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ダイハツのムーヴ購入記!軽自動車を安く買うコツとは?

      2018/05/03

三菱のekワゴンに、15年間乗ってきましたが、先日、ダイハツのムーヴに買い替えました。

新車を買うと決めた翌日には、ムーヴに決めちゃうという超スピード契約でした。

 

ここでは、そんなスピーディーな軽自動車の購入体験記をご紹介しましょう。

自分でも、短時間で、上手に大きな買い物が出来たと思いますので、是非参考にしてみてください。

 

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軽自動車を安く買うコツとは?

軽自動車とは私にとっては移動の道具です。それ以上でもそれ以下でもありません。

ですから、移動の道具なら、ちゃんと安全に走って止まれば、安い方がいいわけです。

 

つまり、私にとっての軽自動車とは、経済性に優れている移動用の道具なのです。

さて、そんな軽自動車を安く買うコツとは一体なんでしょうか?

 

事前に、車種とグレードを具体的に決める!

なにも決めないでディーラーに行っても、迷うばかりで、結局、営業マンにうまく乗せられて、見た目がよくて、性能もよくて、でも高い買い物をしてしまうことになりかねません。

 

そこで、今回は、新車を買うと決めたその日の夜に、各社のホームページをざっと見て、自分が考えている軽自動車像から、適当な車種とグレードを予め決めてしまいました。

私の家族は4人なので、大人4人がちゃんと乗れる軽自動車として、ワゴンRやN-WGNのような「セミトールワゴン」に照準を定めたのです。

 

ここで、今一番売れている「トールワゴン」のN-Boxやタントを外したのは、単純に高いからです。

例えば、N-WGNとN-Boxではエンジン性能は同じなのに、広いというだけで、N-WGNが120万円程度に対して、N-Boxは150万円程度にはなりそうで、確かに広くて便利そうですが、性能とコストのバランスが釣り合っていないと感じたわけです。

それぐらいの値段なら、もはや普通車のコンパクトカーのほうがいいのではないか、と思ってしまうのは私だけでしょうか。

軽自動車って、せいぜい100万~120万円程度までと思っちゃう私です。

 

あくまでも経済性を重視して、4人ちゃんと乗れるとなると「セミトール」というのは悪い選択ではないと思います。

もし、4人乗る必要がないのなら、もっと背の低いアルトやミラでも良かったわけです。

 

さて、具体的には、三菱の「ekワゴン」、日産の「デイズ」、ホンダの「N-WGN」、スバルの「ステラ」、スズキの「ワゴンR」、ダイハツの「ムーヴ」の6車種から選ぶことになりました。

 

その他にも事前に決めるべきことはあります。

まず、「カスタム」というグレードがありますが、これは見た目の良さを重視したものですので、「ノーマルタイプに決定」です。

ノンターボか、ターボかという選択も、軽自動車にいわゆる「走り」を求めているわけではないので、「ノンターボに決定」です。

FF(前輪駆動)か、4WD(四輪駆動)かという選択も、雪国でないかぎりFFで充分ですので、「FFに決定」です。

 

軽自動車の最大の欠点は、「安全性」にあると思っていますし、特に、我が家の娘が免許取り立てで運転する場合も想定して、「衝突回避システム」搭載車を選択しました。

次に、細かな装備によるグレードの選択ですが、経済性重視なら、一番廉価版でもいいのですが、あまりに装備が貧弱な場合もあったので、「3グレード以上ある場合には一番下から2つ目」、「2グレードの場合には下のグレード」にしました。

 

オプションはミニマムにする!

オプションも迷うところですが、ここは思いっきり絞りました。

オプションカタログを眺めながらじっくり選ぶ楽しさもわかりますが、そんなことをすれば、欲しい物ばかりになってしまい、相当高くなることは目に見えていましたので、はじめから見ないようにしました。

 

選択したオプションは、「カーペット・マット」(床に敷くマット)、「ロングバイザー」(窓の上につけるカバー)、「ラジオ付きCDプレーヤー」(現在の軽自動車はオーデイオレスが標準のため)の3つだけです。

 

唯一、自分の趣味として経済性とは全く関係ないものをつけたのは、「ブラックインテリア」です。

グレードの低い車の内装はベージュ等の明るい色が多いのですが、私のような古い人間には、黒い内装のほうが落ち着くのです。

これが2~3万円でしたが、ここは自分の趣味で付けました^^

 

必ず、営業マンが勧めてきたものは、「5年間のメンテサービスパック」のような定期点検をパックにしたようなものでしたが、10万円程度するものもあり、きっぱり断りました。

エンジンオイルはオートバックス等の「自動車用品店」で安く交換できますし、車検は「車検専門店」のほうがディーラーよりもずっと安くできますからね。

 

値引きはあまり期待しない!

以上の条件とすると、車両本体価格は120万円前後、それに諸経費15万円ぐらい加算されて、総額135万円程度となり、各社の見積もりもそれほど大きな違いはありませんでした。

値引きは、軽自動車の場合は、車両本体価格の10%が精一杯と言われていますので、12万円が限界というところでしょうか。

 

それぐらいの腹積もりで、各社には、「今日、決めるのでベストプライスでお願いします!」と言って、見積もりを出してもらいました。

それでも、営業マンは値引き前の見積書を持ってくるのが普通なので、「で、これでいくらにしてくれますか?」と聞いて確認する必要がありました。

その結果、5万円程度の値引きが多かったですね。

 

軽自動車の下取り価格をできるだけ高くする方法とは?

見積もりを頼むときには、必ず、今乗っている「ekワゴン」の下取り査定もしてもらいました。

今回の私のekワゴンは、15年落ちで、15万キロ走っていたので、査定ゼロが普通だと思っていましたが、それでも、各社誠意を持って、2万円~3万円の査定金額を出してくれましたので、今回はそれで良しとしました。

 

しかし、もし、もう少し年式が新しくて走行距離も少なければ、ディーラー査定よりも査定専門店で査定してもらったほうが高値がつく可能性がありますので、事前にいくらぐらいなのか確認しておくといいでしょう。

もし、その値段よりもディーラーが高値を付けてくれればハッピーですし、その逆ならネットで売った方がお得です。

 

簡単な入力ですぐに概算を見ることが可能ですよ。

 

また、ネットオークションによる中古車買取という手もあります。

多少手間はかかるものの、オークション形式なので、より高く売れる可能性がありますね。


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軽自動車の新車を試乗するときのポイントとは?

何と言っても、どの車を買うのかの「決定的な決め手」は試乗だと思います。

実際に見て、触って、運転してみて、やっとこの車とあの車を比較することができるようになります。

後部座席の広さの実感、前と後ろの座席のスライド可能な距離の感じ、運転席の座った時の印象、走り出した時の乗り心地、加速感、ブレーキの感じ、全て違いますよ。

 

外見だけでは、どれも一緒に見えますし、金額的にも似たり寄ったりですが、実際に乗ってみるとやっぱり違います。

試乗することがとっても重要なんですね。ここで、好き嫌いが結構はっきりしてくると思います。

 

ただ、試乗するときには大きなポイントがあります。

それは、「希望グレード」に乗ることです。

実は、希望グレード以外の車に試乗しても意味は全くありません。

 

例えば、ekワゴンの希望グレードに試乗した後に、同じ車であるはずのデイズのスティングレイというカスタムグレードに乗ったのですが、全く印象が違いました。

ekワゴンのほうが軽快な感じですが、デイズのほうは重くて鈍重な感じがしました。

やっぱり、実際に買わないグレードの試乗は意味がないと実感したわけです。

今回は、調査不足のため、ekワゴンとデイズが同じ車であることを知らなかったために、無駄な試乗をしてしまいましたが、同じクルマならどちらかを試乗するだけで充分でしたね。その場合は見積もりだけを依頼するので短い時間で済みます。

 

ホンダのN-WGNの試乗では、ターボ車しかないとのことで、仕方なくターボに乗りましたが、全く参考になりませんでした。

ターボですから、加速がいいのは当たり前ですし、内装もカスタムグレードで、質感も高く立派ですが、全く違いすぎて、途中で試乗を止めたぐらいです。

ああゆうのは、全く意味ないですね。

 

昔、ゴルフの2000CCの試乗をして、これはいいと思い、購入するときには1800CCにグレード下げて買ったのですが、これが全く別物で、がっかりした経験があります。

それ以来、試乗は絶対に購入グレードでなければ意味がないと思うようになったわけです。

 

スバルのステラは試乗したのが、全く希望のグレードそのものでしたので、非常に参考になりました。

特に、運転席に座ったときのインパネ廻りの質感の高さには圧倒されました。

このときに、ほぼ「これがいいなぁ」と、心の中で思っていました。

 

しかし、出てきた見積書は、形式的に出してきたもので、誠意を感じるものではありませんでした。

もしかしたら、ここで買ってもいいと思っていたのに、がっかりです。

 

結局、ステラが、実はダイハツ・ムーヴのOEMであることを、そこで知ったので、そのままダイハツに行って、無駄な試乗はせずに、見積もりだけを取りました。

こちらは、真剣で誠意を感じる見積もりを提示してくれたので、結局、「ムーブ L ”SA Ⅱ”」を、総額120万円で契約しました。

 

今は、エコカー減税のお陰で、「自動車税・自動車取得税・重量税」が全額免除となったために、2.6万円程度の減額となっているのは嬉しかったですね。

この4月から見直しがあり、エコカー減税も厳しくなるようです。

 

ekワゴンの下取り査定額は、リサイクル預託金を含めて3.9万円ぐらいとしてくれたのは、実際には値引きということだと理解しました。

それに加えて、見積書では本体の値引きは5万円での提示でしたが、最終的な値引きで更に5万円値引きしてくれたことと、今の車の車検切れから納車までの間の代車も無料で出してくれる、との条件提示も付けてくれたので、そこで手を打ちました。

 

本来は、スズキのワゴンRも試乗と見積を取る予定でしたが、ステラ(ムーヴ)があまりに良かったので、ワゴンRの試乗は諦めて、ムーヴでの契約となってしまいました。その頃には、もう空腹と疲れで、ヘトヘトにもなっていましたし。

ワゴンRの試乗はしておきたかったなあ、という思いは残りましたが、多分、結果は変わらなかったと思います。

 

この日は、朝10時から夕方5時まで、ディーラー廻りを昼飯抜きでずっと続けて、やっと納得の購入までこぎつけることができました。

今回は、実は、既に車検切れまで、2週間程度しかないところでの購入だったので、1日で全て行なう必要があり、無理やり急いでやりきりましたが、結果的には1日の短時間で時間を有効に使えてよかったと思っています。

迷い出すときりがないので、1日で一気に決めちゃうのは、相手の営業マンにも緊張感を与えることができますし、こちらも決める気で行くので、真剣の度合いが違ってきます。

 

まあ、今回の試乗では、私にとってのステラ(ムーヴ)は、他を圧倒していましたね。

なお、記憶に残っているのは、ek-ワゴンの内部の広さと軽快さは、特筆するものがありました。

デイズは、グレードが違ったので無駄な試乗となりました。

N-WGNは、試乗車がカスタムターボということで、全く違う車だったので全く意味がありませんでした。

 

スバルでは、車を降りるときには営業が迎えてくれましたし、ダイハツでは、販売店の玄関の前で「つなぎ」を来た整備のおじさんが「いらっしゃいませ」と言って、営業にとりついでくれました。

ふと、販売店の雰囲気って、意外に重要かもって、感じた次第です。

人間って結局感情の生き物ですからね。

 

と、まあ、いろんなことを感じながら、忙しい一日がやっと終ったという感じです。

あ~、疲れた^^

 

まとめ

●ディラーに行く前に、車種とグレードは決めておくことが大切。

●オプションはミニマムとして、必要なものは後付でもいい。

●値引きはせいぜい本体価格の10%程度までなので、現在乗っている車の下取りを高く買ってくれるところを探すほうがいい。

●試乗は必ず自分の希望するグレードにすること。グレードが違うと、乗ってみた印象も全く違うので、試乗の意味がない。

 

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