諏訪湖花火大会は車と電車のどっちがいい?宿泊は必要?
2018/07/18
「諏訪湖祭湖上花火大会」、通称「諏訪湖花火大会」は、全国屈指の大規模な花火大会ですね。
この花火大会は、なんといっても、湖上から打ち上げられる数が、日本で最大数の40,000万発ですから、そのド迫力が最大の魅力でしょう。
諏訪湖までは東京からだと約180㎞の距離です。
ここでは、初めて関東から家族4人の子供連れで、諏訪湖花火大会を見に行く時のオススメの方法をご紹介します。
諏訪湖花火大会の日程と特徴は?
諏訪湖花火大会の開催日程は、例年8月15日の19時~21時頃となっています。
40,000発の花火は日本一の数ですが、あの有名な隅田川花火大会が第一会場と第二会場を合わせて約20,000発であることを考えると、その凄さがわかるでしょう。
観覧者数も、なんと50万人。
諏訪市の人口は約5万人ですから、市民の10倍の数の観覧者がドット押し寄せるわけで、その混雜度合いは半端ないです。
打ち上げ場所は、諏訪市湖畔前・諏訪湖上となります。上諏訪駅の近くです。
湖から打ち上げられるので湖面に花火が映って美しいです。
アクセスは、電車の場合は、JR中央本線「上諏訪駅」下車徒歩8分です。
車の場合は、中央自動車道「諏訪IC」から諏訪湖方面へ約15分(通常時)となります。
この諏訪湖祭湖上花火大会の特徴は、とにかくその規模感が全てメガ級ということでしょう。
特に、以下の3点を特徴としてあげられると思います。
②水上スターマインや全長2㎞のナイヤガラなどの圧倒的なスケール感
②諏訪周囲が四方を山に囲まれているため、音が反響してズドーンと体の芯まで響くド迫力
このような大型の花火大会は、今時はどこも有料となっており、チケットが事前に販売されます。
家族4人で関東から行く場合に購入できるチケットは以下の2種類があります。
①有料自由席(ローソンチケット委託販売)
発売開始は、7月末頃から電話による受付となります。
料金は、大人3,500円、小人2,000円です。
石彫公園と湖畔公園がありますが、石彫公園がオススメです。
ここは自由席なので場所取りが必要です。
開場が14時ですが、朝から列んでいる人もたくさんいます。
詳細は、諏訪湖祭実行委員会のポータルサイトにてご確認ください。
②旧東バル跡地自由席
これは、当日券です。 指定の券売所で当日売り出します。
料金は、大人・小人共に1,000円です。
一部、スターマイン等が見えない花火がありますが、そこを割り切れば格安ですからいいかも、です。
ただ、当日は、朝から売り場に並ぶ必要があります。
諏訪湖花火大会には車でいく?電車でいく?
まず、車で会場まで行くことを考えてみましょう。
関東から諏訪までは、中央高速道路を使って200㎞程度なので、2~3時間程度で到着します。
しかし、諏訪ICを降りてから、駐車場の確保も大変な上に、なんといっても、花火が終わってからの帰りが悲惨な状況となります。
全く動けない状況になるでしょう。
諏訪ICにたどりつくまでに12時を回っちゃうことになりますから、花火会場周辺の宿の予約を取れて、宿に車を停められる方以外はやめておいたほうがよさそうです。
では電車で行く場合はどうでしょうか?
花火を最後まで見終わって9時ですが、それから50万人の大移動が始まりますから、電車に乗るまで2時程度かかると見ておいたほうがいいでしょう。
早めに帰る、という手も無くはないですが、オススメできません。
最後にKiss of Fireというすごいプログラムがあるからです。
ということで、電車に乗るのは、11時頃となりますが、そのぐらいになると臨時列車でも最遠で甲府までしか行けません。 東京には帰れないわけです。
ですから、どうしても宿泊が必要になります。
諏訪湖花火大会の宿泊したほうがいい?
やはり、宿泊を前提としたほうが現実的なようです。
車で行って夜中走り続けて日帰りするという手もありますが、子連れのご家族には、安全上も健康上もあまりオススメできる方法ではありませんね。
宿舎の予約は、この時期は早い時期から満室となりますので、会場周辺や諏訪周辺ではまず予約するのは無理でしょう。
だいたい宿泊した客が来年の予約もしていくことも多いと聞きます。
そうなると東京寄りの茅野・富士見・小淵沢あたりで宿舎を探すことになります。
駅近くで宿舎を確保できれば、電車でも行くことも可能となります。
しかし、駅近くが取れない場合も充分に考えられますので、遅くとも3ヶ月前から予約にトライしましょう。
最後に、駅近くの宿舎が取れない場合は、どうしましょうか?
実はこのような状況に陥ることが最も多いと思われますが、この場合は、車と電車のハイブリット式がオススメです。
まず、宿舎は、茅野・富士見・小淵沢・甲府あたりで、駅から離れてもいいので予約します。
どうせ車で移動できるので、駅から離れていても問題ないわけですね。
そして、行きは車で茅野・富士見あたりまで行き、駐車場に車を停めます。
茅野運動公園の駐車場などがオススメです。
そこから電車で上諏訪に行き、現地へ向かいます。
帰りは、また上諏訪駅に向かいます。
相当混みますが、最悪でも2時間程で臨時電車に乗れるでしょうから、車を駐車した駅まで戻り、そこから車で宿舎へ移動します。
この方法なら、うまく行けば、12時頃には宿舎に入れる可能性もあります。
宿舎は、上にも書きましたが、現場から近いほうが便利ですから、
①現場周辺
②茅野・富士見・小淵沢の駅周辺
③茅野・富士見・小淵沢の駅から離れている場所
の順番で予約にチャレンジしましょう。
少し駅から離れた場所では、八ヶ岳麓の原村周辺のペンション群あたりもおすすめです。
まとめ
●諏訪湖花火大会は、全国屈指の花火大会で、日本一の4万発が炸裂
●四方が山に囲まれているため、花火の音がお腹に響く感動の迫力
●チケットは、ローソン委託販売から購入
●アクセスは、近くの駅まで車で行き、そこから電車がオススメ
●宿泊先は諏訪から少し離れた場所で探すのがオススメ