軽自動車で行くキャンプのコンロのお薦めは?ガス?ガソリン?
2018/05/01
軽自動車でキャンプに行くとき、初めてのキャンプでも、コンロはとっても重要ですね。
一般的にはコンロといいますが、通常キャンパーの間ではストーブというのが普通ですので、ご注意を。
なお、暖をとるためのストーブのことを、通常はヒーターといいますね。
キャンプ場では、料理の熱源はとても重要です。
基本的にはBBQ用の炭が一つで、もう一つはダッチオーブンやコーヒー等のお湯を沸かすためのコンロ(ストーブ)です。
これらの火はキャンプではとても大切で、これらがなければ温かい食事にありつけなくなってしまいます。
ここでは、軽自動車でキャンプに行く場合の、コンロ(ストーブ)のおすすめについてご説明しましょう。
目次
軽自動車でキャンプに家族4人で行くときのコンロにはどんな種類がある?
軽自動車で行くということはあまり多くの荷物を積めないということですから、できるだけコンパクトで軽いものを持っていくのが基本です。
さて、ストーブには、燃料別に大きく分けると以下の6種類があります。
1.ガス
2.ガソリン
3.灯油
4.アルコール
5.固形燃料
6.薪
この並べた順番が、ほぼ、使って便利な順番となっていると思っていいでしょう。
そして下に行けば行くほど、マニアックになってきます。
特に、下の3つのアルコール、固形燃料、薪は、ソロキャンプ用としてはどれも興味深い楽しそうなストーブですが、軽自動車でキャンプに家族4人で行く初心者向きではないので、ここでは候補から外しましょう。
そこで、残ったガス、ガソリン、灯油の3つ燃料について見ていきます。
今、最もポピュラーになりつつあるのがガス式でしょう。
ガスストーブは、ガス缶を燃焼装置につなぐだけなので、基本的には、ご家庭で使うポータブルガスコンロと同じです。
あの鍋料理等の時に使うやつですね。
極端な話、あの家庭用のガスコンロを持って行ってもいいわけですが、実は、外で使うと風の影響をもろに受けるため、あまり使い勝手が良くないのです。
でも、こんなお洒落な屋外用のガスコンロもあるんですよ。
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これなら風除けもあるし、バーナーにも風に影響を受けない工夫してあるし、屋内でも使えるし、お洒落だし、わるくないですよね。
ただ、ちょっと大きめですね。軽自動車に積むには大きいかも。
一般にキャンプ用というと、もっとコンパクトで軽量なものがたくさんあります。
初心者の定番と言われるのが以下の3点です。
これらは、いわゆる一般家庭で使っているカセットガス缶(CB缶)を使用しているので、ガス缶も安く入手できますよ。
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ガス缶にはメーカ純正のCD缶といわれる、ずんぐりむっくりタイプのガス缶もありますが、こちらだとガス缶の値段が数倍高くなります。
まあ、メーカ純正品を使うことになっていますが、自己責任で通常のCB缶を使うこともできます。実際には問題ないようですね。
ただ、ガス式の欠点は、温度が低くなって10℃以下ぐらいになると、ガス缶の中の液が気化しにくくなり、火が弱くなることです。
そのために、低温用のパワーガスとかプレミアムガスを使う方法や、ブースターをつける方法があります。
ブースターとは燃焼熱をつかってボンベを温めるものです。
次に、ガソリンストーブですが、正確にはホワイトガソリンを使うものが多いですね。
こちらは、なんといっても、強力な火力が売りです。
また、温度の影響を受けないので、寒い場所でも全く問題なしです。
使う前にはタンク内の圧力をあげるために、ポンピングという作業が必要になりますが、やるのはそれぐらいなので、こちらも便利ですよ。
どちらかというと、ポンピングが面倒と思う人には向かないですね。ポンピングが楽しい人向けです。
なぜ、楽しいかというと、なんか火を起こすための仕事をしている感じがするんですよね。
キャンプで使う火について、ちょっとだけ、こだわりを持っている人向けということになると思います。
ガソリンストーブは、キャンプの道具としての存在感も大きく、非日常の雰囲気作りには最高のツールだと思います。
なにも使う用事はなくても、時々火をつけてみたくなるのがこのストーブです。
定番は、やっぱりこれでしょう。小さいけど、火力は強力です。
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最後は灯油式です。
灯油はご存知の通り燃料費としてはこれらの中で一番安価ですね。
但し、灯油は常温では気化しないので、アルコールなどで予熱する作業が必要になります。
ポンピングも必要ですから、こうなるとちょっと気軽に火を起こす感じではありません。
ガソリン式よりも、さらに、マニアック度合いが増してきます。
キャンプでは火というのはとても重要なのでこれにこだわる人もたくさんいるわけで、こちらもポンピングだけでなく、予熱という手間を楽しめる人向けです。
灯油ストーブの定番はこちらです。
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マナスルや武井バーナーは、もうそのまま部屋に飾っておきたいぐらいの美しさですね。
欲しいな・・。
やっぱり、これらは値段的にも使い勝手的にも、趣味性の高いものが多いですね。
コンロ(ストーブ)のガス式はとにかくお手軽!
軽自動車でキャンプに家族4人で行くには、コンパクトで軽いのがいいのですが、一部の趣味性の高いものを除けば、どの方式だってコンパクト性には差が無いと言っていいでしょう。
ガスストーブがもっともコンパクトのようですが、実際にはガス缶が大きいですから、結局皆同じ程度の容積でしょう。
使い勝手では、最も簡単なのがガスストーブで、最も面倒なのが灯油ストーブですね。
趣味性でいうと、最も趣味性の高いのが灯油ストーブで、実用性しかないのがガスストーブですね。
これらの中間に位置するのが、ガソリンストーブということになりそうです。
以上の検討結果から、軽自動車でキャンプに家族4人でいくには、どれがおすすめなのでしょうか。
ここで、ご提案したいのは、実用性重視なら、ガスストーブとして、ちょっと火にこだわりがあるなら、ガソリンストーブがよろしいかと思います。
灯油ストーブはこれらのストーブに慣れてきてからでいいでしょう。
コンロ(ストーブ)のガソリン式は楽しさと便利さのバランスが抜群!
ガスストーブが便利なのはよくわかるのですが、個人的には、ガソリンストーブが好きですね。
「シュッシュッ・・」とポンピングしてから、火をつけて「ゴーーッ」という火の燃える音と、「シューーー」というガスが噴出する音の両方が聞こえてきます。
この時に、キャンプに来たなーってな感じがするんですよね、不思議に。
実際には、結構使うの面倒だと思っている人も多いでしょうから、私が持っているコールマンのPeak1の使い方を動画でご紹介しましょう。
この時代のPeak1は、とろ火から強火まで自由に調整できるツーレバー式ですが、どうして今のはワンレバーなのでしょうね。
私はコールマンのPeak1(約30年前ぐらいに購入)と、ほとんど同じ形のFeather(約10年前に購入)を両方持っています。
1台はもしもの時のスペアです。というか、欲しくて買ってしまったのですが。
これ一台で、炭の火起こしから、湯沸かしまで、なんでもこなせます。
点火と消化が簡単なので、気軽に点けたり消したりできるのもいいですね。
そして、なんといっても、小さくくてコンパクトなのが最高です。
昔、バイクでキャンプしながらツーリングしてたときから、ずっとこれを使っています。
これ以外に燃料のホワイトガソリンも持って行きますが、実際にはタンクに8割ぐらい入っていれば、2泊3日ぐらいのキャンプでは補充する必要はないですね。
ということで、我が家は私の好みから、軽自動車にガソリンストーブを積み込んでキャンプに行きます。
あなたは、ガスとガソリン、どっちにしますか?
まとめ
●軽自動車でキャンプに家族4人でいくなら、コンロ(ストーブ)の選択は、ガスストーブか、ガソリンストーブか、灯油ストーブからの選択になるでしょう。
●実用性重視なら、ガスストーブが最も便利です。コンビニでも売っているようなカセットボンベ(CB缶)が使えるものを選択するのがいいでしょう。
●灯油ストーブは趣味性が高いものですが、ガソリンストーブは実用性と趣味性を兼ね備えていると思います。実用性ならガスストーブ、多少趣味性もほしいならガソリンストーブということになるでしょう。どちらを選ぶかは、好みの問題です。