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イタリア旅行!格安ツアー体験記!ローマを半日で観光!

      2018/06/01

10月19日~25日の日程で、家族4人でイタリア旅行に行ってきました。

7日間の格安ツアーで行ったのですが、ハプニングもあったりして、いろんなことを教わった気がします。

 

ここでは、これからイタリア旅行を格安ツアーで行こうとしている人に、参考になりそうな内容をお伝えしますね。

今回は、初めに訪れた都市ローマについてです。

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ローマ観光は1日半ある予定だったのに半日になっちゃた事件!

出発時点で、いきなりやられちゃいました。

今回のフライトは前評判の高いカタール航空でしたが、羽田から飛行機が飛ぶのが遅れて、結局5時間遅れで出発です。

その間、映画は見るは食事はするはで、もうすっかり飛行中の気分ですが、窓をの外を見ると地上が見えます。

あ~そうか、まだ、飛んでなかったんだ、と再認識する始末。

 

ただ、救いだったのは飛行機がA350という最新の機種で、TVも反射しないタイプで大きな画面で見やすくて、エコノミーでもそれなりに快適だったことですね。

エコノミーでありながら、簡単なアメニティーセットがあったのも良かったですね。

靴下、アイマスク、歯ブラシ、耳栓、リップクリームのセットです。充分ですよね。

 

中東系の航空会社は、エミレーツにしてもカタールにしても低価格で高サービスって聞いてましたが、確かにそうですね。

食事のときに、エコノミーなのにメニューが配られるのもいいですね。ビジネスだけだと思っていました。

英語、日本語、アラビア語の3ヶ国語併記です。

とは言っても、私の場合には事前に特別食として減塩食(LS)をお願いしていたので、あまり関係ありませんでしたけどね。

 

私の減塩食です。LSMLとあります。多分、Low salt Mealの略でしょうか。減塩食には毎回フルーツがついてきました。

 

予定ではドーハ到着してから、1時間のトランジットでローマにすぐ飛び立つ予定でした。

でも、5時間も遅れたので、その便は待っててくれるのかなぁ?なんて、のんびりと構えていました。

しかし、ドーハに到着すると、地上係員からはあっさりとホテルのバウチャーを渡されて、今日はドーハで宿泊して、1日遅れの予定と同じ便に乗ることを事務的に告げられました。

「ドーハからローマって1日1便しか無いってこと?」って思わず目が点になりました。

って、そんなことも調べていない自分の浅はかさにも、気づいた瞬間でした。

そして、ローマの1日半の観光の予定が、半日になってしまったことを悟った瞬間でした。

つまり、予定外のドーハに一泊したために、ローマ着は次の日の昼となり、1日半のローマ観光の予定が、半日だけになってしまったわけです。

 

ちなみに、このドーハのホテルは、空港から車で15分ほどの比較的近くの「Century Hotel」といいました。

結果的には、このツアーの中では、このホテルが一番グレードの高いホテルだったことがわかることになります。

ホテルでは全ての食事がついていたので出費は抑えられたのがせめてもの救いでした。当然といえば当然か。

ドーハのホテルの部屋は満足のいくレベルでした。

 

ホテルのランチとディナーはバイキング式で、食べ放題。ビールはありません。

 

ドーハでは、預けた荷物も下ろしてもらえないため、着替えもなく、厚着のままで、ホテル近くを少しだけ散歩しました。

外気温は、30℃以上もあります。ゲー、暑い!

10月の日差しとは思えない強烈な日差しなので、信号待ちでも信号の影に隠れたくなるほどの暑さです。

 

少しホテルの周辺を歩いただけで、汗びっしょりになっちゃいました。

「秋でこれなら、夏には、どうなっちゃうの?」って感じです。 と、いうわけで、早々に引き上げて来ました。

途中、コンビニのようなスーパーのようなところに入ると、それなりの品揃えで、生活するには全く問題ないと感じましたね。

カードも使えたし、わざわざ現地通貨に両替しなくてもなんとかなりました。

 

印象的だったのは、じゃがいもがキャベツのようなサイズだったことと、スイカが細長い太ったきゅうりのような形をしていたことぐらいかな。

肉や魚も豊富で、砂漠の真ん中という感じはあまりしません。ただ、街中はやっぱり埃っぽリですね。

ただ、歩いていると、ジロジロ現地人には見られるし、あまり居心地がいいとは言いにくい感じでした。

第一、現地の人が歩いている人はほとんどいません。

 

本当は、超高層ビルが立ち並ぶ中心街まで、行ってみたかったのですが、時間がないので諦めました。

滅多に入国できない国カタールに、一瞬入国できたことはいい体験になりましたね。

まあ、もう一度行きたいかと聞かれれば、そうでもありませんが。

 

翌朝は、朝4時にウェークアップコールで起こされ、5時にホテルをバスで出発です。慌ただしい。

そして、1日遅れで、やっとローマへ飛び立つことができました。

朝はホテルでお弁当を準備してくれました。これは嬉しかった。これにペットの水もつきました。

 

半日しかなかったらローマのどこに行くべきか?

その日の昼過ぎに、やっとローマに到着しました。

そこから、タクシー乗り場へ行って、ホテルへ直行です。

正規のタクシーに乗ったのですが、メーターは倒さずに、結局50ユーロを取られました。ちなみに、1ユーロは約140円です。

息子が空港から出てくるときに、白タクに捕まって40ユーロで行くと言われていたようなのですが、やっぱり白タクはリスキーなので、普通のタクシー乗り場に行ったのですが、これが正解だったのか、結局はぼられたのかは不明です。

空港からローマ市内までは、結構距離ありますし、そんなもんかな?と納得するしかありません。

 

さて、ホテルでチェックインです。

チェックインするときには、当然ながらホテルの人は、英語で説明します。

ですから、団体旅行で無い場合、やっぱり英語はある程度話せないとちょっと厳しいなと感じましたね。

 

さて、急いで観光に出かけます。なんだか、時間との戦いです。もう2時を回っています。

と、今回のためにレンタルしてきた360度カメラが見当たりません。いくら探しても無いのです。

すられたのか?  いきなり、意気消沈・・・。

しかし、時間もないので、とにかく市内へ出かけることにします。

妻が3度目のローマということもあり、彼女の意見を尊重して行く場所を決めました。

 

まずは、「バチカンのサン・ピエトロ広場」です。

ホテルでもらった地図を頼りに、地下鉄で行きました。

地下鉄の自販機も使いにくいものでしたが、駅員さんに聞いてなんとか切符を買えました。

自販機は10ユーロしか使えないのです。両替するときに、全部20ユーロ札にしたのは失敗でした。10ユーロも必要です。

一律料金で1.5ユーロのようでしたね。バスも一緒のようです。

その時、駅員さんからはスリに気をつけるように言われました。優しいですね。

 

地下鉄では、スリがとても多いと聞いていましたし、駅員の注意もありましたので、カバンは前に下げて絶対スリにあわないようにちょっと緊張しました。

同じような海外からの観光客を見ると、みんなカバンを前にしてしっかりと掴んでいたのが印象的でしたね。

みんな気をつけているんだな~と。

 

バチカンのサン・ピエトロ大聖堂の中に入る行列には並ぶ時間もなく、外からだけ眺めました。

ほんの少しの時間でしたが、ローマ・カトリックの頂点であるバチカンのスケール感を感じることができましたね。

ここにローマ法王がいるんだなって。

もう夕日が随分傾いています。サン・ピエトロ広場は広大で、沢山の聖人の像が飾られています。

 

そこから、また地下鉄で少し戻って、「スペイン広場」に行きました。

オフシーズンのはずなのに人が多いですね。スペイン広場の前の階段を登ったころには、もう夕日が地平線近くまで来ています。

あの「ローマの休日」のオードリーヘップバーンがジェラートを食べていた階段が今でもあることがちょっと不思議ですね。

若干当時とは変わっている部分もありますが、全体的にはそのままです。

この階段を昇って一番上まで行ってみました。

 

スペイン広場の一番上から夕日と街を眺めます。妻と黄昏れています。

 

近くでジェラートを食べてみます。

これが、旨い! 予想外にと言っては失礼ですが、本当に美味しいので驚きを隠せませんでした。

特に、果実系が美味しいですね。

3個好きなものを選んで6ユーロ。1個だけのもあったので、私はそっちでよかったかな。

 

スペイン広場から、歩いて「トレヴィの泉」へ道に迷いながらもなんとか到着しました。

ここは、もう凄い人だかりになっていて、どこに行っても人・人・人です。

ここも「ローマの休日」のシーンに使われていましたね。

最もローマらしい場所ではないでしょうか。

泉の前まで行くのも一苦労の人・人・人。でも雰囲気はやっぱりいいですね。

 

さて、とうとう日も暮れて辺りは暗くなってきました。

そこで、ここからはタクシーに乗って、本日最後の目的地「コロッセオ」に行くことにしました。

ライトアップされていて夜でも結構楽しめましたね。

ここも中には入れない時間だったので、外側からだけ見ましたが、そのスケールの大きさに感動です。

見上げる高さと風格です。これが約1900年前に建設されたのは凄いな~と。

コロッセオはライトアップされていました。

 

コロッセオのすぐ隣にあるコンスタンティヌスの凱旋門。暗闇に歴史が浮かび上がります。

 

もう、夕食の時間なので、コロッセオ近くのお店「Rist-Cafe」に入りました。

スパゲッティは予想通りに美味しくて満足です。

お勘定は、スパゲッティ4つ、ピザ1つ、飲み物4つで合計76.5ユーロ。安くはないですね。

わたしはカルボナーラです。

 

ビールはイタリアのPERONIです。旨い。今やアサヒビール傘下なんですね。

 

ということで、結局、ローマ半日観光は、サン・ピエトロ広場→スペイン広場→トレヴィの泉→コロッセオでした。

見どころ一杯のローマですが、たった、数時間で見るには、まあ良かったのかなと思いますね。

ローマの休日のゆかりの地を訪れることができて、満足です。

 

ホテルに帰ってくると、椅子の上に隠れるように360度カメラが置いてありました。

良かった~。すられたわけではなく、私の置き忘れだったようです。

それでも、これ以降、スリには必要以上に警戒するようになったのは言うまでもありません。


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ローマのホテル!これって本当に三ツ星なの?!

どうも、人に聞いてみても、イタリアのホテル事情は良くないようですね。

日本のビジネスホテルよりも悪い感じがしました。

今回のホテルは、一応三ツ星なので安心していましたが、星の数は全くあてにならず、ローマで宿泊した「ホテル・センター」は酷いものでした。

今回のツアーでは、間違い無くワーストワンでしたね。

 

特に、シャワーのお湯が出なくなるのはどうしようも無いですね。

まさかお湯がでないとは想像できますか?

私が初めにシャワーを浴びた頃は、なんとかお湯だったのですが、夜遅くシャワーを浴びた娘のときには完全に水になっていたようです。

お陰で娘は体調を崩してしまいました。

 

ホテル選びは慎重にしたほうがいいですね。

特に、ネガティブなコメントのあるホテルは避けるのがベストです。

また、今回のように出発直前にならないとホテルが決まらないというツアーもリスキーだということを認識させられました。

ホテルだけは、こちらから指定して泊まるべきだな~と感じた次第です。

 

もちろん、四つ星や五つ星となるとまた違うんでしょうけど、格安ツアーの三ツ星は、信用できませんよ。要注意です。

なんとなく、このホテルのお陰でローマの印象が悪くなってしまったのは残念でしたね。

 

まとめ

●トランジットでイタリアに行く場合には、初めの便が遅れることで、丸一日潰してしまうことがあるのでそのリスクは頭に入れておきたいですね。

●ローマ半日観光では本当にサラッと3~4箇所程度見るだけになります。それでも結構楽しめます。

●ローマではスリが物凄く多いので、要注意です。カバンは自分の前側にもちましょう。

●「ローマの休日」を久々に見たくなりましたね。1953年の作品ですが、個人的には不朽の名作です。

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