男性にも日焼け止めは必要か? タイプ別おすすめ11選!
2019/04/20
夏といえば日焼けした肌が、男らしさを演出して素敵ですね。
ともすれば、男なんだから日焼け止めなんて使わない!という方も多いかもしれません。
そこで、ここでは、男性にも日焼け止めは必要なのか?
また、男性が日焼け止めを使う場合には、どんな種類の商品があって、具体的にはどの商品がおすすめなのか? について、御提案していきます。
目次
男性にも日焼け止めは必要か?
男に日焼け止めなんかいらない?
男は日焼け止めなんていらない!と豪語する方もいるかもしれません。
日焼けは確かに顔を浅黒く精悍な顔つきにしてくれるものですよね。
たしかに少しの日焼けは健康的で素敵ですが、やはり度を越すと良くないこともいろいろと出てきてしまいます。
まず、理解しておきたいのは、日焼けが肌を老化させ、将来には、シミ、くすみ、そばかす、しわ、たるみとなって、現れてくることです。
その結果、実際よりも老けて見られてしまうようになるかもしれませんよ。
また、美容的な観点だけではなく、皮膚がんの原因にもなります。
特に昨今のオゾン層の破壊により紫外線は強くなってきていると言われています。
したがって、やはり男性でも適度な日焼け止めは必要なのです。
特に海水浴やスキー等で屋外で沢山の紫外線を浴びる時には、きちんとした紫外線対策は必須です。
もう、男性だから日焼け止めなんかいらない、というわけには、いきませんね。
そもそも、日焼けってなに?
日焼けとは、一体なんなのでしょうか。
日焼けで黒くなるのは、日光に含まれる紫外線が体に当たることで、体表面にメラニンの粒が沢山増えるために、黒く見えるのです。
日焼けと一言でいっても、2種類あります。
ひとつはサンタン(Sun tan)といわれる小麦色の肌のことと、もう一つはサンバーン(Sun burn)といわれるやけどにより炎症を起こした肌のことです。
なお、真っ黒に日焼けした次の日には皮膚がむけてきますが、これは太陽の熱が皮膚の細胞を乾燥させてしまい、皮膚の細胞が死んだ状態です。
日焼け止めには2種類ある
日焼け止めは紫外線を防ぐということが必要ですので、大きく分けると、紫外線吸収剤を使ったものと、紫外線散乱剤を使ったものがあります。
紫外線吸収剤とは文字通り紫外線を吸収して皮膚への侵入を防ぐもので、紫外線散乱剤とは紫外線を酸化チタンや酸化亜鉛等の成分でまるで金属の反射膜を作って紫外線を反射してしまうものです。
一般には紫外線吸収剤は、透明でスポンジのように紫外線を吸収するイメージで、紫外線散乱剤は、白色の無機粉末を使用して紫外線を反射しているので、白浮きして見える場合もあります。
よく見るSPFとかPAの意味は?
よくSPFとかPAという指標が表示されていますが、なんとなくSPFの高いほうがいいのかな?程度の感覚かも知れませんが、これは正しく認識しておく必要があります。
SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線防御指数と言われるもので、UVB波と言われる波長を防止する効果を表します。
SPF50等というように数値が書いていますが、あれは紫外線を浴びた時に赤い斑点ができるまでの時間を何倍に長くできるかを示しています。
つまり、SPF50の場合は、50倍ということになります。
ただ、紫外線を浴びて赤い斑点ができるまでの時間は個人差があるので、一概に言えませんが例えば20分だとすると、SPF50の場合は、20分x50=1000分=16時間ということになります。
ということは、実際の昼間の使用では、SPF30=20分x30=600分=10時間程度で十分ということがわかります。
目安はSPF30ぐらいとしましょう。
SPF50になると、皮膚への影響も大きくなるので、これぐらいがおすすめです。
一方、PA(Protection Grade of UVA)は、UVA防御指数と言われるもので、こちらは紫外線のUVA波を防御する指数です。
UVAは、皮膚を黒くする(サンタン)原因となります。
こちらは数値ではなく、PA+~PA++++の4段階表示となっています。+が多いほど防御が強いという意味です。
SPFは、効果が持続する長さを示すもので、SPF30程度で十分です。
PAは、サンタンを防ぐ効果を示すものですから、こちらのほうが本当に黒くならない日焼けを防止する意味では重要です。
例えば、SPF50でもPAが低ければ効果はないということになってしまいます。
男性の日焼け止めのおすすめの方法は?
男性の日焼け止めは、まずはここから!
男性の場合も基本的には女性の日焼け止めと同じですが、女性の場合はお化粧をするので、その下地として塗るのに対して、男性の場合は通常は長い間アウトドアにいるような場合、つまり、海水浴やスキーの前にしっかり対策することでいいでしょう。
ロードバイクに長時間乗るようなときも、しっかり対策したほうがいいですね。
日焼けを防ぐというと、すぐに日焼け止めクリームやジェルを塗ることをイメージしますが、通常は2~3時間毎に塗り直しが必要だったり、クレンジングが必要だったりで、結構面倒ですよね。
そこで、できるだけ、日焼け止めを使う場所を限定できるようにしたほうがいいですね。
例えば海にいくなら、体のほうはラッシュガードを着用することやラッシュパーカの着用が良いでしょう。
また、海の水の中に入らずに海辺で遊ぶだけなら、長袖のUVカットのパーカなどでもいいでしょう。
化繊で少し厚手で、色の濃いものがいいですね。
あのヒリヒリする肩や背中の日焼けを防ぐことができますよ。
また、最近の研究では、目に紫外線をうけて炎症をおこすと、その刺激で身を守るためにに全身の皮膚にメラニン色素ができるようになっている、との報告もあります。
ですから、サングラスは必ず着用しましょう。
つばの広いサーフハットのような帽子も有効ですね。
以上のような衣服の環境を整えた上で、最後の砦が日焼け止め(クリームやジェル)ということになります。
男性の日焼け止め、強力タイプのおすすめ3選!
日焼け止めといえば、女性向け商品が多いですので、女性や男性の区別をせずに、誰にも使える強力タイプのご紹介です。
こちらは、絶対焼きたくない人向けですね。
男性はやっぱりアクティブなので、ウォータープルーフタイプがおすすめです。
これぐらい強力だと、効果もバッチリですが、基本的にはクレンジング※も必要と考えたほうがいいでしょう。
※クレンジングとは、メイクや脂汚れ、毛穴に詰まった汚れや黒ずみを落とすもので、主に油性の汚れをとるものです。 一方、洗顔は、水性の汚れをとるものです。
1.カネボウの「ALLIE(アリー)」のエクストラUVプロテクター(パーフェクトアルファ)S
【定形外対応】カネボウ アリィー エクストラUVプロテクター(パーフェクトアルフ... |
SPF50+、PA++++
25g;1400円(参考)
女性ファンの多い商品で、塗った感じがしっとりして乾燥しません。
普通、日焼け止めって乾燥するんですが、こちらはそれがないのが凄いところです。
SPF50でもベタベタしないところも凄いです。
汗・皮脂・水に強いのにべたつかず、いつでも使いやすいサラサラ感触のUVです。
普段のクレンジングで落とせるのもいいですね。
2.資生堂の「アネッサ」のウォータープルーフタイプのパーフェクトUVアクアブースタ
【送料無料】【新発売】 資生堂 アネッサ パーフェクトUV アクアブースター 6... |
SPF50+、PA++++
25ml;1500円(参考)
焼けにくいことで有名な商品で、女性にも人気があります。
上記のアリーと評判を2分している感じですね。
汗や水に触れると、紫外線をブロックする膜が強くなる「アクアブースター技術」を搭載しています。いかにも新しい感じですね。
80分間の水浴テストで耐水性を確認済みの「スーパーウオータープルーフ」タイプです。
紫外線による乾燥などのダメージから肌を守ります。
また、メーカのHPでは、せっけんでスルリと落とせることになっていますが、肌のことを考えて、クレンジングの使用がおすすめですね。
3.花王の「キュレル」UVローションSPF50+
キュレル UVローション SPF50+ 60ml【医薬部外品】【花王株式会社】 |
SPF50+/PA+++
60ml;1200円(参考)
紫外線をカットしながら、紫外線による肌ダメージを防ぐローションです。
顔や体の肌にのばしやすくさらっとなじみます。
紫外線をしっかりカットするだけでなく、紫外線による肌ダメージ(乾燥、赤み)を防ぎ、また、日やけ後のほてりを防ぎます。
赤ちゃんのデリケートな肌にも使えます。それだけ肌に優しいということですね。
落とすときは、クレンジングを使いましょう。
男性の日焼け止め、クレンジング不要の楽々タイプのおすすめ5選!
やっぱり帰宅してからのクレンジングは、男性にとってはとても面倒ですよね。
ここでは、クレンジング不要の商品をご紹介しましょう。
SPFは弱めのものもありますが、日焼け止めの効果を持続させるには塗り直しが重要ですから、これぐらいのものでも、きちんと塗り直しすれば、十ニ分の高価が得られますよ。
また、洗い流す時に、うまく落ちない場合にはゴシゴシ洗うのではなく、クレンジングの利用も考慮に入れましょう。
1.花王の「ビオレ」さらさらUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス SPF50+
ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス SPF50+ PA++++ ... |
SPF50+・PA++++
50g;1,996円(参考)
こちらは、PA++++の圧倒的ブロック力の日焼け止めです。
男女ともに人気の秘密は、その付け心地と保湿効果です。
まるで美容液を塗っているような軽い感覚なんですね。
SPF50+でも重い圧迫感なく、普段の洗顔、ボディウォッシュで落とせるのが良いですね。
2.ニベアメン スキンコンディショナーバームUV
ニベアメン スキンコンディショナーバームUV 100ml【楽天24】[ニベアフォ... |
SPF25 PA++
100ml;¥780(参考)
日常使いにオススメの、男性用のミルキーローションタイプの日焼け止めです。
髭剃り後の肌にも潤いを与えてスーッとなじみます。
肌の乾燥が気になる春秋にぴったり、毎日の通勤に必須のアイテムです。
ヒゲ剃り後や洗顔後に、適量を手にとり、顔全体になじませてください。
使用量が少ないと、紫外線防止効果が得られにくくなります。
効果的に製品をご使用頂くためには充分な量を肌にムラなくのばしてください。
落とすときは、洗顔料などでよく洗ってください。
3.ニベアサン プレテクトウォータージェルSPF35/PA+++ポンプ
花王 ニベアサン プロテクトウォータージェル SPF35 ポンプ 140g【ka... |
SPF35PA+++
140g;¥720(参考)
SPF35とあまり高くありませんが、日常紫外線から素肌をやさしくまもります。
使いやすさと効果はばっちりな商品です。
さらっとしていて、肌なじみがよく、べとつかないのが特徴です。
化粧水感覚で使えるジェルタイプ、するっと使えてすぐなじむのでお勧めで、ポンプ式なので使いやすいのも人気の秘密です。
ニベアの商品なので、肌なじみもとても良いですね。
いつもお使いの石けんや洗顔料・全身洗浄料などで落とせます。
4.専科 ミネラルウォーターでつくったUVエッセンス
資生堂 専科 ミネラルウォーターでつくったUVエッセンス SPF50+【50g】... |
SPF50PA++++
50g;¥564
日焼けにより肌が焼けてしまうことだけでなく、紫外線により肌の潤いやハリなどが奪われてしまうことに着目して作られたものです。
名前のとおりミネラルウォーターなので、たくさんのミネラルや水分が日焼けにより奪われ肌の潤いを与えます。
さらっとしてべたつかず、美容液のようになめらかのも、うれしいですね。
肌表面近くに強く作用する紫外線B波から、肌の奥まで入り込み弾力を失わせるA波まで隙なくブロックします。
専用クレンジングではなく、石けんですっきり簡単に落とせます。
5.DHC MENの「オールインワン」UVプロテクションジェル
DHC MEN オールインワン UVプロテクションジェル SPF27 PA++ ... |
SPF27・PA++
80g;1200円
UV機能を搭載した、男の夏肌のためのオールインワンUV美容液です。
「日やけ止め」機能にくわえて、「アフターシェーブ」「化粧水」「美容液」「乳液」「ボディクリーム」としての機能までも、これ1本で果たしちゃうというものです。 これは、便利ですね。
さらに、日やけ止めにありがちな “白浮き”、“ニオイ”、“キシみ”、“ベタつき” もありません。
アロマティックシトラスのやさしく爽やかな香りとともに、ベタつかず、みずみずしく軽い使用感が嬉しいです。
専用クレンジング不要の手軽さもいいですね。
6.ZIGEN UVクリームジェル
50g;3,240円
男性特有の皮脂のテカリやベタつきを抑えて、白浮きもなく、石鹸で簡単に落とせる肌に優しい日焼け止めです。
紫外線吸収剤・界面活性剤・シリコン・パラベンなどを使用していないノンケミカルなところが肌に優しい証拠です。
また、美容成分のヒアルロン酸を配合しているので、紫外線から肌を守るだけでなく、乾燥からも男の肌を守ってくれます。
肌の負担を極力減らしたいという方におすすめ。
男性の日焼け止め、超簡単なスプレータイプのおすすめ2選!
1.ライオス サンスクリーンスプレーレモン
サンスクリーン スプレー ライオス レモンの香り |
SPF50+、PA+++
70g;¥920(参考)
子供にも使える低刺激タイプなのにSPF50+という商品、一番の特徴は肌だけでなく髪にも使えることです。
こちらの商品ならスプレータイプなので、髪にもつけやすく便利です。
さっぱりしたレモンの香りで、顔から髪まで体全体に使えるタイプです。
2.オキシー クーリングドライUVスプレー
ロート オキシー クーリングドライUVスプレー 60g【RCP】10P23Apr16 |
SPF50+ PA+++
60g;¥677(参考)
スプレータイプの香り付き日焼け止めです。
さらさらパウダー配合でべたつかず透明で、シュッと簡単にSPF50+/PA+++の強力な紫外線カットを実現します。
気持ちいいクールタイプで、さらりとベタつかない使用感で、全身さらさらに保てます。
スプレータイプは、気になったらすぐに噴射できるのがいいところですよね。
爽やかなグレープフルーツの香りも好感持てます。
まとめ
●男性も、将来のシミやしわを抑える意味と、皮膚がんになるリスクを減らす意味から、日焼け止め対策は必要です。
●男性の日焼け防止は、衣類(ラッシュガード、帽子、サングラスなど)で、カバーできる部分をまずカバーするのが基本です。
●日焼け止めは、強力なものから普段使いのものまでいろいろあります。
海に行くときは強力タイプ、普段はちょっと弱めタイプなどで使い分けてみるのもいいでしょう。