海外旅行保険のおすすめ!無料で加入する方法とその注意点とは?
2019/07/19
先日、妻と二人でグアムに3泊4日の旅行に行ってきました。
海外旅行となると、やっぱり外国での病気や怪我が心配になりますよね。
まあ、多分、大丈夫とは思ってみても、やっぱり、いざというときのために、海外旅行保険に加入する必要があると思いましたが、できれば、保険金は極力抑えたいし・・・。
ということで、迷っていましたが、結局は無料でも、それなりの補償を得られる方法があることがわかりました。
今回は、実際に自分で体験した海外旅行保険に無料で加入できる方法と注意点をご紹介しますね。
海外旅行保険は本当に必要なの?
海外旅行保険は毎回入るという人もいるでしょうし、入らない人もいるでしょうね。
特に、短期の旅行であれば、入らなくても大丈夫なんじゃないかと思いがちですよね。
例えば、自動車を運転する人なら、ほとんどの人が強制的に加入が必要な自賠責に加えて、任意保険にも入っていると思います。
あれは、やっぱり、いざってときに心配だからですよね。
海外旅行保険もそれと同じで、いざというときのために入りたいものですし、個人的には、必ず入っておくことをおすすめしますね。
私自身の経験ですが、ハワイで子供が風呂場で転んで怪我をして、病院で5針ぐらい縫ったことがあるのですが、保険に入っていたおかげで無料ですんだことがありました。
もしも海外で病気になったり、怪我をして病院に行った場合を想定すると、日本のように健康保険で3割負担ということにはならず、全額負担することになりますので、一般に高額な治療費になってしまいます。
とは言っても、海外で死亡する可能性は極めて低いでしょうし、死亡保険を大きく掛ける必要まではないと思います。
それよりも、旅行先での怪我や病気になる可能性のほうがずっと高いでしょうから、補償のポイントは、傷害治療費と疾病治療費用に絞っていいと思います。つまり、怪我や病気のリスク対策ですよね。
持ち物が盗難にあった場合の保険もありますが、重要度からみて、なんと言っても怪我と病気の対策を取るのが一番重要でしょう。
では、どれぐらいの保険の補償があればいいのかってことになりますが、例えば、ハワイで盲腸になった場合、その治療費は250万円程度かかると言われています。
したがって、ザックリと言って300~400万円程度の補償が必要と思っておけばいいでしょう。
まずは、海外旅行が決まったら、300~400万円の傷害・疾病治療費用を補償する海外旅行保険の手配を考えましょう。
無料で海外旅行保険に加入できる方法とは?
大人の場合は、無料で海外旅行保険に加入することができます。
それは、ずばり、クレジットカードに付帯する海外旅行保険です。
ただ、クレジットカードを持てない子供の場合には、この方法は使えないので、しっかりと保険会社の海外旅行保険に入る必要がありますので、ご注意を。
この方法は、海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていればいいだけなので、とっても簡単です。
できれば、年会費無料のクレジットカードを使いたいですよね。そうすれば、無料で海外旅行保険に加入できちゃうわけですから。
ただ、年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険の補償額はそんなに高額ではないんですよね。
ですから、複数枚のクレジットカードを持つ必要があるかもしれません。
ここで一点注意点ですが、死亡・後遺障害の保険金額は合算されずに、最も高い保険金額が限度となるんですね。
ですから、たくさんクレジットカードを持っていても、どれか一番補償額の高いカードの保険だけが有効になるのです。
一方、傷害・疾病治療費用の保険金額は合算されるので、100万円の傷害・疾病治療費用の補償付きのクレジットカードを3枚持っていれば、300万円の補償が得られるんです。
年会費無料のクレジットカードであれば、複数枚持っていても邪魔になるわけでもありませんから、たくさん持っていれば、それだけ補償額が増えることになります。
私の場合は、もともと持っていたカードが、「楽天カード」と「ビックカメラSuicaカード」の2枚でした。
「楽天カード」は、年会費無料のカードで、海外旅行の傷害・疾病治療の補償費用が200万円でした。
「ビックカメラSuicaカード」は、Suicaとしていつも使っているカードですが、年に一回利用すれば年会費無料です。
電車に乗るときには必ず使っているので、実質年会費はずっと無料のままです。
ただ、この「ビックカメラSuicaカード」の海外旅行の傷害・疾病治療の補償費用は50万円だけなんです。
この2枚を合計しても250万円にしかならなことがわかりました。
私の場合は、250万円でしたので、これでは、ちょっと不足すると感じたので、今回は、もう一枚クレジットカードを持つことにしました。
それは、いろいろ調べた結果、ジャックの「レックスカード」に決めました。
レックスカードの還元率1.25%という高率であることと、年会費無料であること、そして、海外での傷害・疾病治療の補償費用200万円であることが、決め手になりました。
これで、3枚の合計が450万円になりましたので、良しとしたわけです。
みなさんも今お持ちのクレジットカードで、どれくらいの海外旅行保険の傷害・疾病治療の補償があるか確認した上で、400万円程度あればOKですし、もし、不足するようなら、無料のクレジットカードを追加することで補償額を増やせばいいでしょう。
私の経験からおすすめできるのは、「楽天カード」と「レックスカード」の2枚持ちということになります。
この2枚で400万円の補償が得られるので、普通の海外旅行であれば十分な補償と言えるでしょう。
どちらのカードも持っていても、特にデメリットはなにもないので、もし、持っていないなら、この機会に作っておくのもいいかもです。
楽天カードの申し込みは、こちらからできます。
レックスカードの申し込みは、こちらからできます。
レックスカードって、色をブラックとレッドから選べて、ブラックだとまるで本物のブラックカードみたいで、ちょっとお洒落なんですよね。当然、私はブラックです。(笑)
クレジットカードの海外旅行保険の注意点とは?
クレジットカードの海外旅行保険は無料で加入できるので、とっても便利なのですが、少し注意点があります。
ここは重要ですので、しっかりと確認してくださいね。
下手をすると保険に入っているつもりで、無保険になってしまう可能性があるからです。
注意するポイントは3つあります。
■一つ目のポイントは、「自動付帯」と「利用付帯」の違いです。
例えば、楽天カードは利用付帯であり、レックスカードは自動付帯なんです。
利用付帯とは、出国までの公共交通機関の代金や旅行代金をクレジットカードで、1円でも支払っていれば保険が付帯されるというものです。
逆に言うと、出国までの交通費にクレジットカードを使っていない場合には、保険が付かないので要注意なんですね。
今回の私の旅行の場合、JRの最寄り駅からモノレール乗り換えの浜松町までの電車をSuicaを使わずに、わざわざ楽天カードを使って、券売機で普通切符を買いました。これで、補償を獲得できたことになります。
クレジットカードを使って普通運賃の切符を買うことは、あまりないと思いますが、こちらの券売機を使えば簡単です。
目印は「紫色」の券売機ですよ。普通の緑のじゃないので要注意です。
この券売機の設置されている駅は、こちらで確認できますので、旅行当日に焦らないためにも、事前にこの紫の券売機がある駅を確認しておくのがおすすめです。
その他、例えば空港までタクシーで行く場合も、クレジットカードで支払えばOKです。
どんな費用が交通費の対象となるのかについての詳細は、こちらを参考にしてください。
一方で、レックスカードは自動付帯なんです。
自動付帯とは、カードを発行して、所持しているだけで、自動的に海外旅行保険が付帯されるというものです。
こちらのほうが、簡単ですよね。
カードさえ持っていればいいわけですので、特になにかをする必要はありません。
■二つ目のポイントは、家族カードについてです。
これらのクレジットカードでは、カードを持っている人が補償の対象となりますので、今回の旅行でも、私の分はカバーされたわけですが、今回一緒にグアムに行く妻の分が補償されていないことになります。
そこで、楽天カードもレックスカードも家族カードをすぐに作りました。
これで安心です。二人分の補償が確保できたことになります。
家族カードを作るのに、2週間程度は必要ですから、早めに手配しましょう。
■三つ目のポイントは、補償期間についてです。
補償期間は渡航日から90日以内に限られます。
通常の観光旅行なら全く問題ないと思いますが、長いクルーズ船の旅行だったり、長期滞在する場合には保証期間切れとなってしまう可能性があります。
ここも、気をつけておきたい点ですね。
まとめ
●海外旅行保険は、300~400万円の傷害・疾病治療費用の補償があれば十分でしょう。
●現在持っているカードの補償額が不足するようなら、年会費無料のクレジットカードを持つことで、無料で不足分の傷害・疾病治療費用の補償を追加することができます。
●クレジットカードには、自動付帯と利用付帯があります。特に、利用付帯の場合には空港までの交通費の一部をそのクレジットカードで購入する必要がありますので、忘れないようにしましょう。