断乳はいつから始めるもの?断乳の方法からその後のケアまで!
離乳食が進み、完了期を迎えたら次に考えるのは、断乳ですよね。
赤ちゃんは空腹を満たす為だけではなく、気持ちを落ち着ける為にも、おっぱいを飲むと言われています。
そんな赤ちゃんにとって大好きなおっぱいをやめるには、どうすれば良いのか悩みますよね。
今回は、私が実践した断乳の方法を紹介します。
断乳いつから始める?
まず、断乳を始める時期ですが私の場合は以下の2点に注目しました。
①離乳食をよく食べているかどうか
離乳食をしっかり食べていれば、栄養摂取の点で問題ないと思ったからです。
離乳食があまり進んでいないのであれば、フォローアップミルクを辞めたり、断乳するタイミングではないと私は判断していました。
②母乳以外で水分補給できるかどうか
これは乳児や幼児用のマグ(ストローやスパウト付きの小さめの水筒)で白湯やお茶などを飲むことができるかということです。
あかちゃんは母乳で水分補給も行っていますから、母乳以外のものが飲めることは重要だと思います。
私の子どもたちの場合、以上の2点が揃ったのは2人ともちょうど1歳の頃でした。
断乳の進め方
では、実際にどのように断乳を進めたのかを紹介します。
①本人に断乳の説明を!
まず断乳を始める日を決めます。
先程あげた2点がクリアしていればいつでも良いのですが、私は子どもの誕生日の翌日にしました。
そして、本人にその日からおっぱいは終わりという事と何故おっぱいを終わりにするかという事を事前に何回か話をしておきます。
「〇〇ちゃんはもうたくさんご飯も食べられるし、お姉さんになったからこの日からおっぱいはバイバイね」
という感じです。
②断乳日には宣言
ついに、予定していた断乳日がきました。
そうしたら本人に「お話してたけど今日からおっぱいバイバイだね。バイバイしようね。」といった感じで伝えます。
私の子どもは2人ともこの時既に授乳の回数が寝る前と合わせて1日に2回から3回程度でしたので、絶対に飲むと決まっていた寝る前にも念の為伝えました。
昼間に欲しがっても同じ様にもうおっぱいは飲まないように伝えます。
別の飲み物をすすめたり、おやつや果物をあげたりもしました。
気分を変えれば意外と平気なようで、やはり気持ちを落ち着ける為におっぱいを咥えていたのも多かったようです。
③お風呂の時は下着をつける
大好きなおっぱいが目の前に現れてはかわいそうだと思い、お風呂のときは下着をつけておっぱいを隠して入りました。
お風呂の中で思わず飲み始めてしまうということはあると思います。
しばらく飲まずにいれば慣れるので断乳を始めて3日ほどは下着をつけて入っていました。
④寝かしつけはおんぶ
私は寝かしつけをずっとおっぱいでしていました。
抱っこだとおっぱいの近くに顔がくるので欲しがって泣くだろうと思い、寝るまでおんぶしていました。
もちろん長時間になると思い、抱っこ紐でのおんぶです。
初日は寝るまでに時間がかかりましたが、1日に1日と短いじかんで眠るようになりました。
ただ個人差はもちろんあり、上の子は4日目には添い寝で眠るようになりましたが、下の子が添い寝だけで眠るには1ヶ月ほどかかりました。
とはいっても、下の子も1週間もしたらおんぶして数分で眠る感じだったのでそこまでの負担ではありませんでした。
夜中に目を覚ましても同様におんぶをしてユラユラ、歌いながらユラユラしてました。
大事な断乳後のケア!
そして、忘れてならないのが断乳後のお母さんのおっぱいケアです。
断乳してもしばらくは母乳は作られています。
これを放っておくと乳腺炎になりますので要注意です。
なるべくこまめに、おっぱいを絞るようにしてください。
色々な方向からおっぱいを集めて絞りだしましょう。
私の場合は自分で絞り切ることができ、幸い乳腺炎にもならず終わりましたが、母乳外来を調べて受診するのもおすすめですよ。
まとめ
あかちゃんが大好きなおっぱいをやめるのはお母さんにとっても勇気のいることですよね。
もちろん、あかちゃんが自然におっぱいをやめる卒乳を待ってもいいと思います。
でも、妊娠であったり、投薬などの理由でおっぱいを辞めないといけない方もみえますよね。
そんな断乳をこれから進めるお母さんの参考になればと思います。
私が実際に行ったひとつの断乳の方法ですので、環境などに合わせて工夫してみてくださいね。