百年余り前に造られた美しいステンドグラスが素晴らしいです。
日本ハリストス正教会 東京復活大聖堂(ニコライ堂)
1891年(明治24年)竣工、様式はロシヤビザン風、構造は煉瓦造。
函館の有名なハリストス正教会と同じ、正教会の聖堂ですね。
ニコライ〔文久元年(一八六一)ロシヤより来日した伝道師〕によって建てられた正教会の聖堂で、国の重要文化財となっています。
住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−1−3
電話:03-3295-6879
URL:http://www.orthodoxjapan.jp/annai/t-tokyo.html
以上、東京の教会をご紹介してきましたが、実際に教会に行くときには事前にすこしキリスト教のことを勉強して行くと、興味も湧いて面白いと思いますよ。
そんなときはこちらを参考にどうぞ。
「キリスト教のカトリック、プロテスタント、正教会の違いとは?」
まとめ
●東京にはクリスマスの礼拝にピッタリの教会がたくさんあります。近くの教会に行ってみましょう。
●クリスマスの荘厳な雰囲気と、比較的大きな聖堂に行くなら、やっぱりカトリック教会がおすすめかもしれません。
●クリスマスを機会にキリスト教について少し勉強してから、実際の教会を訪問すると、楽しさ倍増ですよ。