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喪中はがきの返事の寒中見舞いはいつまでに送る?文例は?

      2018/01/02

年末近くなると、喪中はがきを受けとることがありますよね。

この場合、喪中の人には年賀状を送らないのが一般的ですが、その代わりとして年明けてから寒中見舞いを送るのがおすすめです。

そんな寒中見舞いは何時までに、どんな返事を送ればいいのでしょうか。

今回は、喪中はがきをもらったときの寒中見舞いを出す時期と例文についてご紹介します。

 

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喪中はがきの意味とは?

喪中はがきは、「今年は身内に不幸があったので年賀状は出しませんよ」ということを伝える挨拶状ですね。

11月中旬~12月中旬頃に送られてくるものです。

つまり、喪中はがきの送り主がこちらに対して年賀状を出しませんということなのです。

その意味だけ捉えれば、こちらから年賀状を出してもいいような気もしますが、どうでしょうか、悲しみにくれている先方に対して、新年おめでとうって言うのは、ちょっと不自然ですよね。

悲しみで喪に服しているのに、「おめでとう」とはいかにも不自然ですし、失礼になります。

そこで、一般的には年賀状は送らないのが常識とされているんですね。

ただ、年賀状を出す人もいるという話を聞く事はありますが、個人的にはあまり感心できませんね。

 

喪中はがきの返事はどうすればいいの?

喪中はがきをもらった時には、一般的には、正月の松の内が明けてから寒中見舞いとして返事を出すのが良いとされています。

松の内は、門松を飾っている期間のことなので、関東では12月13日~1月7日、関西では12月13日~1月15日となっています。

いずれにしても松の内が明けたらすぐに到着するぐらいに出すのがいいでしょう。

余り遅れるのは、間があいて良くないですね。

 

寒中見舞いを出すのが望ましいのですが、それほど親しくない間柄の場合には、実際にはその年は年賀状をこちらからも出さずに、そのまま来年の正月からまた年賀状を送るようにしている人も多いと思います。

実は、私自身もほとんどの喪中はがきに、寒中見舞いを出すことはほとんどありません。

要は、その人と自分との関係の濃淡でいろんな場合があるでしょうから、自分の判断ですればいいと思います。

 

例えば、今年、私の叔母から「夫が亡くなったので年始の挨拶を失礼します」という喪中はがきが届きました。

それほど付き合いの深い親戚ではありませんが、私の父母が亡くなった時には香典を頂いたりしている仲です。

それまで、私はその叔母の夫が亡くなったことを全く知らなかったので、驚いてすぐに香典を送りました。

数日後、その叔母から、香典返しのお菓子と丁寧な手紙が送られてきました。

手紙が同封されていたのは驚きでしたが、返事の書きようもないと思い、来年の松の内が明けたら、寒中見舞いを送ろうと思っています。

 

こんなケースでは、いろんな対応が考えられると思いますが、最低限義理を欠かないのは寒中見舞いを送ることだと考えたのです。

このような場合、人によって対応は変わって来ると思いますので、自分で決めるしかないのではないかと思っています。


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寒中見舞いの最低限のマナーとは?

寒中見舞いに、まさか余った年賀はがきを使うような人はいないと思いますが、年賀はがきは年賀状用ですから、つまり、お祝いのはがきですので、それを寒中見舞いに使うというようなことは、とても不自然ですし、失礼にあたります。

やっぱり、普通のシンプルなはがきがおすすめですね。

出す時期は、先に書いたように松の内が明けた頃ですから、概ね1月15日には着くように出すといいでしょう。

遅くならないようにすることが大切です。

グズグズしていると2月に入ってしまい、寒中とは言えなくなってしまいますから。

 

寒中見舞いの文例は?

寒中見舞いはシンプルな内容になりますので、書くのは簡単です。

基本的には、初めに「寒中お見舞い申し上げます。」と書きます。

それから、喪中のために年初の挨拶を控えたことと、挨拶が遅れたことのお詫びなどを書きます。

最後に「今年もよろしくお願いします。」などで、締めればいいでしょう。

幾つか文例を上げておきますので参考にどうぞ。

寒中見舞い申し上げます
ご服喪中につき、年頭のご挨拶はご遠慮させていただきました。
○○がご逝去なさってからまだ○○月足らず、ご一家の皆様には、お寂しい毎日をお過ごしのこととお察しいたします。
今はご冥福をお祈り申し上げるばかりございます。
寒さひとしお厳しき折、ご自愛のほど、お祈り申し上げます。
今年もよろしくお願い致します。
平成○○年1月

寒中見舞い申し上げます
ご服喪中との由を賜り、年初のご挨拶を差し控えさせて頂きました。
ご挨拶が遅れ申し訳ございませんでした。
皆様には静かにご越年のことと存じますが、向寒の折から、御身お大切にお祈り申し上げます。
今年もよろしくお願い致します。
平成○○年1月

寒中見舞い申し上げます
ご喪中につき、年始のご挨拶は遠慮させていただきました。
皆々様にはおさびしくご越年のこととお察し申し上げます。
新しい年には佳いことがございますよう祈念いたしております。
寒さが一段ときびしくなります折柄、なにとぞお体をお大切にお過ごしください。
今年もよろしくお願い致します。
平成○○年1月

寒中見舞い申し上げます
ご喪中につき、年始のご挨拶は遠慮させていただきました。
平素ご無沙汰をしておりますばかりに、○○様のご不幸を存じ上げませず、誠に驚いております。謹んで○○様のご冥福をお祈り申し上げます。
時節柄、どうぞ御身お大切になさいますよう祈っております。
今年もよろしくお願い致します。
平成○○年1月

寒中見舞い申し上げます
昨年は深い悲しみがありましたが、そのご家族さまにはおかわりなくお過ごしでしょうか。
ご案じ申し上げております。
どうかお元気を出されて暖かな春を迎えられますことを、お祈り申し上げます。
今年もよろしくお願い致します。
平成○○年1月

寒中見舞い申し上げます
年始のご挨拶は、喪中のことと存じ遠慮させていただきましたが、皆々様いかがお過ごしでいらっしゃいましょうか。
寒さもこれからいっそう厳しくなるとのことですが、どうかお元気で乗り切られますよう、心からお祈りいたしております。
今年もよろしくお願い致します。
平成○○年1月

 

まとめ

●喪中はがきをもらったら、年賀状は出さないのが常識です。

●喪中はがきの返事を出す場合には、松の内が明けた頃に寒中見舞いを出すのが一般的です。
返事を出さない場合も多いですから、それぞれのおつきあいの濃淡で考えればいいですね。

●寒中見舞いを出すときに年賀状の余りを使うことだけは失礼になるので止めましょう。

 

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