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虚血性大腸炎の体験談!突然の強烈な痛みと下血から始まる一部始終!

      2018/05/02

それは突然の出来事でした。

お腹の調子が良くないなあ、とは思っていましたが、ある日曜の早朝に、お腹が痛くて目が覚めました。

結局、翌日から11日間入院して、なんとか治りましたが、原因は虚血性大腸炎とのことでした。

始めの痛みはちょっと耐えられないぐらいの痛みでしたが、それ以降は大きな苦痛はありませんでした。

ここでは、私の虚血性大腸炎の実体験談の一部始終をご紹介しましょう。

あなたの参考になれば幸いです。

 

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虚血性大腸炎の痛みはこうして始まった!

それは日曜の朝、お腹が痛くて目が覚めましたことから始まりました。

しばらくは、また寝ようと努力してみましたが、あまりの痛みに耐えられなくなり、妻を起こして、近くの大学病院の救急に連れて行ってもらいました。

 

痛みは左下腹部で、その痛みは周期的で、強烈で、話すことすら大変な感じなんですが、医者からはずっと質問攻めにされます。

救急医は3人が入れ替わり立ち替わり来ては診断して行きました。

研修医もいて、なんだか頼りないない感じもしましたが、とにかく、この痛みをなんとかしてくれ、という感じでした。

 

最後に経験のありそうな男性の先生が来て、X線検査、CT検査、血液検査、血圧、検尿の検査を立て続けにしましたが、決定的に悪いところは無いようです。

便秘かもしれませんね!・・・と言われて、・・・唖然です。

 

そうか、そういえば、このところ便秘気味だったなあと思います。

痛み止めの座薬を入れられて、ほんの少し楽になった気もしました。

浣腸もされましたが、便は出ずじまいです。

 

結局、これ以上の処置は出来ないということで、下剤をもらって、帰宅することになりました。

一人では座っていられないほどの痛みが続いていますが、とりあえず、帰ります。

 

自宅では、下剤の影響で、下痢となりました。

しかし、その下痢が・・・。

 

虚血性大腸炎の下血は綺麗なワインレッド!

下剤を飲んで下痢となり、なんとかスッキリです。

 

しかし、その下痢は、なんと、真っ赤な鮮血です。ワインレッドです。

初めて見ると、ちょっとビックリします。ちょっとやばい・・・って感じです。

 

胃等の出血なら黒い血になるはずですから、綺麗な鮮血ということは、大腸なんだろうなと、自分でも分かります。

そして、この真っ赤な鮮血の下血が止まりません。 1時間おきに、下血して止まらない状況です。

 

朝、おかゆを食べてから、再度病院の外来に行きます。

事前に妻が電話で状況を説明していたので、行ったら激混みの外来の中で、すぐに車いすに載せられ、すぐに先生の診察を受けることができました。

 

X線検査、血液検査、血圧測定をして、すぐに入院を告げられます。

そのまま、帰宅もできずに入院病室へ移動です。あれれって感じです。

 

病名は、虚血性大腸炎だろうということでした。

この病気は、何らかの原因で腸の周りの血流が悪くなり、そのことが原因で大腸の粘膜に炎症ができたり、潰瘍ができる病気ということです。

原因としては、動脈硬化による大腸周辺の血流が悪くなる場合や、便秘等で大腸内の圧力が上がることがあげられるようです。

動脈硬化と便秘がキーワードのようですね。

 

あと、ストレスも関係あると思います。

その頃は、仕事の上で、結構なストレスを感じていましたから、それも思い当たる節がありました。

 

典型的な症状は、左下腹部の強い痛みとその後の下血ということなので、私の場合はその通りになった状況でした。


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虚血性大腸炎の入院と治療とは?

すぐにベッドに寝かされて、絶対安静です。 点滴を開始し、痛み止めも入れられます。

しばらくすると、ずっと楽になりました。

 

入った病室はナースセンターのすぐ近くで重病人が多いらしく、夜中ずっと、誰かがナースを呼んでいたので、なかなか眠れません。

ということは、俺もこの人達と同じ重病人ということなわけで、ちょっと複雑な気分です。

 

でも、翌日からは、下血も収まってきたので、今度はナースセンターから一番遠い部屋に移動です。

極端だなあと思いつつ、今度は随分元気な人が多い部屋。

 

食事は三食とも全部禁止で、点滴のみです。

飴だけはなめていいので、飴ばかり舐めていました。

特に治療はありません。安静にして大腸を休ませている感じです。

 

食事が全部禁止なのは、思っていたよりも結構辛いものです。

食事の時間は、周りがみんな食事している音や匂いで病室が一杯になります。

それが、自分には苦痛でしかないので、その時は部屋を出て、談話室のようなところで、テレビを見に行ったりします。

 

1週間後にやっと食事再開となりました。

やっぱり、食べるっていうのは嬉しいですね。

うまいとかまずいという以前に、なにかを口にできる嬉しさを噛み締めていました。

 

その後、しばらくて、11日目に退院となりました。

 

退院後、3週間後に大腸の内視鏡検査を受けました。

これは、大腸癌が原因でも似たような症状を起こすことがあるので、症状が落ち着いてから、内視鏡検査をするということでした。

 

その結果、特に問題なしということで一応本件は終了となりました。

 

なんだか、たかが便秘って、侮れないものですね。

 

まとめ

●虚血性大腸炎の典型症状は、左下腹部のものすごく強烈な痛みとその後の下血です。

●虚血性大腸炎で下血が止まらない場合は、即入院です。

●入院中は絶食となりますが、私の場合は2週間弱で退院できました。

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