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新居浜太鼓祭りの日程と見どころ!喧嘩って本当にするの?

   

新居浜太鼓祭りは、全国的にはマイナーなお祭りですが、新居浜の人にとっては命をかけてやっている人もいるぐらいの盛り上がるお祭りです。

ただ、別名「喧嘩祭り」と言われることもあり、荒々しい面もあるお祭りですね。

 

ここでは、新居浜太鼓祭りの日程と見どころについてご紹介しましょう。

喧嘩まつりと言われるものの、本当の姿とはどのようなものなのでしょうか?

このご時世に、大人が本当に喧嘩するのでしょうか?

 

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新居浜太鼓祭りの日程は?見どころは?

新居浜太鼓祭りは、例年10月16日~18日の3日間行われます。

9地区((川西、川東、川東西部、下郷・又野・松神子、船木、角野、泉川、中萩、大生院地区)、全53台の太鼓台と呼ばれる山車が参加して、街の中を練り歩きます。

太鼓台は、重量約3トン、高さ5.5m、長さ12mという大きな山車です。

 

普通は車輪を付けて引かれていきますが、時々、この太鼓台についている4本の棒(かき棒)を、約150人の担ぎ手(かき夫)が担ぎ上げます。

太鼓台からのズドーンと響く太鼓の音と、太鼓台の上にのる指揮者の威勢いい踊りと笛の音と、揃いの法被のかき夫たちの掛け声で、とても賑やかです。

こちらでは、「担ぐこと」を、「かく」と言うんですね。

 

そして、最大の見どころは、複数の太鼓台が一箇所の集まり、今までつけていたタイヤを外して、かき夫だけで持ち上げるところです。

そして、さらに腕を伸ばして「差し上げ」と呼ばれる重量挙げの状態になります。

地区の男たちのの力と技と意地の比べ合いですね。

この一連の担ぎくらべを「かきくらべ」と言います。

この「かきくらべ」で一番上手に持ち上げた太鼓台が優勝するというお祭りなんですね。

 

祭りの期間中、いろんな場所で「かきくらべ」が行われて、見ている観衆も思わず力が入ってしまいます。

ここが一番盛り上がるところです。

下手なところだとうまく上がらずに、途中で崩れてしまう太鼓台も出てきます。

とにかく重いですからね。

 

3トンを150人で持つということは、1人20kgを持つことになります。

イメージ的には10kgのお米2袋を持ち上げる感じです。

結構重いですよね。

そして、150人が指揮者の掛け声と笛に合わせて、息を合わせて一気に「差し上げ」に成功するところは本当に凄いですよ。

力とタイミングとバランスが必要です。力だけでは、うまくあがりません。

 

なぜ、喧嘩祭りと言われるのか?

太鼓台が市内に53台も練り歩くわけですから、当然道の真中で出会うこともありますよね。

それが狭い道だと、すれ違うことができないために、いわゆる「鉢合わせ」という状態になります。

 

「鉢合わせ」とは、太鼓台同士をぶつけ合うものです。

一旦バックして、一気にぶつかるんですね。 ガッツーン!!

これを何度も繰り返します。

ちょっと過激で危険ですよね。なかには、高価な太鼓台が破損することもあります。

 

そこで、本来は禁止行為となっているんですね。

というのも、今まで激しい鉢合わせのために、かき夫の重軽傷者が出たり、観光客が将棋倒しになって死亡事故が起きたりしているからなんですね。

それぐらい危険なものです。

ただ、表向きは禁止とされていますが、昔からの地区同士の因縁対決など、いろんな理由から中々なくなりません。

また、新居浜太鼓祭りでは、「かきくらべ」の次に、この「鉢合わせ」が見どころと言える部分もあるのは事実です。

 

鉢合わせ、どうです?

結構な迫力ですよね。ずいぶん近くで撮影していますが、大丈夫なのかと心配になってしまいます。

このように鉢合わせを行ったあとに、話合いをして終了する場合もあります。

これぐらいの鉢合わせだけだと運営側も黙認しているようですね。

これが全くなくなると、ちょっと寂しくなってしまいそうですしね。

観光客もこれを期待しちゃう部分もありますしね。

 

我々観光客が見る場合には、巻き込まれないように、近づき過ぎないことが大切ですね。

この頃は、祭りを盛り上げるために、話合いで実施することもあります。

そうゆうのが紳士的でいいですよね。

これからは、その方向になっていくものと思われます。


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喧嘩って本当にあるの?

太鼓台同士をぶつけ合う鉢合わせまでなら、喧嘩といっても山車同士の衝突ですから、危険ではありますが、大きな事故にはつながりません。

問題は、たまにおこる「いざり」というものです。

これは、鉢合わせ時の両者がエキサイトして、約100人対約100人の人間同士の本当の喧嘩です。

こうなると、もうどうしようもない状況ですね。

 

群衆に揉まれながら、いたるところっで殴り合いが始まります。

これは、ちょっと頂けません。普通の大人がすることではないですよね。

ここまでくると、たしかに命かけてやっているって人のことばの意味もわかってくるような気がしますが、やっぱり、お祭りなんですから、本当に喧嘩してどうする?って感じがします。

 

この本物の喧嘩があるのは、やっぱり、今までの歴史の中での地区間の因縁のようなものもあるわけで、宗教とは違いますが、いわゆる中東戦争のような泥沼的なものを感じます。

これは日本だから比較的平和(?)に、素手での殴り合いで済むんでしょうけ、海外だと内戦や戦争に発展しそうですよね。

そうゆう意味では、このお祭りで過去の因縁や日頃の鬱憤を晴らす意味合いもあるのかもしれませんね。

 

それにしても、大の大人が殴り合いの喧嘩をするのは、正直、見ていて怖いです。

ただ、怖いもの満たさに近寄っちゃいけませんよ。

自分が巻き込まれたら、意味も分からずボコボコにされちゃいいます。

まあ、法被で敵と味方を区別はしてるとおもいますけどね。

 

とにかく、もし、喧嘩が始まったら、すぐに離れましょう。危険です。

この本物の喧嘩がなくなり、喧嘩の意味が鉢合わせだけなら、このお祭り絶対に全国レベルで有名になると思いますね。

あの豪華絢爛な太鼓台の「かきくらべ」なんて素晴らしいですからね。

「だんじり」にも引けをとりませんよね。

新居浜市周辺の観光スポットはこちらをどうぞ。

 

まとめ

●新居浜太鼓祭りは、10月16日~18日の3日間行なわれます。

●見どころは、「かきくらべ」と「鉢合わせ」ですね。

●鉢合わせを見るときは、近づき過ぎないように気をつけましょう。なお、人間同士の喧嘩に発展する場合もありますので、充分気をつけましょう。

 

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