軽自動車のメンテナンス費用を安くするコツとは?
2018/05/03
軽自動車の最大のメリットは「コストが安い」ことにつきますね。
そんな軽自動車でも維持するためには、それなりのお金が必要になりますが、できれば、維持費も極力安くしたいものですよね。
車は、機械の塊ですから、長い間、車に乗っていると、どうしても消耗部品の交換等を行う「保守作業」、「メンテナンス」が必要となってきます。
ここでは、この軽自動車のメンテナンスの費用を安くする方法をご紹介しましょう。
ポイントは、自分で出来るところは、極力自分でやることですね。
目次
軽自動車の維持費を安くするコツとは?
まずは軽自動車を維持するための費用としてどんな費目があるのかというと、ざっと、以下のような感じですね。
・ガソリン代
・高速料金
・車検(重量税、自賠責、車検整備費用、車検代行費用)
・自動車税
・任意保険
・消耗品の交換等のメンテナンス費用
・減価償却費(ここでは、購入価格÷使用年数という意味)
これらの中で、車に全く乗らなくても、車を持っているだけで、自動的に強制的に課金されるものがありますが、これらを安くすることはできませんね。
・重量税(軽自動車の場合は2年で7500円)
・自賠責(軽自動車の場合は25ヶ月で27,240円)
・自動車税(軽自動車の場合は10,800円)
それ以外の項目は、自分なりに工夫して安くすることができますよ。
ここでは、ある程度、長く車に乗っているとどうしても費用となる保守作業、メンテナンス費用を安くする方法についてご紹介しましょう。
ポイントは、自分でやれるメンテナンス項目を、自分なりに見極めることですね。
軽自動車のメンテナンスで自分で出来るものとは?
通常の運転で、交換や補充のメンテナンス頻度が比較的高い消耗品といえば、「ウィンドウ・ウォッシャー液」、「バッテリー」、「ワイパー」、「ランプ類」、「エンジンオイル」、「エンジンオイルフィルター」、「タイヤ」ぐらいでしょうか。
これらの中で、まずは自分で簡単にできるメンテナンスをご紹介します。
「ウィンドウ・ウォッシャー液」の補充は超簡単!
まず、1番簡単なウィンドウ・ウォッシャー液の補充ぐらいは、絶対に自分でやりましょうね。
凍結の心配のない地域なら、水道水の補充だけでも全く問題ありませんよ。
私は、使い古しのペットボトルに、水道水を入れておいて、時々補充してます^^
これは本当に簡単です。ボンネットさえ開けられれば、大丈夫ですから。
ちなみに、ボンネットの開け方は、車種によって少しづつ違いますが、大体、どれも、こんな感じですよ。
バッテリーの交換も思ったより簡単!?
バッテリーも、交換作業そのものは、とても簡単ですので、ネットや自動車専門店で購入して、自分で交換するのが一番安く済みますよ。
最近の軽自動車は、アイドルストップ機能が標準装備なので、バッテリーも強力になっています。
そのため、国内メーカ品だと1万円以上しちゃいますが、韓国製などではネットで半額近くで買えますので、こちらで充分だと思いますね。
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ネットで買う時に、気になるのは、古いバッテリーの処分方法ですが、古い物を無料回収してくれるところもありますので、そうゆうところを活用するのもいいでしょう。
宅配便屋さんに家まで取り来てもらえば、重いバッテリーを持っていく必要もありませんしね。
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バッテリー交換作業は、スパナ1本あれば、できちゃいますから、是非、挑戦してみてください。
最近の車は、コンピュータやナビを積んでいるので、バッテリーを外すと、メモリの内容が消えちゃって、面倒なことになりますので、メモリーバックアップ電源は使った方がいいですね。
メモリーバックアップというと、随分高そうですが、実は、約1,000円程度で買えるもので、単3電池が6本入っているだけの単純なものです。
自分で交換するなら、人に頼む工賃で買えちゃうことになりますね。
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実際の作業のポイントは、「マイナス側の電極からケーブルを外す」ことです。
ケーブルを付けるときは、逆にプラス側からです。
これはメモリバックアップのケーブルの取り付け、取り外しのときも同じです。
これ、以外に大切です。逆にするとショートする可能性があり、危険ですからね。
ワイパーは「替えゴム」だけの交換がお得!
ワイパーは、ブレード全体を交換するのではなく、ゴムの部分だけ交換すると圧倒的に安いです。
「替えゴム」として数百円から売っていますよ。
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替えゴムの交換は、ブレードの溝に沿って、「ニュルニュル」って入れ込んでいく感じです。
ブレード全体の交換は、ブレードそのものにダメージがなければ不要です。
私は15年間、ブレード交換はしたことがありません。いつも替えゴムだけです。
ブレードの黒い塗装が少し剥がれてきましたが、まあ、それだけのことで、機能的には全く問題なかったですね。
ランプ類の交換も挑戦してみよう!
ランプ類は、ストップランプやヘッドランプが切れちゃうことがありますね。
これは、上記のものに比べるとちょっと難易度高いので、ちょっと自分でトライしてみて、もし、できそうもないなら、ここは無理せずに、業者に依頼しましょう。
ただ、これも自分で、できるといいですけどね。
スタンドでやってもらうと、1個1,000円程度の工賃を取られますよ。
以上のような、簡単なメンテナンスは、自分でできるようにすると、メンテ費節約になります。
少しづつではありますが、こうゆうのは、「チリツモ」ですから、確実に節約して行きたいところですね。
軽自動車のメンテナンスで業者に頼んだほうがいいものとは?
自分でやるよりも専門業者に任せたほうがいいと思われるのは、「エンジンオイル」、「エンジンオイルフィルター」、「タイヤ」等のエンジンに関係するところや、取扱が大変な大物ですね。
エンジンオイルの交換の頻度は?
「エンジンオイル」と「エンジンオイルフィルター」の交換は、個人的には、1万km程度に1度程度で良いと思っています。
まあ、エンジンをガンガン回して走るような人は、軽自動車にはあまりいないと思いますが、そうゆう方でなければ、良くオイル屋さんが推奨している、3,000kmとか5,000km毎に交換までは不要と思います。
エンジンオイルは、とりあえず量さえ入っていれば、私の経験では、エンジンが壊れたことは無いです。
量が少ないと焼き付けを起こすと、致命傷になりますので、気をつけましょう。
量が少ないときは、オイルランプが点灯しますので、そのときはすぐに補充か交換が必要ですね。
とにかく、オイルの量だけは確保しておくことがポイントですね。
オイルは、多少汚れていても大丈夫ですが、量が少ないと致命傷になりかねません。
エンジン本体は、とても頑丈にできていますから、10年または10万キロ程度を目処に行うタイミングベルトの交換までは、エンジンそのものをメンテする必要は殆どありません。
ちなみに、車の寿命が10年を目安にすることがあるのは、このタイミングベルトの交換目安が10年だからだと思っています。
タイミングベルトはエンジンを開けなくてはいけないので、結構大掛かりな作業となり、費用も3~5万円程度は必要となるので、大修理と言えます。
面倒なのは、このタイミングベルトって、明確な兆候が無いようなので、切れるときは突然切れるようです。
例えば、高速道路走行中などに切れると、すぐに止まってしまうので危険ですよね。
ちなみに、私の先日まで乗っていた軽自動車は、15年で15万キロでしたが、タイミングベルトは切れませんでしたが、ヒヤヒヤしながら乗っていましたので、とても人にはおすすめはできませんね。
タイミングベルトが切れるとエンジンは確実にお釈迦になってしまいます。
エンジンオイルの交換費用はいくらぐらい?
軽自動車の場合、オイルの量は2.5L~3L程度で普通車に比べると1~2L程度少ないので、やっぱり、安上がりですね。
オイル交換は、自動車用品店でやってもらいましょう。
オイルとフィルターの交換費用は、全部で3,000円~5,000円ぐらいですね。
勿論、自分で交換するって手もありますし、事実、私も大昔は、自分でやっていました。
まあ、よっぽどのクルマ好きでない限り、油まみれになりますし、廃油処理も大変なので、専門業者にやってもらうのが正解でしょうね。
タイヤ交換の目安は?
タイヤの交換は、タイヤのスリップサインが出てきたら交換しましょう。
スリップサインの高さは1.6mmあります。 これがタイヤ溝と同じ高さになったら公道では使えません。
タイヤ溝深さは道路運送車両法で決まっていますので、本来はそんなタイヤで走っていれば、法律違反になるんですよ。
軽自動車のタイヤは、145か155程度の細いタイヤが多いですから、4本で1.3万円ぐらいからあります。
取り付け工賃込みで1.8万円ぐらいで交換可能です。
普通車よりもずっと安いですよね。
タイヤメーカも、特にこだわりが無いのなら、私の個人的な感想としては、安い海外製のものでも充分ですね。
私自身、韓国製の安いタイヤを使っていましたが、全く問題ありませんでしたね。
タイヤは、自動車用品店かタイヤ専門店で買うのが、やっぱり安いですね。
ガソリンスタンドでのタイヤ購入は、非常時以外はやめておいたほがいいです。
何と言っても、高いですから。
車検時にメンテナンスしてもらいたい項目は?
その他の消耗部品やメンテとしては、「ブレーキパッド」、「ブレーキフルード」、「エアーフィルター」、「タイヤローテーション」等がありますが、これらは車検のときに一緒に整備してもらうのがいいですね。
特に、ブレーキ廻りは、普通の素人が手を出さないほうがいいです。
命に関わる重要な部分ですから。
エアーフィルターの交換は、実はとても簡単ですが、そんなにしょっちゅう交換しなくても、通常の汚れなら、圧縮エアでゴミを吹き飛ばす(逆洗)ので、十分ですので、まあ、汚れ具合を車検時にメカニックの方に相談することでいいと思います。
まとめ
●簡単なメンテナンスは自分でやることが、何と言っても1番安く済むので、是非、挑戦したい。
●自動車用品店等に依頼するのは、エンジンオイル・フィルターの交換とタイヤ交換ぐらい。
●車検時には、ブレーキ廻りなど安全部品をキチンと整備してもらいたい。