赤ちゃんと温泉に行く!旅館に事前に確認しておくべきことは?
2018/05/01
温泉旅館というのは、日本の古来の風情を感じるいいところですよね。
お洒落な洋風のホテルもいいけれど、たまには、そんな温泉旅館も日本の原風景を思い出させてくれて、とても心が癒やされるものです。
そんな温泉旅館に、赤ちゃんも一緒にみんなで行きたいものですが、赤ちゃんを連れて行くとなるといろいろと気になることもありますよね。
ここでは、赤ちゃん連れで温泉旅館に行く時の旅館に事前に確認しておくべきことを纏めました。
肌が敏感な赤ちゃんに温泉の成分で注意すべき点についても、あわせてご紹介します。
目次
赤ちゃんと温泉旅館に行くときの選び方とは?
赤ちゃんと行く温泉旅館を選ぶときには、事前にいくつか確認しておいたほうがいいことがあります。
オムツの子供の入浴は可能か?
まず、初めに確認したいのは、オムツの子供の入浴は可能か?ということです。
オムツの子供の入浴を禁止している旅館もありますので、要注意ですね。
また、入浴が可能な場合には、設備についても確認したほうがいいでしょう。
旅館によっては、脱衣所にベビーベッドがあったり、浴場にベビー用の椅子があったり、おもちゃなどがある場合もありますので、できればそんなところがベターですよね。
また、オムツ専用ゴミ箱が部屋にあると、とても便利ですし、キッズスペースにような子どもの遊び場のようなところもあるといいですね。
お部屋にお風呂がついているか?
お部屋にお風呂がついているか?という点も確認しておいきたいですね。
部屋にお風呂があれば、大浴場でなく部屋のお風呂で済ませる事も出来ますし、赤ちゃんだけは、そっちの方がラクかもしれませんね。
本当は家族風呂がついているところや、露天風呂付きの部屋なんかだと一番いいですね。ちょっとお高くなりますが。
こうゆう場合には、全く気兼ねなく家族だけでお風呂に入れます。
夜泣きは大丈夫?
夜泣きのおそれある場合には、そのことを旅館には、事前に伝えたほうがいいでしょう。
特に、夜泣きは、隣の部屋のお客様位にも気を使いますからね。
事前に伝えることで、旅館側も子供連れの家族をまとめるなどの配慮ができるはずです。
日頃はそれほど泣かなくても、宿に泊まると興奮するのか、夜泣きすることが良くありますので、それなりの気持ちの準備をして行きましょう。
3歳ぐらいの子供の注意点
3歳ぐらいの子どもと一緒の場合には、大浴場の利用なら 転倒のおそれもあるので、走らないことと 水泳しないことをきちんと教えましょう。
食事がバイキング形式などなら、ここも走らないことをきちんと教えましょう。
ほとんどのお客様は、よほど迷惑でないかぎり子供たちのことを暖かく見守ってくれると思いますが、中には、赤ちゃんや子どもが、本当に嫌いだという方もいらっしゃる、ということをいつも頭の片隅においておいたほうがいいですね。
そんな人達を刺激しないように、大勢の人がいるところでは、特に気を使うのが親としてのマナーでしょう。
子供の好き勝手にさせて大浴場で泳いでいる子供を、隣で親が黙って見ていることも残念ながらよく見かけますが、他にお客様がいる場合には絶対に黙認してはいけませんよ。
私は小さい頃から銭湯で育ちましたから、そうゆう大衆浴場での常識みたいなものは身についているのですが、今の方は、もう小さい頃から自宅のお風呂で育っている親が殆どですから、親自身がマナーについて疎いのかもしれません。
3歳くらいの子供が騒いでいるのは、子供が悪いのではなく、それを監督すべき親が常識をわきまえていないのです。
気をつけたいものですね。
赤ちゃんと入る温泉の成分についての注意点は?
赤ちゃんが温泉に入れる場合でも、温泉の成分については事前に確認しておきましょう。
Ph値に気をつけましょう!
まず、Ph値に着目です。
玉川、蔵王、草津のように強い酸性のお湯は、刺激が強いので、赤ちゃんのように肌が弱いと、湯ただれを起こす可能性がありますね。
逆に、都幾川、飯山、白馬八方のように強いアルカリ性のお湯は、肌の表面を溶かしていきますので、これまた赤ちゃんのように、肌が弱いと、すぐに保湿をしないとカサカサになる可能性がありますね。
ということで、中性や刺激の少ない弱酸性や弱アルカリの温泉がおすすめですね。
また刺激臭の強い硫黄泉も避けたほうが無難でしょう。
なお、成分の濃いお湯の場合は、身体に浸透してくる割合が高くなりますので入力時間は10分を超えないようにしましょう。
もし、部屋のお風呂にも温泉が出るようなら、強い酸性やアルカリ性の温泉の場合には、水等で薄めてあげるのもいいでしょう。
赤ちゃんの洗い方
赤ちゃんの洗い方は、自分の太ももの上に赤ちゃんを乗せて、滑って落ちないように気をつけて、そっと洗ってあげれば大丈夫です。
ただ、赤ちゃんと一緒の時は自分の身体を洗うのは出来ないので、姑など他の大人と一緒に入って交代で自分の体を洗うか、あるいは、赤ちゃんと別のタイミングで一人で入って洗うかですね。
ベビーソープ等は備え付けがない場合が多いので、持っていった方がいいでしょう。
オムツの処分
オムツを処分する時は、赤ちゃん歓迎の宿なら大丈夫だと思いますが、部屋備え付けのゴミ箱には捨てないようにしましょう。
別のビニール袋などに入れ分けておいたほうがいいですね。
そして、帰る時に、念のため、一言、宿の方に伝えるのがいいでしょう。
なお、大人の人も温泉に入る時のマナーは守りたいものです。
温泉の基本マナーはこちらも参考にどうぞ。
「温泉の入り方の基本マナーとは? これだけは守りたい8箇条!」
まとめ
●赤ちゃんと温泉旅館に行くには事前に赤ちゃんと温泉に入れるか、部屋にお風呂はあるか、等を確認しましょう。
●赤ちゃん用の設備がどの程度整っているのかも確認しておきましょう。
●夜泣きの可能性がある場合には、旅館にも事前に伝えておきましょう。
●温泉の成分は、赤ちゃんの肌に刺激に強すぎない中性や弱酸性・弱アルカリ性を選びましょう。